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昨日は久しぶりに、外に出ました。いつも家と学校の往復だけですからね。ワクワクしながら出ました。今日の目的地は、上海体育館の近く。行くためには、バスを乗り継がないといけません。乗ったことのないバスに乗るのって、なんかワクワクしません?私がいつもよく乗るのは、メインストリートを通るバスで、2階建ての大きなバスなんです。作りも結構しっかりしていて、壁には液晶テレビまでついています。結構近代的なんです。でも、今回乗るバスは違いました。メインストリートの一本内側を走るバス。ということは、バスもおのずと、古いものになるんですね。学校を出て、バス停に到着しました。初めて来たバス停です。日本語の地図を持っていたら、さっそくジロッと見られました(笑)。運賃を見ると、「エアコン付き2元(約28円)、エアコン無し、1.5元(約21円)」と書いてあります。エアコンがあるか無いかで、運賃が違うんですね。ブロロロローッと、バスが到着。乗ろうとすると、あっ! 5角がない‥‥。(元の下の単位が、角です)うーん、と一瞬迷いましたが、乗ってしまいました。へえー!びっくりです。スイカっていう名前でしたっけ?カードを機械にくっつけると、改札を通れるヤツ。乗客は皆、あれを持っているんですよ!何かをピタッとくっつけて、入っていく。すごいなぁー、と思いながら、忘れていました、自分はお釣りが必要なのを。やっぱり‥‥。両替機らしきものはありません。でも、ひょっとしたら、ちゃんとお釣りが出てくるかも。あれだけ、進んだ機械があるんですもんねぇ。祈りながら、2元を料金箱に入れてみました。チャリ、チャリーン。 ‥‥‥シーン。やっぱり、出るわけないですね(泣)運転手もお金をチェックしていた様子ですが、何事もなかったかのように、出発。あれ?俺の5角は?どうなったの?弱気の、のむてつ、何も言えずに引き下がってしまいました(泣)。バスの中は、乗ってみると、なんかすごく広く感じるんです。それもそうですよね。エアコンが付いていないから、まず天井が広い。でも、それだけじゃなくて、壁も薄い(笑)。「あぁ、バスって、鉄の箱にエンジンが付いてるもんなんだ」ということが実感できます。それが実感できるのが、この写真です。 この箱って、エンジン???(笑)下の取っ手を持ち上げれば簡単に開きそうです。しかも、この箱と、床の隙間からは、下の道路が見えるという、スリル溢れる作り。これでもちゃんと毎日走ってるんですよね~。えっ?!!うそやんっ?!あるものに気付いてしまいました。あ~、下りたくなってきちゃいました‥‥。大丈夫かいな、このバス?気付かなきゃ良かった‥‥。運転手の手元、大きなハンドルがありますよね。ハンドルって、一本の棒につながっているじゃないですか。ハンドルと棒の付け根、テープでぐるぐる巻きにしてあるんです(泣)。いかにも「一度、ハンドル取れそうになりました」という感じ。かなりビビリながらの30分でした。そして乗り換えです。バス停で待っていて、思い出していたんです。先ほど、損した5角がどうしても悔しい!ある計画を立てました。さあ、バスが来ました。このバスもエアコン無し、1.5元バス。乗りました。バスはすぐに出発。先ほどと同じようにお金を入れます。チャリチャリーン。おっとっと、よろけちゃったよ、という演技をして運転手の顔を見ると‥‥‥気にしてない。やった!!やりましたっ!作戦成功!!入れたのは実は、1.1元。セコ~クやり返しておいたんです(笑)。かなりの達成感でした~。という感じで、小さな成功を噛みしめ、ホクホク顔で、上海体育館に到着したのむてつでした。
2003年11月28日
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私は、今までいつも朝ごはんはコンビニでした。ヨーグルトとパン2つ。合わせて8元(約120円)。でも、最近は寒くなってきたので、冷たいヨーグルトでは、辛くなってきたんですね。そこで、ちょっと今日は通勤に通る道を変えてみました。(と、言っても道の反対側を通っただけですが)おっ!たくさん人が並んでいるところがあるじゃないですか!これ、みんな、朝ごはんを買う人たちなんですね。中国の人って、朝ごはんを外で買う人が多いらしいんです。今日は、前々からチャレンジしてみたかった、中国風クレープに挑戦!!!こんな感じです。ほんとにクレープみたいな感じでしょ?これが2切れで、一元(約14元)でした。甘くなく、塩味がついています。味は‥‥‥まあまあかな。でも、人がたくさん並んでいたわりには‥‥という感じでした。結構これでお腹いっぱいになるんですね。地元の人が食べている朝食、結構たくさんあって、楽しそうです。また改めてレポートしますね。今日は、それよりも気になったものがあったんです。このクレープ屋の看板。これです。なぜ、君がここにいるんだい?ドナルド。いつからクレープの作り方を説明するようになったんだい?でも、アルバイトするときは、さすがに胸の『M』の文字は取ったほうがいいよ。あっ、もしかして、麻油の頭文字の『M』?それなら、ごめんなさい(笑)。
2003年11月27日
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昨日は、八宝飯にやられたことを報告しましたが、実は、その日、もっとスゴイことがあったんです。夕食として注文したのが、あの八宝飯だったのですから、この飢えた男2人が満たされるわけがありません。足りないので、追加したのが、『青椒土豆絲』‥‥ピーマンとジャガイモの細切り炒め こっちのピーマンはピリ辛で、おいしいんです。オススメ!『水餃』‥‥‥‥‥水餃子ですね。こちらでは餃子は主食なんですね。 「ご飯にしますか、パンにしますか?」じゃなくて、 「ご飯にしますか、餃子にしますか?」なんです(笑)。両方とも美味しかったです~!ただ、まだ足りない‥‥‥(笑)。もういっちょ、いってみよう!と水餃子を追加したところ、売り切れでした。やっぱり人気があるんですね。そして、注文したのが、今回の主役となる、『麻辣豆腐飯』と『水筍肉飯』。中国人教師に聞いた2つの料理の定義です。『麻辣豆腐飯』‥‥日本の麻婆豆腐と大体同じ。『水筍肉飯』‥‥‥字そのままですが、水につけたタケノコと、肉のご飯。両方とも、2元(約30円)。「へい、おまちっ」という感じで、最初に出てきたのは、麻辣豆腐飯です。‥‥‥ピンク色???ちょっと嫌な感じがしました。水餃子にはあった、湯気もありません。食べてみると‥‥‥甘酸っぺぇ‥‥‥‥‥、でも塩気は無くて、唐辛子辛い‥‥要するに、ま@い!!!ひさしぶりに『食べてはいけないマーク』が、ノートに付きました。まあ、まだもう一つありますからね。気を取り直していきましょう。来ましたっ、水筍肉飯! 茶色いのがタケノコ。タケノコのスライスに味が付いています。同じく湯気は出てない‥‥ですが、判断は食べてから出すことにしましょう。これは、弟が食べました。弟「‥‥‥‥‥」私「どうしたん?!」弟「‥‥‥アーモンドチョコの味がするぅ(泣)」私「なんや、それ?ちょっと食わせて。‥‥‥うっ」味付けが、曲者でした‥‥‥以下、弟の解説でご想像ください。「昔、プリンに醤油をかけたらウニの味になるって、あったやろ? あれみたい。タケノコで、アーモンドチョコを再現してみましたって感じ。 香ばしさと、今までにない不思議な甘さが溶け合って‥‥‥大失敗(苦笑)」トドおばちゃんの笑顔が、その日はつらく感じました。味が染みていない部分のご飯を掘り起こして食べている二人は、まるで、嫌いな給食メニューが出たときの生徒。いつもは、トドおばちゃんに手を振って帰るんですけどね。この日ばかりは、コソコソっと目を合わさずに帰ってきてしまいました。だって、トーマスの煙突さえも見えないくらいでギブアップでしたから(笑)。ごめんね、おばちゃん!!
2003年11月26日
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昨日の日記への書き込みで西沢知樹さんが、「中国に、中華丼はあるのか?」という、意味深い(?)問いかけをくださったので、今日は、その謎を解明しに行ってきました。さすがに、中華丼という名前ではありませんよね?日本に、日本丼なんて無いですもんね。どんな名前だと思います?私の読みは、こうでした。中華丼の上にかけるものは、八宝菜。と、すると、八宝なんとかという名前だな?そういえば、前にメニューで見たことがあったな。たしか『八宝飯』。これが、それっぽいな。間違いない!今日の夕食は、この八宝飯だ!と、昼間から決めていました。仕事が終わってすぐ、トドおばちゃんの店に直行!意気込んで注文しました。「八宝飯!」待ちながら考えていました。 また一つ中国の謎を解明してしまうなぁ。やるなぁ、のむてつ。 しかも、中華丼なら、最近できた口内炎にも良さそうだ。 よし、今日はたくさん野菜を摂るぞ! 肉は豚肉かな?イカは?エビは入ってるやろなぁ。 本場の鶏ガラが効いてるんやろなぁ‥‥‥出てきましたー!!! あれ?‥‥‥まんじゅう? ビックリしました。袋を開けると、逆おはぎ。あんこともち米が、内外逆になっている、おはぎ。中身はこんな感じでした。食べてみると‥‥‥やっぱり甘い(泣)。調べてみました。辞書には載っているんですね。八宝飯:もち米にこしあん・蓮の実・ナツメ・干しブドウ・干し竜眼など を加え、氷砂糖で作った葛あんをかけて蒸しあげた甘い食品。ちなみに、こちらも。八宝菜:(福神漬に似た)漬物の一種。 “八宝”は中国料理で、多くの種類の材料で作ったものを形容する語。今日は、失敗!(泣)ただ、味はおいしかったですよ。おやつには良いです。西沢さん、美味しい中華丼を、また探しておきますねっ!!
2003年11月25日
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今日も、『食』です!私のパートナーが、近くに引っ越してきたときから、美味しい店があると言っていたんですね。でも、味の好みが違うので、あまり信じていなかったんです。(すでに何軒か痛い目を見ていますので。泣)昨日紹介させていただいた、小籠包ありますよね。肉汁いっぱいのヤツです。彼女が言うには、「あんな小籠包は、まだまだ甘い」と。(へぇー)「のむてつ先生、あんなので感動してもらっては困る」と。(そうなの?)「ほんとに美味しいものを食べてから、語れ!」と。(ちょっと、ムカッ)そこまで言われたら、行かないわけにはいかない!なんぼのもんやねん、と思いながら聞いてみました。その名は、『湯包(タンバオ)』。『湯』って、中国語では『スープ』の意味です。でも、水餃子ではありません。スープが中に入っている小籠包なんだとか。とりあえず、行ってみないとわからないですよね。行ってみました。入ると、レジに主人っぽい女の人がいます。キツイ顔です。しかも髪が真っ赤‥‥‥。ちょっとビビリましたが、目が合うとニコッと笑ってくれました。(実は、左の口元がちょっと上がっただけですが)注文して、席につくと、厨房が見えます。ゴォーッ、ゴォーッと音が聞こえるんです。何の音かと厨房を覗くと、中華鍋を動かすたびに、ゴォーッ、ゴォーッ。ガスの火の音でした!中華料理のガスの火力は強いとは聞いていましたが、ここの火は、半端じゃないです。鍋をどかすと、30センチくらいの火柱が見えるんです!ライターで、ジェットライターという名前でしたっけ?風が吹いてても火がつくやつ。あの火が30センチくらいの穴から噴き出しているのを想像してください。その音なんですね。ゴォーッ、ゴォーッ!あっという間に炒飯と回鍋肉飯のできあがり。(これがまた美味かった‥‥)その後、5分ほど待つと、出てきました、湯包(タンバオ)!湯気と一緒にごらんください。 実物は、皮がもっと透き通っていて、中の肉汁が見えるんです!弟が先に口にしました。「ふぅ。これ‥‥‥、やばい‥‥」「えっ?なになに?」私も食べてみました。「なんだこれは?!めちゃめちゃウマイな、これ!!!」食べてみると、すごいんです、肉汁の量が!ドバッと出てくるんです!!そしてまた、この肉汁がウマイんですね‥‥‥皆さんにもわかっていただきたい一心で、分解作業をしました(笑)。 この皮の中、全部肉汁なんですよ。夢中になってバシバシ写真を撮っちゃいました。ふと気付くと、まわりの視線の冷たいことといったら‥‥(笑)まあ、外国人特権ですよね(笑)。あー、腹いっぱい!これは、本当においしいです。パートナーにも、「参った。おいしかった」と言っておきました。これで5元(約70円)ですもん。やばいですね、中国。
2003年11月23日
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最近おかしいです。なぜかツイている。連勝中なんです。こんなに勝ち続けているのは、はっきり言って、奇跡です。いつも、弟と一緒に戦いに挑むんですが、「兄ちゃん、やべぇ。今日もやっちまったみたい」「ほんまかいな?どれどれ‥‥‥うわっ、ホンマや。また連勝や!!」と、言ってもギャンブルじゃないですよ。あいかわらずお金はありませんから。何かと言うと、 店で注文した料理が、どれもウマイんです!!!すいません。小さな幸せで(笑)。でも、中国の地元人向けの食堂で、一メニュー100円くらいを攻めているのですごくないですか?!ということで、今日は、最近のお気に入り紹介です。まずは、こちらに来たときからのお気に入り、『小籠包』!六本木ヒルズっていう、超、ナウでトレンディなところに出来たそうですね、小籠包の店が。あちらでは行列ができていて、しかも高いと聞いてますが、ここはなんと、12個で4元(約60円)!!!しかも肉汁タップリ♪透き通ってる肉汁が見えませんか?あぁ~、この写真ではちょっと見えませんかねぇ、残念。こちらは、揚げ肉まんなども、肉汁タップリのものが多く、注意が必要です。油断して食べると、ブシューッと飛び出し、ズボンの恥ずかしい場所の近くに大きなシミをつけて、不自然に足を組みながら、バスで40分揺られて帰ることになります。(あ、これは私だけですね。泣)『粋』な食べ方は、①先に少しかじって穴を開ける②中の肉汁を吸い、楽しむ②そしてガブッと本体を食すなかなか油断ならないヤツです。そして次のオススメ、『エビ卵チャーハン』!何かと油の多いこちらの料理ですが、べたぁーっとせず、奇跡のパラパラ感を実現。でも、エビなどの海鮮系はちょっとお高め。10元(約140円)。お皿がさらに食欲をそそらせます。なぜか『機関車トーマス』。チャーハンの下には、トップハムハット卿もいます(知らないですよね、笑)。まだまだあるのですが、今日は以上2品です。(また写真付きで紹介しますね!)ここは、以前の日記でも出てきた、無愛想トドおばちゃんの店です。でも、最近すごくフレンドリーなんですね。やたら、からんでくるので、楽しくて通ってしまいます。日本語を話していると、モノマネしてきたりします。でも、厨房に行くと、従業員たちを怒鳴り散らしてるんですけどね。あ、もう一枚写真がありました。 一応、食券‥‥‥のようです。
2003年11月22日
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一昨日からの続きで、上海動物園です。ハツカネズミに別れを告げたあとも、爬虫類館は続きます。私達を次に迎えたのは、カメでした。ドーンと最初は大きく、ゾウガメの部屋です。5匹、6匹、7匹、結構たくさんいます。でも‥‥「あれ?あの奥の一匹おかしくない?」一匹、ちょっと不自然な姿勢で動かない奴がいます。壁沿いにある水道管に前足をかけたまま、止まっています。よく見ると‥‥その足、少し浮いている?‥‥‥立てかけてある。「死んで‥‥‥る、の?」誰もその答えをせぬまま、通り過ぎた3人でした。こちらは、小さいカメコーナーです。幅、高さ、奥行きともに70cmくらいの部屋に入れられているカメたち。いろんなカメがいるんですね~。「これ、へんなカメやなぁ。あ、こいつは普通やね♪」順番に見ていきます。「ちょっと、こ、これって‥‥‥」普通って、小さな部屋の中に、土が盛ってあり、草が生えていたりして、住みやすくなってますよね?この部屋は違いました。 ぽつーん。部屋の中には、料理などに使うバット。そこに水。そしてカメ。以上。カメの動きが余計に切なさを醸し出していました。途中までは、ちゃんと住みやすそうな部屋ばかりだったんですよ。なのに、なぜか、ある部屋を境に、刑務所。まさか、隣は?と見てみると、こちらはカラッぽでした‥‥。 爬虫類館・完「おーし、じゃあ、気を取り直して、ライオン見に行くぞ~」辿り着いて、がっかり。4時半で、もうすでにライオンは置くの部屋に移されていました。閉園5時イコール、退社5時という手際の良さなんですね。「こっちは、虎やで~。行ってみよ!」‥‥‥やっぱり。奥のほうに、かすかに縞模様が見えるだけ。がっかりしてましたが、裏側を通ったときに、変なものレーダーが反応!発見しました!これです。 「ここは、虎。うっかり開けちゃダメよ」という意味なんでしょうね(笑)。「気を取り直して、パンダ行ってみよう!」私、パンダを見たことがなかったので、楽しみにしていたのでした。園内の看板に、ダマされつつ、辿り着いたパンダ。(園内の看板、わかりづらいです)ここを曲がると、いよいよパンダ!さあ、いざ、パンダ!おおーっ、かわいいなパンダ‥‥‥‥あれ?オレンジ色?小さい?レッサーパンダでした(笑)。このへん、上手いんですよ。すんなりとジャイアントパンダに行かせない作り。客の動線、考えてます。意外にかわいかったレッサーパンダに別れを告げ、(ず~っと行ったり来たりしていて、かわいかったんです! オススメです。写真は撮ったけれど失敗しました、泣)この道を進むと、いよいよ本物のパンダです!ジャーン!!! ‥‥‥汚ねー(泣)。本物のパンダって、こんなもんなんですね。今回、最大のがっかりでした。レッサーパンダのほうが可愛かった‥‥‥。写真を撮る気にもならず。じゃあ、ゾウを見に行こう! ‥‥やっぱり、いませんでした。代わりに、植木のゾウをご覧ください。寂しげな目がチャームポイントです。あれ?と、時計を見てみると、5時20分。閉園時間を過ぎちゃっていました。でも、ポツンポツンと他のお客さんもいるんですね。しかも、みなさんかなり余裕をかましております。じゃあ、我々もいいんだ、と安心してゆっくりと出口を目指して歩いていました。ワーワーと声が聞こえてきます。‥‥‥あんたらねぇ(怒)。動物たちの檻を早く閉めて、彼ら、サッカーをしてたんです。どおりで、閉園時間を過ぎても、大丈夫なんですね。結局、出口を出たのは、6時前でした。なかなか密度の濃い2時間でした!また、ちゃんと動物が見れる時間に行きたいです。虎とパンダが見送ってくれました。 またね~!
