今日は友人の誘いで子供たちの演劇を見てきました。利根沼田の小、中学生有志で結成された演劇集団で商工会議所青年部が面倒を見ています。あらすじは人間界と自然界との折り合いの話で、人間たちが無神経に自然界を荒らしたため動物達も植物達、森林すらも命の泉が枯れ瀕死の状態になり、学生達が偶然見つけた、河童のじっぽを助けたことから、森の奥へ泉を探しに行きます。
途中、紆余曲折あり、争いあり、ぼろふろしきまとったみたいな神様が出て人間ともののけ、精霊との境界線を守りながら<入口は出口でもあり、出口は入口でもある。>と言い奥山では背の高いてんぐの神様が子供たちをさとします。;舞台のもとはかの有名な迦葉山ですから。>
次第に皆の意識が変わり、お互いが共存して生きて行く大切さに目覚めます。最後は、命の泉も水をたたえ、死にそうだった河童のじっぽも生き返ります。めでたし。
それでなのだ主役のじっぽを演じたのが私の友人の孫で、みさの同級生の娘の藍(あい)ちゃんです。中学生にまじって堂々と立派に演じ切りました。小三なのに二時間弱セリフも間違えず、瀕死の演技も上手でした。しかもお姉ちゃんの楓(かえで)ちゃんも(中一)正しい考えの良い子を演じセリフが沢山あったのに、素晴らしい出来でした。
先日会ったあいちゃんは、はにかみやさんだったのに、びっくり!舞台では本物の子役でした。感動でした。
この子たちのお母さんは美佐の棺を前にして、目いっぱい泣いていた子(母だけど)です。
みさを連れて行けたならきっと喜んだろうなあ・みさも。まりも。立派なお母さんだね。お疲れ様!
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