日本語で話そう

January 14, 2015
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はい、その通り。

先日羽二重餅を買った中山道の旅の旅日記を書いている時、ふと如庵でのお茶会が気になって調べているうちに、名古屋支部の大茶会の主菓子(おもがし、懐石まで出るお茶会のお濃茶でのお菓子)に羽二重餅が供された記事に行き当たった。

お菓子の写真を見ておや、松屋長春かなと思ったが、これが姿は良く似ているが、別のお菓子屋さん、尾張一宮の川村屋賀峯のものだと書いてあった。

姿が同じだ、あれれ、ひょっとしたら私が昔食べたものはここのもの?
そう思ったら確かめずにはいられない。うれしいことにこの店のHPには冬場はお取り寄せできると書いて有るじゃないか。

ホッホホー!
そこで注文したのがこれ。

  • IMG_3770.JPG


宅急便で届いたその箱の上には「傾けないでこのままの形で配送」と大きく書いてあった。さぞかし宅急便泣かせであったろう。宅急便のお兄さん、お弁当を運ぶように平らにして配達してきた。

その甲斐あって、あまり寄らず、姿はとどめていたが、なにせ真綿のようにふわふわ、手で持ち上げると指の形が付いてしまった。

一見、大福のようなお餅に見えるが実はまったく違って、お餅のように重くなく、餡の重さしか感じないほどふわっと雲を持っているような感触だ。赤ちゃんのほっぺのような感触。

花びら餅

  • IMG_3774.JPG



この店はご主人もお茶のお菓子を研究するために、自宅に茶室など作り、日々茶道も研鑽しながら、お茶に合った和菓子を研究しているそうだ。

うん十年前、ウサギの食べた花びら餅はいったいどっちだったのだろう。
解けた謎の糸がまた新たななぞに向かって絡まり始めた。






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Last updated  January 14, 2015 11:15:21 PM
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