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学生の時、1年以上かけて、海外を放浪したことがあります。アメリカ、メキシコを2ヶ月、ヨーロッパに渡って8ヶ月、その後エジプト、バングラディッシュなどを経由してオーストラリア、最後は香港を経由して帰国しました。基本的には遊びだったわけですが、見たいと思う建物はすべて見てきました。スケッチを取りながら見て回ったたわけです。そんな建築ツアーで見るのは、世界的に有名な名建築ばかり。古代から現代にいたる、マスコミで取り上げられるような建築物です。その後も、日本や海外で見るのは、話題になるような建物ばかりでした。こんなことをやっていると、建物を見る目ばかり、やたら肥えてきます。普通の建物は目に入らなくなります。最近です。建築家が絶対に見ないようなボロ木造アパートまでをも、じっくりと見るようになったのは(笑)。昔はどれもゴミに見えたのが、いまではゴミにも良し悪しがあると。どのゴミに価値があって、どのゴミには価値がないかと、ゴミを見る目ができてきました。そういえば、学生の時にマンハッタンのトランプタワーも見ていました。まったく興味を引かれなかった建物ですが、最近トランプ自伝を読んで、別の角度から興味を持つようになりました。ボクが建物を見る時は、建築家の目と投資家の目があります。多くの場合は、その価値観が対立します。まあ、目はふたつあるから良く見えるということもあります。このような対立する価値観を持って、今後も見て回ろうと考えています。[不動産の資産価値を上げる方法 137]太陽光集光機を付ける。Myhome-24さんのホームページで紹介されていたものです。http://www.sun.or.jp/index.htmlまだコストはかかるでしょうが、コストが安くなるようなら、検討に値します。太陽を自動追尾し、その光を下階に届けます。ボクのマンションでも1階は日当たりが悪いので、コストさえ合えば、ぜひ取り付けたい機械です。
2005.01.31
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隊長のtokyo2103さんが、東京の不動産はここ2年で2、3割上昇してしまい、投資妙味に欠けるのでもう不動産は買わないと、不動産投資凍結宣言をされていました!不動産を見まくっているあの隊長が言われるのですから、へたな統計よりもずっと説得力があります。最近の収益物件情報でも、10%を越えるものが珍しくなり、ボロ木造でも6%だったりしてます。ボクの住んでいる東京の田舎でも、利回りは落ちてきているようです。勝ち組の土地だけでなく、東京周辺の普通の土地でも、土地値が底を付いているように思えます。ただし、株でよく見られるような一時的に上昇してまた下降するような動きかもしれません。いままで以上に慎重に、不動産投資に向き合っていこうと思ってます。とりあえずやるべきは、確定申告とお掃除です(笑)
2005.01.30
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空室率10%3部屋中1部屋が4ヶ月空室だと、空室率=4÷(3×12)=11.1%NOI=GPI×0.889-経費で、空室率が10%以上となります。貸室が2部屋とした場合は、0.1×(2×12)=2.4で延べ2.4ヶ月空室で、空室率が10%となります。貸室が10室の場合は、0.1×(10×12)=12で延べ12ヶ月空室で、空室率が10%となります。貸室がn室の場合は、0.1×(n×12)=1.2×nで、延べ1.2×nヶ月空室で、空室率が10%となります。貸し部屋数が多ければ多いほど、空室率が10%となる空室延べ月数が増えます。これは部屋数が多くなれば空室率が10%となる確率が下がることは意味しません。空室となる確率が各部屋1/12と同じなら、部屋数が多いほどその確率1/12に収束するだけです。ただし、1部屋空いた場合の損失は、部屋数が多い方が少ないです。10部屋のアパートで1部屋空室が出た場合は、家賃は1/10だけ減ります。でも2部屋のアパートで1部屋空室が出た場合は、家賃は1/2になってしまいます。同じ値段で買えるなら、部屋数が多い方が1部屋空室時の損失は少なくてすみます。ファミリーよりもワンルームや1LDKの方が、空室損失だけ見ても有利です。家賃保証会社は通常10%で家賃保障してくれるそうです(もう少し条件が有利でした)。空室率が10%まで上がることは、めったにないという算段です。実際、ボクがマンションを買うときも、10%で保証してくれる所があると聞きました。空室が10%までいくことはないだろうと強気に考えて、家賃保証に入るのはやめました。この半年間、空室率はゼロですから、当分は10%は下回るのではないかと思ってます。家賃保証会社が10%で請け負うということは、初期投資段階で、空室率を10%と見積もって投資計画を立てるとよさそうです。初期投資段階で満室で回っている物件での話しです。[不動産の資産価値を上げる方法 136]携帯番号をお客様に伝えておく。オーナーの携帯番号を教えておくことで、何かのトラブルに即座に対応できます。できたら、お客様の携帯番号も教わっておく方がベターです。管理会社で情報が止まってしまうことを、防ぐことができます。苦情があれば、管理会社や水道、ガス、電気屋さん、警察などに電話すればいいだけです。自分で処理できるものは、もちろん自分ですぐに動きます。ボクは実際に携帯番号を教えていますが、2件しか貸してないせいか、1ヶ月に1回、電話がかかってくれば多い方です。ほとんど電話はないです。最初はしょっちゅう苦情電話がかかってくるものと覚悟していましたが、あまりにも反応がないのでビックリしてます。木造ワンルームアパートでは違うのかもしれませんが。。。
2005.01.28
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フィリップ・ジョンソン死去アメリカ建築界のドン、フィリップ・ジョンソン氏が98歳で亡くなられました。インターナショナルスタイルからポストモダン、デコンストラクションまで、様々な様式に関与しました。インターナショナルスタイルは様式名の命名者でもあります。20世紀も終わったんだと、感慨深い出来事です。日本では丹下健三氏がご健在、最後の巨匠と呼ばれています。黒澤明の存在に近くなっています。ジョンソン氏のご冥福を祈ります。不動産の税額不動産の税額を調べて、ほぼ決定しました。4180万円の今回の物件で払う不動産の税金不動産取得税(県税):約64万(1.5%)固定資産税+都市計画税(市税):約24万(0.6%)所得税(国税):これから申告のための計算をします。括弧内のパーセントは税率ではなく、買値との単純な比です。実際は固定資産評価額に控除などの計算をして固定資産税課税標準額を出し、それに家屋の場合は税率を掛けたり、土地の場合は半額にして税率を掛けたりします。不動産取得税の税率は、3%です。不動産取得税は、自宅では優遇されます。でも今回の場合は、50平米未満なので、対象になりませんでした。自宅付きの収益不動産を買われる方は、50平米以上を目標にされると若干ですが税金が有利になります。でも利回りは下がりますから、そういった物件を見つけてプラスのフローにするのは難しいですが。不動産取得税は、自宅では優遇されます。でも今回の場合は、50平米未満なので、対象になりませんでした。自宅付きの収益不動産を買われる方は、50平米以上を目標にされると若干ですが税金が有利になります。でも利回りは下がりますから、そういった物件を見つけてプラスのフローにするのは難しいですが。固定資産税、都市計画税の場合は、市役所に行って土地公課証明書、家屋公課証明書をもらうと、去年の支払額が分かります。固定資産税の税率は1.4%、都市計画税の税率は0.3%です。取得税は一回かぎりですが、固定資産税、都市計画税は月当たり約2万円かかります。これはかなり大きいマイナスフローです。所得税は減価償却が効きますが、まだ計算してません(汗)。黒字倒産しないように、キャッシュは余分に持っておこうと思います。
