全39件 (39件中 1-39件目)
1
■コトノハ○×「自分の子供に凝った名前を付けたい(付けた)」凝った名前より、練った名前を。・・・なるほど、その通りだっ!ヤンキーっぽい文字の使い方を「暴走万葉仮名」と呼んでいる人がいるようだ。・・・うまいっ!! ワロタ~■DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ)■珍奇な名前の人は(親や家庭環境がDQNであると判断され)面接で落とされる僕は決してしつっこい性格ではなく、むしろ淡白な方だが、読めない名前、いわゆる「DQNネーム」の氾濫について批判的なこともあり、逆にいい名前だと思ってるものもあるわけで、この話題、もうちょっと続けることにする。なお、独断と偏見につきましてはご容赦を。ランダムに思いつくだけでも、例えば島田紳助の本名、長谷川公彦。これは立派な、いい名前だな~とかねがね思っている。どの世界に進んでも、上司の覚えめでたく部下の信頼厚く、出世しそう。公彦といえば、短歌結社「コスモス」幹部である高野公彦氏、社業を順調に伸ばしているアミューズメント企業「ラウンドワン」の杉野公彦社長もいる。舛添要一厚生労働大臣が、現下の喫緊の要職にあって大活躍の日々である。けさ未明1時半の記者会見にはビックラ恐れ入りますた~。実に頼りになる頼もしい男の名前だ。舛添氏が毅然とした表情で何か発言するたびに、麻生内閣支持率はV字型回復うなぎ昇り急上昇だ~っ所ジョージの本名、芳賀隆之もいいね。平凡な中に味がある。実直な人柄が連想される。・・・料理研究家として知られる福島出身の奥さん、知ってる?すごく地味ななかに底光りがするような日本的美人。一見ヘラヘラしてるようで、ああ、こういう女性を生涯の伴侶に選ぶ人なんだと、心洗われる心地がする。いやホント。戦後日本をリードしてきた石原慎太郎・裕次郎兄弟なんて、まさに名付けの見本じゃないだろうか。親の深い教養と愛情が籠っている。田原総一朗の名前もいいね。本田宗一郎もそうだが、やっぱり男の名前には明朗快活さや聡明さ、爽やかさ、リーダーシップが感じられないとね~。ジャパネットTAKATAの高田明社長の名前。商人(あきんど)の名前として完璧だ。読みやすく、言いやすく、親しみやすい。まさしく、一代で「ジャパネット帝国」を築き上げた男の名前だ。そのほか、楽天の三木谷浩史社長、福山雅治、山下達郎とか。気の毒にも、今ちょっと時の人になっつまってるSMAPだが、彼ら5人の名前もみんないいよね~。平明でありつつ平凡すぎず、覚えやすくて親しみやすい。適度にスタイリッシュでもあるし。やっぱり名前(本名)は、基本平明な方がいいと思うよね。本人の努力と実力で大きくしていくのが望ましい。鈴木一朗なんて、まさに好例だね。平凡と言っていい名前が、世界のビッグネームになってしまった。不世出の大横綱・双葉山はその名の通り、下っ端力士の名前のままで大出世した。この場合は四股名だが、人が名前を大きくした典型例である。「若乃花」なんてのもそうじゃないかな。秀ちゃんこと中山秀征は、その名のとおり、秀でたシャベリの才能で昼帯生放送を征服したわけだが、ただ、こういう気宇壮大な名前は、場合によっては「名前負け」で本人が押しつぶされる場合もあり得る。僕が個人的にミスターNHKだと思っている川野一宇(かわの・かずいえ)アナウンサー(現在も「ラジオ深夜便」や早朝のニュースなどで活躍中、聴いてますだよ~)の名前も凄いな~。モロ「八紘一宇」の戦中派って感じ。共産党の論客・佐々木陸海氏も同様。親は軍人か何かですかい?今のDQNネームと別の意味で、ちょっと言葉のインフレーション。同様に、女の子の名前であんまり麗しすぎるのも、将来が危ういと思うね。伊東美咲や桐島かれんは、結果としてあの通り絶世の美女に育ったからいいようなものの、かなりハイリスクなギャンブルだと思うよん。命名の際には、親は必ず自分たちの顔を鏡でじっくりと眺めてからにした方がいいだろうね。
2009年04月30日
コメント(2)
くまんパパ ヴェランダに死す 2YTVスクープ画像凄絶な美しさなる子殺し母は美女である犯人母は初版本白雪姫の実母のごとし当局は払ひ下げるといいだらう特殊娼婦となるだらう美奈あはれだと少し思へり男運よつぽど悪しき女なるらむ淫靡なる何かがあれば百聞は一見に如かずと思ひをりけりネグレクト放置プレイを楽しんでゐたか変態きちがひ夫婦とこしへに忘るべからず聖香ちやん現代社会記念碑として
2009年04月29日
コメント(0)
