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2013.03.30

「ＦＡＸ＋猫」」で発火の恐れ、ブラザーが無償点検

テーマ：気になったニュース(31041)

カテゴリ：物あれこれ

　毎日新聞のサイト↓によると、
mainichi．．．20130330
＝＝＝
ブラザー工業は２９日、同社が
００年９月から０５年１１月まで
生産した家庭用ファックスで、
猫の尿が繰り返しかかることが原因で、
焼損する事故が発生したと発表した。
＝＝＝

この「事故」が教訓となって．．．
今後、
全ての家電製品が、
少なくとも「防滴構造」
となるかもしれない。
もちろん、
それは、コストを押し上げ、
販売価格を高くするから、
「アベノミクス」に歓迎されるだろう。

ブラザーの告知はコチラ↓
http://solutions.brother.co.jp/support/information/info_fax/index.html

真偽のほどは定かでないが、
昔々、

　電子レンジを使ったところ、
　愛猫が死んでしまった。
その責任をメーカーが負わされた
そうである。
これは、
「製造物責任法」の講演などで、
よく引き合いに出される。

この「製造物責任法」が制定されてから、
機能が簡単な製品では、
本来の機能を使用する説明文よりも、
何倍もの量の
不適切な扱いに関する注意喚起 の説明文が
添付されるようになったのである。

というのも、「製造物責任法」に於いて、
製造物の欠陥は以下のように定義されている。
＝＝＝
（定義）
第二条　２
この法律において「欠陥」とは、
当該製造物の特性、
その通常予見される使用形態、
その製造業者等が
当該製造物を引き渡した時期
その他の当該製造物に係る事情を考慮して、
当該製造物が通常有すべき安全性を
欠いていることをいう。
＝＝＝
ここで問題となるのは、
「通常予見される使用形態」である。
これは、責任範囲を極めて曖昧にする。
先の猫と電子レンジの場合、
「通常予見される使用形態」になって
しまう可能性が高い。
なぜなら、
「電子レンジで押し花を創る」
という解説書↓が存在するからである。
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