2005.01.27
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自販機業者との契約自販機業者(オペレーター)さんとの契約が終わりました。ローリスクローリターンのコインビジネスの開始です(笑)。どれくらいの売り上げがあるのか、楽しみです。120円缶は110円で、その他は値段据え置き。110円は1本18円(16.3%)、その他は20%です。120円なら20%なんですが、周囲との差別化と宣伝を兼ねて、110円という設定にしました。コンビニよりも安く缶が飲めます。自販機には大きなポップを貼ってもらう予定です。物件見学昨晩、往復2時間のドライブで物件を見てきました。高利回りな上に、路線価からの積算価格でも土地値で買える木造アパート。建物も良好。でも北傾斜のひな壇で、採光条件が悪く、パスでした。ブログ更新ペースをゆっくりに。MOドライブが故障して、連載ブログのデータが出てきません。ついでに、本業、副業が忙しくなりつつあります。さらに、確定申告とプライベートな事情により、更新ペースをゆっくりにします。なるべく自分が勉強になるブログ(ということはボクと同レベルの人にも勉強になる?)を書いていこうと思います。よろしくお願いします。
2005.01.26
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束田光陽著「20代・自己資金300万円サラリーマン大家さん成功の法則」を読みました。年代は全然違いますが(笑)、大変参考になりました。不動産投資を目指す方は、ぜひとも読んでおきたい1冊です。アマゾンランキングでなんと1位に入っていました。ブログは以前から読ませてもらってました。学者タイプのインテリ投資家といった感じです。経費率を考える その3管理費を外注にする場合、家賃の5%、6%、7%程度がかかります。その率は業者さんによって変わります。外注にした場合のGPIからNOIを求める式を考えます。仮に5%だとします。NOI=GPI-(管理費+その他経費+空室損失) =GPI-( GPI×(1-空室率)×0.05 + その他経費 + 空室損失 ) =GPI-(GPI×稼働率×0.05+その他経費+GPI×空室率) =GPI-GPI×稼働率×0.05-その他経費-GPI×空室率 =GPI(1-空室率)-GPI×稼働率×0.05-その他経費 =GPI×稼働率-GPI×稼働率×0.05-その他経費 =GPI×稼働率×0.95-その他経費よってNOI=GPI×稼働率×0.95 - その他経費( 正味家賃収入=満室想定時潜在家賃収入×稼働率×95% - その他経費 )となります。GPI×稼働率は家賃収入分で、それに95%掛けると、管理費委託料5%を引いた実質家賃となります。管理会社に振り込まれた家賃が、オーナーに振り込まれる時は、GPI×稼働率×95%となっています。実際に通帳に入る額です。この他に、固定資産税、都市計画税、共用部電気代、共用部水道代、修繕費、修繕積立金などがその他経費となります。[不動産の資産価値を上げる方法 135]IT化マンション、ハイテクマンションと銘打つ。ケーブルなどを引いて、高速インターネット対応可能なハイテクマンションと銘打ちます。一時、オフィスビルでOAフロアを敷いたハイテクオフィスが売りになったのを真似します。周囲のマンション、アパートとの差別化が若干でも図れます。ADSL、ケーブルTVなどの普及で、高速インターネットが安価に実現できるようになって、差別化が難しくなっています。IT部門で差別化する方法を模索しています。よいアイデアがありましたら、お教え下さい。
2005.01.25
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空室率が収入に与える影響を考えます。ケース1 3部屋中1部屋が1ヶ月空室だと、空室率=1÷(3×12)=2.7%ケース2 3部屋中1部屋が2ヶ月空室だと、空室率=2÷(3×12)=5.6%ケース3 3部屋中1部屋が3ヶ月空室だと、空室率=3÷(3×12)=8.3%ケース4 3部屋中1部屋が4ヶ月空室だと、空室率=4÷(3×12)=11.1%ケース5 3部屋中1部屋が5ヶ月空室だと、空室率=5÷(3×12)=13.9%ケース6 3部屋中1部屋が6ヶ月空室だと、空室率=6÷(3×12)=16.7%NOI=GPI-(経費+空室損失) =GPI-(経費+GPI×空室率) =GPI×(1-空室率)-経費 =GPI×稼働率-経費ケース1の場合 NOI=GPI×0.973-経費 ケース2の場合 NOI=GPI×0.944-経費ケース3の場合 NOI=GPI×0.917-経費ケース4の場合 NOI=GPI×0.889-経費ケース5の場合 NOI=GPI×0.861-経費ケース6の場合 NOI=GPI×0.831-経費 となります。[不動産の資産価値を上げる方法 134]材工一式ではなく、材料費、工事費別々に見積もりを取る。材料費と工事費を一体で見積もる材工一式だと、材料費や工事費の比較できなくなります。そこで見積もりに出す際は、材工別でお願いします。3社程度に合見積もりを出して、材工別の見積書をもらえば、どこの工事費が高い安いがある程度分かります。材料費にはそんな高低はないので、工事費や諸経費なのど上澄みを発見しやすくなります。(129が抜けていたので、134を2回やりました。笑)
2005.01.24
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「ほぼ効率的だが穴がある。」株で語られるこの言葉は、不動産でも通じますが、不動産の場合、以下のような特殊性があります。1 不動産の場合は1対1の取引2 値付けが地場業者まかせでいい加減3 売り手は急いでいる場合が多い4 路線価に頼った価格決定をしている5 逆に収益物件の場合、収益÷適当な利回りだけで決めている6 値引き交渉があれこれできるなど、穴だらけです。やや効率的だけど、探せばゴロゴロと非効率的な部分がある。というのがボクの考え方です。一方、株の方は競売システムが完備されていて、毎日大量に売買されていますから、不動産に比べてかなり効率的、合理的になります。最近、藤山さんの本の影響で、不動産競売が流行っています。でも不動産競売は、多くの参加者が参入する場合、株式マーケットと同様に効率的、合理的な価格に収束していくように思えます。さらに買いだけの競売システムですから、合理的を通り越して、競り上がると、実態よりも高い値段が付いてしまうことも十分ありえます。結論。「不動産市場は株式市場ほど効率的、合理的ではない。しかし、不動産競売は参加者数によっては効率的、合理的市場になる場合があり、参加者が異常に多い場合は不合理な高値になる。」ということでしょうか。(土日は連載ブログは休業中)
