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幸せ発見上手 New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2014.12.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
かあさん3年生が

私自身、自分の糸?が瞬間的に切れない?ように自分をコントロールできず、苦慮しています。
ちなみに私は、不安感が強い方だと思います。


と書いて下さいましたので、今日は「自分をコントロールする方法」について考えてみます。

まず、最初に「身も蓋もないこと」を書いてしまいますが、自分で「自分」をコントロールすることは出来ません。

どんなに頑張っても出来ません。

怒らないようにすることも、子どもに優しくすることも、直接、自分で「自分の行動」をコントロールすることは出来ないのです。

スタンフォード大学が行った子どもの自制心についての実験があります。
「マシュマロ実験」 と呼ばれているものです。


以下は、ウィキペディアからの抜粋です。

職員の子どもたちが通う、学内の付属幼稚園の4才の子ども186人が実験に参加した。被験者である子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に通され、椅子に座るよう言われる。
机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を出ていく。

子どもたちの行動は、隠しカメラで記録された。1人だけ部屋に残された子どもたちは、自分のお下げを引っ張ったり、机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗した。小さな縫いぐるみのようにマシュマロをなでたり、匂いをかぐ者もいた。目をふさいだり、椅子を後ろ向きにしてマシュマロを見ないようにする者もいた。

映像を分析した結果、マシュマロを見つめたり、触ったりする子どもは結局食べてしまう率が高いこと、我慢できた子どもは目をそらしたり、後ろを向いたりして、むしろマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察された。実験に参加した者のうち、我慢してマシュマロを食べずにいられた子どもは1/3ほどであった。



基本的に、人は誰でも我慢することが苦手なんです。これは子どもでも大人でも同じです。

でも、実際には我慢出来る子どももいました。

ここのところをどのように説明するかです。

この実験結果をよく読むと、我慢出来た子は「我慢しようとした子」ではなく、「そのことを忘れようとした子」であることが分かります。

つまり、「我慢出来た子」ではなく「我慢しなくても良い方法を見つけることが出来た子」が、結果として我慢することが出来たのです。

これは「怒り」でも同じです。

「怒り」を我慢できずに爆発させてしまう人も、そうでない人もいますが、そうでない人は「怒りを我慢出来る人」ではなく、「うまく怒りを別の形に変えることが出来る人」なのです。

人は直接自分で「自分の欲望や感情」を抑えたりコントロールすることが出来ないので、その欲望や感情に何らかの目的を与えて、別の形でその欲望や感情を吐き出させてしまうのです。

「怒り」を溜めた人が、スポーツなどでその怒りを発散させてしまうようなものです。

そのような人の場合「怒り」は欠点ではなく、長所になります。

すぐに「自分の欲望や感情」に負けてしまうからといって、「弱い人」ではないのです。

ただ、「心の使い方」が下手なだけです。


「欲望や感情」は、人間が活動するために必要な根源的な「エネルギー源」なんです。その「エネルギー源」を押さえ込もうとするから爆発してしまうのです。

押さえ込むのではなく、押さえ込まなくてもよくなるような方法を見つけるのです。

「学ぶこと」がその方法になることもあります。

「趣味」や「社会的な活動」がその方法になることもあります。

「姿勢」や「呼吸」や「からだの状態」を変えることがその方法になることもあります。

深呼吸したり、散歩したり、首を回したり、歌を歌ったり、空を見たり、手仕事をしたり、お茶を飲んだりすることも有効です。

すると、我慢しなくても、結果として我慢出来てしまうのです。

「我慢しなければ」と考えて自分を抑えてばかりいるから、我慢出来ないのです。






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Last updated  2014.12.28 13:28:43
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Re:「我慢出来ない人へ」(12/28)  
moonin さん
なるほどー。我が家にとってすっごく助かる内容でした。
実践してみます。
森の声さんは色々と知っていてすごいです。
そして、なるほどーと思えます。
いつもありがとうございます。 (2014.12.28 11:27:04)

Re:「我慢出来ない人へ」(12/28)  
かあちゃん さん
怒りを抑えるのに正面から立ち向かわなけれびならないと思ってました。しっかりと我慢らしく我慢することが精神的に成長するのかと。何か違う方向に向かうことが逃げることになるのかと。ごまかしのような気がしてました。

それじゃ、苦しくて爆発するに決まってますよね。

喜怒哀楽、それぞれの感情とうまく付き合っていくテクニック?のようなものがあるんですね。 (2014.12.28 14:02:26)

Re[1]:「我慢出来ない人へ」(12/28)  
森の声  さん
かあちゃんさん
>怒りを抑えるのに正面から立ち向かわなけれびならないと思ってました。しっかりと我慢らしく我慢することが精神的に成長するのかと。

こういう言い方をすると失礼ですが、「出来ない人」に限って、「どうやっても自分では出来ない事」を目標にするのです。

でも、「出来る人」は「少し頑張れば自分で出来ること」を目標にします。

必要なのは「ちょっとの頑張り」であって、「大きな頑張り」が出来る人は滅多にいません。

「絵に描いた餅」ではなく、「頑張れば出来そう」という目標を立てて下さい。
(2014.12.28 15:20:08)

Re[3]:「我慢出来ない人へ」(12/28)  
かあちゃん さん
数年前までは、まさに絵に描いた餅ばかりを追いかけて、爆発して自滅してを良く繰り返していた気がします。
どうして毎度毎度こうなんだろうと抜け出せずにいたのは、出来ないことをしようとしていたからなんでしょうね。

今はだいぶ緩んだ?というか、自分のことがようやく少しずつ見えるようになってきた、とういか…
楽になりました。
心の自律ってそういうことなのかな、
30半ばにして、ようやく出口?入口?を見つけられたようです。 (2014.12.28 16:26:33)

Re[4]:「我慢出来ない人へ」(12/28)  
森の声  さん
かあちゃんさん
>数年前までは、まさに絵に描いた餅ばかりを追いかけて、爆発して自滅してを良く繰り返していた気がします。

「進歩」や「成長」は「ちいさな事の積み重ね」でしか成り立たないのですが、そのことに気付かない人が多いのですよね。 (2014.12.28 16:48:48)

Re:「我慢出来ない人へ」(12/28)  
かあさん3年生改め、かあさん4年生 さん
コメントを取り上げていただき、ありがとうございます。

私も、かあちゃんさんが書かれているような気持ちで、きょうまで自分の心には真正面から向き合うことしか頭にありませんでした。
母となってから、逃れられない我慢の連続だったと思います。もちろん、うれしさたのしさもたくさんありましたが。。

私が自分に合った心の使い方を見つけてそれを体現できるようになるまで、これからたくさんの時間を費やしてしまうでしょう。その間にも娘はどんどん大きくなります。
まだ間に合うのか…と新しい不安も抱えつつ新年を迎えることになりそうです。 (2014.12.28 22:40:04)

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