ごった煮底辺生活記(凍結中

[日曜日の特撮]
ウルトラマンレオ。
ウルトラマンシリーズの…六作目の作品です。

前作のウルトラマンタロウの最後で主人公　光太郎（ウルトラマンタロウ）は、
ウルトラマンの力を使わず、人間の力だけでババルウ星人を倒し、
人間として生きていく事にしました。
なんて勝手な行動でしょう！　ウルトラの父と母の実子だからって我侭すぎです。

地球を守護する担当者が職場放棄した事でいなくなり、しかたなく、
われらがウルトラセブンが地球の守護役になりました。
これがセブンの災難の始まりです。

足を負傷し、変身できなくなってしまいます。
ああ、地球を護る光の巨人がいなくなってしまったーーーっ！
そこでウルトラマンレオ登場！
しかし、彼はマグマ星人に滅ぼされた星の住人で、密かに地球に逃げてきた
人だったのです。
なんとかマグマ星人を退けますが、光線技は使えないわ、経験不足だわ、で、
ウルトラセブンこと、モロボシ・ダンは、レオに地獄の特訓を受けさせます。
車でレオことゲンを追い回し、轢かれないように逃げろ！　と無茶を言います。

さて、我らが地球防衛隊は「MAC」です。
このMACは地球衛星軌道上に宇宙ステーションの基地、その名も、
マックステーションというリンゴの味がしそうな名前の基地をもっています。
モロボシ・ダンはこのMACの隊長になっており、レオことゲンも、隊員にさせら
れます。ウルトラ戦士が２人もいるんだから－－ものすごく強い防衛隊だと
お思いでしょう。しかし－－通り魔宇宙人に対して殉職者が出たり－－そして。

ウルトラマンレオは最終クール１３話にテコが入り、違った、急展開がまってます。

その日はMACの女性隊員の誕生日でした。
中央のケーキを囲み、MAC隊員は、歌います。
「はっぴば～すで～とぅ～ゆ～　オメデトウーーー！！」
そこには常日頃、侵略宇宙人や怪獣から地球を守ってきた激務で疲れた彼らに
とって、深い幸せの瞬間でした。隊員達は、みんな笑顔です。
「ありがとう、みんなーー！」
誕生日を迎えた女性隊員は、笑顔でケーキのロウソクの火を消します。
ダン隊長や、ゲンにも笑顔が浮かびます。

その時です！
マックステーションに警報音！　未確認飛行物体が急速接近中を示してます！
あっというまでした。
それはブラックスターから送られた「円盤生物・シルバーブルーメ」でした。
シルバーブルーメはマックステーションの上部にとりつくと、下部の口から
触手を繰り出し、マックステーションをとりこんでしまいます。
窓をつきやぶった触手はMAC隊員たちに襲い掛かります。
阿鼻叫喚。轟く悲鳴。
なんと、MACは全滅し、隊員は、ウルトラマンレオ意外、全員、シルバーブルーに
食われてしまいました。あの、誕生日を迎えた女性隊員も。
そしてなんと、ウルトラセブン事、ダン隊長も…
こ、これは子供番組なのか－－！？




子供心にものすごく怖かった思い出があります。

さらに、円盤生物シルバーブルーメは、それまで、主人公ゲンの生活を共に
してきたスポーツクラブの恋人のような女性、兄、幼い少女をビルの下敷きに
して殺害してしまいます。

残されたレオことゲンと、少女の兄は、二人きりになってしまいます。
ひ、ひどいや神様！！　円谷の神様！！



食われそうになりながらも、なんとかシルバーブルーメを倒したレオ。
しかし、円盤生物を繰り出してくるブラックスターのブラック長官は、
次の円盤生物を呼び寄せます。
果たして、レオは円盤生物から地球を守れるのでしょうか－－。

内容は怖い思い出しかありませんが、非人間型怪獣やロボットが好きな僕は、
円盤生物はとても好きです。
ええ、ゲテモノ好きですとも。