2005.01.23
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利益が出て回っている収益不動産がなぜ売りに出るのか?で書いた、相続で分割するために現金化するが、今回見に行った物件でした。相続による売りは、案外、多いものだと改めて感じた次第です。一昨日、夜に物件ファックスをもらったので、ミカコと二人で見に行きました。見に行く前に、路線価をチェック。路線価×平米数÷0.8でおおよその実勢価格を出してみると、ほぼ売値になりました。築15年の満室木造アパートはただで付いてくるというもの。これは資産価値が売値を上回る、株でいうPBRが1倍以下のバリュー不動産!と思って、見てみると、立地も建物もいい。夜中だけど不動産屋さんに連絡したら、まだ担当者が居ました。もとづけの業者さんに連絡してもらったら、すでに申し込みが入っているということ。なんだー、ガッカリ。いい物件は足が早い。PBR=Price/Book value=価格/純資産 が1倍以下なんて、めったにありませんから。株なら皆で少しづつ買えるのに、不動産は1人のお金持ちが買い取って後はありません。うーん、くやしいな。まあ、焦らずにお金を貯めて待ちます。ここのところ、価格が上昇気味、利回りが下降気味。株と同じで、一気に上がらず、また下がるはずです。(土日は連載ブログは休業中)
2005.01.22
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GPI(Gross Potential Income:潜在的総収入、満室家賃収入)がNOI(Net Operating Income:ネット収入)にはなりません。固定資産税、管理費、共用電気代、修繕費(積み立て含む)などが毎年、経費として掛かってきます。さらに空室による損失分も、GPIから引かれます。NOI=GPI-(経費+空室損失)ネット収入=満室家賃収入-(経費+空室損失)両辺を総コストで割ると、以下のような比率の式になります。NOI÷総コスト=GPI÷総コスト - (経費+空室損失)÷総コストネット利回り(FCR)=グロス利回り - (経費+空室損失)÷総コストこのように、ネット利回りは、グロス利回りよりも(経費+空室損失)÷総コストの分だけ小さい値になります。 [不動産の資産価値を上げる方法 134]共用部の入り口などに、フロアマットを置く。共用部の入り口などに、フロアマットを置いて、グレード感を高めます。コストはかかりますが、館名のロゴを特注で入れておくと、より効果的です。フロアマットは置いておくと、すぐに斜めにずれてくるので、両面テープで動かないように仮止めしておくとよいでしょう。
2005.01.21
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PERはPrice/Earnings、P/E。分子が値段で分母が利益。不動産投資では利回りとして考えることが多いので、E/P(益利回り)としてもらった方が分かりやすい。その方が預金金利とも対応できます。PERはEPRに、PBRはBPRに。ROE、ROA、ROIはそのまま、そのまま。とにかく価格、価値、資本が分母に来て欲しい。。。と思っていたら、稲虎さんのホームページで、そのような係数の分析がされていたので、嬉しくなりました(笑)。BE% その3ボクのマンションのBE%を、おおざっぱに計算してみます。BE%=(総運営費+年間元利返済額)÷潜在的総収入 =(Total Operating Expense + ADS)÷ GPI =(30万+137万)÷295万 =56.6%30万+137万=167万が、このマンションの損益分岐点(break even point)となります。BE%が57%とは、満室家賃収入のうちの57%が経費に取られ、残りの43%がキャッシュとして自分に残ることを意味しています。銀行に返済した137万は元利返済ですから、実際は自己資本に組み込まれる分も入っています。でも、キャッシュとしては残りませんから、キャッシュ中心で考えると、こうなります。上記は自宅を貸した場合で、今は自分が住んでいる分がGPIから引かれますからBE%=(30万+137万)÷199万 =83.9%となります。BE%が84%とは、満室家賃収入のうちの84%が経費にもっていかれ、残りの16%のキャッシュが自分に残ることを意味しています。たったの16%しか安全率がありませんから、空室などがあるとすぐにマイナスフローになってしまいます。自宅として使って、車も置いているのだから仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、ここは改善すべきと考えています。具体的にはすこしでも収入を増やすために、稼働率を上げる、車をもう一台置けるようにする、自販機を置いて補助的な収入を増やす、期間固定の繰上げ返済をして毎月の返済額を減らすなどが対策としてあります。[不動産の資産価値を上げる方法 133]鉄骨製外廊下に鉄筋の筋交いを入れて、耐震補強する。鉄骨製外廊下の柱に、鉄筋の筋交いを入れるのも有効です。外廊下と建物をしっかりボルトで止めた上に筋交いを入れると、東西方向の揺れに対して丈夫になります。木造アパートは、戸境壁が短冊状に南北方向に入るため、南北方向の壁は多くなります。一方、東西方向の壁は、南の日を入れようとするため、少なくなる傾向にあります。そこで、鉄骨製外廊下に、東西方向の壁としての役割を持たせるわけです。
2005.01.20
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大型店の出店近くに大型店が出店することになりました。工事現場があったので何かなーと思っていたんですが、大型スーパーでした。交差点に近い立地で、もともと大型店が多い場所でしたが、さらに大型のお店が出店してきます。これはオーナーとしても、生活者としても、うれしいかぎりです。駅近だと、大型スーパーはなくてコンビニくらいで、逆に買い物は不便という所です。田舎に多いパターンです。今のところ、立地の選択は吉と出ています。生活の便が良くなると、地価が上がります。空室率が下がります。そのため、資産価値は上昇することになります。BE%BE%(Break Even rate:損益分岐率)は、以下の式で表せます。BE%=(総運営費+年間元利返済額)÷潜在的総収入 =(Total Operating Expense + ADS)÷ GPIADS:Annual Debt ServiceGPI:Gross Potential Income 満室だった場合の賃料収入年間に出て行くキャッシュを、満室時の賃料収入で割ったもの。この比率が小さい方が、出て行くキャッシュに対して入ってくるキャッシュが多いということ。投資の安全性を確認する指標です。BE%=50% >>> 賃料の50%は出て行く。BE%=80% >>> 賃料の80%は出て行く。と比べると、明らかにBE=50%の方が有利です。BE%=100% >>> 賃料の100%は出て行く。となると、キャッシュフローはゼロになります。このBE%=100%の所が損益分岐点です。損益分岐点は総運営費+年間元利返済額 = 潜在的総収入となる点です。この損益分岐点をどれくらい上回るかで、キャッシュフローの安全性を見ることができます。[不動産の資産価値を上げる方法 132]ステ看板を使う。不動産広告の中で、最も効果があるのがステ看板だそうです。ただし、売り物件についてよく使われる手で、賃貸では無いように思えます。ステ看業者に依頼して、業者は夜中に電柱にくくり付けに行きます。ステ看板自体は違法ですし、地域環境を悪くするからあまり薦められませんが、ひとつの可能性として揚げてみました。
