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2008年11月17日
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カテゴリ: お酒の話
森見登美彦氏の 『有頂天家族』 という本を読んだ。

現代の京都を舞台に、天狗とタヌキと人間が入り乱れて繰り広げる、
バカバカしい中にもタヌキの家族愛についホロリとさせられる作品だ。
特に中盤からラストにかけての疾走感あふれる展開は、なかなかスリリングで面白かった。




まあ今日は、ストーリーのことはさておいて.........。




この物語の主人公(タヌキである)の兄弟全員が薫陶を受けた先生(天狗である)の名前が、
『赤玉先生』という。

もっともれっきとした名前は別にあるのだが、あることがキッカケで神通力が薄れて隠居して以来、
『赤玉ポートワイン』ばかり飲んでいることから、このような呼び方をされるようになった、
と説明されている。


だが、ここにひとつ、モンダイがある。
現代の京都を舞台にしているにもかかわらず、現在『赤玉ポートワイン』なる商品は存在しないのだ。


えっ!?.....と思われる方もいらっしゃるかもしれない、しかし本当に無いのだ。

もっとも厳密に言うと、かつてそう呼ばれていた商品が、
今では 『赤玉スイートワイン』 という名前でサントリーから販売されているのだ。


断っておくが、これをネタに作者を批判するつもりはさらさら無い、
というか、ウチの店にも「赤玉ポートワインください」と言って買いに来られる方が、いまだに多いのだ。

それだけ『赤玉ポートワイン』という名前は、日本人のアタマの中に深く浸透しているということが言えるだろう。





ではどうして、『赤玉ポートワイン』が『赤玉スイートワイン』という名前になったのか?


もともと「ポートワイン」というのは、ポルトガルで造られる甘口ワインのことで、
おそらくサントリーがそれにあやかって名付けたものだろう(100年も前のことだ)。

しかしながらことワインに関しては、様々な国内法や貿易規定に縛られている欧州のこと、
当然ながらポルトガルから遥か離れた極東の地で、本場の「ポートワイン」とは似ても似つかぬものを、
あえて「ポートワイン」と銘打って売っているのを見過ごすはずはない。


そういうわけでポルトガル本国からの抗議を受けて、
止む無く商品名を『赤玉スイートワイン』に変更したのが、1973年のこと。

以来35年もの間ずっと『赤玉スイートワイン』として売られているにもかかわらず、
いまだに『赤玉ポートワイン』と呼ぶ人がこれほどまでに多いというのは、
よっぽど最初の『赤玉ポートワイン』のイメージが強かったんだろう。


35年もの間、ずっと“旧称”で呼ばれ続ける商品なんていうのも、
それが良いのか悪いのかは別にして、他にはまず見当たりそうにないな。





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最終更新日  2008年11月17日 22時00分11秒
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