くまんパパ ヴェランダに死す 時事詠数首ヴェランダに出されたままで寝て起きて春なほ寒きヴェランダに死すヴェランダの少女は何を見てゐしか桜舞ひ散る浪速の空に鬼畜けだものとなりにし前妻つまに実父言ふ何で守つてやれなかったか関西で割と見かける凶相のDQNドキュンな顔の継父ままちちなりきパパとママ捕まつちゃつたお姉ちやん殺されちやつた幼弟をさなおとうと合掌女児死亡前夜、ベランダに閉め出して母と内縁夫らは外食【読売新聞】 大阪市西淀川区の市立佃西小4年、松本聖香(せいか)さん(9)の遺体が遺棄された事件で、母親の内縁の夫、小林康浩容疑者(38)が、大阪府警の調べに対し、聖香さんの死亡前夜とみられる5日夜、「(聖香さんを)ベランダに閉め出したまま、家族らで食事に出かけた」と供述していることがわかった。 聖香さんの死亡直前の数日間について、小林容疑者の長男(6)が「夜もベランダに出されたまま、トイレにも行かせてもらっていなかった」と話していることも判明。こうした放置行為が死につながった可能性があるとみて調べている。 捜査関係者によると、長男の説明では、聖香さんは4月に入って死亡するまでの数日間ずっと、ベランダに出されたままで、夜もベランダで寝ていた。トイレにも行けず、衰弱のためか、横になったり起きあがったりを繰り返していた、という。[ 2009年4月27日14時31分 ] 同居の子「姉ちゃんと食事せず」 大阪の小4女児遺棄事件【共同通信】 大阪市西淀川区の小学4年松本聖香さん(9)の遺体が奈良市内で見つかった事件で、同居していた小林康浩容疑者=死体遺棄容疑で逮捕=の長男(6)が、3月中旬以降に聖香さんと一緒に食事をしたことがないと話していることが27日、分かった。西淀川署捜査本部は日常的な虐待の中で、食事場所も分けていた可能性があるとみている。長男は「お姉ちゃんはベランダで食べていた」と話した。[ 2009年4月27日12時58分 ] 聖香さん通夜に500人、実父「何で守ってやれなかったか」【読売新聞】 大阪市西淀川区の市立佃西小4年、松本聖香さん(9)の遺体が遺棄された事件で、聖香さんの通夜が27日夜、同区内の葬儀場で営まれ、同級生や保護者ら約500人が冥福を祈った。 祭壇には、にこやかにピースサインをする聖香さんの遺影が、白や黄色の花に囲まれて飾られた。 喪主としてあいさつした実父のSさん(38)は「聖香は(双子の)妹思いの優しいお姉さんだった。踊りや歌が好きで、祭り囃子に合わせて踊る姿が思い浮かびます」と涙を浮かべ、会場のあちこちから、すすり泣きの声が漏れた。 通夜終了後、Sさんは報道陣に対し「聖香の笑顔が一番の思い出。天国へ行ってくれると信じて送りたい」と沈痛な面持ちで語った。元妻で、聖香さんの母親の松本美奈容疑者(34)が死体遺棄容疑で逮捕されたことについて、「何で守ってやれなかったのか・・・。母親が大好きでいつも『お母さんといる』と言っていた聖香がかわいそうでならないし、母親を許すことはできない」と唇をかんだ。[ 2009年4月27日22時3分 ]
2009年04月28日
コメント(4)
花水木の花が咲いている。おのずと、一青窈(ひとと・よう)のJ-POP不朽の名曲「ハナミズキ」が思い出される。見事というほかはない歌唱、旋律、アレンジメントは、聴いているだけで思わずウルウルしてしまうぐらい我が琴線を震わせてくれるが、一方で、謎めいた文言の並ぶ歌詞の難解さは、発表当初から一部で話題にされて来た。一時は定番の「結婚式ソング」として珍重されたとも聞くが、どう見てもそれは大きな勘違いであろう。正直、日本語リテラシー(読解能力)の衰弱を嘆かざるを得ない。なお、最近僕はちょっと疲れ気味なので、昨夜大量のサプリメントを飲んだところだ。多少効いて来たみたいだ。委曲を尽くした解析はちょっとしんどいので、文飾を廃し結論のみ簡明に書くことにする。少なくともこれは成就(じょうじゅ)した恋の歌でないことは明らかである。歌詞中の「僕」が、一種のカムフラージュ・目くらましになっているが、これは明らかに女性である。ロストラヴソング(失恋歌)、それも自ら身を引く女の歌であろう。かって知ったる親友、「薄紅色の可愛い君」に恋人を寝取られたのであろう。たぶん一時は、ストーカー状態に近いぐらいの顛末があったことも仄めかされている。アメリカ・テネシー州歌「テネシーワルツ」は、恋人の男を同性の親友に奪われた怨恨の歌であるが、この歌詞のCC(カーボンコピー)でもあり、アジア的海容の変奏曲でもあろう。「テネシーワルツ」の一人称の主人公も、半ば以上友達を許しているが、「ハナミズキ」では全面的に許容している。その代わりにこの歌を作ったみたいなメカニズム、悔しさをバネに文学的に成功したみたいな過程が透けて見える。これすなわち、自分を見ている自分がいるというメタでリアルな意識が感じられ、現代詩としての鑑賞に堪え得る価値があると言える。一青窈は、のちにMy Little LoverのAKKOから、その夫・小林武史を略奪するという冒険(アヴァンチュル)に走ったわけだが、まさにそれを予告するような内容でもあったといえよう。なお、一青窈自身がどこかで、これは「ニューヨーク9.11事件」についての詞だと言ったという情報もある。もし本人がそう言ったのだととすると、もちろん無下には否定できないが、ますます謎は深まるばかりで皆目見当が付かなくなり、もはや収拾不可能だ~
2009年04月28日
コメント(0)