2005.01.19
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BE%はBreak Even rateのことで、損益分岐率と訳されています。Evenは等しいという意味があります。同点で引き分けもイーブンです。その等しさを破る、breakする点がbreak even point、損益分岐点です。何が等しいかというと、収入が経費と等しいということです。経費のグラフを収入のグラフが下から抜く点が、損益分岐点です。そこから先に、利益が発生します。グラフの高さの差=収入―経費が利益となります。不動産の場合の経費は、固定資産税、管理費、修繕費、共用電気代などのコストです。その他に銀行などへのローン元利返済額を足したものです。利益を上げるために出て行くキャッシュの総計です。ローン返済額を経費に足すこと、特に元本返済を経費に含めることは、キャッシュフローを重視した考え方です。収益分岐率と率(rate)となっています。分岐点ではなくて分岐率ですから、コスト+返済額を利益で割った比で表します。不動産の場合、売り上げにかかわらず出て行く経費がほぼ一定であり、その経費を収入が越えると利益が出ます。ですから、キャッシュフロー上の損益分岐点=コスト+ローン返済額となります。この水平な直線に家賃収入という階段状のグラフがぶつかる点が、break even point、損益分岐点です。[不動産の資産価値を上げる方法 131]長期空室の場合、相場1割引で貸す。これはできたらやりたくないことですが、やるとすぐに空室が埋まると思います。敷金、礼金の値引きで埋まればいいのですが、それが不可能な場合は家賃の値引きで空室を埋めます。何をやっても1年間空室のような部屋は、家賃設定に誤りがあるように思えます。空室が埋まれば、少なくとも収入が入ってきて、空間のままにしておくディメリットはなくなります。飛行機会社が空室を埋めるため、スタンドバイチケットを売ったり、格安旅行をしたりするようなものです。
2005.01.18
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大震災から10年目あの時、自分も何かしようと決意しました。ようやくひとつが実を結びそうです。亡くなられた方々のご冥福を祈ります。広瀬さん、泉さんとお会いしました。今日は、不動産投資アドバイザーの広瀬さんとクラブリッチ社長の泉さんとお会いしてきました。不動産ビジネスでご協力できそうで、なによりです。それにしてもお二方は、凄いお方です。アエラに広瀬さんの記事が載っているとのことで、見せていただきました。記事のどこに載ってるんだろうと思っていたら、1行目の1文字目からお名前が!いや、驚きました。一流誌の記事の最初にお名前が載るとは。。。(去年の年末、忘年会で、ボクは色んなことをしゃべっていたようで、お恥ずかしいかぎりです。木造はどうとか、RCのクラックはどうとか。実は何をしゃべったかよく覚えていないんです。。。冷汗)CCRとROEレバレッジ分析の式で、次の2式があります。CCRとROEはどちらも利回りですが、分子にくる利益が若干違います。1 CCR=FCR+(FCR-K%)×レバレッジ2 ROE=ROA+(ROA-金利)×レバレッジCCR=C/C=Cash on Cash Return=キャッシュ・オン・キャッシュ利回りFCR=Free and Clear Return=ネット利回り=ネット収入÷総コストK%=Loan constant=ローン定数(償還率)=年間元利返済額÷負債ROE=R/E=Return on Equity=自己資本利益率ROA=R/A=Return on Asset=総資産利益率(この場合はFCRとほぼ同じ)レバレッジ=テコの力=負債÷自己資本CCRはキャッシュ・オン・キャッシュ・リターンで、自分が出したキャッシュに対して、どれくらい「キャッシュ」が戻ってくるかの割合です。一方、ROEは自分が出したキャッシュに対して、どれくらい「自己資本に帰属する利益」が戻ってくるかの割合です。上記の式は、以下の式から求められます。利回りの分子にくるのが、これらの利益です。1 キャッシュ利益 = 利益 - ローン元利返済額2 自己資本に帰属する利益 = 利益 - ローン金利返済額ローンの元本返済分を引くのがキャッシュ利益。ローンの元本返済分を引かずに中に含んでしまうのが自己資本に帰属する利益です。通常は、利益にはローン元本返済分を含みます。元本返済は銀行にするのですが、自分の資産に投資しているわけです。銀行の利益は金利返済分で、元本返済分は自分に属すると考えられます。CCRは受け取るキャッシュにおける利回りで、キャッシュフローを重視しています。一方ROEは銀行の取り分である金利を除いた利回りで、自己資本の増加を重視しています。1 CCR >>> キャッシュフローを重視した利回り2 ROE >>> 自己資本を重視した利回り重要なのはキャッシュとキャッシュフローですから、ROE分析よりもCCR分析の方をすべきように思えます。FCR(ネット利回り)と比較すべきは、金利よりもK%だということです。企業のキャッシュフロー分析でもCCR、K%は使えそうです。[不動産の資産価値を上げる方法 130]敷金ゼロで募集する。敷金返還トラブルが多く発生しています。今後、敷金はすべて返さねばならない傾向になっていきます。それならばいっそのこと、敷金ゼロで募集してしまうというのも手です。畳、クロスのリフォーム、設備の修理などは、すべてオーナー側負担です!と言ってしまいます。すると、入居者は安心です。コストをどっちで負担するかでもめる心配もありません。これは賃料未払いのための保証金、リフォーム、設備修理の前受け金という意味のお金がなくなるわけで、オーナーにはリスク増になります。でも、今後そうならざるを得ないのなら、早くやった者勝ちで、空室をすぐに埋める対策にはなります。実際、このような動きは一部で出てきています。
2005.01.17