2003年11月21日
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すいません。動物園の続きは明日にします!今日は、マリリンさんの日記を読んで、思ったことがあったので、その話題にさせていただきます。冒頭だけ紹介しますね。中学1年生の女の子が、登校拒否になって、担任への不信感から、登校が難しくなっています。 昨日、お兄ちゃんに薔薇の花束を持たせて仲間で、お見舞いにいってもらったのですが・・・。 他のクラスの子に言葉の暴力を受けるらしい・・との報告。でも、今、お母様に御電話したら、実は担任への不信感からでした。。。わかるなあ・・・・壊れてしまっている担任。私だって、顔を合わせたくない・・・・。 言葉の暴力を受けたのに、言った本人の女生徒に確認したら、「言ってない。」って。その言葉を鵜呑みにして、被害を受けた子を「被害妄想だ。」と言って、心療内科の受診を進めたらしい。続きはこちらです。http://plaza.rakuten.co.jp/maririnn/diary/#2003-11-20これに対しての私の考えを下に書いたのですが、読んでくださった方の、他の意見もぜひ聞いてみたいと思いました。お時間があれば、掲示板にご意見をお願いします。====================================マリリンさん、こんにちは!日記を読ませていただきました。掲示板に書くと、私の感想だけで1ページ埋まってしまいそうなので、メールにします(笑)。読んでいてちょっと疑問に思ったのは、マリリンさんたち保護者が、もうその教師に担任をやって欲しくないのか、なんとか軌道修正しつつ、がんばって欲しいのか、どちらなんだろう?ということです。私は、コミュミケーション能力の低い教師がたくさんいることも知ってますし、反対に、その担任の教師がだんだん壊れていったという気持ちもわかります。もともとは、教員採用試験のときの人物評価が甘いことと、教員になってしまってからのトレーニングが足りないことが悪いんですよね。それが悪いことはわかっているのですが、今、このことだけを言っていても、解決はきっと卒業後になってしまいますよね。結局は、3つしかないと思います。①保護者からプレッシャーをかけて、担任を辞めさせる②担任はあきらめて無視して、保護者でなんとかする③担任に協力し、ちゃんとした教師になるよう育てる以下にそれぞれの注意点を書いておきますね。①は、書類上は難しいのですが、実質上の担任交代という形は、たぶん可能です。もう本当に我慢できないときは、直接校長に、直接教育委員会に、などと、たくさん手はあります。ただ、やはり最後の手段にしてください。②その学校に、もう少し話のわかる教師はおりませんか?役職としての教育相談係の教師とは限らず(役職はあまり当てになりません)、ヤンキー生徒にも結構信用がある教師が一人くらいは、いると思います。近所のやんちゃ坊主に知り合いがいたら、聞いてみてはどうでしょうか?やはり、学校内に協力者がいたほうがやりやすいと思います。子供達も、一人でも理解してくれる人がいれば安心しますもんね。高圧的な教師は、たぶん、生徒と関わりたくないと思っていそうなので、面倒を見てくれる他の教師がいれば、すぐに任せてしまうと思います。③もうこの選択肢は無いのかもしれませんが、一応書いておきます。③を選ぶのであれば、教師の気持ちも理解した上で、話し合ってもらえると嬉しいです。>「言ってない。」って言った子も信じてあげて、>「言われた」方の子も信じてあげて、>心を抱いてあげればいいこと。>いつも、いつも、思うのだけれど、「北風と太陽」の太陽方式でいく>しか子ども達は、ついて来ないわ。これは、基本線としては賛成です!ただ、教師として、2つのことを感じるんです。一つは、いくらすべての生徒を理解しようとしても、全員の子は無理なので、その少しの子に対して、教師はストレスに感じてしまうということです。私はもともと八方美人なので、太陽方式です。どんどん話かけていきますし、できるだけ生徒の話を聞いてきたつもりです。それでも、相手は人間ですから、生徒が「生理的に好かん」と思うことだってあるんです。「はっきりした訳はないけど‥‥」ってやつです。それは、理不尽ですけど、どうしようも無いですよね。そんなん割り切れよ、と言われるかもしれませんが、一年間、毎日毎日冷たい態度でいられたら、教師だってヘコみます。そして生徒と距離を作っていってしまうんですね。このストレスによって、「やっぱり生徒を理解するなんて、無理。叱るしかない」とあきらめる教師が多いんだと思いますよ。これに対しては、他のところでちょっとずつ小さな成功(=他の生徒との信頼関係)を作りながら、あまり気にしないようにして、ストレスを克服していくしかないのかなと思います。二つ目は、今の親って、ちゃんと叱れる人が少ないじゃないですか。絶対叱らないといけないときって、あると思うんですよ。教師の感覚としては、(特に高圧的な教師が強く持っている感覚)「今の親は子供を甘やかし過ぎている。日本の良さを守るのは、教師だけだ」というのがあります。また、実際に学校が、やんちゃ坊主たちの度が過ぎる状態になってしまっていて、太陽方式だけではなんともならないこともあります。こういうときは、叱る教師と、理解をしてやる教師との役割分担でなんとかすることが多いです。叱る教師も必要なんです。嫌われ役として。叱るのと、理解をするのの両方ができるのが理想ですが、それは、スーパー教師ですよ。どちらかのスペシャリストになるだけでも大変です。③について、もう一つだけ言わせてください。> 先生は、女がどういう生き物か、知らないわ。>独身で、子どもを育てたこともないから、子どもという生き物がどういう>ものか、肌で感じる事がなかったのですよね?> どんな崇高な教育を受けていなくても、>普通のお母さんであれば、みんな 承知のこと。> 体験済みだと思います。この言い方は、その教師を辞めさせるとき以外は、やめてください。叱るときは、進むべき道を用意してあげて、叱ってあげないと。この発言は、道なしですので。必要なのは親と教師の協力なのであって、アラ捜しではないと思います。とりあえず、思いつくところを書かせていただきました。また、これを今日の日記にしようかな(笑)=====================================以上、私の返事でした。その後、マリリンさんから、掲示板に以下のような書き込みをいただきました。(私の返事と入れ違いだったようです)=====================================たった今、不登校のその子にTELをして、いろいろと話し合い、おばさんは、あなたのことを信じているし、みんなも信じているということを伝え、「自分を理解してくれない担任のことは置いておいて、仲間のところに登校したらどう?」って話しました。 うちの子と一緒に朝、登校するなら、登校出来るというので、約束しました。明日の校外学習も最初「行かない。」って言っていたのですが、行ってくれるそう。 学校も、「登校出来る。」って言ってくれましたぁ。波があるでしょうが、仲間がよってたかって応援すれば、担任に関わりなく、立ち直ってくれるかな?って思います。「担任の先生も中学の先生が1年目で、これから、良い先生に成長するのだから、許してあげてね。」と言うと、その子は、「うん。」って言ってくれました。 子どもの心は広くて、あたたかいです。=====================================こういうあたたかい心を、大人が冷めさせてしまってるんですよね‥‥。みなさんは、どう思いますか?
2003年11月20日
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行ってきました~、上海動物園!まわりの中国人の「あんなところはガキが行くところだ」という言葉にもめげず、空いていた時間を駆使して、行って参りました。しかし到着したのは、午後4時。見てみると、閉園は5時。う~ん、と迷いましたが、今日入らなかったら、二度と来ないかもしれないと思い、無謀にも残り1時間で飛び込むことにしました。急いで入園券を買います。いかにもやる気のなさそうな、売り場のおばちゃんです。「大人3枚ね」「150元。」このババア、黙って、異常に大きな券を3枚出しました。「えっ?一人30元でしょ?」「これは一人50元で、☆×○■△×●◎▼‥‥」素晴らしい態度で迫ってきます。表示を良く見ると、“絵葉書付き入園券50元”と書いてあるのを発見。「ハガキはいらん!普通の30元のをちょうだい」「チッ。」もう、だんだんこういうやり取りにも慣れてきました(笑)。やる気無さそうなのに、へんなとこで儲けようとするんですよね。ぜんぜん気にせず、いよいよ入場です!バスで前を通るたびに気になっていた象のゲートをくぐり入場。 あと一時間しかないのに、マジかよ、コイツら?という切符切りの顔も気にしません。入ると‥‥‥、広いですね~。入り口付近には何もありません。と、思っていたら、なんと鶴です! 放し飼い?!と思ったら、作り物でした。も~う、中国人、ひっぱるのが上手(怒)。少し歩くと、爬虫類館がありました。もっと大物を先に見ねば、とも思ったのですが、とりあえず入ってみることにしました。見てみないとわからないですもんね。でも、まさかここで20分以上も使うことになるとは‥‥‥いきなり、ニシキヘビの登場です!ただ‥‥‥寝てます。まあ、これは日本の動物園でも一緒ですね。でも、上に表示してあった説明が結構イカしてました。その名も、『ニシキヘビのご飯の食べ方』。鶏&ニシキヘビの写真4コマに説明が付いています。 以下、日本語訳(左から図を見てお楽しみください)。①ぎゅっ、ぎゅっと締めます②口を開けて、飲み込みます③徐々に飲み込みます④‥‥‥最後の「‥‥‥」に、ホレました(笑)これを書いた人、なかなか面白い人です。ヘビって、いろいろ見ていると結構面白いんですね。きっと動いているヘビが多かったからかもしれません。そりゃあ、動き回っているはずです。この時間、晩御飯の時間なんですね!あれ?なんか、白いものが動いてる?‥‥‥ハツカネズミでした(泣)恐らく今日の晩御飯。まるごと生のネズミ一匹。そりゃあ、弱肉強食はわかるけど‥‥‥ねぇ。そんなことは知らないネズミ、楽しそうにヘビと同じケースの中で、楽しそうに動き回っています。あっ、ダメだよ!そんなところつついちゃ!それヘビだって!!!幸い、このヘビは、眠っているようでした。「帰りに見に来たら、シッポだけ残ってたりして‥‥(苦笑)」不完全燃焼な冗談を言いつつ、ヘビを起こさないように、その場を去った3人でした。(明日に続きます)
2003年11月19日
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今日もまた、共同経営者との議論がヒートアップ!「そうじゃないでしょ。これはこうしないと!」「のむてつ先生、それは違いますよ。甘すぎです!」「そんな考えだからダメなんだって!」「違う!そっちの考えが違いますよ!」「どうしてわかってくれないわけ?違うよ、古いよ、それは!」「頭固すぎです。そっちこそ古い!」 ・ ・ ・私も性格的に、とことん話さないと納得できません。でも、相手も、しっかりと考えを持っています。なかなか譲りません。「はぁー、イライラするなぁ! これだから困るよ。中国人は‥‥‥」おっと、いけません!こういう結論を持ってくると解決するものも、しなくなりますもんね。議論は、議論。そして、相手は中国人全体ではなく、一個人。「相手の性格が‥‥」とか「中国人は‥‥」とは、考えないように神様に誓ったのでした(笑)。先日、面白い日記を、見つけました。テッチャン8537さんが書かれた日記です。http://plaza.rakuten.co.jp/sukinakoto/diary/#2003-11-10アメリカ人は、思ったことをすべて口に出して議論し、議論をしてくれる相手こそ、信用できる良い相手だと考える。さすが、議論好き国、アメリカ。日本人って、逆の場合が多いですよね。できれば議論しないで済ませる。もし議論になると、すればするほど、「なんてアイツはわからず屋なんだ」と嫌いになっていく。私自信も、まだまだその域を出ていません。「なんで、わからへんねん、コイツ!」と拳を握ってしまうこともあります(笑)。ふと、思いました。‥‥‥あれ?じゃあ、中国人は議論の後はどうなんだろう?さっそく聞いてみました。(熱い議論のあとだったんですけどね、笑)「うーん、 人によりますね。引きずる人もいますよ。 私は、引きずりませんけどね。 すぐに忘れちゃいますし。 ただ、私自身も、言いたいことを全部言いますからね」ホッ。よかったです。私、さっきちょっと言い過ぎたかな、と思ってたんです(笑)。 でも、話は思わぬ方向へ。 「だいたい北の地域の人は、さっぱりしてますよ。 バンバン言って、チキショーって机を蹴っても、それはそれ。 次の日には、普通にしてます。 でも、南の方の人はダメですよ。ねちっこい。 一回言い争いになったら、もう次は口を聞いてくれませんよ。 南の人は、根に持ちます。 北の人は、爽やかなんです!」ちなみに、この人は、北京出身。北京人と上海人って、仲が悪いんですよね。信じていいものかどうか‥‥???まあ、それの真偽はさておき、とりあえず、パートナーとは、やっていけそうで、よかったです!
