おはま的漫遊世界
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ようやく春めいてきた上海では、市の花である白玉蘭(白い木蓮)が見ごろです。家でじっとしているのがもったいない気候になってきたところに、いい具合の三連休があったので、いつかは(紹興酒を飲みに)行こうと思っていた「紹興」へ満を持して小旅行してきました!◎街の雰囲気紹興は上海から鉄道で約2時間の街。浙江省の一都市で、雰囲気は他の地方都市とあまり変わりませんが、運河が多く、観光地では舟遊びも楽しめる水郷です。春秋戦国時代の群雄「越」の都だった場所で、今でも紹興の略称は「越」。「臥薪嘗胆」の故事に出てくる勾践はこの越の王ですし、故事成語「呉越同舟」の越もここのことです。◎魯迅故里さて、紹興は清末生まれの文豪・魯迅を輩出した土地としても有名。市内中心部には「魯迅故里」なる観光スポットがあり、魯迅ゆかりの建物を保存しているほか、「烏篷船」と呼ばれる観光船の船着き場、土産物屋、紹興酒の酒場などが集まっています。 ↑魯迅が子供時代に遊んだ菜園「百草園」。ちょうど菜の花が盛りだった。おはまが行った時は「魯迅故里」全体が無料開放されていて、入口の観光センターのカウンターで身分証(パスポート、免許証など)を提示するだけで、共通入場券がもらえました。この共通入場券を持っていくと、魯迅がかつて暮らした家「魯迅故居」、魯迅が通った私塾「三味書屋」、魯迅の生涯を俯瞰できる「魯迅記念館」、魯迅を生んだ周一族がかつて暮らした邸宅「魯迅祖居」に入場できます。 ↑魯迅が通った私塾「三味書屋」。丸で囲んであるのは魯迅が使った机。◎紹興の紹興酒紹興で忘れてはならないのが紹興酒。糯米から作られる醸造酒で「黄酒」と総称されますが、ここ紹興で作られたものは特に「紹興酒」と呼ばれます。説明書きによると、紹興では子供が生まれたら紹興酒を作って寝かせておく習慣があり、男の子の場合は官吏に登用されたら、女の子の場合は嫁ぐ時に、宴を催してこの老酒(古酒)をふるまったそう。女の子のために寝かせる酒の甕には彫刻・彩色を施したので「花雕」と呼ばれ、そこから古酒が「花雕酒」と呼ばれるようになったとのこと。 ↑紹興酒の甕はこんなふうに粘土で固めて貯蔵庫で寝かせた。◎咸亨酒店紹興の紹興酒のなかでも、ぜひ味わってみたかったのがここ、魯迅の叔父さんが開業したという造り酒屋「咸亨酒店」の紹興酒。お値段は「太雕王」が1杯34元(約500円)、「太雕酒」が1杯24元(約350円)と紹興酒としてはかなりお高いのですが、甘みが強く、こくがあって非常においしいです。この季節は甕がぬるめに温めてあって、注文すると柄杓でお碗に注いでくれます(頼めば温めていないものも飲めます)。 ↑咸亨酒店の入口付近はオープンエアの酒場スペース。そぼ降る春の雨がまたオツ。 ↑「太雕王」と名物の「茴香豆」。ぬる燗の甕出し紹興酒に茴香風味の豆が合う。 ↑名物「臭豆腐」には甘い黒味噌と辛い赤味噌を付けて。独特の臭いはあるがうまい。 ↑魯迅故里には手軽な臭豆腐屋も多い。こういう店の紹興酒は1杯5~10元くらい。◎紹興酒と料理あれこれ咸亨酒店で紹興酒を堪能した翌日も、やっぱり紹興酒を楽しむために中国料理店へ出かけたおはま。浙江省周辺でチェーン展開する庶民的な土鍋料理のレストランですが、唐辛子を多用したピリ辛の味付けが、甘めの紹興酒と良いバランスです。 ↑紹興酒のメジャーブランド「古越龍山」によく合うピリ辛の茄子炒め。 ↑羊肉の唐辛子煮「水煮肥羊」は、食べやすくて日本人の口に合う。
2013年03月26日
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