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でらマネーさんのところで書いたコメントを、こちらにも貼っておきます。株と不動産、どっちが儲かるか、どっちが有利かはいつも考えていますから。ボクは「株の方が絶対に儲かる!」と思ってます。ただ、自宅をどうするか、株で稼いで大きくなったキャッシュをどうするか、大損しないためにはどうするか、毎月株で安定的に収益があがるのか、株でレバレッジを掛け続けるのはどうか、などを考えると、不動産も視野に入ってくると思います。自宅をどうするか自宅を借りる、買うを考える場合も、収益物件を買ってその中の1件に住むという選択肢もあります。ボクがやっていることで、今のところこのやり方が気に入ってます。住宅ローン破綻リスクを、かなり回避することができます。自宅は資産ではなく負債になってしまうので、この扱いを間違うと、一生付いてまわります。詳しくは、フリーページの自宅をどうする懊悩煩悩記をご覧下さい。不動産投資のメリット1 毎月の安定的なキャッシュフロー2 低利で安定的かつ長期のレバレッジ3 減価償却費により実際は出ていかない費用の計上などが、不動産のメリットかと思ってます。空室リスクの低い低利回りの物件に、レバレッジを掛けて、高利回りにして、キャッシュを毎月取っていくことができます。キャピタルゲインよりも地道なインカムゲインの方が、不動産は向いているように思えます。(土日は連載ブログは休業中)
2005.01.16
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自販機について自販機の業者(オペレーター)5社くらいに電話して、2社に来てもらい、ほぼ1社まで絞れてきました。そこらに置いてある自販機を見に行き、それに貼ってあるシールから、業者の名前と電話番号をメモしました。最近の散歩は、自販機巡りでした(笑)。車でちょっと動けるエリアで調べても、同じ業者が多いのを発見。次に、電話で聞き取り。目ぼしい業者の営業さん2人に来ていただき、説明も受けました。そして、ようやく1社に絞れました。メーカー系列は、そのメーカーの缶しか扱えないのでボツ。色んなメーカーを混ぜることができて、500ミリリットルペットボトルでも20%をもらえる業者にしようと決めました。単価の高いものでも、120円×20%しかもらえない業者もあります。約1メーター幅の機械2台置いて、値段も110円で売ろうと思います。若干単価を下げ、売り上げ本数を上げて、収益向上を狙います。100円だとさすがに利益が出ないので、100円と120円の間をとって110円の設定です。アサヒ、サントリー、キリン、コカコーラなどのメーカーが、どんな飲料を出しているのか、今まで気にしたことが無かったんですが、今は非常に気になります。アサヒはワンダー、サントリーはボスなどなど。缶を飲んでいる人がいると、何を飲んでるんだろうと、つい見てしまいます(笑)。ボクは缶コーヒーはよく飲むので分かるのですが、他の飲料はさっぱり。そこで、ミカコにお茶は何がいい?とかココアはどこ?とか聞き取り調査してます。実際に売ってみて、売れないようなら、売れるメーカーに変えられる業者、機種を選びました。これなら、こちらも売り上げに関与できます。周囲に置いてある自販機との競合をなるべく避け、競合する場合は勝てる見込みのある場合だけ採用するなど、色々と楽しんでいます。人の流れから、下流側にある自販機に対しては強気に、上流側にある自販機に対しては弱気に判断します。収益不動産を持つと、ほんとに様々なことを自然に勉強するようになります。建物は設計で長年関係してますが、実際に収益不動産を持つと、設計者としての目以外に、オーナーとしての目も養われてきます。オーナーの視点は、設計にも逆に生きてきそうです。ホームセンターに行っても、ほとんどすべてのエリアで足が止まるようになりました。経営の数字も、株の会社分析以上に、熱が入ります。なぜなら収益物件を1棟持つことは、自分の会社を1社持つことに近いからです。初トレード華能国際電力を5.25、4000株買い。春に株数を分割、株配などで増やしたせいで、ここのところさえず。石炭価格の上昇が、利益を圧迫して株価もそれに反応。ボクは4000株づつですが、徐々に買い進めてます。大きく下げるようなら、大きく買いにいきます。http://finance.yahoo.com/q/bc?s=0902.HK&t=5y&l=on&z=m&q=l&c=5年チャートを見ると、splits(分割)時点を頂点にして、下落トレンドであるのがわかります。YAHOOのチャートは、分割前の価格も、分割後に合わせて変えてくれているので助かります。分割で半額になったため、修正されていないチャートだと、暴落したように見てしまいます。COFCOが動き始めました。日足が窓をあけて飛び上がってます。ようやく底ばいから抜けるのか、楽しみです。(土日は連載はお休み)
2005.01.15
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K%ついに解決!Quattroporteさんから、関係式を教えていただき、それをいじっていたら、完璧に納得できました。ありがとうございました。これで1ヶ月悩んだK%も、ついに卒業です。色々と混乱させるようなことを書いて、申し訳ありません。フリーページの方も、構成し直しておきます。CCR、FCR、K%の関係式まずはK%(Loan Constant:ローン定数)の定義から。K%=年間元利返済額÷ローン残高 =ADR÷ローン残高 =年間元利返済額÷負債という式で、償還率と呼ばれるものです。分母の負債総額には金利が入らないけど、分子の返済額には金利が入ります。ここがポイントです。ローン残高=負債額は毎月徐々に減るけれど、ここでのローン残高は初期での残高を表します。以下、負債=負、自己資本=自、年間元利返済額=元利返と省略します。K%=元利返÷負FCR:Free and Clear Return=NOI÷総コストCCR:Cash on Cash Return=(年間キャッシュ利益)÷(投資したキャッシュ)NOI:Net Operating Income ネット利益、正味の利益=利益-経費年間キャッシュフロー=年間キャッシュ利益は、次のように、ネット利益(正味の利益)からローン返済額を引いたもの(NOI-ADR)ですから年間キャッシュフロー=年間キャッシュ利益 =年間ネット利益-年間元利返済額 =FCR×総コスト-元利返 =FCR×(自+負)-K%×負 =FCR×自+FCR×負-K%×負 =FCR×自+(FCR-K%)×負よって年間キャッシュフロー=年間キャッシュ利益=FCR×自+(FCR-K%)×負この式で、FCR>K% だと 負債はキャッシュフローにプラスに働くFCR=K% だと 負債はキャッシュフローに影響しないFCR<K% だと 負債はキャッシュフローにマイナスに働くとなります。両辺を自己資本で割ると、比率だけの式となります。CCR=FCR+(FCR-K%)×(負÷自) =FCR+(FCR-K%)×レバレッジ以上からCCR=FCR+(FCR-K%)×レバレッジこの式で、FCR>K% だと レバレッジはCCRにプラスに働き CCR>FCRFCR=K% だと レバレッジはCCRに影響せず CCR=FCRFCR<K% だと レバレッジはCCRにマイナスに働き CCR<FCRとなります。CCRを大きくするためには、FCR>K%となるようなFCRの物件を選び、ローンの設定をする必要があります。次の順番で、ネット利回り、ローン定数、レバレッジ分析を行い、FCR>K%か否かを検討します。FCR<K%の場合は、その物件をやめるか、ローンのやり方を変えるしかありません。1 物件から FCR=NOI÷総コスト の計算2 ローンから K%=年間元利返済額÷負債額 の計算3 レバレッジの検討 FCR>K%
2005.01.14
