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2015年10月21日
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カテゴリ: 生活、家族、仕事
女性のファッションを筆頭に、趣味の世界は頂点を極め、
凋落することを繰り返している感が強い。
 かつてのミニ4駆ブームやベイブレードブームは、マニ
アが潰した典型例。

     ​

 何でもありのラーメンやマンガは、高いレベルでブームが
継続している。

 それでも、最近では映画『進撃の巨人』の実写版に、強烈
なクレームが発せられた。

 原作者からもマンガと変える事を依頼され、それを踏まえ
て製作された事情が明らかにされているにも関わらず、マニ
アはマンガと違う点を非難した。

 後編も面白かったよ!



 猪木不在の新日本プロレスをマニア視点から切り離し興隆を
はかったのが、ブシロード社長の木谷氏。


猪木の時代から激変した、新日本プロレスリングのいま
新日本プロレスリングオーナー 木谷高明氏(前編)
 2015年9月29日 ダイヤモンドオンライン

 …(略)…



 以前の新日本プロレスでは、プロレスラーの「本当の強
さ」を強調するいわゆる「ストロング・スタイル」を謳っ
ていましたよね。流血試合も多かったと思います。それが、
木谷さんが社長に就任されてからは、ストロングスタイル
がなりを潜めて、エンターテイメント性が増強されていま
す。ルックスがいい選手も登用されて、女性ファンの方も
増えている。

 すなわち、従来の新日本プロレスの重要な要素だったス
トロングスタイルを削ぎ落として、従来のマニア的なプロ
レスファン以外の層を獲得して、まさに市場の境界を引き
直して成功していらっしゃるところが、ブルー・オーシャ
ン的だなと感じたんです。



 木谷さんは以前、「(プロレスに)マニアはいらない」
という発言をされて、すごく反響になりましたよね。。

木谷 3年ぐらい前だと思うのですが、「すべてのジャンル
はマニアが潰す」って言ったんですよ。いまだにツイッタ
ーでリツイートされていて。

 …(略)… 




 ストロングスタイルを標榜した新日本プロレスは、総合
格闘技系の興隆により、下火になった。
 現場の字密な努力と、それを後押しする経営者を得て、
新日本プロレスはショービジネスとして復活した。

 …(略)…

木谷 ・・・エースの棚橋選手などは、地方巡業の際に
その土地でプロモーション活動を地道に続け、新しいファ
ンを獲得しようと頑張っていた。その目指していた方向が
僕にはすごく理解できたので、それを後押しするような取
り組みに力を入れたんです。

入山 大々的な宣伝活動もその一環だったと。

木谷 そうです。ブシロードが親会社の体制になって、ま
ずやったのが宣伝活動でした。
 ラッピングバスやJR山手線の車体広告等、最初の1年
に広告宣伝費だけで3億円くらい使いました。

 …(略)…





 ビジネスの将来性を定めるのは、経営だということが
よく分かる。

 提案ばかりを求めて、責任ある決定を下そうとしない
経営陣ばかりが増え、日本の伝統的産業界の多くが、新
しい時代に対応できていない。



 …(略)…

選手たちをキャラクターコンテンツとして考える

入山 女性ファンが増えたのも宣伝効果ですか。

木谷 私が会長に就いた時には、女性ファンが増えつつ
ある兆候はすでにありました。プロレスを「キャラクタ
ーコンテンツ・ビジネス」として再定義し、増えつつあ
る女性ファンに向けて梃入れしたといった方が正確かも
しれません。
 レスラーは一人一人個性があって、「プロレスはキャ
ラクターコンテンツだから」とずっと言い続けたんです
よね。

 …(略)…




 世界的にもアイルトン・セナ時代を頂点として、F1人
気は凋落を続けた。

 レギュレーションをいじくり倒し、制約ばかりが増え
てモータースポーツ最高峰の輝きを失いつつあるF1の主
宰者、エクレストン氏に、ドライバー重視のキャラクタ
ー展開の重要性を教えたくなる。





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最終更新日  2018年02月09日 22時56分51秒
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