バリュー投資に騙されるな!

バリュー投資に騙されるな!

2020.09.13
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僕は株式投資の基礎は小学生や中学生の頃にやりまくった経営シュミレーションゲームで学んだが、それ以外に必要な大体のことは大学時代に学んだ。

大学4年間で10種類のアルバイトをしたし、超体育会系の部活に4年間在籍した。睡眠より多くの時間を読書に費やしたし、本当に多くの友達を作ることができた。毎日のように誰かと遊び、週に10時間はカラオケをやった年もあった。週末は色々な所に飲みに行った。先輩にはしょっちゅう食事をおごられ、後輩にはしょっちゅう食事をおごった。友達の車で色々な所に旅行に出かけた。バイト代をケチったことはなかった。玄関に加えて風呂トイレにガスコンロや水道が共用の下宿での共同生活は部活とは違う厳しさがあった。ベニヤ板のような部屋の壁に歩くとミシミシ音がする廊下でプライバシー皆無だったが気にならなかった。自分の部屋に置いておくと朝に凍るので、飲み物は冷蔵庫に入れた。ビールは常時96缶以上、部屋に常備していた。トイレや手洗い場は時々凍って水が流れなかった。灯油ファンヒータが必需品で、灯油が命綱だった。雪道を自転車こいで灯油を買いに行くと、帰り道に自転車が滑るので難儀した。学食では定食が200円で食べれた。ラーメンは140円だった。一番高いメニューでも410円だった。入学当時出来たばかりの立派な正門を抜けると、ずらっと奥まで桜並木が並んでいた。散る頃には風で飛ばされた桜の花びらが山のように路肩に集まっていた。懐かしい。

社会人になるまでに必要なことは、殆ど全て大学時代に学んだ。大学の講義の外だ。授業中は寝ていた。理系の大学だったが、研究室に入っても殆ど勉強しなかった。有機化学に進んだ友達は毎日研究が大変そうだったが、無機化学に進んだ僕の研究室では、研究は全く大変ではなかった。
社会人になってから、大学の勉強が社会に出てかなり役に立つと知って驚いたが、大学生の僕は大学の勉強は社会に出て役に立つものではないと確信していた。大学に入って勉強なんてやるやつは馬鹿だと思っていた。

なぜ大学は通えないの? 1年生の上げられない「声」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO63532150X00C20A9000000?channel=DF131120184472&style=1&n_cid=NMAIL007_20200913_A



僕らは何を想えば良い?

今、世界は声なき声に満ちている。
株価は実体経済を反映していない。
経済ってなんだろうか。資本主義社会って何だろうか。
株主は世の中の役に立っているんだろうか。格差社会の主要因でしかないのではないだろうか。
リスクを負わない株主と、恐慌のさなかで株主ばかりを守る国家。

僕の考えが間違っているんだろうか。最近よく分からない。

あんなに好きで人生を賭けていた株式投資。辛い時も株式市場があったから耐えられた。
そんな株式市場が色あせている。信じられない。

今年は引き続き、資産変動が殆どない。
もう資産を増やそうとも思わない。暴落を待ち望んですらいない。

僕から株式投資を奪ったのは誰なんだろう。
僕には株式投資しかない、僕の人生は株式投資そのものだ、長い間そう思っていた。
20年近く株式市場に全力を注ぎ込んできた。同じ投資手法を貫いてきた。
その僕から株式投資を奪ったのは誰なんだろう。

世の中が声なき声であふれている。
どこから入ってくるのか分からないけど、僕の頭の中にその声が入ってくる。
奪われたのは若者と弱者だ。僕たちは何も奪われていない。将来の実質的な税金を前借している。そのお金をもらおうと、株式市場に投資家が群がっている。

今の株式市場はとても醜い。
僕もその中にいる。

損をしたいんだ僕は。
皆と一緒に致命傷を負いたいんだ。
恐慌時に投資家が損失を被らないなんて、そんな馬鹿みたいな話があるのか。

馬鹿にしないで欲しい。
僕は投資家で、リスクを負っている。
自己責任でやってるんだ。中央銀行の出る幕じゃない。





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Last updated  2020.09.14 10:04:59
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