子供が幼稚園の年長組なので、ここ数年、いろんなお子さんの名前に接する機会が多くなった。皆さんも感じておられると思うが、最近は変わった名前、およそ読めないような名前が急激に増えて来ており、一種の社会現象というか、静かなブームになっているようである。そういう傾向をあおる育児雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」(ベネッセ・コーポレーション)などの論調の影響も強いといわれる。当地は割と田舎なので、まだ割と皆さん穏やかな方だと思うが、都会ではもっと凄いんだろうね~。具体的に書くのはかなり差し障りを感じるので、いささか隔靴掻痒な書き方になってしまうが、例えば「空」と書いて「スカイ」と読ませる実例などを知っている。これなんか、まだマシな方だとは思うし、いろいろご意見はあろうが、・・・う~ん、どうなんだろうね~?親御さんなど家族と本人が満足しているのならまあいいのだろうし、ものの考え方は人それぞれだから、あまり独断的なことは言いたくないが、お子さんの将来的なことも考え合わせると、僕はどちらかというと批判的だな~。そういう難読な、いわばDQN(ドキュン)な名前をまとめたサイトを発見したので、さっそくご紹介してみたい。■DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ)おわ~っ!・・・中には、これ、いくら何でもネタ(ウケ狙いの作り話)だろ~と疑われるものもけっこうあるが、実際僕らの周辺でも、これに類するような名前を見聞きすることが、最近は少なくないから恐ろしい。はあ~、希空璃(ふぐり)ねえ、これを「ふぐり」と読ませる根拠も不明だが、それより意味知ってる?・・・ほかならぬ「睾丸(きんたま)」のことだけど。これを可愛い女の子に名づけるわけ?なるほど、イヌフグリという可愛い草花があるが、語源はもちろん「イヌのキャンタマ」である。文字はいろいろだが、「ゆな」と読ませる名前もね~ ・・・江戸時代の銭湯にいた、哀れな売春婦のことだけど。世歩玲(・・・読み方は、ぬゎんと、当楽天ブログでは「公序良俗義務違反」で、入力できません!!!) 尻軽女に育ちそ~年頃になったら、親を怨むだろうな~・・・一家に一冊、国語辞典。言葉の意味ぐらい確認しようね。ネット辞書だってあるし。全部が全部とは言わない。中には、意外といいセンスかな?と思われるものも皆無ではない。・・・が、ほとんどはアウトじゃないかな~。こういったレベルになると、さすがにもう付いていけないじょ~って感じだ。一部は、一種の児童虐待とか、人権侵害(?)とすら言えるのではないだろうか。このサイトに多数付いているコメントも、付けてしまった側の反省の弁、付けられた方の怨嗟の声など、イタいほどの真情が溢れており、僕が屋上屋で付け加えることはそれほどない。ただ、これからお子さまを命名するお父さんお母さんには、このサイトをぜひざっとでもいいから目を通してほしいと思う。ちなみに、ウチの子の場合は、あ~でもないこ~でもないと、妊娠中の妻と二人で数ヶ月間頭を悩ませたが、その結果、派手すぎず地味すぎず、それでいて女の子らしい華やかさもある、言いやすい普通な和風の名前にした。すごく良かったと思う。長女、三女は主として僕のアイディア、次女が主として妻の要望であった。「明日香」というのも候補に挙がったが、よく知らないが、ドラマかアニメ(「スケバン刑事」?)の悪役の名前だということで、看護師さんを含めての総スカンの猛反対にあって、あえなく消滅。「光」「望」などもけっこう有力候補だったが、よく考えたら新幹線みたいなので、即却下~■ネーミングで、とりかえしのつかない一歩を踏み出さないために/他人が読めない名前は社会性がない/凝った名前を付ける親は児童虐待しやすい■市民課川柳まあいずれにしても、僕なんかがここで熱烈反対意見を展開しても詮無いことだし、オヤジの説教じみているので、この辺で口をつぐむことにするが、子供の名付けには、皆さんもうちょっと慎重であってほしいと思うのは、僕だけではないだろう。俵万智読みやすく覚えやすくて感じよく平凡すぎず非凡すぎぬ名とりかえしつかないことの第一歩名付ければその名になるおまえ歌集「プーさんの鼻」(平成17年・2005)
2009年04月26日
コメント(8)
自損事故(いわゆる「自爆」)――きのう午後5時ごろ、たまたま写す。
2009年04月25日
コメント(2)
くまんパパ あかねさす白粥をさらさら流しこみながら春の光に包まれてゐる男の子いかに生くべきあかねさす庄司薫の長き沈黙思ひ出しかけた卯月のそのひとの白きブラウス青きジーンズ終戦後職業婦人キャリアウーマン一期生なりにし伯母を野辺におくりつひとはみなおくりおくられおくりびと春待つ木々のいつくしき列詞書ことばがきのうるささに似て女房のとめどなき愚痴それもまたよし *1自分ではかなり優良亭主だと認識しつつ皿洗ひをりおとうちやん喋りすぎだようるさいと吾子に言はれて涙ぐみたり塩豆をひと粒ごとにいとほしむごとくに指に転がしてゐた黴菌は適宜体に入れるべし免疫学の最新知見わが街のインフラ整備つつがなく白鷺つどふ一級河川烏らの食ひ散らかしし生ごみを片付ける仁じんわかうどなりき来年の今時分にはどうなつてゐることやらとどんぶらこつこガルブレイス一頁目に書いてある経済学は神秘学とぞ *2クルーグマン森永卓郎元気なるけふこのごろの氷河期日和*1 小池光「詞書きのうるささに似てピラカンサ房実垂れ垂る行きずりの家」(角川「短歌」1月号)*2 ジェームズ・ケネス・ガルブレイス他共著「現代経済学」著作権を有します。© 2009 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.