2003年11月18日
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毎日通勤のときに歩く道の途中に、巨大スーパーがあります。時期ごとに、このような巨大垂れ幕で宣伝をするので、歩きながら見るのが、結構楽しみになっています。4階のから2階にまたがる大きさですから、15mはあります。かなり目立ちます。あるとき、ふと気付きました。店内でエスカレーターに乗っていたときです。西日が店内に差し込んでいました。ガラス越しに垂れ幕を見ると‥‥‥「あれ?これって‥‥‥ひょっとして筆ムラ???」機械で一気に塗ったときには現れるはずのない、筆ムラが見えるんです。「これって、手書きなの???」表からなんとなく見ていたときには、わからなかったんですが、良く見ると、やはり手書き。さすが中国!『人』の国です。大人数で、みんなで塗るのでしょうか?高校の学校祭を思い出しました(笑)あれ?日本はこういうものは、どこで作ってるんですかね?
2003年11月17日
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昨日の朝のことです。ある中国人教師から、学校へ電話がかかってきました。「のむてつ先生!道が、封鎖されていて、通れません!」授業の時間5分前のことでした。でも、おかしい。その教師と私の家は、同じ方向。同じ道を歩いて来るはず。20分前に歩いてきたときは、普通に通れたのに。あっ、そういえば、今日は警察官がやたら多かったなぁ‥‥。そう思って、窓の外を見てみると‥‥大渋滞!!!写真では確認しづらいかもしれませんが、片側2車線ずつの道が、一方通行4車線になってしまっています。上海の運転手は、短気です。反対車線でも、対向車来ないとわかれば、行っちゃいます。前方で、事故があったとき、よく見る光景です。(で、正常に戻るまでに、余計に時間がかかる)でも、おかしい。事故が起こる場所に、最初から警察が先回りできるわけないですよね。それに、事故が起こったとしても、歩行者なら、全く無視して、車の間をすり抜けていくのが、中国。歩行者まで、完全に止めてしまうほどの、大事故???原因は、なんと上海マラソンでした!(笑)それなら、道のどこかに予告しといてよ‥‥‥20分前は、全く普通に通行できたんです。いきなりですよ、いきなり。しかも、選手が通る時間だけ、通行止めにしようと、ギリギリの時間までは通らせてもらえる。「はいっ、あなたからはもうダメねっ!」って、止められるんですね。手際が良いのか、悪いのか?‥‥‥微妙です。結局、その教師、30分遅れて到着。授業は30分ずらして開始。昼ごはんも30分遅れ。かわいそうに‥‥。と、思いつつ先に食べてしまった私でした(笑)。
2003年11月16日
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================================== 4000SHIKI.COM http://plaza.rakuten.co.jp/nomutetsu/============================2003/11/15=■ 今日の@オドロク「お茶の中のマリモ」街を歩いていると、のども渇いたし、小腹も空いたなぁ、なんて思うことがある。もうすぐ夕飯だし、食べ物を買うのもちょっと、というとき。飲みながら少し腹の足しになるものがあれば最高である。そんときには、若い女性に人気の『珍珠[女乃]茶』をオススメする。([]の中は一文字と考えてくださいね)[女乃]は、一文字で牛乳を表し、[女乃]茶とは、つまりミルクティーである。珍珠は、そのまま、珍しい玉。マリモ?いやいや、さすがにマリモは飲めない。これは、タピオカである。『珍珠[女乃]茶』とは、タピオカ入りミルクティーなのだ。ただ、これに入っているタピオカは、ほんとうにマリモに見える。黒い。しかもパチンコ玉の大きさ。これがミルクティーに入っているのだ。これをストローで飲む。専用の極太ストローを使ってである。ちなみに、このミルクティー、ホットである。と言っても、人肌の温度だが。チュウと吸うと、スポンッと玉が入ってくる。チュウ、スポンッ、チュウ、スポンッ、チュウ、スポンッ。これが結構クセになる。玉が入ってこないときは、悔しい‥‥。↓『珍珠[女乃]茶』を見る ■四千式管理人の独り言いやあ、中国茶は奥が深いですね。緑茶、黒茶、青茶、白茶、紅茶。どんだけ色あんねん、という感じです。いろいろと調べながら、ちょっとページにまとめてみました。左側にあります。聞いたところによると、『お茶の城』なる店があって、一つのビルがすべてお茶だそうな。わりと近いことだし、今度行ってみようかな。
2003年11月15日
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見ましたよ~、マトリクス3!路上ではいつも、お兄ちゃんたちが、「ジャパニーズ、でぶいで!でぶいで!」日本人に声をかけます。DVDを売っているんですね(笑)。これらは当然海賊版。でもその海賊版にも2種類あるんです。1つは、市販のDVDのコピー。市販のDVDのコピーは、画像はわりと綺麗です。きっと他の国で先行発売されたものを仕入れてコピーしたりするんでしょうね。ですので、たま~に、映画の封切よりも先に出回ることもあります。ただ、普通は違いますね。やはりDVDの発売は、映画のあと。じゃあ、超最新の映画は海賊版には無いのか?あるんです。今回のマトリクスがそうでした。ちゃーんと、路上の兄ちゃんたちは持っているんです。たまんないですよね、映画館は。100円で最新の映画を見せられちゃうんですから。経営が苦しくて潰れる映画館も上海では多いと聞きます。さて、ここで問題。この海賊版、どうやって超最新の映画を手に入れるでしょうか?ヒント1:画質がかなり悪いです。ヒント2:画面がずれることがあります。ヒント3:セリフにない咳をする役者がいます。わかりました?な、な、なんと、映画館にビデオカメラを持ち込んで、盗み撮りしたものを売り出しているんです!素晴らしき商人魂!(←犯罪でしたね‥‥)今回のマトリクスは明らかにそうでした。まず、パッケージがおかしいんです。あれ?最新のはずなのに、なんとなく、見たことがあるなぁと思ったら、タイトルも『matrix reloaded』になっています。これって、パート2のタイトルですよね。でも、背表紙のところには『matrix 3』と書いてある(笑)。数字だけ直したんですね。家に帰り、さっそく見てみました。実は、私も、映画館撮影版を買ったのは、まだ2回目なんです。前回は、トム・クルーズの『マイノリティリポート』。途中で飽きて、見るのを止めました(笑)。ですから、ちゃんと見るのは今回が始めて。さあ、ワクワクしながら、スタート。あっ、その前に、ちゃんと字幕を設定しないと。字幕は英語か中国語を選択できたので、英語で、よしっと。それでは、改めてスタート!!おっ、なかなかの画像。ビデオカメラで撮ったにしては、良いではないですか。結構良い感じです‥‥‥が、何だこの黒い影は?ちょうど字幕のを2文字分を隠している円い影。‥‥‥‥前の人の頭でした(笑)。まあ、一文字くらい見れなくてもねぇ。100円ですから。文句言っても仕方が無いし‥‥‥あれ?そういえば、この字幕、中国語やん?しかも‥‥‥これは本当のスクリーンに出てきてた字幕やん。さっきの字幕設定は何だったんだ‥‥。と、いろんな文句を言いつつも、内容に引き込まれ、しっかり見ていました。マトリクス2は、いまいちでしたが、3は面白いですね!結構引き込まれます。30分後‥‥うわっ!何や?!と思ったら、ビデオの前を人が横切る。きっとトイレに行ったんやね。もう驚かないよ、そんなのでは。50分後‥‥今度は何?おい、おい、画面がズレたよ。ズレてるって!スクリーンが見えてないよ~!はよ直してや!画面が半分真っ黒やで。おっ、気付いた。あ、でも、そっちじゃないって!ブツッ‥‥あれ?消えた。‥‥‥誰かが見回りに来たようでした。シーンが飛んで、再開。主人公とヒロインの別れのシーン。おっ、見つめ合った。泣いている主人公。苦しんでいるヒロイン。主人公、ヒロインにすがりついた!さあ、これからキス‥‥‥♪ピ・ポ・パ・ピ・プ・ポ・パ・ペ♪おい~、携帯くらい切っておけよ~(泣)。そして、エンディング。へぇ~、こういう結末かぁ。そうなんやー、よかったなぁ。感動やなぁ、ほんまよかっ、ブチッ‥‥‥‥エンドロールを待たずに切れるんです!容赦なしです。まあ、しょうがないですかね。明るくなって撮ってたら捕まっちゃうし。と、いうような感じでした!内容が良かったので、結構楽しめましたよ。面白かったです、マトリクスも、その他も(笑)。聞いたところによると、中国人は、こういう海賊版を見て、面白かったら映画館へ行って見るんですって。一応、使い分けているんですね。以上、今日は海賊版情報でした。
2003年11月14日
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前々から、やばいかな、とは思っていたんです。中国の習慣と日本の習慣は違うので、「郷に入りては、郷に従え」だとは思いつつ‥‥できていませんでした。わかっていませんでした。日本のやり方で通してしまったんです、私。だから失敗してしまったんですね。間違っていました。悲劇は起こりました‥‥トイレが詰まってしまったんです!(笑)←いえいえ、(大泣)です。中国って、トイレ(大)に行くと、横に大きなゴミ箱があるんです。それは、なんと、トイレットペーパー用ゴミ箱。使用済みのものを入れるんですね。トイレに流さないのです。中国の水道管は、日本のものより細いんですって。だから、トイレがすぐに詰まる。聞いては、いたので、知っていたんです。職場のトイレのゴミ箱も大きいですし。でも‥‥‥使った紙を、トイレに置いておくなんて‥‥ねぇ。やっぱりできませんでした。気には、なっていたので、使う量は減らしつつ。日本では3重にしていたのを、2重にしたりして(苦笑)。まあ、何はともあれ、流れるようにせねばいけません。弟との共同作業が始まりました。奴を使う日が来るとは‥‥。そうです、ズッポン、ズッポンやるヤツです。シャワールームの隅に置いてあったので、「使う日が来ませんように」と、視界に入れないように過ごしておりました。ついに発動!ジャーン、その名も、『高圧通管槍』!!!‥‥‥‥‥あれ?使えない???なんかちょっと違うんです、中国のヤツは。写真を大公開!(恥ずかしながら、我が家のトイレも。汚くてすいません)こんなの日本にあります?緑の筒の部分を押さえて、黄色のレバーを引いて使う。ここまでは、わかります。説明図もありました。でも、ズーコズーコと、やるのですが、どうも、おかしい。こうなったら、2人がかりです。弟が押さえ、私が引っ張ります。「ちゃんと押さえときやー、ええか?」「ええよ、兄ちゃん」「いくでー!」「せーのっ!」ズズズズズズズーーーー。 ダメです。「もっかい、いくでー、せーのっ!」ズズズズズズズーーーー。 ‥‥‥。何回やっても、ズズズズーっとなって、うまくいきません。汗も出てきました。おかしい。おかしすぎます。下のゴムが固すぎるんですね。上手く便器にくっつかず、空気を吸ってしまうようです。ゴムが古くなってしまっているのでしょうか?でも、今はもう深夜。店も開いていません。だからと言って、このままにしておくのも、イヤです。その時です。「あれ?この絵って、ゴムのとこが、水の中に入ってない?」「あーーー!!ホンマやん!」ナイスな気付きでした。考えると、『槍』ではないですか!槍は突くもの。引いて使う槍なんて、無いですもんね!先を水の中に入れてレバーを引き、水を吸い込み、押して出てきた水の水圧で流す、と。要するに、『トイレ用大型水鉄砲』だったんです。これに気付くまでに、約1時間。長かったです。さっそく、やってみました。引っ張ると、ゴボゴボゴボッと水が入っていきます。いい感じです。発射です!勢い良く押します!ジュューーーゥゥゥ。 上手く出ません。これはやっぱり2人がかりでやったほうが良さそうです。弟が押さえます。私が引っ張ります。ゴボゴボゴボッ、また、いい感じです。「いくでー」「ええよっ」「せーのっ!」ブジューーーー!!! 「うわあああっ、顔に飛んだっ!」弟の顔にトイレの水が飛んだのでした(笑)。というような格闘の末、その30分後、ゴボッ、ゴボゴボゴボゴボ、ジャァァァーと流れたときは感動でした。その後、ビールで乾杯をしたときには、午前2時過ぎでした。のむてつ兄弟は中国には負けない!(笑)でも、相変わらず我が家のトイレにはゴミ箱がありません‥‥。ネットで見た携帯用ウォシュレットが、欲しい今日この頃です。誰か買ってきてくれないかなぁ。これ→ http://www.store-mix.com/ko-bai/product.php?afid=604293&pid=1550&oid=150&hid=11963
2003年11月13日
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人に働いてもらうというのは、難しいです‥‥。今回、ぶつかったのは、私の学校で最も古い中国人教師。と言っても、平日夜と土日だけのアルバイト教師ですけどね。ある日、授業への取り組みがあまりにいい加減だったので、見かねて教務担当が注意をしたんです。「もっとちゃんと授業をしてください」と。でも、実は、直接は言いにくいからと、私の名前を使って注意したようでした。「~と、のむてつ先生が、言ってたよ」と。私も、別にいいかな、と思い了承していました。数日後、その教師が学校にやってきました。私の顔を見ると‥‥、プイッと顔をそむけ、ツーン。私の顔を見ても無視するようになったんです‥‥‥。教務担当に聞いてみると、授業をチェックされたのが気に食わないらしいとのこと。私の授業を隣で隠れてチェックするなんて許せない、と。‥‥‥まあ、でも、ちゃんと働いてくれればねぇ、憎まれ役になってもいいかな、なんて思っていました。それが2ヶ月前。そして先日。その教師から連絡が入り、都合が悪くなり、「これからできなくなる授業がある」とのことでした。さっそく、他の教師に引継がせるために、準備を始めました。(補足:彼女は1対1の授業ばかりを担当しています)次の日。学校に来た彼女に、私が声をかけます。「○○さん、できなくなる生徒さんはどこまで授業が終わってますか?」「今は別の生徒が来ていますから後にしてください」目を合わさずに答えます。ちょっと言い方にムッときましたが、まあ、それもそうです。納得しました。「あ、そうですか。じゃあ、また後で聞きます」そして、授業後。「さっき話した件ですが、どこまで授業が終わっていますか?」「今は、メモを取っていますから、後にしてください」携帯をいじりながら、答えたのでした。はぁ???久しぶりに爆発してしまいました。「おい、おめぇ、ちゃんと仕事せーよ!!!」教師を辞めて以来、初めての怒鳴り。すると、その教師、ジロッとこちらを見て、中国語を早口でペラペラペラと吐き捨て、荷物をまとめて、帰ってしまいました。2日後、教務担当と協議。そのときの態度だけでなく、他の点も含め、辞めてもらうことに決定。最初の教師ということで、大目に見ていたのも限界という結論でした。さっそくお客さん(日本人)に電話し、教師を変えることを伝えました。でも、このときの電話が甘かったのかもしれません。お客さんに彼女の事情を話すのもどうかと思い、「ちょっと事情がありまして‥‥」という、ぼかした説明にしたんです。お客さんは納得。次回から別の生徒にすることで話はまとまりました。ところが、その2日後‥‥。教務担当から電話がありました。「のむてつ先生!今、あの教師から電話がありました。先生の文句を言っていました。しかも、お客さんに直接電話したようで、お客さんが学校に対して怒っているみたいです!」「えっ???じゃあ、電話してみます」すぐに電話しました。お客さんは意外に冷静です。私は説明をしました。「先日は、お話ししなかったんですが、実はこういう経緯がありまして‥‥ ‥‥ということで、教師を変えさせていただいた次第です」「はあ、そうですか。でも、私、次の授業の日から急に出張になったんです。 ですから、次の授業はとりあえず、こちらから連絡するまで延期にしてください。それでは。 ガチャン、ツーツーツー」はーーーーーあ。その教師がお客さんに何を言ったのかはわかりませんし、お客さんの言っていることも、本当かもしれません。でも‥‥‥ハイッ!日記に書いたから、グチ終わり!