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ペイバックとは、文字通りお金が返ってくること、資本回収のこと。プロパティ・マネージメントでは、ペイバックとはペイバック・ピリオド(Payback Period)のことで、資本回収期間を意味します。回収年数ですから、小さい方がいいわけです。ペイバック=自己資本÷年間キャッシュフローの式で表せます。ペイバックは、負債を多くして自己資本を少なくすれば、小さくなります。K%について、今までの間違いを、quattroさんに再度教えていただきました。しばらく考えて、またカキコします(笑)。金利というのは、簡単そうで、数式で捉えようとするとやっかいです(汗)。[不動産の資産価値を上げる方法 128]礼金半額キャンペーンを実施する。礼金は2ヶ月が普通だと思います。1ヶ月は仲介業者、1ヶ月はオーナーの取り分となります。これを1ヶ月にすると、半月分ずつの取り分となります。でも、礼金半額!と宣伝して半月以上早く空室が埋まるなら、効果はあるということです。仲介業者が他との差別化を計るため、この礼金半額キャンペーンをやっているところもあります。
2005.01.13
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レバレッジ分析の式に、FCR(ネット利回り)>K%CCR(キャッシュオンキャッシュ利回り)>K%の2式があります。「利回り>償還率」は、「元の取れる年数<返済年数」ということです。「利回り>償還率」は、元の取れる年数に比べて、返済年数を長くすればよいということです。利回り>償還率 ⇔ 投資回収年数<返済年数この式は、返済年数を長く取りさえすれば可能になります。そのためには、木造よりもRC造、S造の方が償却年数が長く、長いローンを付けやすいので有利と言えます。10年ローンよりも、20年ローン、30年ローンの方が、式の上ではよいことになります。毎月のキャッシュフローは、ローンが長ければ月返済額が減り、プラスが大きくなります。ひつこいようですが、これはキャッシュフローであって、レバレッジ分析ではないように思えます。純利益=利益-支払い利子=ROA×(自己資本+負債)-金利×負債=ROA×自己資本+(ROA-金利)×負債の式で、(ROA-金利)がプラスの場合は、借金が利益にプラス効果があります。借金すればするほど純利益が増えます。(ROA-金利)がマイナスならば、借金すればするほど純利益が減り、マイナスになる可能性もあります。これがレバレッジ効果=借金の効果だと思います。上記の式の両辺を自己資本で割ると、以下のような比率だけの式になります。ROE=ROA+(ROA-金利)×(負債÷自己資本) =ROA+(ROA-金利)×レバレッジここでROE=R/E=利益/自己資本=Return on EquityROA=R/A=利益/資産=Return on Assetレバレッジの定義は普通、総資本÷自己資本ですが、借金の自己資本に対する割合、負債÷自己資本でも、レバレッジを表すことがあります。上記の式を見ても、(ROA-金利)がレバレッジ分析で重要なことが分かります。次に負債の自己資金に対する割合も、多ければ多いほど大きな効果があります。要は、調達金利よりも高いROA(FCR)で借金を多くすると、自己資金利回りROEが高くなるということです。ROAが金利と同じなら、いくら借金をしても、ROE=ROAとなってしまいます。調達金利よりも高いROAの物件を借金を多くして買えば、ROEを高くすることができます。ROEが高いと、持ち出した自己資金の回収が早くなります。実質利回りの高い物件を低金利のローンで一杯借りて買えば、投資効率がいいということです。[不動産の資産価値を上げる方法 127]プロによる水回り掃除のサービスをする。キッチン、ユニットバス、洗面所などの水回りは、汚れが激しい所です。更新時に、プロによるクリーニングをサービスしましょう。お客様に喜んでもらえます。
2005.01.12
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FCR>K%を定義に直すと(年間ネット収入)÷(総コスト)>(年間ローン元本返済額)÷(負債)⇔(年間ネット収入)÷(自己資本+負債)>(年間ローン元本返済額)÷(負債)⇔(年間ネット収入)÷(年間ローン元本返済額)>(自己資本+負債)÷(負債)⇔(年間ローン元本返済額)÷(年間ネット収入)<(負債)÷(自己資本+負債)⇔(年間ローン元本返済額)÷(年間ネット収入)<負債比率(LTV)となります。FCR>K%は、収入に対する元本返済の割合が、負債比率以下になればよいという式でもあります。しかし、このように変形しても、レバレッジ効果の式にはなりません。レバレッジは「FCR-借り入れ金利」で計るべきだと思うのですが、どうでしょうか?[不動産の資産価値を上げる方法 126]周辺地図を作って、内見希望者、新入居者に差し上げる。近所のスーパー、ビデオ屋、外食屋、喫茶店、歯科、内科、病院、バス停、駅などを書いた地図を作っておきます。地図には電話番号、HPアドレスなども、リストにして記入しておきます。空室になったら、部屋の目立つ所にイーゼルを置き、パネルに貼った地図と物件のキャッチコピーを立てておきます。また、内見者や新入居者に、封筒に入れて差し上げます。
2005.01.11
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バリュー不動産投資、成長不動産投資株にバリュー株投資、成長株投資、テクニカル投機があるなら、不動産でもバリュー不動産投資、成長不動産投資、テクニカル不動産投機があるのだろうか?と考えてみました。バリュー不動産投資実際の価値よりも安く売られている物件を買うこと。その価値は収益還元価格と積算価格の両方で計算。成長不動産投資高速が将来通る、拡幅される予定の道が近くにある、鉄道の駅ができる、調整地域からはずれる、用途地域の変更予定がある、インフラが整っている地域で将来発展しそう、大型店の出店予定が近くにある。。。などなどの、価値の成長が予想される土地をその価値が価格に反映されていない時に買って、長期で保有する。テクニカル不動産投機過去の不動産の値動きのパターンを用いて、短期で売買を繰り返して利鞘を稼いでいく。10年単位のうねり、波を見て売り買いする。かなーり強引な仕分けですが、不動産を買う場合は、このすべてを考えるように思います。ボクの場合、最初にマンション(売値4100万)を見たとき、この建物を作るだけで4100万は掛かるし、土地も大きく余っているので買いだ!と積算価値バリュー投資的な考え方が買う動機のメインだったように思います。設計事務所を以前やっていたせいか、すぐに建物価値で見てしまう悪い癖があります(笑)その他に高速が近くを通る予定、インフラが整っている、大型店があり、今後も増えそう。という成長投資的な考え、価格と金利が底打ちに近いというテクニカル的な考えもありました。かなり甘い判断ですが(笑)このように書いてきて、やはり、今いいと言われている立地はすでに高いので、バリュー投資としては意味がないというのが分かります。駅近は高いので、リスクは低いけど利回りも低い。