2009年04月25日
コメント(0)
くまんパパ 「短歌人」5月号掲載作品男の子いかに生くべきあかねさす庄司薫の長き沈黙終戦後職業婦人キャリアウーマン一期生なりにし伯母を野辺におくりつひとはみなおくりおくられおくりびと春待つ木々のいつくしき列詞書きのうるささに似て女房のとめどなき愚痴それもまたよし *1ガルブレイス一頁目に書いてある経済学は神秘学とぞ *2クルーグマン森永卓郎元気なるけふこのごろの氷河期日和 *1 小池光「詞書きのうるささに似てピラカンサ房実垂れ垂る行きずりの家」(角川「短歌」1月号)*2 ジェームズ・ケネス・ガルブレイス他共著「現代経済学」■なお、3月号掲載作品「コスプレがやりたかりけり文学がやりたかりけり あ、これ等価か」が、5月号「Selection」欄に選出されました。・・・うれしいような、ちと恥ずかしいような著作権を有します。© 2009 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.
2009年04月25日
コメント(4)
う~む、すごい。すごすぎる。わが所属する短歌結社「短歌人」編集人(読売新聞歌壇選者)である巨匠小池光氏のブログの文章である。言葉がないとしかいいようがない。まさに、現代芸術家の書いた文章である。発想が違う。・・・たまに、若干正気かな?と思うこともあるけど(笑)もちろん、常々熟読玩味している。僕のブログも、徐々にこういう方向にシフトしていければな~とか思っている。・・・が、僕などはまだまだ尻の青い若僧であると、いつも逡巡してしまふのである。
2009年04月25日
コメント(3)
【この記事は、ちょっと怒りの感情に支配されてしまい、一部やや過剰な物言いになっていますが、手直しするのもなかなか面倒なので、ま、いいかな~って感じです ご了承下さいませ~。】知らぬ者とてない超人気グループSMAPの一員で、超人気タレントの草なぎ(弓偏に剪)剛さん(34)の飲酒泥酔・全裸開陳(かいちん)逮捕騒動が、各方面に大きな衝撃をもたらしている。確かに、ハタ迷惑ではあったろう。むろん、お世辞にも褒められた所業とは言えない。・・・が、それほど声高に指弾されるほどのことだろうか。詳しい事情は知らないが、鬱憤晴らしに酒飲んで騒いで、その挙句に脱いでしまった。ただ単に、熱かったんだろう。または見せたかったんだろう。自宅と勘違いしたという説もある。ありうる話だまあどっちでもいいや。いずれにしても、日本社会では普通「酒を飲んでの武勇伝」と一笑に付しておしまいにする程度の出来事だ。客観的に見て、確かに少々みっともない醜態だったとは思うが、このぐらいのことで通報するヤツも通報するヤツだし、逮捕した警視庁も警視庁だ。ほかにいくらでも仕事があるんじゃないのか。ふざけんなよ。こんなことぐらいで日本警察は善良な市民を逮捕・拘束するのか。さらに、自宅のガサ入れ(家宅捜索)までしたとは、正気の沙汰とは思えない。日本を、まともに息も吐けない夜警国家、全体主義独裁国家にしたいのか。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)みたいな。結婚前の30代半ばの独身青年だろ。まだまだエネルギーとエロスがあり余ってる年齢だ。このぐらいのこと、当たり前だのクラッカーとまでは言わないが、たまにはあるだろ~。僕も(たぶん全裸になったことはないと思うが)、この程度のこと、若い頃にはいくらでも身に覚えがあるよ。むしろ、酒を飲んでも全く乱れないヤツの方が気持ち悪い。そんなヤツ、世の中にめったにいないが、たまにはいる。・・・全く信用出来ない気がする。鳩山邦夫総務大臣、「最低の人間だ。絶対許さない。めちゃくちゃな怒りを感じる。ふざけてる」だと。この世には言っていいことと悪いことがある。よくも言いやがったな。民主党からの出戻りクソ野郎が。お前にこそめちゃくちゃな怒りを感じるよ。お前こそ最低な人間だ。その発言、今さら取り消さなくていい。綸言汗の如し。もうお前はオワタ\(^o^)/。お前はすでに死んでいる。衆議院総選挙は遠からず行なわれるが、この発言で自民党は大幅に票を減らした。罪、万死に価する。いつもいつも自民党の足を引っ張ってばかりじゃないか。KY鈍感無神経野郎。お前は民主党のスパイだろう。懺悔の値打ちもない。生きている価値がない。もうお前は邪魔なだけだから、自民党から出てってくれる?虚勢ばかり張って威張っている無能無気力無知無教養な次男坊、鳩山邦夫。もう死刑を宣告する。死になさい。与党の足手まといとはお前のことだよ。兄貴の由紀夫と一緒に万年野党をやってればいいんじゃない?俺はお前をこそ絶対に許さない。なんだブリジストン大金持ちブルジョワセレブボンボン世襲野郎。お前みたいに庶民感覚の分からない乳母日傘(おんぼひがさ)で育った馬鹿殿様と違って、我々国民には日ごとつらいストレスがのしかかっているのだ。