在日コリアン理由に懲戒請求」弁護士2人が損賠提訴
2018
年 7
月 13
日 朝日新聞
弁護士に対して大量の懲戒請求がされている問題で、
東京弁護士会の金竜介、金哲敏の両弁護士が12日、
「在日コリアンであることを理由に、根拠のない懲戒請求を受けた」として、
請求者数十人に損害賠償を求める訴訟を東京、静岡の両簡裁に起こした。
都内で会見した金竜介弁護士は「1文字の姓の弁護士を選んで、懲戒請求をしている。
明らかな人種差別だ」と述べた。
金竜介弁護士によると、懲戒請求は昨年11~12月に約950人から寄せられた。
理由は、朝鮮学校への補助金支出に賛同する東京弁護士会の声明が
「確信犯的犯罪行為」であることで、
同じ時に請求されたのは同会の役員ら10人と、
金弁護士ら1文字の姓の弁護士8人だったという。
両弁護士はこのうち、「40歳以上」などの条件を満たす一部の人を相手取って提訴した。
金竜介弁護士は会見で
「ネット上の匿名の人種差別も問題だが、分別がある社会人がなぜ、
自分の名前や住所を書き、ハンコを押して懲戒請求したのか。
被告らには法廷で理由を語ってほしい」と話した。
日本弁護士連合会によると、昨年1年間で約13万件が受理されている。
背景には、補助金支出に批判的なブログが、
懲戒請求への賛同者を募っていたことが指摘されている。(北沢拓也)
小牧源太郎 積み木と栗鼠
1941年
東京弁護士会はことし4月、これらの懲戒請求をすべて退けています。
金弁護士は「大量の請求が来て非常におそろしいと感じた。
属性や民族を理由に懲戒請求を行うことはヘイトスピーチと変わらないと思う」
と話しています。
「 40歳以上
」というのが興味深いですね。
若くて無知ならともかく、40歳も過ぎていい年をした大人が、ネット右翼なんて
ということなのでしょうか。
金弁護士はこんなことも言っています。
金弁護士は、人種差別にあたることを強調した。
「これまでも在日コリアンに対するおそろしい表現がネット上にあった。
ネットで匿名でやるのではなく、自宅の住所と名前を書いて郵送する。
そこまではやらないだろうというタガが外れてしまっている。
堂々と人種差別、ヘイトスピーチするようになっている」と指摘した。
原告側によると、懲戒請求者から和解の申し入れはないという。
金弁護士のもとには、一部の懲戒請求者から謝罪文が届いたが、
「『自分は(ブログで)洗脳された』と書かれており、
当事者意識がなく、神経を逆なでする内容だった。
社会的な経験がとぼしい若者ならわかるが、地位のある人だと思われる。
お詫びの文書とは思えない」(金弁護士)。
2018
年 07
月 12
日 17
時 45
分
弁護士ドットコムニュース
https://www.bengo4.com/internet/n_8201/
和解ゼロというのは、わかるような気がします。
請求したネット右翼は、根っからの差別主義者なのでしょう。
日本人弁護士なら和解しても、在日韓国人に対しては負けたことになり
絶対嫌ということでしょう。
お詫びの仕方もわからないとは、辛辣です。
『自分は(ブログで)洗脳された』とは、呆れますが、
その洗脳したブログ主に対してもアクションをとるようです。
続きます。