この企業はいい、あるいは成長するとすでに評価が固まってしまっている株は、すでに高値であるのと一緒です。皆がダメだこりゃ!と思っていても実はちょっと手を加えると非常にいいとか、人口の減るエリアだと皆が思っている所が実はこれから底をついて増えていくエリアだとか。そんな立地や建物がバリュー価格になります。そんな物件を見つけるのがいいとは思うのですが、至難の業です(笑)物件見学と業者さんのお話昨日、ちょっと遠めの所に物件見学をしてきました。新築木造アパート、表面8%、駅10分。路線価と建築単価などから計算した金額や利回りを見ると、売値は高いの一言。2項道路で、車も入れず。工事中の現場を、職人さんの許可を取って見せてもらいましたが、建築工事はまあまあ。戸境壁は、12.5ミリのプラスターボード2重張りをしていたのは合格。ただ、木造では、2階の床を普通に作ってしまうと、音がやはり気になります。近所のおばさんに道で出会ったので、色々と聞いてみました。狭い道路は私道だそうで、さらにマイナス点。でもそのおばさんは、安いわねーって言ってました(笑)行ったついでに不動産業者さんの所に寄って、色々とお話を聞いてきました。その辺の住宅地は、区画の広い所以外は、みな値上がりし始めている。建築協定や条例で小さな分割のできない土地は、高くすると売れないので、値が上がらないが、普通の土地は上がっているそうです。そのため、収益物件の利回りは下がる傾向にあるそうです。それにしても表面8%じゃあ、都区内の物件が買えてしまいます。立地の良い8%ならいいんですが。。。あんな田舎でも値上がりしているのかーと。でも、株だって底をついて上がってきたと思ったら、また下がるなんてケースも多くあります。少し上がり始めたので買ったら下がったなんてざらです(笑)。ですから、先のことは分からないです。あの90年のバブルはもう無いでしょうから、収益還元価値重視でいきます。(土日休日は連載はお休み)
2005.01.09
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自動販売機自動販売機業者さんに来ていただいて、色々とお話を聞きました。缶1本当たり24円(20%)もらえ、経費の中で電気代のみこちらもちという3年契約です。掃除、缶の搬入、空き缶回収はやってくれるそうです。途中解約の場合は、残った日数で工事費の日割り計算をして、その分は支払うというもの。電気代は約月4000円。損益分岐は167本/月(5.5本/日)です。1日6本以上売れれば、最低、常夜灯にはなるという計算です(笑)。冬は売れ行きが悪く、電気代もかかる。夏は売れ行きが良く、電気代はかからないそうです。交差点に敷地が空いていますから、大型で2台、小型で3台程度は入ります。取り付けは、コンクリートの土台を打ち(平坦ではないので)、アンカーボルトで止めるそうです。地震対策です。敷地を空けておくだけではもったいないので、3年はやってみようと思います。2台を入れて、3年間1本も売れない場合でも、電気代4000円×2台×36月=288,000円のリスクしかありませんので。ローリスクローリターンの商売ですが、自分の手がまったく掛からないのが、最大のメリットです。今後、複数の業者から聞き取りをしてから決めようと思っています。K%を考える(修正) その2K%=ADS÷(Loan balance)=(年間ローン返済額)÷(ローン残高)K%は償還率のことで、借金の元本に対して毎年の返済額がどれくらいかを示した係数。ボクの場合のK%を考えると、ADS=1,370,340Loan Balance=31,000,000だからK%=1,370,340÷31,000,000=4.42%となります。金利を入れた場合のK%はK%=1,370,340÷41,110,200=3.33%で、借金への返済は毎年3.33%で、返済年数は100÷3.33=30年。今回400万、期間短縮繰上げをしました。ADS=1,370,340Loan Balance=27,000,000となったのでK%=5.08%となります。金利を入れた場合のK%はK%=1,370,340÷34,233,900=4% で、返済年数は100÷4=25年。K% の分母のローン残高には金利が入っていませんので、100%をK%で割っても、返済年数にはなりません。30年ローンですが、100÷4.42=22.6年になってしまいます。ボクとしては、金利を入れた返済総額を分母にした方が、返済の割合を示す係数としては適しているのではないかと感じます。金利を入れた返済総額でADSを割ったK%を使えば、返済年数もすぐに計算できるからです。[不動産の資産価値を上げる方法 125]駐車場をつぶして住戸を作る。駐車場はお金があまり取れず、利回りが悪くなります。そこで、駐車場をつぶして住戸を作ってしまう手が考えられます。もちろん容積率の範囲内で。ボクのマンションはピロティに駐車場が3台あり、その他に1台(角の隅切り隣地を通っていいならもう1台)あります。これが利回りを下げている大きな原因です。そこで何度も住戸を作るプランを考えました。機会があったら実行しようと思っています。駅から遠い、車社会の地域ですから、このピロティをつぶして、近くの駐車場を借りてもらった場合のディメリットも大きいので、考えどころです。冬になって自分の車のフロントガラスが霜で凍るようになると、屋根付き駐車場の有り難味が分かります。このピロティは、競争力を付けている要因なのかもしれません。
2005.01.08
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7メートルのはしごと、2メートルの脚立を買いました!冬休みについに買いそろえました。といっても、二つ合わせて1万6千円です。意外と安かったので早く買えばよかった(笑)。はしごを買ったので、さっそく屋根に上りました。はしごは怖いので、ロープで倒れないように手すりに縛ってから上りました(笑)。以前、業者さんに借りて上った時、本当に怖い思いをしたものですから。屋根のパラペット部分(外壁最上端、陸屋根部分から上に出ている防水の立ち上がり部分の壁)を補修しました。小さなクラック(割れ)をシリコンシールで塞ぎ、その後、シリコンクリア塗装(商品名:防水一番、防カビ剤入り)をベタベタに塗りました。パラペットを何周もして、この作業を終わらせるのに、5時間かかりました。2日間は筋肉痛でした(笑)雪が降った時、積もった雪からクラックに水が浸入し、それが凍って膨張してコンクリートが壊れないか心配でした。コンクリートの破損は、クラックの水が凍ることでよく起こります。また、その水が鉄筋をサビらせ、サビによる膨張でもコンクリートが破損します。これからは少し安心です(笑)。予算に余裕があれば、アルミの笠木をかぶせたいところです。と言っても予算はないので、暇を見つけてシリコンシールをベタベタに厚く塗ってしまおうと思ってます。K%を考える その1K%(Loan constant:ローン定数)の定義が間違っているとquattroporteさんからご指摘をいただき、次のように訂正します。K%の分母には金利は含まれません(以前のボクの定義では金利を含むにしていました)。Quattroporteさん、ありがとうございました。K%=ADS÷(Loan balance)=(年間ローン返済額)÷(ローン残高)ここで、ローン残高=初期ローン元金残高=初期負債(他人資本)総額、ADS=Annual Debt Service=年間負債支払い総額です。このローン残高には、金利が含まれていません。バランスシートの右側、自己資本と他人資本(負債)のうちの他人資本(負債)に相当するものです。ローン残高は毎月減っていき、それを分母にするとK%は定数ではなくなってしまうので、初期のローン残高で計算します。要するに、毎年何%づつ返済しているかという割合です。K%は、一般には償還率と呼ばれます。償還とは返済と同義ですから、償還率とは返済率とも言えます。[まとめ]K%とは、償還率のこと。毎年負債元本の何%を返済するかという割合。[不動産の資産価値を上げる方法 124]断熱性塗料を塗る。機能性塗料は多く販売されていますが、断熱性塗料というのもあります。断熱効果を上げたい場合に使うと、若干ですが効果はありそうです。