時には酒飲んで騒いで発散するぐらいのことはあるわさ。こまっけ~ことでガタガタ言いやがって。あの草なぎくんを誰だと思ってるんだ。この現代日本に舞い降りてきた真の大人(たいじん)である。大人とは、古来、アジアの理想の人間像である。竹林の七賢だ。大人だからこそ、酒に飲まれてちょこっと騒ぐぐらいのことはあるのだ。それが人間なのだ。彼は李白だ。酒が好きな芸術家なんだ。それのどこが悪いんだ。俺は、現代日本社会に絶望したぞ。通報したヤツと警視庁と鳩山邦夫を呪ってやる~歌詠みは言霊(ことだま)使いだぞ。敵に回して無事でいられると思うなよ(・・・この文言は非科学的なので、刑法の脅迫罪等には抵触しないと思います、ハイ)。
2009年04月24日
コメント(12)
勺禰子(しゃく・ねこ)もうなにもしんぱいせんでええんやと言はれてるやうな「おやすみ」の声「短歌人」4月号
2009年04月23日
コメント(0)
小池光(こいけ・ひかる)フィレンツェの衰弱とともにこの地上去りし光を春といはむか歌集「廃駅」(昭和57年・1982)註イタリア・フィレンツェ、ウフィツィ美術館に収蔵されるボッティチェルリ作の名画「春(プリマヴェーラ)」を踏まえる。僕は新婚旅行で絵画好きの妻とともに訪れ、実物を見て本当に感激した。確かにそこに、春はあった。
2009年04月20日
コメント(0)
近所で、けさ写す。
2009年04月19日
コメント(0)
麻生太郎(あそう・たろう)ふるさとにはや桜咲くゆゑ問へば冬の寒さに耐へてこそあれ■きのう18日、首相主催の「桜を見る会」にて披露(文語体なので、旧仮名遣いにした)ふるさとに、はや桜が咲いたわけを問えば冬の寒さに耐えたからこそだ(と答えよう)。註おそらく、明治維新を思想的に準備した江戸期の国学の巨人・本居宣長の不朽の名歌「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」へのリスペクト(敬意を込めた模倣)風の本歌取りの意図があると思われる。それは伝わる。文末に「こそあれ」の係り結びを使うなど、なかなか修辞も凝っており、出来栄えは意外と悪くないが、さほど良いというほどでもない。・・・まあまあってところかな。・・・とはいえ、政治家や宰相が上手な短歌を詠んでもしょうがないし、ま、こんなもんだろ~【くまんパパ添削(例)】「桜咲く」の連体形(現在形)の時制が稚拙に感じられるので、ここをまず直す。全体として、言わんとする趣意は何となく分かるのだが、文意がどことなくぎくしゃくしているので、ばっさりすっきり素直にする。はや里に桜咲きたるゆゑ問はば冬のをはりを待ちかねてこそふるさとに桜咲きたるゆゑ問へば春の光を待ちわびにけりいちはやく咲きし桜の心根は吹雪の夜半を越えて来しゆゑ冬の寒さに耐えてこそあれ 首相「桜を見る会」で和歌披露【読売新聞4月19日付】 麻生首相主催の「桜を見る会」が18日午前、東京都新宿区の新宿御苑で開かれ、政財界関係者や芸能人など約1万1000人の招待客が満開の八重桜を楽しんだ。 首相はあいさつで、「ふるさとにはや桜咲くゆえ問えば冬の寒さに耐えてこそあれ」と自作の和歌を披露。「2008年度1次補正、2次補正、09年度本予算に経済成長のための新しい政策を加えた4段ロケットが、冬の間に仕込んできた政策。これから、いよいよ花開いてくる」と述べ、今後、経済対策の効果が浸透してくると自信を見せた。
2009年04月19日
コメント(4)
中村汀女(なかむら・ていじょ)滴したたりの思ひこらせしとき光る風邪の子が留守あづかるといひくれし句集「紅白梅」(昭和45年・1970)
2009年04月19日
コメント(0)
中村汀女(なかむら・ていじょ)恋猫に思ひのほかの月夜かな句集「都鳥」(昭和26年・1951)恋する猫にはおよそ興味の外だろうが、綺麗な月夜だなあ。
2009年04月19日
コメント(0)
中村汀女(なかむら・ていじょ)引いてやる子の手のぬくき朧おぼろかなゆで玉子むけばかがやく花曇はなぐもり「汀女句集」(昭和19年・1944)引いてやる子の手が温い朧月の夜だなあ。ゆで玉子を剥けば、輝くばかりの花曇。
2009年04月18日
コメント(0)
中村汀女(なかむら・ていじょ)外とにも出よ触るるばかりに春の月句集「花影」 (昭和23年・1948)外に出てごらんなさい。手を伸ばせば届くほどに春の月。
2009年04月17日
コメント(2)
近所で14日写す。伊勢大輔(いせのたいふ)いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ここのへににほひぬるかな小倉百人一首 61 / 詞花集 昔の奈良の平城京に美しく咲いた八重桜が今日は平安京の宮中で九重に照り映えたなあ。註伊勢大輔:古今集時代に活躍した「伊勢」とは別人。「いにしへ」と「けふ」、「八重」と「九重」の対比が分かりやすい。「いにしへ」と「ここのへ」の音韻の遊び心も見事。九重:禁裏・内裏の意味と、幾重にも咲いている意味を掛けている。
