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昨年は食と健康に関する本ばかりを物色しており、そんな中でインプットされた「佐藤初女」という名前。免疫を高めるとか有機栽培がどういうものかとか正しい食材の選び方とか、息子のアトピー対策のこともあってすぐにでも取り入れられる実務的なものばかりを選んでおり、結局初女さんの本は一度も読むことなく過ぎていたのですが、年末の慌ただしい中で付けっぱなしにしていたテレビで初女さんのドキュメンタリー。以前に放送された番組らしく「アーカイブ」としての特番のようでした。
途中から気づいたのでちゃんと見たのは後半だと思いますが、ガンを患う若い女性を、庭続きの森で摘んできたつくしやフキノトウでもてなす初女さんの映像。「森のイスキア」と名付けられたその家は、全国から体や心に痛みを抱える人たちの癒しと安らぎの場。宿泊者や初女さん、スタッフのおばちゃんたちがみんなで木の円卓を囲んで和やかに食事をする、そういう家です。
食は命であると初女さんはいいます。命あるものをいただいて、その生命力を私たちの体に満たす。それは、私も昨年身にしみて感じたことでしたので彼女の言葉のひとつひとつがよーーーく理解できます。で、早速アマゾンで『おむすびの祈り』という本を購入。一昨日届いたので昨日から読み始めましたが、1ページ読むたびに涙が……。初女さんの半生が語られたこの本には、病弱だった少女時代のこと、そこから感じた食の大切さ、キリスト教との出会い、亡くなる直前に果たされたご主人の受洗、イスキア誕生の話など、神様に導かれるまま生きてこられた姿が語られ、苦難を恵みともされる生き様に自分の小さが恥ずかしくなるほど。テレビではイスキアを訪れる人の話に黙って耳を傾け、一緒に食卓を囲むことで心に寄りそうという姿を見ましたが、その背景がわかる一冊でした(まだ途中までしか読めてないんですけどね)。

私が化学的な食品添加物を使用しなくなったのは、化学物質が体に及ぼす悪影響を思ってのことですが(お菓子を食べただけでもこうしたものは入ってくるので、現代の食生活で化学物質を入れないというのは無理な話。けれど、せめて自分で作る食事にこうしたものを取り込まないよう心がければ摂取量はぐんと減るし、デトックスをきちんと心がけることで排出力を高めることができるはず)、初女さん流に考えるならば、化学的に作られたものには生命力はないわけで、そうしたものは本当の食ではないはず。もっとも、食や食材のひとつひとつを大事にすればするほど、こうした偽者からは遠ざかるというのも実体験でわかってきました。こんな私でさえ可能なのだから誰にだって食生活は変えられるし、この「命をいただく」ということを誰もが感じられる食にみんなで戻せたらいいなあ。

テレビで見たイスキアの活動や本で知った生き様など、食に対する所作や考え方にはキリストの信仰とイコールになることも多く、宗教的な本として、また食に関わる人への一冊として、子育てのベースにと、一度読んでみられることをおすすめします。

学ぶところが多かったので、新たに一冊注文してしまいました。 ここに 動画もあります。興味のある方、ございましたら。







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最終更新日  2011年01月05日 10時56分26秒
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