スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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2010.02.24
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ドラえもん映画祭で
2/20に観た、映画の感想を
行きたいと思います。

 『のび太と銀河超特急(エクスプレス)』
藤子・F・不二雄 ドラえもん 映画 のび太と銀河超特急 エクスプレス
銀河超特急(エクスプレス)に乗った、のび太たち。カッコいいセリフがのび太の口から出る。



ドラえもんが、22世紀で流行っているという
宇宙空間を走る、未来列車・ミステリートレインの
チケットを手に入れる。

列車の向かう先は、テーマパークの星「ドリーマーズランド」だった。
スネ夫とジャイアンが行った「忍者の星」では
忍者になるべく、修行を受けたり
しずかちゃんが行った「メルヘンの星」では
王子様の登場する、白雪姫のお姫様役を体験できたりと
みんな、楽しさ一杯に過ごしていた。
しかし、いつの間にか、魔の手が忍び寄っていた…

西部劇が舞台の星に、のび太が向かいます。
6つの缶が並べられ、銃には弾が6発あります。
射撃の名人・のび太は、6つの缶を6発命中させることよりも
もっと難しいことをやってのけた!!
おぉ、のび太やるね~ スゴイ!!

何度か、ドラ映画における、のび太の見せ場を紹介してきましたが
もしかしたら、一番カッコいいのび太の姿が
見られるのが、本作かもしれません。
一番カッコいいと思えるセリフも冒頭で出てきます!!

『のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記』
藤子・F・不二雄 ドラえもん 映画 のび太のねじ巻き都市冒険記 ガイコツ パンダ 小便小僧
理科室のガイコツ模型や、小便小僧の石像まで、生命のねじで動き出してしまう。


トンネルを抜けると、そこは雪国であった…
ということが、あるようですが
のび太が、宇宙に散らばった小惑星を調べ
どこでもドアを開けると、そこは緑の美しい星であった…

「そんなまさか!?」というような、まさかのような
昔の地球によく似た美しい星があった。
そこで、ドラえもんの「生命(いのち)のねじ」を使って
しずかちゃんの動物のぬいぐるみに、生命を与え
それを、ドラえもんがコピーでどんどん増やしていき
可愛いぬいぐるみたちと共存する
平和な星「ねじ巻き都市(シティ)」を
のび太たちは、作ろうと張り切った。

のび太の部屋においてあったどこでもドアから
前科100犯の脱獄囚が、ねじ巻きシティに入り込んでしまう。
ドラえもんが置きっぱなしにしてしまった道具で
脱獄囚まで大勢がコピーで増えてしまい
ねじ巻きシティは、一転して大混乱に…

人形、模型、おもちゃなどに、このねじを付けて巻くと
生命が吹き込まれ、生き物になるという道具が
この映画で初登場します。

■ 生命のねじ(いのちのねじ)
藤子・F・不二雄 ドラえもん 映画 のび太のねじ巻き都市冒険記 生命のねじ いのちのねじ

しずかちゃんの持っているぬいぐるみが
「生命(いのち)のねじ」によって動き出し
メルヘンチックな世界が、生まれます。
その中で、「ウッキー」という名のチンパンジー
が登場しますが、どことなく
パーマン2号のブービーを彷彿させます。

物語の中盤、のび太は
想像を絶する「とある者」に出会います。
ドラ映画史上、最も大きな存在かもしれません。

F先生は、この「ねじ巻き」を執筆中に
自宅で亡くなられました。
ペンを握ったままだったそうです。
96年9月23日のことでした。
そうした背景を知っているので、私には
「ねじ巻き」は特別な映画に感じています。

コロコロコミックという月刊少年誌に
載せる大長編のマンガも
亡くなられた翌年の春に公開された映画も
F先生の意志を受け継いだスタッフが完成させました。

F先生は自らの命と引き換えに
人形やぬいぐるみに生命を与える
メルヘンチックな「生命のねじ」を残したように思えます。
ドラえもんの道具でも、私の知る限り
初めて「生命(いのち)」という言葉がつく道具だと思います。
とても不思議な結びつきを感じます。

そして、「ねじ巻き都市(シティ)」と深く関係する
「とある者」にも、F先生の姿を重ねてしまいます。

私は、木の葉に包まれるのび太のシーンが
一番感動的でした。ずっと忘れられません。
ここの描写、なんだかスゴイんですよね~

少し長くなってしまったので
続けて書く予定だった「のび太の南海大冒険」は
明日に延びます。スミマセン





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Last updated  2010.02.25 23:53:32
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