2009年04月17日
コメント(4)
近所にて、けさ写す。春うらら雨上がりなる道の辺にちひさき薔薇の三つ四つ咲けり (拙作)
2009年04月16日
コメント(2)
チューリップさいた さいた チューリップのはながならんだ ならんだ あか しろ きいろどのはな みても きれいだな作詞:教育音楽協会作曲:井上武士昭和7年(1932)刊「エホンシヤウカ(絵本唱歌)・ナツノマキ」所収* 原文は全てカタカナ。近所で、けさ写す。
2009年04月16日
コメント(0)
近所の川沿いで、けさ写す。
2009年04月14日
コメント(2)
近所の公園で、昨夜写す。岡本かの子桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命いのちをかけてわが眺めたり狂人のわれが見にける十年まへの真赤きさくら真黒きさくらおのづからなる生命のいろに花さけりわが咲く色をわれは知らぬに美しき亡命客のさみえるに薄茶たてつつ外とは春の雨あはれあはれ寒けき世かな寒き世になど生みけむと吾子見つつおもふ *歌集「浴身」(大正14年・1925)*吾子(あこ):長男、画家・岡本太郎。
2009年04月11日
コメント(2)
栃木・宇都宮市塙田「八幡山公園」にて、きのう撮影。
2009年04月09日
コメント(2)
近所の公園で、けさ撮影。西行(さいぎょう)吉野山こずゑの花を見し日より心は身にも添はずなりけりあくがるる心はさても山ざくら散りなんのちや身にかへるべき山家集吉野山の梢の花を見た日から、私の心は私の体を離れアンバランス・ゾーンに入ってしまったのだなあ。幽体離脱した心は、はてさて、山桜が散ったあとにこの身に帰るのだろうか。
2009年04月07日
コメント(2)
近所の寺で、けさ写す。式子内親王(しきし、しょくし、のりこ・ないしんのう)はかなくて過ぎにしかたをかぞふれば花にもの思もふ春ぞ経にける新古今和歌集 101なすところなくむなしくて過ぎて行った歳月を数え上げると桜の花に物思う春は去ってしまったんだなあ。
2009年04月07日
コメント(0)
藤原龍一郎(ふじわら・りゅういちろう)散華さんげとはついにかえらぬあの春の岡田有希子のことなのだろう歌集「夢見るころを過ぎても」(平成元年・1989)藤原龍一郎集 セレクション歌人勢古浩爾 日本人の遺書
2009年04月06日
コメント(2)
前エントリーの西行の名歌に関して、「春死なむ」が終止形でなく、それに接続する「こと」や「もの」などの体言が省略された、「連体形の準体言(見なし体言)用法」であろうと書いたが、これは古典ではきわめて広く用いられる語法なので、ちょっと説明しておきたい。この語法は今なお決して死に絶えたわけではなく、現代日本語でも(特に詩的な表現などにおいて)しばしば散見される。「貼るはサロンパス」は「貼る(もの)はサロンパス(である)」などの括弧内が省略された言い回しである。「(思い込んだら試練の道を)行くが男の生きる道」(「巨人の星」テーマソング)は、「行くことが男の生きる道である」の省略形である。松任谷由実「14番目の月」にも出てくる「言わぬが花」という言葉は「言わぬ(こと)が花(なり)」の省略。同様に、「負けるが勝ち」も「負ける(こと)が勝ち(になる)」の省略。古典文法に則った文語を用いることも多い短歌では、例えば「北朝鮮の愚かなる見ゆ」などといった表現が可能である。これは、「北朝鮮の愚かなることが見ゆ」の省略形である(「見ゆ」は「見える」を意味する古語動詞の終止形)。
2009年04月05日
コメント(0)
西行(さいぎょう)ねがはくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月もちづきのころ山家集願うなら、桜の花のもとで春死のう。その如月の満月の頃。註(花の)下:読み方は、「もと」と「した」の両説があり、確定し難い。如月の望月:旧暦2月15日の満月のこと。新暦では例年、3月末~4月初め頃の桜の季節に当たる(今年は何か暦の関係からか、新暦3月11日に当たる)。ねがわくは・・・死なむ:「願うことは・・・死ぬであろうこと」の意味なので、この「む」は終止形でなく連体形で、「こと」などが省略されている「連体形の準体言」用法。西行:本名、佐藤義清(のりきよ)。「歌聖」といわれ、後世の詩歌への影響は絶大。若い頃は、鳥羽上皇院政下の北面の武士(天皇家の近衛兵)で、武勇を以って聞こえた。あの平清盛とも同い年の同僚で、親友だった。この友情は晩年まで続き、伊豆の流人だった挙兵前の源頼朝や、奥州平泉の藤原秀衡を尋ねたりしている。政治的な含みがあったのかも知れない。