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「聴く」ことは、相… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2024.10.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
いつも書いているように、「自然の中での仲間との自由で自発的な遊び」は子どもの能動性を育ててくれます。

でも実はそれだけでは十分ではないのです。確かに「遊び」は、「自分に与えられた状況の中で自分の意思で自由に感じ、考え、行動する能動性」を育ててくれます。工夫する能力も育つでしょう。でもその主体はあくまでも「自分自身」です。

幼いうちはそれだけで十分なんですが、思春期を迎えるころになるとそれだけでは能動的に生きるのが困難になってしまうのです。

以前から疑問に感じていたことがあるのです。それは、子どもの頃は自然の中で、仲間と、自由に遊んで育った子が必ずしも「幸せな大人」になってはいないからです。

森の幼稚園の人たちが言うような理想的な子ども時代を過ごしたはずなのに、大人になってもその頃と同じような充実感を持って生きている大人の人は多くないような気がするのです。

実際、100年前の子ども達はほとんど全員「森の幼稚園状態」で子ども時代を過ごしていたはずです。食べ物も自然なものばかり、電磁波なんて飛び交っていませんでした。簡単で便利な機械などもありませんでした。自然派の人から見たら理想的な状態ですよね。
それでも実際には、自分に自信がなく、自己肯定感も低く、社会の中でどう生きていいのか分からない大人の人がいっぱいいたのです。そのような人の苦悩は様々な文学作品の中で描かれています。

そのような人は、個人的には高い能力を持っているのですが、大人の社会の中でもその能力を生かすような生き方が出来ていないのです。
その背景には「子どもが生きている世界」と「大人が生きている世界」の違いがあります。

思春期前の子ども達は、「自分」を主人公にして「外側の世界」だけを相手に生きています。だから話が簡単なんです。
でも、思春期ごろから子どもの内側の世界が広がり、子どもは「自分の心の世界」とも向き合って生きなければならなくなるのです。

その「心の中の世界」は、子ども達がそれまで生きてきた「外側にある世界」よりもはるかに大きく複雑です。

その時、必要になるのが真・善・美に対する感覚なんです。

<続きます>





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Last updated  2024.10.15 09:13:12
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