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いとおしい存在 New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2014.01.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
全ての生物の中で、人間だけが自分の意志で「自分」を変えることが出来る能力をもっています。

でも、それが人間の素晴らしさであると同時にもろさでもあります。

なぜなら、その能力は自分を「良い方向」にも「悪い方向」にも変えることが出来るからです。

そしてもし、多くの人が「自分中心」の価値観だけで、「自分のことばかり」、「人間のことばかり」、「自分の国のことばかり」「大人のことばかり」「健常者のことばかり」「元気な人のことばかり」を考えるようになってしまったら、人々の意識も、感覚も、世界も閉ざされ、「心の中の光」も「他者とのつながり」も失われ、社会も、世界も、未来も、「悪い方向」へと流れていくでしょう。

それでもそのような価値観の人たちは「他の人」を責めるばかりで、「自分自身の生き方」を反省しないでしょう。

そのような社会では、子育てや教育は「人間としての成長」という視点が失われ、単に「飼育」や、「調教」や、「訓練」と同じような意味しか持つことが出来なくなります。そして、「子どもの笑顔」が消え、この世界は「支配するもの」と「支配されるもの」だけに分けられるようになるでしょう。

私は、そんな社会は大嫌いなのですが、でも困ったことに、人々の意識も社会全体の流れもその「悪い方向」に動いているような気がします。

そんな流れの中で、社会が「悪い方向」に向かわないように色々な活動をしている人たちがいます。

私の周囲にも多くの「賛成派」や「反対派」がいます。そして、署名活動をしたり色々な活動をしています。

でも、私はいわゆる「賛成派」にも「反対派」にも与(くみ)しません。

私は、「原発のない社会」「戦争のない社会」を望みます。ですから、そのような活動をしている人を応援はしています。でもだからといって、私自身は「○○反対」とか「○○賛成」といった活動には参加しません。

私は、結果の如何に関わらず、両者がお互いの意見を尊重し合い、ちゃんと話し合い、対話し、その結果出た答えを尊重します。




戦いだけで勝ち取った安全や平和は独りよがりであると同時に不安定です。

それは歴史が証明していることです。


そして私は、両者がお互いの意見を尊重し合い、ちゃんと話し合い、対話すれば、人間は「原発」や「戦争」を選択しないと信じています。

なぜなら、人間はその本質において「幸せや平和を望む賢い生き物」だと思うからです。


じゃあ、どうしてこんな社会になってしまっているのかというと、それは現代社会が「対話を否定する社会」だからです。

実は、人間の賢さは「対話」の中で育ち、「対話」の中にこそ現れるのです。

「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、人間は対話することで仏様に匹敵するほどの智恵を得ることが出来る不思議な存在なのです。

でも、「対話」を失った人や社会は、その賢さを育てる事も発揮することも出来なくなり、「人間」よりも「野生動物」に近い状態になってしまいます。なぜなら、「人間の賢さ」は遺伝子に書き込まれたものではなく、「対話」を通して育ちの中で学ぶものだからです。

また、自分で「自分」を「良い方向」に変えようとする場合にも、多くの人との対話が必要になります。自分一人だけでいくら考えても、多くの場合「自分」を否定する方向にばかり考えが進んでしまうため、「自分」を変えることが出来ないのです。

「自分」という世界を閉ざしたままでは、決して「良い方向」へは変わらないのです。

「対話」には、その「閉ざされた世界」の扉を開く働きがあるのです。

多くの子ども達と接していて感じる事ですが、自分の頭で考え、自分の感覚で感じることが出来、心が落ち着いているような子は一様に「対話が出来る子」です。

多分、家庭の中にも対話があるのでしょう。

でも逆に、自分の利害損得ばかり主張し、平気でみんなが困ったことをするような子や、自分の頭で考えたり、自分の感覚で感じたりすることが苦手な子とは「対話」が困難です。

家庭の中にも対話がないのでしょう。

その背景には、テレビや、ゲームや、ネットや、携帯といった「直接的な人と人の対話」を否定する道具の進歩と、家庭内への浸透があるのだと思います。

また、「便利な機械」が「自分との対話」までも奪ってしまいました。


私が20年以上前に教室を始めた時に一番驚いたのが、この「対話が出来ない子ども達」との出会いでした。

そして今、この「対話が出来ない子」が普通になってきてしまっています。そのような子は親になっても、子育てが困難だと思います。

子どもは「自分の言葉に耳を傾けてくれる人」の言葉には耳を傾けますが、「言葉をただ押しつけてくる人」の言葉は無視してしまうものです。

また、「子どもから学ぼうとする人」からは「良いところ」を学ぼうとしますが、「子どもを調教しようとするばかりの人」からは「悪いところ」ばかりを学ぼうとします。


ちなみに、コメントに色々と書き込んで下さるのも一つの「対話」の形です。





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Last updated  2014.01.02 16:53:02
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