2003年11月12日
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すごい方の日記を発見してしまいました!!チェンアーさん。西北大学事件のときに、大学にいたそうです。劇の内容、デモの雰囲気、政府の対応。マスコミの報道と比べてみてください。西安って、遣唐使の派遣などで、日本に友好的な都市だと聞いていたのですが‥‥。私は、中国をナメすぎていたのかも。たまたまラッキーな環境にいるだけなのかも、と考えさせられました。先日も『南京ドンブリ』の南ドンさんと食事をしたとき、歴史教科書の話になりました。「結局、教科書って、政治の宣伝に利用されているんだよ。 日本の教科書は、外国に比べたら客観的。 『新しい歴史の教科書』だって、ぜんぜん客観的に見えるよ」教科書って、絶対正しいことが書いてあるもの、と思ってるじゃないですか、普通は。それは当然、日本でもどこの国でも一緒ですよね。子供は、それを読んで育つ。お互い、違う教科書を読んで育ってきたのですから、言い争っても、歩み寄れないこともありますよね。証拠として持っているものが違うのですから。だから、こういう事件が起こってしまうのでしょうか?考えさせられます。でも、すごく良い中国人もいることも忘れないでくださいね。それを忘れず、読んでください。とにかく驚きです。(ついでにプロフィールの写真も驚きです、笑)事件は、10月30日の日記から始まっています。日本人なら、読むべき!こちらです→ http://plaza.rakuten.co.jp/chiliuqianer/
2003年11月11日
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今日は、ある中国人教師にケンカを売られました。「日本人の感覚は、おかしいと思いますっ! 私が、日本でお風呂屋さんに行ったとき、 男の子がいたんですよ。女風呂に。中国では考えられないです! あんな、6歳くらいの子が、お母さんといっしょにお風呂に入って、 くるなんて!!!親は何を考えているんですか?! まわりの人も何も言わないし」ぽかーん‥‥‥‥。私はあきれて答えました。「だって、それ、普通なんだもん」「ええーっ、考えられませんっ!!! 聞くところでは、女の子も父親とお風呂に入ったりするそうですね。 そんなの変態ですよ、変態!中国だったら新聞にのりますよ、新聞に」「だ、だって、そんなの、別にへんな目的で一緒に入るわけじゃないじゃん」(だんだん他の教師まで、まるで本当の変態を見る目で私を見始めます)「そんなの、ダメですよ!父親は何を考えているのか‥‥。 いったい何歳くらいまで、一緒にお風呂に入るんですか?!」「うーん、小学校4、5年くらいだから、11歳くらいかな。 そのくらいで、だいたい子供が一緒に入るのを嫌がり始めるんだよね」「か・ん・が・え・ら・れ・な・い!!! そんなの、3歳くらいから記憶があるんですから、良くないですっ! 私の夫は、娘が3歳になったときから、娘の入っている浴室には、 近寄らなかったですよ。 娘が『タオル取って』って、言ってても、必ず私に持って行かせましたし。 それが、普通ですよっ! 日本人の父親は、娘の入っている浴室に平気で入って行ったりするでしょ。 もうーーー、ほんとに変態っ! 日本人は女子トイレにも、男の子を入れたりしますよね? ほんっとに、理解できないですっ!」「そんなんは、日本の習慣だからさ‥‥‥言い争ってもしょうがな‥‥‥ えっ、授業の時間?おーい、なんで? みんなこのまま行っちゃうのー? それじゃ、まるで俺が変態のままじゃ‥‥‥」言われっぱなしの大敗北でした。
2003年11月10日
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上海は、建物の形がユニークです。なので、昼間の景色もキレイなのですが、夜景もまたいい。全く違う顔を見せます。いつもデジカメを持ち歩いて、撮っているんですが、腕が悪くて‥‥(泣)。最近のヒット作をみなさんにお届けします!今回は人民公園周辺です。まずはこれ。上海城市規画展示館。この楽天日記のレジャ研@所長さんも、見ながら大興奮したという、2020年の未来の上海が、模型で展示されているところです。ビジネスチャンスがここから見えてくる?!‥‥かもしれないです。上海人たちもここの模型を見て、「ダーリン、私、このあたりのマンションがいいわぁん♪」などと言っているようです。一見の価値あり、です。夜は、とにかく目立つ建物です。こちらは、人民公園内からの夜景です。面白い形&色が多いでしょ?円いのは、上海博物館。これもまた、目立ちます。でも、こちらの人の色彩感覚って‥‥???と、思わされることも、多々あります。人民公園内では、ベンチでカップル達が熱~い夜を楽しんでいたりするのですが、その後ろの木々のライトアップがこれ。田舎のラブホテルも顔負けの雰囲気をかもし出しております。紫と緑のミックスって‥‥ねぇ。紫が大好きなんでしょうね。それが確信に変わったのが、ドーンとこの風景。高速道路が、すべて紫に!!!綺麗なんですよ。「でも‥‥ひょっとしたら、巨大虫取り機の光だったりして!アハハッ」などと、言ってみたのですが、みな、心の底から冗談だとは思えなかったんですね。目で虫を追いながら、中途半端な笑いになっていました。また、傑作が撮れ次第、お届けします!
2003年11月09日
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日本は今ごろ、政治の話題でいっぱいなのでしょうか?ある中国人教師が言っていたのですが、日本の選挙運動は、初めて見る中国人にとっては驚きなんだそうです。「何を大声で、話しているんだ?!」という感じらしいです。ふと、思ったので聞いてみました。「え、じゃあ、たとえば、上海市長って、どう決まるの?」「普通の人とは、全く関係ないところで決まるんですよ。 投票できるのは、市で役職を持っている部長や課長だけ。 そもそも、公務員じゃないと市長になれないんですし。だから普通の人は、市長が誰になるかなんて、気にしないし、 気にしてもしょうがないんです」「え!じゃ、公務員じゃない人が『市長になりたい』と思ったら、どうしたらいいの?」「そうですね‥‥、まず会社で偉くなって、慈善事業や寄付をたくさんして、市の役職に推薦してもらうとか‥‥‥‥。 とりあえず、市政府に入らないとダメですよ。でも、政治の世界に入りたいって人自体が少ないんです。 税務署員とか、警察官になりたい人は多いですけどね(意味ありげな笑)」ええええーっ!という感じでした。中国人は、もっと政治に興味がある人が多くて、野心を燃やす若者が多いイメージを持っていたのに!!あまり良くない意味で、感覚が日本人と似てますよね。私も他人のことを言えませんが。ちなみに、中央政府ではなく、地元のほうに『おいしさ』があるのは、ことわざ、『強竜難圧地頭蛇』(強い竜でも地元の蛇を抑えられない)に表現されていると教えてもらいました。今、その言葉どおりに、私も『地頭蛇』に大変『お世話に』なっております(泣)。話は続きます。「でも、日本の国会を見ていたら、話がごちゃごちゃになったり、 ケンカしたりで、ぜんぜん進まないですよね。 その点、中国は決まるのが早いですよ。モメることがありませんから。 だから、一長一短でしょ?」うーん‥‥。日本の政治の実情を考えると‥‥言い返せない。でも、トップの人が、素晴らしい人ならいいけど、やることにチェックが入りづらいシステムって‥‥ねぇ?『一長一短』という言葉で済ましていいものかどうか?ただ、日本の場合、チェックがチェックになっているかどうかが『?』。あとで聞いたんですけど、市議会自体、無いんですって。国や市政府が決めたら、GO!!投票できてもしない日本人と、投票できなくても気にしない中国人。どの国も政治って、そんなもの???
2003年11月08日
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今日は、この楽天日記のshin7374さんに居酒屋に連れて行ってもらいました。「のむてつさん、これは、ぜーったい見ておいたほうがいい」と、言われていたので、楽しみにしてたんです。話では、正月には餅つきをして、参加したお客さんに、そのときの写真を送るサービスまでやっている店。見ておいて損は無さそうです。そもそも、『サービスする』という概念があるのかどうか不安になる店にばかり通ってますからね。たまにはいいかな、と思って行ってみました。もう、まず、店の前から違いました。入り口で待つ専門の店員がおり、「いらっしゃいませっ!(当然日本語) どうぞ、お二階へ!」ここは、どこやねん、日本か?と思いました。バームクーヘンを縦切りにしたような形の近代的なビルの中に入ると、そこは完全に居酒屋。日本風に作ってあります。しかも結構広い。2階は、一般席になっており活気のある飲み屋、3階は吹き抜けになっており、少し静かで、カップル用だそうです。当然、我々は2階席へ。見渡してみると‥‥もーう、大盛況状態でした!!日本人の話し声&従業員の日本語で、本当に日本と変わりません。何よりも驚いたのは、従業員の数!2階だけで、3、40人!10㎡くらいの一画に、5人は従業員がいます。みな結構若いのですが、遊んでおらず、細かくテキパキと動いており、あいさつにも笑顔がある。「できるんやん、中国人」と、思ってしまいました。居心地良かったです。日本に帰ったような感じで、いい気分で、飲み始めることができました。こちらがいい気分になっているときも、従業員は客をちゃんと見ています。ジョッキが空になる前に、「おかわりいかがですか?」の一言。中国で、まさか、この言葉を聞くとは思いませんでした。こまめに灰皿を換える気遣い。おちょこにも毎回、注ぎに来ます。おっ!やるな!と感じさせられたのは、テーブルのお皿を取るときに、ハッピの袖を反対の手で、ちゃんと押さえて取るんです!日本人でも、なかなか様にならない動作ですよね。これだけのサービスは、なかなか日本でもできません。日本人がトレーニングしたのかな、と思ったのですが、店長、経営者ともに中国人とのこと。「なかなかやるなぁ、中国人」という感じでした。飲み放題、食べ放題のコースだったので、従業員の気遣いは、そのテーブルの売り上げと関係しているというわけでもなさそうです。怖い監督者がいるような感じでもない。その上、不思議なのは、従業員が積極的にお客さんと話をするんです。「shinさん、こんにちは」「おおー久しぶりだねぇ」というような会話が普通にできる。日本でも、普通の店では、ひとりの客にそんなに時間を取ってられませんよね。話も適当に切り上げるじゃないですか。それがないんです。お客さんが話していたら、ずっと付き合う。しかも楽しそうに。そして、驚くほど日本語が上手い。話を聞くと、ほとんどが田舎の出身の子とのことでした。今日聞いた子は、安徽省の子ばかり。賃金の安い田舎の子で、気立てのいい子を探して使ってるんですね。だからこれだけの人数を雇っても大丈夫である、と。しかもきめ細かいサービスができる。働き始めは、みな日本語ができない状態で始めるようです。教えてくれたのですが、入って最初の1ヶ月に日本語のメニューの暗記テストがあり、その後は、毎日仕事しながら、お客さんに聞いたりして、知った日本語をノートに書き写し、覚える、ということでした。それで半年でペラペラ。中国語の勉強を延ばし延ばしにしている自分が情けなくなりました。ムカつくんですよ(笑)。「日本語上手いね」と言うと、「いえいえ、まだまだです」「髪切ったね」と言うと、「shinさんに会えなかったから、切ったんですよ」しまいには、弟に向かって、「髪型カッコイイですね」とまで!(笑)日本人の『くすぐりどころ』を知っている‥‥!!!日本語がしっかり話せる子も、一生懸命ノートを取っていました。「何かな?」と思ったら、お客さんの特徴を書いている。書いて覚える。だから、「○○さん、来てくださったんですね」という言葉が、出せる。これは、海外で寂しい思いをしてる日本人には、たまらん、ですね。「週一回は行こかな」と、なっちゃいます。話していると、店長も登場しました。率先して、お客さんと話をしています。またこれが、綺麗な女性なんですね。当然、日本語は上手い。だから、いろんな席に呼ばれていました。この人目当てに来るおっちゃんもおるやろなーって、感じでした。でも、店のすみでは、肩をたたいて、従業員を励ますことも忘れません。店を出るときには、担当していた従業員と、いつの間にやら店長まで駆けつけ、店の外までお見送り攻撃。「野村さんも、また来てね」って、名前もすでに覚えちゃったんやね‥‥。危うく魔術にハマるところでした。結論: 「中国人‥‥あなどれない!!」中国人の可能性を、しっかり見ることができた良い機会でした。shinさん、ごちそう様でした!!
