マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.09.27
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カテゴリ: 歴史全般
~東アジアの潮流1~  *写真と文章は無関係です。



 私は中国や朝鮮半島の歴史と文化に関心を持ち、かつては日本よりも先進国だった彼の国を尊敬もしていた。歴史の一時期にせよ、それらの国から文字や仏教や芸術や技術を伝えられ、それがわが国の文化を高めたことは紛れもない事実だからだ。だがその気持ちが消えたのはここ10年くらいだろうか。



 「南京大虐殺」を執拗に世界にプロパガンダし、尖閣を自国領と言い張る中国。白頭山で聖なる戦いの火ぶたを切ったと言い、多くの日本人を拉致した北朝鮮。日本併合時代の恩恵を受けながら、事実と異なる従軍慰安婦や徴用工など徹底した反日を貫く韓国。それらの国の欺瞞性と歴史を捏造する民族性に強い違和感を抱き、これはおかしいぞと気づいたのが、私の認識転換のきっかけだった。



 なぜ彼らは嘘をつくのか。それは彼らの歴史と民族性が嘘を恥じとしないからであり、勝つためなら嘘も立派な武器であり策略なのだ。それが恥を重んじる日本とは決定的に違う点だろう。国家としての「中国」の概念は比較的新しいもので、それ以前は漢民族対それ以外の異民族との戦いの連続であり、異民族と戦って領土を広げることが漢民族の歴史そのもので、それは現代もまだ続いている。



 近代になってからもロシアや日本と戦い、満州族やモンゴル族と戦い、それが終わっても漢民族同士の共産党と国民党が戦い、共産党が勝利すると、チベット族やウイグル族と戦い、領土を巡ってインドと戦い、「中華人民共和国」誕生後は、共産党による文化大革命で6千万人もの同胞を殺戮し、「天安門事件」でも1千万人もの国民が犠牲になったと言われる。どれだけ同胞を殺せば済むのだろう。



 「南京大虐殺」も当初は10万人だった犠牲者が20万人、30万人と増え、最後は40万人にまでなった。当時南京攻略を指揮した陸軍将校松井石根は国際法の専門家を引率し、常に国際法に違反していないか注意していた由。ところが中国軍は市民に変装した兵士を南京市内に潜らせ、日本軍へゲリラ攻撃をしかけた。これは国際法違反行為。止む無く市民を含む2万人ほどの死者が出たのが南京の真相のようだ。



 それを30万人の南京市民が虐殺されたと世界に報じたのは、ドイツのゾリンゲン社の社員。自社製品を販売するため中国共産党のプロパガンダに協力したのだ。アメリカが事実を知りながら黙認したのは、広島と長崎に原爆を投下し、東京などの大都市を無差別に空襲したため。無抵抗な市民への攻撃は国際法違反行為。自国の犯罪性を薄めるため、中国の主張に目をつぶったのだ。



 当時の南京市の人口は25万人と言われる。それが戦後は35万人に増加した。そのことだけでも日本軍による大量虐殺が事実でないことが分かる。中国のゲリラ戦法に手を焼いた日本軍はシンガポールに転戦する。終戦後各地に残った日本兵が、その国の軍に混じって独立に寄与した。そして「東京裁判」ではインドの判事だけが日本を無罪とした。国際法に違反する行為が皆無だったためだ。

 勝者が必ずしも正義でないことはこれでも分かると思う。戦争に敗れた日本は正当な北方領土を奪われ、国連へも暫くの間加盟出来なかった。その間に韓国は竹島を奪ったのだ。「李承晩ライン」と言うのを勝手に決め、島に近づいた島根県の漁民を軍が攻撃した。いつの時代も彼らは卑怯な行為を恥じとしない。<続く>





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Last updated  2020.09.27 00:00:13
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