1140年、23歳の時、卒爾として地位も妻子も捨てて出家し真言宗の僧侶となり、現世(げんぜ)への執着に苦しみながらも、各地を漂泊して数々の名歌を詠んだ。伺候した一条天皇の崩御で世を儚(はかな)んだとも言われるが、詳細は不明。ほとんどの歌は家集「山家集」や新古今和歌集に収められている。仏教の至上の目的である、輪廻転生の煩悩から解脱して西方浄土へ行くという祈願を示す「西行」という出家名も見事である。なお、経歴を見ても、決してなよなよした青白きインテリではなく、むしろマッチョな、「ボディガード」のケビン・コスナーみたいな、男の中の男だったとも見られる。マッチョ系の文人、アーネスト・ヘミングウェイとか、三島由紀夫とか、石原慎太郎みたいな感じだろうか。この歌に詠んだ(予告した?)通り、西行は健久元年(1190)の旧暦2月16日に入寂した。奇しくもこれは、釈迦(ゴータマ・シッダールタ、紀元前566頃-前485頃)の涅槃(ニルヴァーナ)と同じ日であった。当時としてはきわめて長命といえる72歳の天寿を全うした。現在は、2月15日が西行忌とされている。
2009年04月04日
コメント(2)
白楽天(はく・らくてん、白居易、はく・きょい、唐)賦得古原草送別離離原上草一歳一枯榮野火燒不盡春風吹又生遠芳侵古道晴翠接荒城又送王孫去淒淒滿別情古原こげんの草を賦し得て別れを送る離離りりたる原上げんじょうの草一歳にひとたび枯榮こえいす野火やか燒けども尽きず春風吹いて又生ず遠芳えんぽう古道を侵し晴翠せいすい荒城こうじょうに接すまた王孫の去るを送る淒淒として別情滿つ「古い野原の草」の題を得て、知己を送別するふさふさとした野原一面の草は一年に一度枯れて栄える。野焼きで焼けても尽き果てることはなく、春風が吹けばまた生える。遠く芳しい草が古道に蔓延はびこり、晴れやかな緑が荒れた城壁に続いている。こうしてまた、あなたさまが去るのを送る。青々とした草にも、特別な感情が満ち溢れている。註白楽天は、字(あざな、一種の通称・ニックネーム)。本名、白居易。どちらの名でも知られている。王孫:優れた人をいう尊称。
2009年04月04日
コメント(0)
清少納言 枕草子 初段春は、あけぼの。だんだん白んでゆく山際が少し明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいているの(が、すてきね)。夏は、夜。月の出ている頃は言うまでもないわね。闇夜もなおさらね。蛍がたくさん飛び交っているの。また、たった一匹二匹などがほのかにぼんやり光っていくのも、すてき。雨なんかが降るのも、すてきね。秋は、夕暮。夕日が射して山の頂きに近づいたところへ、烏が寝床へ帰ろうと、三つ四つ、二つ三つなど急いで飛んで行くのさえ、しみじみする。まして、雁なんかの連なったのが、とても小さく見えるのは、すごくすてき。日が入り果てて、風の音、虫の音(ね)など、もう、言葉では言い表わせない。冬は、早朝。雪が降ったのは、言葉にできないわ。霜がとっても白いのも、またそうでなくても、すごく寒いので火など急いで熾(おこ)して、炭を持って(廊下などを)渡っていくのも、とってもハマっている。昼になって、気温が暖かく緩んでくると、炭櫃(すびつ)、火桶の火も白い灰がちになって、ダサいのよね。(拙訳)【原文】春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。蛍の多く飛び違ひたる、また、ただ一つ二つなどほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るもをかし。秋は、夕暮。 夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて三つ四つ二つ三つなど、 飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて、雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。冬は、つとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも、また、さらでもいと寒きに、火など急ぎ熾して炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、温くゆるびもていけば、炭櫃、火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。
2009年04月03日
コメント(0)
近所で、けさ写す。
2009年04月03日
コメント(0)
近所でけさ写す。
2009年04月03日
コメント(0)
近所で、けさ写す。東京や南関東以西の各地では、この週末あたり桜が満開と伝えられていますが、日光おろし吹きすさぶ北関東の当地は、やっぱり寒いんでしょうね~、しだれ桜もソメイヨシノも、まだやっと3分咲きといったところです。
