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2007年06月10日
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カテゴリ: 映画・テレビの話
ナチスドイツ占領下のオランダを舞台にした物語だが、いわゆる通り一遍の「戦争もの」とはちょっと毛色の違う、
家族の復讐に燃えるヒロインの「愛と裏切り」の物語だ。

とにかくナチスとレジスタンスの双方の人間関係の中に、想像をはるかに超える見えない糸が張り巡らされ、
見ているこちらの方が頭を整理させるのにちょっと苦労するほどだ。
ラストまで状況が二転三転して、ヒロインの家族を殺した首謀者も最後までまったく分からないまま
ハラハラさせられる。

タイトルにもなっている「ブラックブック」、これがどういうものなのかも最後まで分からない。
しかしその正体が明かされたとき、もつれていた糸が一気にほどけてくる。
そしてこのタイトルが意図するところが見えてくるのだ。

ヒロインのラヘルが冒頭で、戦禍を逃れて落ち延びるために必要なおカネを、
父の知り合いだという公証人に借りに行くシーンがある。
公証人がラヘルの目の前に札束を出したところ、ろくに確認もせずに借用書にサインするラヘルに対して、
「簡単に人を信用するな」と戒めるシーンがあった。

最初は特に気にも留めてなかったシーンだったが、
見終わった後でこのセリフがとてつもなく意味のあるものに感じられて仕方なかった。
今のご時世でも同じようなことは言えるわけだが、特にこういった戦時中ともなると、
生き延びるためには「何でもアリ」という世界だ。
安易に人を信じることができないという不幸が、リアルの現在の社会とダブってくる。

さらにいえばドイツ降伏後のオランダで、
ナチスドイツに加担した者たちを、オランダ国民たちが寄ってたかって吊るし上げるシーンがある。
ナチスドイツによるユダヤ人迫害はもちろんだが、同じ国民同士がこのように自国民を迫害するというのもまた、
戦争によって麻痺させられる「狂気」の一面を垣間見たような気がする。

しかしとにかくヒロインであるラヘルの、失うものの無くなった女性のしたたかさ、たくましさ、
それが全編に溢れている。
そしてそれを演じきった女優、カリス・ファン・ハウテンの迫真の演技も光っていた。





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最終更新日  2007年06月10日 21時16分07秒
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