2003年11月07日
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英語圏の生まれのネイティブ教師。日本の大学院卒で、日本語はペラペラ。日本人の我々に対して、日本語で、英語について完全に説明してしまう。英検1級レベルの細かい文法や難しい読解問題も日本語で解説。しかも、その教材も市販のものではなく、自作。そんな教師に会ってみたい。と、言うか、まず、いない。私もたくさんの英語教師に会ってきました。ジ@ス、ノ@、大学、そして、働いていた高校。私が会ってきたネイティブ教師のなかでは、過去形と完了形の違いすら説明できず、「無い」と言い切った奴も。授業の準備なんて、コピーをするくらい。自分の国の言葉に、どうして準備が必要なの?という態度。「教師が外国人だから良い」というのは、まったくの間違い。ちゃんと授業研究してる人と、してない人の差があるのは、日本人教師と同じ。いや、それ以上かもしれません。でも、生徒をやっているときは、わからないですよね。ネイティブ教師もよくそれを知っていて、ごまかし方を良く知っている。困ったら英語でまくしたてればいいですからね。でもでもでも!!!中国なんて、もっとすごい。日本語学校が、大々的に宣伝します。「当校は、外国人教師(中国語では、外籍教師)が、なんと8割を占めます!!」おおーすごい!と生徒が集まります。でも、なぜか、その先生方、日本語がヘタ。生徒には、微妙にわからないレベルですけどね。反対に、中国語はめちゃくちゃ上手なんです。‥‥‥???ウソをついてるわけではありません。正真正銘の日本人です。だって、日本籍を持っているんですから。結婚する前は中国人だったなんて、プライベートに関することですもん、初心者の生徒に公開する必要はないですよね!ウソはついてませんよね。あとは良心の問題‥‥。がんばらねば、本物日本人教師!!
2003年11月06日
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もし、今、私の貯金が無くなったとしたら‥‥中国にいつづけようと思うだろうか‥‥思わないだろうな、間違いない日本に帰りたくても、帰るお金さえ無かったら‥‥どんな気持ちなんだろう「好きなことを仕事にすれば、成功できる」そう信じて、毎日努力しているつもりだった、自分でも、それは、今、なんとかやっていけてるから言っていられることなのかもそうですよね ここは外国家族のいない外国で仕事を始めるっていうのは、守ってくれる人がゼロに近いところで勝負してるってこともっと切羽詰った状況も考えておかないといけないいざとなれば、帰国すれば‥‥なんて考えてる奴とは、まったく違う次元で悩んでるんだろうか、あの人はあこがれていた方が、悩んでいますああなりたいと思ってたんですけどね年齢も違うし、やってきたことも違うし、求めてることも違うと思う全然状況違うけど、困るんですよ‥‥シャキッとせいよ!!!こっちまで、へこんでくるじゃないですか!
2003年11月05日
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教育が熱いんです!!!♪マリリン♪さんと今日は国際教育対談でした。まずは、♪マリリン♪さんの今日の日記を、ぜひご覧ください。『NHKスペシャル:学力No.1に学べ、考える力・世界一・フィンランドの秘策とは?』について以下、それに対して、私が書いたものです。==========================意外に地味な正攻法で驚きました。日本でも言われている内容が多いですよね。やる気になれば、実際にできそうなことばかり。でも「実行すれば結果が出る」ことがはっきりしたのは大きいですね。あとは実行できるかどうか!う~ん、これが大きな問題。読みながら、久しぶりに職員会議を思い出しました。「あ~、ここはこういう反対意見が出るなぁ」とか。「えっ?一生安定してお金をもらえるから教師になったのに」って言う人、めちゃめちゃたくさんいると思いますよ。はっきりとは書けませんが、教師を『クビにできない』ことが、学校内でもすごく重荷になっています。たとえダメ教師がいても、万が一を考えると「明日はわが身」ですもんね。ごまかしつつ数年我慢して、移動させるというのが、解決策になっています。私は将来こうなると思って、実力をつけたくて、飛び出したのでした。最近忙しくて忘れていました。英語を教えていたのですが、受験英語しか教えられない自分が嫌だったんです。あとは、生徒に「好きなことをやれ」と自信を持って言えるよう、自分の経験を作りたかったこと。ずっと守られてきた公務員に、「挑戦してみろよ」って言われても説得力ありませんので。いつかは、やはり日本に戻って教えたいですね。教育問題がもっと熱く語られることを期待します。===============================●●以下、♪マリリン♪さんの書き込み●●(勝手に日記に載せちゃってごめんなさい) 私も熱い人間だから、しつこいよ~!>日本でも言われている内容が多いですよね。>やる気になれば、実際にできそうなことばかり。私の記述が悪いのですが、何というか、システム自体はありきたりですが、その教師の脳の改革、教育自体の方向性の変革ってメッチャ難しい事だと思うよ。。。。。 伸びやかな思考、目にみえない思考回路を教育するのよ?! 知識の切り売りは簡単だけれど、学習姿勢や、考え方など目に見えない物を育てて行くというのは、1番難しいと思うよ。その@発想の転換@という部分は、あらゆる分野で価値があることだと思う。お仕事でもね。。。。既製の概念を打ち破るのは、とても、勇気と知恵が必要。是非日本でも教育だけではなく、この「発想」をお仕事に行かしてね!! 中国での、ビジネスの成功を祈ってます!!やっぱ、創意工夫力や、発想の転換が大事な時代ですよね? まりりんお返事いいよ。お仕事忙しいでしょうし、私も夕飯作りですぅ。(笑=================================●●上の意見に対する私の返事です●●♪マリリン♪さんへ私は、『@発想の転換@だ!!難しいぞ』と、気合入れすぎなくてもいいんじゃないか、と思います。極端な話、子供って、結構勝手に成長していくじゃないですか。大人が「こっちに導いてやろう」と思ってもなかなかうまくいかない。見守ってやって、今まで評価されていなかったテストの点以外のところを、徐々に認めてやっていけば、すごく変わってくるんじゃないかと思うんです。教師が「テストの点とは関係ないけど、これは良い」と思ったことを、成績に反映させるだけでも、全然違ってくると思いますよ。ただ、その教師がはっきりとした基準を自分の中に持つ必要がありますが。小学校、中学校、高校で、また全然違うのかもしれませんが、『テストの点、宿題の提出、アバウトな印象』この3つだけで評価をつけるから、ひねくれる子供が出てくるんだと私は思っています。「努力したってダメなんじゃん」って思わせるとダメになるんです。私、ためしに、2年間やってみたことがあるんです。『毎日コツコツ努力すること』と、『積極性』の2点を評価に入れました。『予習』と『授業中の発言』を毎日すべて点数化したんです。すると、授業の雰囲気が、かなり変わり、平均点も上がりましたよ。この経験から、ただじっくり見てやって、良いところを評価してやるだけで、十分、教育改革の第一歩になると、私は思ってます。あ!でも、そっか。今気づきましたが、これっぽっちのことをやらせるのにも、『教師の脳の改革』が必要ですもんね。うーん。やっぱり、結果責任(=クビ)が必要なのかな。
2003年11月04日
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弟が、昨日から働き始めました。「ただいまっ!やっぱり現場はええわ~。良かった。 もう、テーブル拭きながら、ワクワクしてもうてさ。 久しぶりの立ち仕事で疲れたけど、ええねぇ、楽しい。勉強になるわ」弟は、大阪の珈琲店で店長をやっていたのですが、それを辞め、2週間ほど前に上海に来て、チャンスを探していたんです。いろいろと動いてみた結果、実際に働いてみることが一番だと感じ、即行動。気に入った店に乗り込んで仕事を決めてきました。一日働いただけですが、「中国人従業員に対する見方が変わった」らしいです。誰も見ていないときは、サボって、ひまわりの種を食べている‥‥なんてことは、全く無く、全員よく働く。「自分が何の気なしに置いたトレーの位置を、整頓し直されたのはショック!」と、弟は言っていました。その他にも、お茶菓子の袋をちゃんと伸ばして客に出すなど、細かい部分にもサービス精神が感じられたそうです。何より驚いたのは、『日本語ノート』というものを各自が持っており、その日に教えてもらった日本語を、すべて書き込み、暗記するということ。仕事を通して、貪欲に学ぼうという姿勢がわかります。でも、給料や大声によって、動かされている感じでもないようなんです。そこの部分が大変気になる私としては、引き続きもっと細かく調査してくるように指令を出しておきました(笑)。「まあ、日本人のサービスにはまだまだかなわへんけどね。 明日からは、日本人の実力を見せたろうって思てるよ。フッフッフッ」不気味な笑顔で、去っていった弟でした。頼もしく思う反面、なんかちょっと悔しく感じた兄、のむてつでした。
2003年11月03日
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=================================== 4000SHIKI.COM http://plaza.rakuten.co.jp/nomutetsu/============================2003/11/02==■ 今日の@オドロク「飲み物の満漢全席」上海でケン@ッキーに入ると、セットの飲み物は自動的にコーラにされる。「オレンジジュースにしてくれ」と、ためしに言ってみた。プラス5角(7.5円)支払い、待っていると、出てきたのは、『ホットオレンジジュース』だった‥‥。だが、驚くのは、まだ早い。もっと刺激的なものを求める人には、『果汁珈琲』がオススメだ。アップルティーのようなもの?と思ったアナタ、甘い甘い。オレンジジュース、ミルク、コーヒー、ミルクの泡。この4つが、混ざり合うことなく、ひとつのグラスに入って登場。まさに、飲み物のパフェ、いやいや、飲み物の満漢全席。「うげっ!」と思うものでも注文してみる。こんなのもありなんだ!と知ることによって、全く新しい発想が生まれてくる(はず)。たまには『自分の発想の壁』を越えるものと接する機会を意識的に作るべきですね。↓果汁珈琲を見る(緑を入れてラスタカラーになるとおしゃれですよね。とすると青汁?)■四千式管理人の独り言百式の田口さんにお会いしました。「日記、がんばってくださいね」と言われ、興奮!田口さん公認の四千式として、ガンガン行きます~!本物の(カッコイイ)百式はこちらです → http://www.100shiki.com/
2003年11月02日
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一昨日からの続きです。パーマが出来上がるまで、仕事の書類を読みながら待っていました。受付にいた子が、ヒマつぶしに覗きに来ます。ちょっと見て、表情をゆがめて帰っていきます。(怒り度20)引き続き、パーマ機で温めています。‥‥‥ピー、ピー、ピー。あれ?まだ、10分くらいしか経っていません。いくらなんでも早い。シャンプーの子が、ロッドをひとつ外してチェック。やっぱり‥‥‥。全然まだのようです。もう一度、スイッチオン。‥‥さらに10分後。ピー、ピー、ピー。それでも、まだ早いんじゃ‥‥‥?シャンプーの子は、「おかしいなぁ」という顔をしています。小太りに聞きに行きました。彼はOKと言っています。でも、その言い方が気になります。と、いうより、気に入りません。「ええよ、ええよ。音鳴ったやろ?そんならええって」という感じ。(怒り度50)シャンプー台に連れて行かれ、お湯でパーマ液をすすぎました。そして、席に戻ろうとしたその時です!普通は、椅子を座りやすいように、お客さんに向けますよね。向けておくのを忘れていたんです。それに気づいた小太り、急いで椅子を回しました。「ゴッ!」椅子の足置きが、ちょうどスネにヒット!!!よろけて、手を着いたところが、仕事の書類の束。ツルッと滑り、棚は倒れ、書類はバサーッと広がって床へ。★★怒り度100★★足は痛いし、書類は汚れるしで、ついに爆発してしまいました!「なにしてんねんっ!!!(日本語) 俺が、こうして、こうしたときに、これをこうしたら、 こうなることくらい、わかるやろー!(ここはゼスチャー&日本語)」店員たちは、皆、アワワワワ!必死に書類を集める者、ひたすら謝る者、ただただ呆然と立ち尽くす者‥‥。「これは大変だ」と、皆あせります。小太りは、そそくさと逃げて行きました。(でも、ゼスチャーと日本語を混ぜて怒ってるのって、考えると笑えますよね)次は、ドライヤーです。こんな出来事の後ですから、ドライヤーをする子もビクビクしています。馴れた手つきで、ドライヤーの口を振り、風を散らせるのですが‥‥‥ブォン、ブォン、ブォン、ブォン、パカッ、ゴチンッ、カラーン、ゴロゴロ。‥‥ドライヤーの先がとれて、頭にぶつかったのでした。店員の顔は、凍りついていました。「うわー、またやっちゃった‥‥」でも、今回はこらえました。あの健気なシャンプーの子でしたから。ただ、再びぶつけられたときは、「チェンジ、チェンジ、このドライヤー!!」と大声になってしまいましたが。その後、ロッドを外し、再びシャンプー。しかし、その後、タオルで髪をふいている店員は、あることに気づき、表情がだんだん曇っていきました。思わず、ため息。‥‥‥‥パーマがあまりかかってなかったんです。「やばいよ、これ。パーマ全然かかってないもん。また怒るよ、こいつ」(想像)小太りが、引きつった笑顔で、やってきました。ドライヤーをかけ始めます。必死です。できるだけ、パーマの雰囲気を出そうと、髪をほぐす指にも力が入ります。すごい速さで指を動かし、できるだけ髪にボリュームを出させます。願いを込めてのドライヤーです。すると‥‥‥だんだん髪が立ってきて、パーマっぽくなってきたではありませんか!!そのときの小太りの顔といったら‥‥‥自信を取り戻したリーダーの表情。「どうだ?俺の言うとおりだろ?」という表情でした。店員たちは、皆、ホッとした顔でした。小太りさん、安心したのか、調子に乗ってきます。最後はセット。シャンプーの入れ物のような容器から、ジェル(?)を出し、塗り始めました。パーマがかかっていた安心感からか、自信がみなぎっています。ブラシとドライヤーを駆使し、グイグイ作っていきます。「さすが小太りさんだ!」と、店員たちは、その手つきに見とれています。左側前髪をグッと上げます。右側は、垂らします。弟も、パーマがかかっていたことに、ホッとしたようです。「無事終わった。まあ、なんとか、これで済んだからいいかな」と思ったそうです。セット、終了しました!!最後は、店員全員、安心して、笑顔でした。「よかった。ちゃんとパーマがあたった」「みんなで、パーマ頑張った甲斐があったわね」「さすが小太りさんのパーマだ」「パーマ万歳よね!!」カット・パーマ合わせて460元(6900円)なり。(物価を考えて、約3倍で考えてください)小太りに「領収書」と言ったら、自信満々の笑顔で名刺をくれました。それでも、弟は、「まあ、よかったかな」と思いながら店を後にしたようです。パーマが、かかっているだけで納得させてしまう、まさに『小太りマジック』。しかし、その後、兄の大笑いにより、現実に引き戻されたのでした。「お前それ、マー坊に似てる‥‥(涙笑)」↓ちなみにこれが、切ってきた直後の髪型です。田舎のヤンキー、『○○爆走族』とかにいそうです。(本人のプライドのため、目を隠させていただきました)最近では、そのパーマも、ちょっと落ち着いてきましたけどね。でも、今日も、ポツリとひとこと。「頭の影が、四角いと、へこむなぁ‥‥」体当たり取材、ご苦労様でした!