2009年04月03日
コメント(4)
杜甫(とほ、712-770、唐) 春望しゅんぼう国破山河在 城春草木深感時花濺涙 恨別鳥驚心烽火連三月 家書抵万金白頭掻更短 渾欲不勝簪国破れて山河在り城春にして草木そうもく深し 時に感じて花にも涙を濺そそぎ 別れを恨んで鳥にも心を驚かす 烽火ほうか三月さんげつに連なり家書 万金に抵あたる白頭 掻けば更に短く渾すべて簪しんに勝たえざらんと欲す国は敗れて山河はある。城は春になり草木が深い。この時節を思うと花にも涙がこぼれ、別れを嘆いて鳥の声にも胸騒ぎを覚える。すでに烽のろしの火は三か月に亘り、家からの手紙は万金に値する。白髪しらが頭を掻けば髪はますます短く、もう簪かんざしも挿せなくなりそうだ。註春望:春の眺望。春のながめ。国:古代城塞都市国家であった長安(現・西安)。「城」も、ほぼ同じ意味。長安城。現代でも、中国語では大都市を「城市」という。
2009年04月03日
コメント(0)
白楽天(はく・らくてん、白居易、はく・きょい、唐)重題ちょうだい日高睡足猶慵起小閤重衾不怕寒遺愛寺鐘欹枕聽香鑪峯雪撥簾看匡廬便是逃名地司馬仍爲送老官心泰身寧是歸處故郷可獨在長安日高く睡り足るも猶なお起くるに慵ものうし小閣に衾ふすまを重ねて寒を怕おそれず遺愛寺の鐘は枕を欹そばだてて聽き香鑪峯の雪は簾すだれを撥かかげて看みる匡廬きょうろは便すなわち是れ名を逃のがるるの地司馬は仍すなわち老を送るの官たり心泰やすく身寧やすらかなるは是れ帰する処ところ故郷 何ぞ独り長安にのみ在らんや日は高く眠りは足りたのに、なお起きるには物憂い。中二階に布団を重ねているので、寒さの心配はない。遺愛寺の鐘は、枕を傾けて聴き、香炉峰の雪は暖簾をかかげて見る。廬山は、すなわち世俗から逃れる地。司馬は、すなわち老いを養うに格好の官職だ。心安らかに体にも無理がないのが、人生の帰するところだ。故郷が、どうして首都・長安にのみ限るということがあろうか。註重題:「香鑪峯下新たに山居を卜(ぼく)し草堂初めて成り偶(たまたま)東壁に題す」という詩に重ねて作った。いわば、パート2。簾:防寒用の暖簾(ノアンレン、のれん)。匡廬:廬山の雅語。現在、ユネスコ世界遺産に指定されている風光明媚の地。司馬:州刺史の補佐役の閑職。今でいう都道府県の公安副委員長ぐらいの感じか?白楽天は、815年、44歳の時に江州(九江郡)の司馬という役職に左遷された。江州は、現・江西省九江市。長江(揚子江)流域の港湾都市。
2009年04月03日
コメント(0)
于武陵(う・ぶりょう、810-?、唐) 勧酒勧君金屈巵 満酌不須辭 花發多風雨 人生足別離 君に勧む金屈巵きんくっし満酌辞するを須もちいず花発ひらいて風雨多し人生 別離足るコノサカヅキヲ受ケテクレドウゾナミナミツガシテオクレハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ井伏鱒二訳(「厄除け詩集」所収)
2009年04月03日
コメント(0)
孟浩然(もう・こうねん、689-740、唐)春暁しゅんぎょう春眠不覺暁 處處聞啼鳥 夜来風雨聲 花落知多少 春眠暁あかつきを覚えず 処処しょしょ啼鳥ていちょうを聞く夜来やらい風雨の声花落つること知るや多少いくばくハルノネザメノウツツデ聞ケバ トリノナクネデ目ガサメマシタ ヨルノアラシニ雨マジリ 散ッタ木ノ花イカホドバカリ 井伏鱒二訳(「厄除け詩集」所収)
2009年04月02日
コメント(0)
くまんパパ ミサイル ミサイルに怯おびゆる妻が愛かなしくてここを先途と軍事解説大丈夫。墜ちても秋田、岩手だと穏やかならぬ慰めを言ふ見よあれが無邪気な心持つ男 還暦過ぎてミサイルごつこ山茶花の咲く花冷えに多段化のミサイルなんて野暮な御仁ね東京を狙つてもなほ我が街に落つるかといふテポドン殿どんは核兵器持つ選択肢オプションも肯むべならむ金正日キムジョンイルの出方次第で「ミソーウ」と発音するとネイティヴな感じがするね ど~でもいいけど朝鮮のミサイルここに飛来して打ち落とせるといいなと思ふPAC3頼もしきパトリオット・アドヴァンスト・ケーパビリティ3型披露目鉄砲の弾に鉄砲当たるわけないだらうよと鴻池こふのいけ氏はあり得ざる北朝鮮は我が国はもとより世界敵に回して何といふお馬鹿な奴らあの~もう二十一世紀なんですけど白旗を掲げてはどう? 共産主義者コミュニスト 将軍様チャングンニムよ世紀の遺物江戸時代戦国時代二百年遅れてゐるね歴史感覚近代化教へてやりし我が国を逆恨みせし挙句の狂気ハマコーの倅が仕切りある防禦やはり漢をとこの中の漢だクリントン国務長官麗しく東アジアの安全語る拉致されし横田めぐみはわが妻と見ても違和感なき世代なり在日の友を持つゆゑ言葉には気を付けたいと思ひをりしも* 文中敬称略。
2009年04月01日
コメント(2)
全39件 (39件中 1-39件目)
1