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2006年06月04日
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カテゴリ: アート・舞台
友人Tさんも誘って歌舞伎鑑賞教室に行く。歌舞伎を知らない人も親しみませんか?という趣向らしく、低料金で有名な演目(当然、一場面だけね)が観られる鑑賞会。こちらにも毎年やってくるのだけど、本格的な舞台でないこともあって一度も足を運んだことはなかった。
たまたまこのポスターを学校で見つけたKAIが「演目が“鳴神”だから行きたい」と言っていたのと、姑が「町内でチケット安く手に入るんだけど行かない?」と声をかけてくれたのと。じゃあ一度行ってみるべ。

オープニングは上村吉弥さんの「藤娘」。少々骨太な“娘”だとは思ったけれど(笑)、さすがに美しいこと。装いを次々に変えて見せてくれるので、そのたびに会場のおばさんたちは「ほぉ~~」のため息(私、片手で数えられるほどしか歌舞伎を見に行ってはいないけれど、こんなにおばさん率が高かったのは初めてかも!!)。
間に片岡進之介さんの歌舞伎解説を挟むのだけど、これがとってもおもしろい。超初心者に向けた歌舞伎のあれこれ話で、音の出し方、舞台の呼び方、舞台の上での約束事(←黒子は“いない人”としてご覧くださいとか)など笑いを取りながら話が進む。その流暢なこと、わかりやすいこと。
そのミニ知識を頭に置きながら「鳴神」を観る。鳴神上人は片岡我當さん、雲の絶間姫は吉弥さんだ。

ストーリーはこんな感じ。
朝廷を恨んで、雨を降らさないようにと世界中の龍神を封じ込めた高僧・鳴神上人。彼が坊主たちと暮らすのは滝をのぞむ庵――そこに美女が現れて夫の形見を洗いたいが雨が降らないので困っている。その滝には水があるので使わせてほしいと懇願する。しかし、この女の真の姿は朝廷から使わされた「雲の絶間姫」で、目的は龍神を解放して雨を降らせることにある。色っぽい仕草で上人を惑わす女。まんまと引っかかる上人は、夫婦になるための盃として女から勧められるままに酒を飲まされ、その間に封印を解かれるはめに。事の次第知った上人は烈火のごとく怒り、雷神と化してしまう。

うぅーん、やっぱり雷神はKISSね(笑)。髪の毛を逆立てて、赤い舌をベロン。
今日は鑑賞会用の少し軽めのキャスティングだったので、いつか本格的なの観てみたいなあ。

※イラストはKAIが会場でスケッチしたもの。「雷神になった上人に、坊主もびっくり」の図。





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最終更新日  2006年06月04日 21時19分10秒
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