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現在世界野球「プレミア12」が開催されているが、TBS系列でのその中継を見ていると、画面上に様々な野球用語の解説が掲載される。専門的な「申告敬遠」「ピッチクロック」とか、変化球の種類である「ツーシーム」「スプリット」などはともかくとして、ごく基本的な「送りバント」「犠牲フライ」とか、日頃何となく使っている「引っ張る」「逆方向」みたいなワードまで、事細かに解説している。とりあえずこれを見て感じるのは、こんな当たり前の用語まで解説されなければいけないのか、ということと、ひいては野球が一般的に身近なスポーツではなくなってきたのだな、ということである。そういえば私のムスメが中学生だった時の話。体育の授業でソフトボールをやる機会があったそうだ。ところがいざフタを開けてみると、女子はともかく男子でもルールを知っている者があまりにも少なかったそうだ。私のムスメはソフトボール部だったから、何人もの男子に対してルールの説明をしたそうだ。私ら世代の子供の頃は、男の子は野球のルールくらいは知ってて当たり前、という感じだったから、隔世の感がある。もっとも我々世代の子供の頃と今とでは、環境があまりにも違い過ぎるから仕方がない。私たちが子供だった70年代は、ゴールデンタイムには当たり前のようにナイター中継があって、子供が野球に親しむ機会も多かった。その延長で公園や校庭で見様見真似で野球のまねごとをやっていた。だから全く違う状況下での比較をすること自体、無理がある。とはいえ、今の子にも野球に親しんでもらいたい、とは思う。スポーツの多様化によって、サッカーをはじめとするほかのスポーツにパイを奪われている現実もあるだろうが、「野球って本当に面白いスポーツだ」ということを分かってほしいと思う。ただその一方で他の球技に比べてルールが複雑だという点は否めない。たぶん何のスポーツのことも知らない人種にイチからルールを教えようと思ったら、サッカーやバレーボールなどに比べるとかなり骨が折れることだろう。他の球技と野球との決定的な相違点。それは「点の入り方」だろう。サッカーをはじめとするほとんどの球技は、「あるエリアにボールが入る、もしくは通過する」ことにより点が入るというシンプルなものだが、野球はボールがどこに飛ぼうが入ろうが関係なく、あくまでも「プレイヤーがホームベースに還る」ことで得点となる。複雑だがそれだけにゲーム性は格段に飛躍する。ややこしくてとっつきにくいかもしれないが、そんなところを堪能してもらえばきっと好きになってもらえると思うのだが。
2024年11月22日
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私が考える国会の、最も理想的でプリミティブな形態はこうだ。各選挙区から選出された国会議員が一堂に会する。政党は無し、としよう。首班指名選挙で選ばれた首相が組閣をする。政党は無いから適材適所で任命する。国会が始まったらひとつひとつの法案に関して、議員各々の立場で議論する。もちろん質問通告など無い、丁々発止の議論だ。そして採決の際には、政党は無いわけだから党議拘束もない。議員各々で判断する。つまりすべてが「是々非々」ということになる。もちろん現状を鑑みれば、こんなことは夢物語でしかないだろう。しかし与党が過半数を取っていればなんでもフリーパスで決まってしまう、という状況も決して健全ではない。政権交代というのも今の日本では現実的になかなか厳しい...そんな中での今回の衆院選だ。期せずして国民民主党がキャスティングボードを握る状況が訪れた。別に私は彼の党の支持者ではないが、国会に「是々非々」を持ち込む存在としてうまく立ち回ってくれれば、という期待はしている。そんな状況はここ数年なかったことで、それだけで国会に緊張が走ることにも期待するからだ。もちろん多くの人が危惧しているような、「そのまま与党入り」という展開にならなければ、の話だが。ところでここへきて国民民主党の党首の不倫問題がクローズアップされている。もとより私は政治家のみならず、芸能人、知識人、その他の著名人の不倫が、すべからく社会的制裁を受けることを残念に思っている。もちろん私自身、不倫を肯定するわけではないが、これはあくまで当事者間の問題であって、部外者がどうこう言う問題ではないと思っている。だから国家の行く末に関わる局面で不倫ごときの些末な問題が足を引っ張り、党自体が沈んでいくことにでもなれば、それは適切だとは思えない。個人にペナルティが与えられるだけで充分である。
2024年11月13日
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ドナルド・トランプが大統領選で勝利を確実なものとした。前回(2016年)の時もそうだったが、私の周りではどちらかといえば否定的な声が大きい。「なんであんな奴が...」といったところだ。これはおそらく私の周りだけが特別なのではなく、日本全土見回しても同じような状況だと思われる。そう、日本人は(皆が皆とは言わないが)トランプが(たぶん)好きではないのだ。しかしアメリカ人はトランプを選んだ。選挙制度のあやというのもあるかもしれないが、とにかく彼の国の民意だから外野がとやかく言うことではない。しかしこれが日本の選挙だったらまずトランプは当選しないだろう、という予測は立つ。では日本とアメリカは何がどう違うのか? 気になったのでいろいろ考えてみた。①共和党の支持基盤の強固さトランプが好きだろうが嫌いだろうが、そんなことはどうでもいい、とにかく共和党しか支持しない、という岩盤層が一定数いるということ。日本でも同じように(誰が総裁でも)とにかく自民党に入れる、という人は多いだろう。②それはそれ、これはこれなんだかんだと悪評高い人でも、自分が一番何とかしてほしいと思っている課題を解決してくれる人が自分にとって最優先である、という人が多いのだろう。③道徳意識の違いあまり声高に言うと「民度」とかいう謎のワードで断罪されかねないのでちょっと気が引けるが、日本人は道徳的にダメとの烙印を押された人は社会的に抹殺されかねないのに対し、アメリカ人の方が寛容なのかもしれない。まあこれは②とも関連することだろう。④自国主義の強さ世界のことなどどうでもいい、とにかくアメリカだけでもなんとかしてくれ、という人が多いのだろう。もっともこれは責められるべきものではない。世界的視点で忖度することが自らの生活に優先すると思うのは自然ではない。まあ所詮他国のリーダー選びだから、と言ってしまえばそれまでだが、これがことアメリカだけに日本に及ぶ影響も少なくない。ここはひとつ冷静に今後の動向を見守りたいと思う。
2024年11月06日
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