2003年11月01日
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昨日からの続きです。小太りが言いました。不安そうです。小「ほんとにこの髪型でいいの?」弟「OK、OK」小「でも△■☆×●□○☆‥‥‥」弟「お・お・け・い!!」納得したようです。やっと、切り始めるところまで、たどり着きました。チョキチョキ切っていきます。小「‥‥‥日本人の方ですか?」えーっ!!驚きです!小太りが、日本語を話し始めたんです!なんで最初から話してくれへんねん、と思いつつも、嬉しくて、答えました。弟「に、日本語話せるんですか?!」小「はい、少しだけ(微笑)」おおー、嬉しいです。安心しました。小太りは切り続けます。さらに、小太りは切り続けます。さらに、さらに、小太りは切り続けます。さらに、さらに、さらに、小太りは切り続けます。さらに、さらに、さらに、さらに、小太りは切り続けます。さらに、さらに、さらに、さらに、さらに‥‥‥‥‥‥‥ほんとに、「少しだけ」が、話せただけでした(泣)。でも、もう後には引けません。気を確かに持ちます。気づいてみると、小太りの腕は悪くありませんでした。まあ、日本の美容師に比べると負けますが、そこそこちゃんとやっています。さすがに毎日、髪を切っているだけのことはありました。さて、次はパーマです。小太りは、他のお客さんのカットのために去っていき、シャンプーをしてくれた子がまた来ました。ロッド巻きの始まりです。クルクルッ、一つ。クルクルッ、二つ。なかなかの手際の良さです。三つ、四つ‥‥。気づいたら、小太りが後ろでチェックしています。ロッドで手遊びをしながら、いかにも偉そうです。ちょっと見つめてみました。「お前も一緒にやったら早く済むやろ!」と、念じつつ(笑)。ハッと、視線に気づいたようで、小太りもロッド巻きに加わりました。意外に、気持ちは通じるようです。でも、ここからでした‥‥‥だんだん流れが変わってきたのは。いつの間にか、小太りは、また抜けていき、シャンプーの子と、最初の笑顔の子の二人にロッド巻きをまかせていました。上の髪が巻き終わりました。次は横髪です。巻きます‥‥‥チュルン!もう一度、巻きます‥‥‥チュルン!上手く巻けません。ほどけてしまうんです。●不安その5‥‥大きいロッドしか無く、短い髪が、巻けない。チュルンとなるたびに、「ああん、どうしよう!」という顔をして、申し訳なさそうに、こちらを見ます。「!!!」気づきました!小太りのヤツ!あいつ、巻けないから逃げたんです!●不安その6‥‥上司が、自分に都合が悪くなると逃げる。笑顔の子の顔から、だんだん笑顔が消えていきます。もう一度‥‥‥チュルン。 ‥‥‥‥その子も消えていきました。●不安その7‥‥当然、下っ端も逃げる。シャンプーの子だけが、顔を引きつらせながら、巻いています。ひとつ巻いては、フゥー、ため息。ひとつ巻いては、フゥーー。その健気な姿勢に、心打たれました。一生懸命やっているんだ、許してあげよう。一生懸命やっているんだ、許して‥‥‥‥‥一時間かかりました(怒)。さて、再び気を取り直して、パーマ機の登場です。頭にかぶせ、スイッチオン!‥‥‥‥‥温まりません。どうやら、スイッチの位置がわからないようです。●不安その8‥‥パーマ機のスイッチがわからないシャンプーの子が、別の子を助っ人に呼びます。一通り見回して‥‥‥わからないようです。また、別の奴が呼ばれて‥‥‥やっぱりわからない。次の子‥‥‥これもダメ。小太りが来ました‥‥‥おいおい、お前もわからへんのかい!!(怒)若い男の子‥‥‥カチッ。じわぁっと温かくなってきました。店員総出でした。(さあ、無事パーマはあたるのか?またまた明日に続きます。 明日には問題の髪型も公開予定。)(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月31日
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上海に住み始めて、半年。今まで一度もチャレンジしたことのないところがあったんです。美容院。髪型だけは、失敗したら仕事に行けなくなる(行きたくなくなる?)ので、行ったことがなかったんです。ちょっとずつ自分で切ったりしていました。それが!!!昨日、弟が行って来たんです、美容院に。弟は、まだ、ほとんど中国語が話せません。タクシーから降りるときに、運ちゃんに笑顔で「ニーハオ!」と言ったツワモノです。(本当は「またね!(ザイジェン)」と言いたかったらしい)弟は、おしゃれさんです。カット10元(150円)の床屋になんて行きません。私は、弟に、「日本語の通じる美容院ある?」と聞かれ、「大手スーパーの中にあるところなら大丈夫ちゃうかな」と答えました。わりと綺麗な店があった記憶がありました。その言葉を信じ、弟は一人で旅立って行ったのです。美容院の前に着きました。●不安その1‥‥日本の床屋の前にある、赤や青の斜めのストライプがクルクル回る目印が、美容院の前にもある。これを見て真っ先に思ったのは、「兄にダマされた!ネタのために床屋に送り込まれた!」ということでした。(中国の美容院は、この目印をつけているところが多いんです)でも、他の店に行くのも不安は同じ。店の前で、10分間考えました。よし!今日はやめよう!その店を後にしました。でも‥‥‥、やっぱり今日切っておかないと面倒臭い。明日また切りに来るなら、今日のうちに切っておこう。帰り道に思い直し、もう一度、店を目指しました。到着。やっぱり怖い。でも、ヘアカタログだけ見て帰ってもいいじゃないか、と自分に言い聞かせ、気合を入れ、店内へ突入しました!店員が一斉に、「あっ‥‥客?」という顔で注目します。●不安その2‥‥「いらっしゃいませ」はどこへ?でも、そんなのは、よくあること。気にしてられません。2人の女の子が寄ってきました。やっぱり‥‥。日本語が全く通じません。手でチョキを作って、「カットしたい」ことと、「本を見たい」ことを伝えると、ヘアカタログを持って来てくれました。女性用でした‥‥‥。「メンズ、メンズ!」と言って、男性用を持って来させました。すると、あるんですね、日本語のヘアカタログ。安心しました。写真があれば、そうは間違いは起こりませんもんね。やっとのことで席につきます。隣に、さっきの中の一人が座りました。この子、すごくいい子なんです。まず、笑顔。言葉は通じないけれど、一生懸命聞く態度。中国にもいるんです、こういう子。友達になりたかったです、その後の出来事がなければ‥‥‥。いい髪形が、ありました。彼女に指差して伝えます。弟「ジェーガ、ジェーガ(これ、これ)」女「えっ、パーマ???」弟「そう、パーマ、パーマ」女「ほんとにパーマ?」女の子は、すごく嬉しそうな顔になりました。「ヤッター!この私が、パーマの注文を取ったわ!(涙)」(想像)●不安その3‥‥パーマで喜びすぎ。給料と関係あり?その後、「シャンプー?」と聞かれ、「と、当然やろ?!」と思いながら、うなずきました。シャンプー係が来ました。まず、肩に、タオルが乗ります。そして突然、頭にシャンプーが!!!その場で、です。シャンプー台に移動しません。これが、中国式シャンプーなんですね。すすぎのときだけ、移動します。鏡の前の席に移動し、いよいよカットです。ちょっと小太りの男性美容師が来ました。経験豊富そうです。でも、急に不安そうな顔になり、何かに気づいたようです。●不安その4‥‥客の前で、不安そうな顔。表情がわかりやすい。「あれ?どんな髪型だっけ?聞いてへんよ」という顔をしています。さっきの女の子、伝えてなかったのでした(笑)。目配せをして、アシスタントたちに本を持ってくるように指示します。アシスタントたちは一生懸命、本を探します。なかなか見つかりません。みんなで探しても、無い。そりゃそうです。本は、さっきの椅子の上。彼らが探しているところにはありません。仕方なく、自分で取りに行って、小太りに渡し、先に席に戻りました。‥‥‥誰も来ません。鏡越しに見ると、その場に全員が集まっていました。会議です。ざわついています。「ほんとに、この髪型なの?」「えー!ほんとに?!」「そんな髪型‥‥」「あの人が言ったんです」「ほんとかよ?」「私いやよ、そんなの」(想像)小太りが戻ってきました。不安そうです。「ほんとにこの髪型でいいの?」(明日に続きます)(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月30日
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「あなたの好きな国について、説明してください」学生時代、英文科の授業を受けていたとき、イギリス人の教授が尋ねました。「フランスは‥‥」「イタリアは‥‥」「オーストラリアは‥‥」「イギリスは‥‥」「スペインは‥‥」などなど。ふと思ったのを覚えています。 「あれ?日本って、出てこないな?なら俺は『日本は‥‥』と答えよう」英語を熱心に勉強する人や留学したりする人は、『日本嫌い』が多いです。考えてみると、英語に関わる人だけではなく、日本人は、全体的に、日本に対する評価が低いのかもしれません。外国人は、そうではありません。中国人も、アメリカ人も、イギリス人も、フランス人も、私に向かって、自分の国を悪く言う人は、いませんでした。部分的に言うことはありますよ。「ここは直して欲しい」とか。でも、自分の母国を「嫌い」と言う人はいません。日本人だって、もっと日本の良さをアピールするべきです!!そして、そのために、もっと日本の良いところを知らなければいけない。こちらで生活していると、「やっぱり日本ってすごく良い国だ」と感じます。道に物乞いはいませんし、仕事は丁寧だし、きれい好きだし、控え目だし‥‥挙げ始めたらキリがありません。海外で生活しなくても、日本が海外に誇れる部分を探すことは、可能です。昨日も、レジャ研@所長さんには、日本人や日本企業の良いところをたくさん教えていただきました。結局、自分が、日本の良い部分を知らない(気づかない)だけなんですね。探そうともしていなかったんだ‥‥とも思いました。もっと勉強が必要ですね。「だから日本はダメなんだ‥‥」と、私も言ってしまうことがあります。でも、外国人の前で、これだけを言うのは、ダメですよね。必ず、良い部分も一緒に伝えるべきです。日本の文句を言われたときに、ヘラヘラ笑う日本人にはなりたくない。言葉を勉強させるためには、その国や文化にホレさせるのが、一番良い。教師が、日本のことを好きではなかったら、生徒は絶対に、日本を好きにはならない。日本語教育の技術だけでなく、大和魂も磨いていかなければ!!!(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月29日
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レジャ研@所長さんに会いました。上海で仕事があるということで、わざわざ連絡してくださったのです。すごいんです、この方、超『アツい』!最初の待ち合わせのときは、はっきりと顔を知らなかったんですが、すぐにわかりました。『楽しそうオーラ』を出してるんです。なんかワクワクしながら歩いているのがわかります。少し、跳ねながら歩く感じ。「あ、こんにちはっ!」やられました。出会って、まず最初に握手ですもん。これで、普通の人より、一歩、心の内側に入られましたね。一緒にいた弟は、目がハートになっていました。話し始めても、ずっとアツいんです。「のむてつさんっ!すーーーっごいよ、上海っ。 のむてつさんの気持ち、わかった! どうなっていくんだろうねぇ、この街は。 昨日、博物館で、未来の上海市の模型を見てきたんだけどさ、 もう、興奮しっぱなし! ああいうのを一般人に公開して、夢を描かせるってのは‥‥‥‥」こんな感じで、話し始めたのが午後3時。中国の発展の話に始まり、ディズニーランド、働く人の意識、教育方法その他いろいろ、話は全く尽きません。ホテルのラウンジ→ホテルの部屋→火鍋屋と、場所を変えつつも話は止まることを知らず、気づいたら10時。ノンストップ7時間トークでした(笑)。「飲んでるときくらい、仕事の話はやめようよ~」よく聞いた言葉です。でも、私はこの意見に反対!!仕事が楽しく、やりがいのあるものであれば、おのずと話題も仕事のことになってくる。問題は、仕事を楽しめない、または愛せない姿勢にある。大切なのは、『仕事を愛す姿勢』、もしくは、『愛せる仕事を選ぶこと』である、と改めて感じさせてくれる人でした。ほんとに楽しそうな人なんですよ。夜中11時に、キィー、キィー、キィーと音が聞こえます。「ああいう人と、出会うか、出会わないかで、人生変わるよな~。 出会えてラッキーだよな~」夜空の下、エアウォーカーで足をバタバタさせつつ、反省&今後の抱負を語り合った、のむてつ兄弟でした(笑)。(エアウォーカーについては、昨日の日記の写真をご覧ください)(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月28日
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隠しておりましたが、私の今住んでいるところは、実は、ジム付きなんです。健康器具好きの私には、たまらない環境です。自慢じゃないんですよ。自転車を漕ぐ運動に、腕の運動まで付けた、最新型エアロバイク。ヒザに負担をかけずにジョギング運動ができるエアウォーカー。肩を伸ばすストレッチ専用マシン。わき腹のぜい肉をとるツイスター、などなど。その豪華設備を、我が弟によるエアウォーカーの実演とともにご覧ください!コンクリートの地面に設置してあるので、まるでブランコのような使用法も可能です!!!‥‥‥‥‥(笑)。やっぱり中国人にはかなわないですね~(笑)。団地の敷地の一角に、こういう器具が置いてあるんですから。朝や夕方には、おじいちゃんや子供が群がります。時には、剣舞を練習しているおばちゃん団体の、荷物置き場にされていたり、寂しそうなときもありますが(笑)。上海は、いたるところに、こういう健康器具があるんです!公園には、子供の遊具よりも、このような器具が置いてあります。先日は、繁華街のすぐ近くにも、そういう場所を発見しました。歩き疲れたあと、やってみると、‥‥‥めちゃめちゃ気持ち良いんです!!その後、2時間歩けました。恐るべし、中国。だから、みんな元気なんですね~!(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月27日
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今日も一昨日からの、続きで、郊外の学校見学です。今日は、見苦しい文・画像が出てきますので、食事中は控えられたほうが、よろしいかと思います。できるだけ、きれいな表現&画像を選んでご報告しますね(笑)。‥‥‥‥トイレでした。やはり、いろんな建物で、欠かせないのがトイレチェック。「トイレを見れば、その家がわかる」という言葉もありますよね。覗いてみました。なんかサッパリしすぎてますよね‥‥‥?あれ?‥‥‥便器が無い。ここは当然男子用‥‥‥。そうです、壁ぶつけ式なんです。まあ、ねぇ‥‥‥そういうこともありますよね。「今どき‥‥」とか言っちゃ、ダメですよね。学校ですし、掃除しやすいほうがいい。これなら、こするのも簡単だし♪『大』のほうは、どうでしょう???外からはキレイですよね。戸を開けて見ました。あれ?えーっ?!!!!!‥‥‥ここにも、無かったんです、便器が‥‥。溝が真ん中にあるだけ‥‥。これがウワサにきいていた、『一本の川をまたいで』方式というもの???聞いたことはありましたが、実物を初めて見ました!‥‥‥ショック。真上から覗くと、こんな感じです。本当に、川上から川下に流れていくようになっています。そして、一番川下の部屋にだけ、下水道につながる穴があるんですね。これは、意地でも川上を使いたいところです(笑)。あれ?また余計なことに気づいてしまいました。個室それぞれに、スイッチがない‥‥。もしやっ?‥‥‥‥‥やっぱり。時間が経つと自動的に、ジャー。『勝手に水が流れる』方式!!ということは、ということは‥‥‥最も川下の部屋で、運が悪いときには、自分含め、溜まり溜まった5人分のブツと面会することに‥‥‥!!!いや、格闘が長引くとさらに‥‥‥。想像するのは、これくらいにしておきましょう。あくまで想像、想像です。ここの校舎を借りて、将来、日本語教室を開くかもしれないんですけど、うーん‥‥‥考えないようにしましょう。小中学生のときって、大きいのを学校でするの嫌だったし。中国人もあまり学校ではしないのかな、なんて。していたら、下駄を投げられたりしますもんね(笑)。あ、中国は下駄、なかったな‥‥。以上、学校見学でした!(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月26日
