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2005年05月09日
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テーマ: 列車事故(118)
カテゴリ: 何かヘンだぞ
もうJR脱線事故に関することは書くつもりはなかったのだが、今日ある話を聞いて
また書かずにはいられなくなった。

今日集金に行ったとあるスナック、ここのママさんの甥に当たる方がJRで
運転士をされているということを聞き、当然の如くあの話になった。
その甥っ子さんとしては自分も同じ運転士として、あの亡くなった事故車両の運転士には
深い同情の念があるとのことだが、その背景には実に根深いJRの企業体質があるようだ。

何でもJRの社内というのは――部署によっては若干違ったりするのかもしれないが――
まるで軍隊のようなところらしい。
とにかく上司の命令には絶対に逆らえるような雰囲気ではないと言う。

この話を聞いただけで、事故列車に乗り合わせていた別の運転士が救助活動をせずに、
自分の業務のために先を急いだとか、事故当日のボウリング大会や宴会に対して、
下の者が疑問を感じても異を唱えられなかった、ということが何となく理解できる気がした。

そして亡くなった運転士は過去2回の処分を受けたことで、「もし次に何か不祥事を
起こしたら、その時は会社を辞めてもらう」という約束が上司との間で交わされていた
ということらしい。
だからこそ彼も相当焦ったんだろうな。
「オーバーランは無かったことにして欲しい」と彼に頼まれた、という車掌の証言もうなずける。

もちろん運転士がスピードさえ出し過ぎなければ事故は起きなかった。
この責任はどうやっても動かしようがない。
でもそうせざるを得なかった背景にある、JRという会社特有の企業体質についても、
もっと是正されるべきところがあるのかもしれない。

先ほどのスナックママの甥っ子さんが言うには、「もっともっとマスコミはJRを
叩いて欲しい」ということだそうだ。
先日私は、 マスコミがJRを叩くことへの危惧 を日記に書いたばかりだから、身内からそのような
意見が出てくることがちょっと意外な気がしたが、彼曰く、「この会社は下の者が
声を上げてもまったく聴いてもらえないから、マスコミに叩いてもらうしか、
会社が変わっていく道はない」のだそうだ。なるほどね。

「マスコミが」叩くことの是非はちょっと考えないといけないが、どちらにしても
JRは思いっきり叩かれないと変わっていけないということなのかもしれない。





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最終更新日  2005年05月09日 18時12分13秒
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