2005.01.07
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ブログ始めて5ヶ月になりました!8月7日にブログを開始して以来、5ヶ月が経ちました。ひなさんにブログを作ってとお願いして、IDとパスワードもひなさんに教えて、すべて作ってもらって、そこまでやってくれたんだから書くしかないと観念して始めて、それからはあっという間の5ヶ月でした。どうせ書くなら自分の勉強になることをと、毎日コツコツ書いてました。そうしたら、非常に優秀な投資家の方々まで訪問してくれるようになり、ますます勉強になりました。自分で考えながら書くことは勉強になるんだと、妙な所で感心してます(笑)。不動産にテーマを絞ってますが、元来、株が好きなものですから、休みになると、つい株の話が出てきてしまいます。7日からは早起きして、ブログ書きのお勉強の開始です!買いの指値久しぶりに買いの指値。華能国際を待ち伏せしてますが、買えず。自分の家に帰ってきました。見てなかったメールが山のように溜まっていて、外から見ておくべきでした(汗)。すぐに返信を書きますから、少々お待ち下さい。外に出ていても、校正の仕事を毎日延々とやってました。気晴らしにネットを見てる程度。年始早々仕事漬けで、今年はツイてる年になりそうです(笑)。今年もいっぱい笑って、ツキを呼び込みます(笑)(笑)(笑)スプリーさんからのお尋ねをブログに書いておきます。「よい物件なのに、なぜその持ち主は手放すのでしょうか?」1 多くの場合、資金繰りの問題や資金ショートで手放すようです。任意売却物件や競売物件はこれしかありません。 2 オーナーの引越しのために売りに出すケース。ボクの物件は、オーナーのおばあさんが九州に引っ越すために、持っていた物件をすべて売りに出していたところを買ったものです。3 相続で売りに出すケース。相続分割で現金化するケースも多いようです。兄弟で相続する場合、後々のトラブルを嫌って、共有にして持つのをやめて現金化することも多いようです。4 空室にてこずって手放すケース。空室に手こずって、手放す場合、利回りを上げないと売れないケースでは、お買い得物件になることもあります。高利回りで買えれば、家賃を下げて空室を埋める算段ができます。5 管理が面倒になって売りに出すケース。これは意外と多いです。これまで何度か出会いました。6 減価償却できなくなるので売りに出すケース。木造で築18年とか20年だと、減価償却ができなくなるまであと数年です。建て替えるには、追い銭が必要です。ですから、元を取ってしまったら売り抜ける方が得と判断して売りに出すオーナーさんも多いです。7 長年の家賃保障という条件に騙された地主さんが、損切りするために売りに出すケース。有名どころのアパートで多くあります。地面があるのに8%しか回らなかったり、家賃保障だけど、2年目で大きく家賃を下げられたりしてしまって、割りに合わなくなり、ウンザリしてしまう大家さん達です。「そんな旨い話があったら現地の不動産業者が買っている。」という、不動産版「市場は合理的だ理論」、「ランダムウォーク理論」がよく語られます。でも、倉橋社長によると、不動産業者に銀行は貸し渋るそうです。社長の場合、会社から独立してコンサルになった瞬間、借金ができなくなったとのこと。宅建業というのがまずかったそうです。長年同じ会社に勤めているサラリーマンの方が、独立事業主よりも借りやすいそうです。収入が安定しているからだとか。だから「サラリーマンをやめちゃダメよ!」としきりに言ってました。いずれにしろ、いい物件は100件に1件もありません。金持ち父さんも、100件見て、10件に指値を入れて、1件買うと言ってます。「不動産は数のゲーム」とも。株式と同じで、とにかく常にウォッチしておく必要はありそうです。
2005.01.04
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新年早々、物件を2件見てきました。表面9%駅3分のRCワンルームマンション1棟は非常に良く、ミカコも高得点。でも、9000万で手が出ない(汗)。3000万用意して、30年ローンでしょうか。。。将来はあのような物件のオーナーになることをイメージトレーニングしてます(笑)不動産情報では重量鉄骨ALC張りとなってましたが、どう見てもRC造でした。不動産情報では、こういった間違いは結構あります。図面もかなーりいい加減なので、注意が必要です。
2005.01.02
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2005年、平成17年の幕開けです!1 不動産のブログを1年間続ける。2 不動産物件見学を今のペースで続ける。3 アパートローンの繰上げ返済をする。4 中国株を、うねりを取りながら持ち続ける。5 日本株に参戦する。6 株式投資利回り、20%~100%。7 出版の仕事を毎日続ける。出版2冊、改定1冊。8 青色申告を自分でする(今まではひとまかせ)。9 サラリーマンの仕事を楽しむ。10 1年間、考え続けるテーマを「価値 Value」とする。11 マンションの稼働率を限りなく100%に近づける。12 健康管理を徹底し、自分の稼働率を限りなく100%に近づける。を、とりあえずの今年の目標とします。20%~100%はふざけていると思われるかもしれませんが、相場によって目標利回りは代わるので。2003年は約100%、2004年は約20%だから(笑)。今、嫁さんの実家にいて駅伝TVを見ながら、シグマリオン(携帯端末)で原稿を入力しています。出版の仕事を毎日続けるという目標に沿った行動です(笑)。昼には自分の実家に移動して、TVを見ながら原稿書きかも。「価値 Value」については、inatora2さんから教えていただいたもので、自分には今はピンとこないテーマです。1年かけて考えます(笑)。マンションの稼働率のことを考えていたら、自分自身の稼働率に思い至りました(笑)。カゼをひいて3日ダウンしただけで、3÷365=0.8%稼働率が下がることになります。年3回ダウンすると、2.4%ダウンします。健康管理は、不動産管理と同じで大変重要だということがわかります。週1回のジム、入浴後のストレッチ、起床後のタワシ摩擦は忘れずに続けようと思います。
2005.01.01
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