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今日は昨日の日記に引き続き、上海郊外の話です。いよいよ学校内部に突入です!中国の学校は、どんな施設で、どんな雰囲気なんでしょうね~♪校門には、おっちゃん、おばちゃんが4人、椅子に座って、話をしていました。おばちゃんは、何かの種を食べています。口に運んでは、ペッ!口に運んでは、ペッ!ぺっ、ぺっ、ぺーっ!入ろうとすると、止められました。聞くと、なんと、その中のおっちゃん2人が守衛さん!(笑)マンションやビルとは違い、学校の守衛だけは、制服を着ないそうです。一通り手続きを済ませ、敷地内に入りました。キ、キレイです!!まるで、大学のキャンパス!この並木道の左側が、グランド、右側が校舎という作りです。これがグランドです。地面は土ではないんですね~!近代的です。中国人のNBA選手が人気だからでしょうか、バスケットのコートがたくさんありました。体育の授業をやっていました。体操服って無いんですね。やっている体操が、なんとなく中国っぽいです(笑)。ちなみに、この学校は、小中一貫校で、昨年できたばかり。何もかもがピカピカなところに、プラス、中国独特のデザイン。学校といっても、決して保守的なデザインではないんですね!横には看板が。『標準語を話し、ちゃんとした字を書きましょう』上海語などの方言は、学校では禁止のようです。校舎内もキレイです!洒落た感じで、ドラマの撮影でもできそうですね!しかし!!!ここまでは良かったんです。ショッキングな事実を発見してしまいました‥‥。トイレでした‥‥‥。すいません。またまた長くなってしまいました。また、明日にしたいと思います。次回予告、上海郊外青浦編・最終話、『ショック!!これがあの、トイレ!』の巻。お楽しみに~♪(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月25日
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「えっ、学校の中、見せてくれるの?!行く行く!!!」先日、中国の普通の学校の中を見せてもらえるという話を聞き、こんな機会はめったに無い!と、上海郊外まで行ってきました。郊外と言っても、一応『上海市』の一部、新しく上海市の仲間入りをした、青浦区というところです。でも、上海人たちは、昔から上海市だったところだけを『市内』と呼び、この青浦区のように、あとから上海市になったところとは、はっきりと区別します。だから、この青浦も、『市内』とは呼びません。青浦の人たちに対しては、ある人は、「最近、田舎の戸籍から、都市の戸籍に変わったから、調子に乗っている」とも言っていました‥‥。まあ、そんなことは、さておき、『市内』からバスに乗って行きました。所要時間、40分。郊外に行くバスって、ちょっと違うんです。普通のバスは、座席が左右2列ずつで、中央に通路がありますよね?このバス、できるだけ多くの人を座らせるためなのか、左側が3列に増やされているんです。でも、当然、バスの大きさは、他のバスと一緒ですよ(笑)。ピンポン!ご想像のとおり、通路が異常にせまいっ!!!少し工夫されていて、座席が互い違いになってはいるものの、狭いものは、やっぱり狭い。降りる人のカバンが、バシバシ当たるんですね。自分も当ててましたから、人のことは言えませんが‥‥。話は変わりますが、前々から言われていたんです。「郊外は大変ですよ~、田舎で。ふぅ~べんで、不便で。 私は、絶対、郊外になんか住みたくない」そんな言葉を聞いていましたので、不安になっていました。実は、今度、日本語教室を開くのが、この青浦。私も引越しする予定なんです。田舎で育ちましたから、自然は好きなんですけど、こうまで言われると‥‥、不安になります。到着しました!!!広い道路、広い空、広がる緑‥‥いえいえ、それが緑は意外に少ない!!緑と言っても、畑とか、田んぼではなく、街路樹。結構キレイ!!下手な市内よりも、ゴミゴミしていなくて、良いくらいです。「うわー、この大きい建物、何?」「お世話になっている、教育局ですよ」「えっ、これは区役所で、この中に教育局があるんでしょ」「違いますよ。あれが、教育局です」「‥‥‥」前の車と人とで、大きさを確認してみてくださいね。前来たときは、トイレもためらうくらいボロい建物だったんですよ。えらい出世です。どんどん開発されているようで、マンションもたくさん建設中でした。せっかくだから、とモデルルームも見学。160平米で、80万元(1200万円)。1平米、5000元(7万5千円)なり。この辺りでは、一番の高級マンションになるらしいです。市内の高級マンションは、1平米、1万2千元くらいですから、約半分ですね。工事現場に沿って歩いていると、ドドーンと、マンションの広告が。あれ?この女の人、どこかで‥‥‥‥‥‥カズの‥‥奥さん???これって、許可は‥‥‥まさか‥‥ねぇ?まさか、この人もこんなところで使われているとは、思ってもみないはずです。爽やかなイメージを出したい気持ちはわかるんですけど(笑)。さあ、このマンション群を抜けると、いよいよ、学校。すいません。長くなりましたので、学校については、また、明日の日記で!(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月24日
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<お知らせ>下にあるリンクが失敗していたのを、直しました。申し訳ありませんでした!==========================今回は、DVD編です。実は、この企画、このDVDを見て思いつきました。中国人からの挑戦です!元のタイトル、わかりますか?(笑)『つードつマイト』って‥‥、ワープロで打つほうが難しいわいっ!!!って、怒っちゃいけないですね(笑)わかりました?・・・・・・・・・「大きい胃の王様」と書いてあります(笑)。フードファイト???そうです!これを初めて見つけたときのショックは、すごかったです。店の片隅で、ひとりで肩をゆすって笑っていました‥‥不気味です(笑)。でも、改めて見ると、「俺の胃袋は宇宙だ!」という真ん中の言葉も、笑えますよね。で、写真ではよくわからないかもしれませんが、右下隅に「JAPAN HITS」と書いてあるんです。でもそれ、よく見ると「ゴAPan Hiすs」になってるんです!(笑)しかも、『す』は反対になっているという凝りよう。苦労したんですよね、きっと(笑)。では、次です!痛そうですよね~、『ぐりあい』なんて。二人そろって、ゲンコツでグリグリしあうんですもん。この笑顔の二人が、「お前、グリグリしちゃうぞぉ~。アハハハハ」「私こそ、負けずにしちゃうから!ウフフ」と、やるのか、と想像すると、ちょっと楽しいです(笑)。実は、まだまだあるのですが、「楽天日記が重い」との話を聞きましたので、自分のHPに置いておきます。暇なときにどうぞ。 http://w269.o.fiw-web.net/FunnyJapanese.htm(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月23日
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「遅刻なんて、5分だけじゃないですか! 私だって、あんな生徒、教えたくありません。 私、忙しいですから。それじゃ。ガチャン」唖然としてしまいました。これは、先日、新しい生徒さんを担当させた、教師の言葉です。1回目の授業。時間になっても来ない。やきもきしながら、生徒さんと世間話をして、時間を稼ぐ。5分後、到着。2回目の授業。また、来ない。自宅に電話してみると、「体調が悪い」と言う。「生徒には、メールをしたので大丈夫」、と言っている。当然、日本語のメールではないですよ。中国に来たばかりの人に、中国語のメールで連絡。携帯でメールを読む方法もわからない人に、です。中国語がわからないから、教室に勉強しに来ているのに。それで、当然、お客さんも怒ってしまい、その教師を交代させることにしたんです。その連絡のとき反応が、あの言葉。久しぶりに、唖然としてしまいました。あ、でも、「だから中国人は‥‥」ってことではないですよ!特別な例だと思います。30人ほどいる教師の中の一人ですから。ほとんどの教師は、ちゃんとやってくれています。たまにいるんですね、こういう人。「全部じゃない、全部じゃない、全部じゃないっ!!」自分にも言い聞かせないと!(笑)(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月22日
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ふぅー、やっとできました!メルマガ創刊。ちょっと甘く考えすぎていた自分を反省です。日記をベースにプラスアルファで、なんとかなると思っていたのですが、実際にやってみると、大変ですねー!!!20日の23時50分が、創刊号の部数チェックの締切時間でした。前日までに、大方のプランもできていたし、ちょっとずつ内容の整理もとりかかっていたんです。でも、少しずつ始めて、気づいたら、夜7時。 「まだまだ時間あるな」 ↓「あれ?もう8時?」(まだ余裕が♪) ↓「うそー、もう9時やん」(ちょっと焦る) ↓「あれ?ちょっと待て。23:50って、日本時間ちゃうか?!!!」(パニック!)最終的に、緊張の初送信は、上海時間22:20分でした!(ホッ♪)でも、なんとか無理矢理、形にした、という感じなんです。先日も紹介したメルマガ、『プチリタ』の石井さんの言葉が身に染みてわかりました。『0を1にするのが、一番パワーがいる。1を10にするのは簡単』そして、さっそく楽天日記&HPを見てみると、アクセスが跳ね上がっている!!!涙が出そうでした。また、違う景色が見えてきた気がします。(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月21日
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私の学校も、いよいよ日本語教室を始めるということで、知り合いの方にお願いして、日本語の授業を見学させてもらいに行きました。上海でも有名な日本語学校。さて、どんな授業を見せてくれるのでしょうか?中国人生徒にまぎれて、教室に入ります。授業は9時開始。8時半で、すでに自習している生徒がいました。彼らにとっては、給料に直結する日本語。さすがに真剣です。9時です。授業開始。あれあれ?そんなに席が埋まっていないなぁ、と思っていると、遅刻者が、来ます、来ます。一人。また一人‥‥。「やる気あんの?」と思いましたが、バスがメインの上海の交通事情。仕方の無いことかもしれません。先生も特に何も言いませんでした。ちょっと不安な始まりでしたが、でも、でも、でも!いざ問題を解きだすと、豹変!意識の高さを、まざまざと見せつけてくれました!先生「○番の答えは?」生徒「○番!」(合唱)先生「~は、中国語では?」生徒「×××!」(また合唱)トントン、トントン掛け合いで授業が進みます。日本の授業では、考えられない反応の良さ!生徒の反応があるので、先生も当然ノッてきます。生徒のボケた解答に、中国語でツッコむ先生。そして爆笑!ああ~、いいなぁ。教育だなぁ。コミュニケーションだなぁ。この先生、日本人なんですよ!驚きです。もっと驚いたのは、笑いのツボが似てるんですね、中国人と日本人。素なのか、ネタなのか、ボケ担当の生徒がいるんです。それに上手くからんでいく、先生。雰囲気が、ホワンッとなる教室。そして、またピシッと集中。この先生は、完全に中国人の心のつかみ方を知っているようでした。ああ~、自分も、これ、やりたい!!忘れていた気持ちを思い出しました。私は、半年間、『教室』という現場から離れて、裏方ばかり。先生と生徒の、この楽しそうなやり取りを見て、だんだん自分もウズウズしてきました。真剣に勉強したいと思っている人に、真剣に教える。しかも楽しく。教育に携わっている者として、これ以上の喜びはありません。また、この先生が熱い方だったんです。すごく情熱があって、しかも繊細。しっかりと、生徒の信頼を得ているのが、わかる。午後の授業では、問題が難しかったこともあり、さすがに眠くなる生徒もいました。でも、先生は、声に抑揚をつけたり、笑いで集中力を高めたり。ただ「起きろ!」というのは芸がない。こういう心配りって、私は好きです。と、いうような感じで、授業は終了!とても短く感じた6時間でした。えっ、6時間???と思いました? 当然同じ生徒が、6時間ですよ。そうなんです。彼ら中国人は、休みの日に、一日中授業を受けるのは、普通なんです。平日は当然、仕事をしています。彼らの気合、すごいでしょ。負けてられませんよね、日本人!!!(先生、あなたもすごいです!本当にお疲れ様でした!!!)(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月20日
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「メルマガを出すからには、できるだけたくさんの方に読んでいただきたい!」と思い立ち、創刊前にもかかわらず、相互広告をお願いし続けて2週間。創刊前であること&テーマが中国ということで、相互広告を受ける側としては、『おいしくない』話。でも、途中くじけそうになりつつも、お願いし続けた甲斐がありました!お願いしたメルマガ、67。引き受けてくださったメルマガ、27。結果、現在、読者数641名になりました!現在は、メルマガ発行にコツがあるんですね。やり始めて、初めて知りました。創刊前に、グッと読者を集める。そして、ウィークリーまぐ@ぐの新着ベスト10に入る。すると、何百人という単位で、また読者が増える。読者が多いと、有名なメルマガと相互広告を申し込みやすくなり、さらに読者数を増やしやすくなる。当然、内容が伴っていることが前提ですが。ちょっと前には、ドンと読者数を増やす、裏の方法のようなものもあったとも聞きました。でも、そんなことをして増やしても意味がない、と教えてくださったのは、メルマガ界では有名な、わらし仙人さん。(教えてくださった、と言っても、メルマガで読んだだけですが)発行されているメルマガの読者を、2誌合わせて8000人近くも持っているのにもかかわらず、相互広告もよろこんで、すぐに掲載してくださいました。すごい人です。 http://www.mag2.com/m/0000101522.htm また、断られるのに疲れて、相互広告をお願いするのを止めよう、と弱気になったときに、ちょうどあるメルマガで、このような言葉を見つけました。「メルマガの部数が伸びないんです!」という人に限って、50誌以上のメルマガにお願いした経験がないのだ。つまり、行動するか、しないか?結果の違いを生むのは、ただそれだけなのだ。これには、「ガーン!俺のことだ‥‥」とショックを受け、その後の、相互広告の依頼にも気合が入りました。その渋い言葉をかけてくださったのは、今ブームになりつつある、『何もしないで月50万円!インターネットで幸せにプチリタイヤする方法』の石井さん。 http://www.1puti.com/ その他にも、この面の皮の厚い、メルマガ初心者を温かく迎えてくださった方がたくさんおりました。本当にありがとうございます。私のお願いの仕方が、ぶっきらぼうだったにもかかわらず、4割の方が、優しく受け入れてくださったことを、本当にありがたく思います。さあ、どうやったら、良い恩返しができるのか、しっかり考えねば!!!明日は忙しくなりそうです。(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月19日
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前々から温めてきました、この企画。『おもしろ日本語in上海』です。街を歩いていると、よく見かけるんですね。おもしろ日本語。日本人を集めたい一心で、一生懸命書いている熱意は伝わってくるんですよ。でも、「おいおいっ!」と、ツッコミたくなるやつ、多いんですよ~。では、第一弾。スーパーで見つけました。『高級しいたけ』のようです(笑)。ところで、『しいたけ』って英語で言うとなんていうか知ってます?“shiitake mushroom” 『シイタケマッシュルーム』! そのままなんですね。続いて第二弾。これもスーパーです。いくらせっかちでも、ちょっと省略しすぎっ!!(笑)『きくらげ』は、中国語では、『木耳』または、『黒木耳』。では、英語では、なんと言うでしょうか?“Judas’s-ear” なんと『ユダの耳』!!! 気になったので、さらに調べてみました。広辞苑で、『きくらげ』を調べると、1.担子菌類のきのこ。山中の‥‥形は人の耳に似、‥‥2.俗に、人の耳。「俗に、人の耳。」って‥‥???『俗に』って、なんやねん!!ということで、『俗に』を調べると、・普通に。一般に。世間で。「君は、きくらげが、チャームポイントだね☆」というような会話が、世間では流れているということでしょうか???(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月18日
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中国では、タバコを吸う人の比率が、日本よりずっと高いです。ですので、見知らぬ人と話をするとき、タバコを差し出すのが、一種の挨拶のようになっています。先日、私の会社に警察官が来ました。「何をやっているのか、見せろ」と言っています。そのときは授業中でした。中に入れてもいいのですが、ごちゃごちゃとなるのは困ります。そこで、経理担当のTさん(上海人)が出動。とりあえず、上海語で雑談をし、場を和ませます。驚くことに、上海人がその会社にいるというだけで、全く信用度が違うんです。警察官の表情も一気に優しくなります。そして、すかさずタバコを勧める。もう、そうすると、雑談にも花が咲き始め、警察官の顔に笑顔が見られるようになりました。最後には、「じゃ、頑張れよ!」という言葉を残し、警察官は去っていきました。このように、タバコは、その場の雰囲気を和ませる道具なんです。タバコを吸わない人でも、交渉のためにタバコを持っているという人もいるくらいです。ただ、お役所の人との交渉のときは、ちょっと大変です。向こうはタバコをもらうことに慣れてますからね。普通のタバコでは受け取ってもらえません。先日、ある役所に行きました。普通のタバコを勧めたら、「吸わないから」と断られました。でも灰皿はあるんですよ。そこで、灰皿のタバコの種類をチェックしておいたんです。そして、次回の交渉のときに、そのタバコを差し出してみると、満面の笑みで、「私の吸うタバコをご存知なんですね」と受け取ってもらえました。これが一つのテクニックのようです。でも、タバコって、高いのは高いんですよ。中国人がよく吸っているのが『中南海』、8元(120円)。現在、外国タバコも、高級というイメージは無いようです。マイルド@ブンは、13元(195円)。お役所で、一番人気は、なんと言っても『中華』です。お値段、びっくりの、40元(600円)!!!日本の感覚としては、この値段の3,4倍で考えてくださいね。2000円のタバコって、すごいと思いませんか?『パンダ』という、もっと高級なタバコもありますが、これは完全に贈答用だそうで、普通には吸わないようです。税務署や警察の人たちは、ほとんど『中華』のようです。うちの交渉担当は、『中南海』を胸ポケット、『中華』をズボンのポケットの二刀流で、備えています(笑)。こういうツールも、上手く使いこなさないといけないんですね。中国人との交渉、まだまだ奥が深そうです。(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月17日
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=================================== 4000SHIKI.COM http://plaza.rakuten.co.jp/nomutetsu/============================2003/10/16==■ 今日の@オドロク「開放感」最近の上海は車が多い。せっかく急いで、バスに乗っても渋滞。そんなときに、スイスイと快適に進む自転車を見た。自転車?だが、漕いでいない。スクーター?音は無く、エンジンもは無さそうである。中国の電動自転車は、漕がなくても進むのだ。時速約30キロ。その名も、『助動車』。1000元(15000円)なり。(ちなみに、普通の自転車は200元(3000円)くらい)‥‥‥ほ、欲しい。坂がほとんど無い上海。これがあったら、どこまででも行ける気がする。名前が発想を縛ってしまっているものを、開放する。名前から開放できるものは、他に何があるだろうか。助動車を見る↓これにも足を乗せるステップが↓■四千式管理人の独り言【わりと好評なので、第2弾です】前から欲しかったんです、助動車。最近やっと良い写真が撮れました。今日の文は、前回よりも少し、まとめ方がレベルアップしたような。(すいません、自画自賛で、笑)本物の(カッコイイ)百式はこちらです → http://www.100shiki.com/(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月16日
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「中国人はよく働くなぁ」というのを、上海で働き始めてからよく思います。店員をしているおばちゃんは、まだまだ昔の社会主義のイメージそのままの人も多いですが、若い人は素晴らしいです。でも、会社に遅くまで残って仕事、というのは多くありません。たいていの人は、時間通りにすぐ退社します。そのあと、別のところで働くんですね。私の学校でも、夜や土日、アルバイトとして講師を雇っています。一度、募集をすると結構たくさんの社会人が応募してくるんですよ。副業をすることには、まったく抵抗はないようです。しかも、面接をしてみると、「土日両方とも、入れてください」とか、「年中無休でいいから、たくさん授業をください」などと、言う人も多いのです。お金が欲しいから、という理由も当然あると思いますが、「いろいろな職業を経験して、スキルアップをしたい」と、考えている人が多いようです。先日、中国人を多く雇っている経営者の方とお話をしました。「中国人はよく働きますよね?」と私が聞くと、その方はこう答えました。「いやあ、それはやっぱり、中国人でも、人によると思うよ。 僕の感覚では、4000元(約6万円、普通の大卒の初任給は2000元) が一つのラインだね。これ以下で満足する奴は給料以上は働かない。 仕事中は、いかに手を抜くかを考えてることが多いね。 でも、この額に満足しない奴は、どんどん自分で仕事を取ってくる。 残業も嫌がらないよ。僕は、そういう子は、1万元(約15万円)プラス アルファで使ってるよ」なんと、初任給の5倍!ときには10倍にもなるそうです。「ここまで差をつけるだけの価値は、十分あるよ」とその方は、はっきり言っていました。中国の平均賃金が、よく発表されていたりしますが、平均なんて、実はあって無いようなもので、現実には二極分化してしまっているようです。ガンガン働く者と、手を抜く者。その両者の差を、はっきりと見せる中国。潔くて、私は好きですが、みなさんはどう思われますか?特に私の周りでは、ガンガン行く中国人が多いです。ガンガンの人が多いから、中国は活気があるんですよね。私も負けずにガンガン行きたいと思います。(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月14日
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=================================== 4000SHIKI.COM http://plaza.rakuten.co.jp/nomutetsu/============================2003/10/13==■ 今日のアットオドロク「機動性」上海は最近雨が多い。しかし、雨の日でも移動の基本は自転車だ。傘さし運転は危ないし、かといって、カッパは動きづらい。と、思っているのは君だけさ!(びしっ!とね)上海ではポンチョのような、上からかぶり、足は自由に動くカッパが開発されている。このカッパなら、濡れたカッパが足にまとわりつくこともないし、雨の日でもがんがん走れる。原色ばかりなので、5色そろえば、ゴレンジャーの気分も味わえる。日本には無いが、中国にはある便利なものもあるようだ。中国にある、日本のものより便利なものは、他に何があるだろうか。(えっ、ない?)機動性カッパを見る↓後ろ姿も決まってます↓■四千式管理人の独り言【真似ちゃいました】あの有名な百式をパクってしまいました。すいません、田口さん。でも、中国にだって、発想のもとになることがあるはず!たまには、脳の違う部分を使うのもいいかな、と。本物の(カッコイイ)百式はこちらです → http://www.100shiki.com/(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月13日
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中国の鍋料理は、『火鍋(フォーグォ)』と呼びます。店の前を歩いていると、独特のスパイシーな香りが漂って来て、食欲がそそられるんです。そこは最近、改装したばかりの火鍋屋さん。入り口には、チャイナドレスの女性が、おしゃべりしながらお客を待っています。「いらっしゃいませ」「二人だけど」「どうぞ、こちらへ」おおっ、前回来たときより態度が良くなっているようです。ちょっと期待しながら、席に着きました。メニューを見ます。メニューって、どうしていつ見ても、よくわからないんでしょうね。店員が熱心に説明してくれるのですが、食べ物の説明って全然わかりません。知らない名詞がたくさん出てくるからなんでしょうか?説明を聞いても良くわからないので、漢字で適当に判断して注文しました。店員が戻って行くと、なにやらコソコソ話をしています。「あの客、よくわからないみたいよ」と言われていました。こういうのだけ、聞き取れたりするんですね。半年の成果です(笑)。しばらくすると、やっぱり来ました!店員のお勧め攻撃!「これはどう?じゃ、あれは?これもおいしいよ‥‥」でも、そんなものにはかかりません。すべて、「いらん。いらん。いらん。」で終わりです。でも、ひとつだけ「おっ♪」というものがあったんですね。生ジュース、一杯注文で、もう一杯サービス(笑)。「じゃ、これ、スイカと梨ね」注文しておきました。これが、今回の不幸を招くことになります‥‥火鍋も中盤にさしかかったころでした。「遅いなぁ、生ジュース」と思っていたころにです。いきなり、テーブルの上に、ドスン、ドスン。生ジュースが2つ届きました。でも、何か、おかしい‥‥。そりゃおかしいです。1リットルはあろう、ピッチャーに入って来たんです!しかも2つ!!!以前なら、涙と一緒に、そのまま飲んでいたかもしれません。でも、今は違います。店員の思いどおりにはさせません!私 「ちょっと、こんな大きいの頼んでないよ」店員「えっ、頼みましたよ」(しらばっくれる)私 「頼んでないよ。グラスに代えてきて」店員「できませんよ」(強気)私 「さっき頼んだのは5元の小さいのだったでしょ」店員「え、そうでしたっけ?」そのやり取りが、2,3分続く。まわりのお客もチラチラ気にし始めます。店員が少し、弱気になってきました。店員「‥‥でも、‥‥おいしいですよ!」(関係ない理由、その1)私 「そんなん関係ないよ」店員「こんなに大きいのが一つ無料なんですよ!」(関係ない理由、その2)私 「俺はビール飲んでるんだから、一人がこんなに飲めないのわかるやろ?」店員「わかりますよ‥‥、でも飲んでください。持って来ちゃったので‥‥。」 (ちょっと下手に頼む作戦に変更←中国人には珍しい!)私 「こんなに飲めないんだって!」店員「ごめんなさい。ほんと、ごめんなさい。でも、飲んでください」私 「そんなん知らん。換えて!」店員「ごめんなさい。ごめんなさい‥‥でも‥‥飲んで」それでも私が引かないのを見ると、その後、店員はプゥとふくれて、行ってしまいました。勝った‥‥。でも、5分後、ふと気づきました!ちがう、ちがう!まだここにピッチャーが置いたままでした!危ないところでした‥‥。最後の手段、『放置して既成事実を作る作戦』にかかるところでした。最終的には、フロアマネージャーのような人を呼び、その人に理由を説明。すると、驚くほどすんなり換えてもらえました。一件落着。所要時間20分強の戦いでした。あとから考えてみたんです。きっとこの店、担当のテーブルの売り上げによって、給料が決まるシステムなんですよね。だから、店員は一生懸命働く。ここまでは良いんですよね。結局、慣れてくると、多少ダマしてでも稼ぐことを覚えてくる。バレなければOK。でも、ダマしたのがバレると、その損を自分でかぶらなければいけないから、今日のような態度に出る、と。中国の店も、サービスを良くしようと頑張っているのはわかるんですけどね。お金だけで釣るのは、良くないのだな、と感じさせられた出来事でした。(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月12日
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10月10日は、誕生日でした。この一年は、自分から見ても、激しい一年だったと思います。教員を辞めて、上海に来ることを決めた歳。「このまま20代が終わってしまって、いいのか?」という疑問から、私は動き始めた気がします。中国語を第2外国語としつつも、狙いは単位の取得だけで、中国そのものには全然興味がなかった、学生時代。今考えてみれば、海外旅行も、卒業旅行まで行ったことがないくらい視野の狭い学生でした。卒論で、世界の頂点に立つ国(覇権理論)について扱ったことから、「次はアジアなのかな」と、なんとなく考えたくらいです。本格的に興味を持ち始めたのは、働き始めたあと、邱永漢先生の本を古本屋で見つけたときでした。ちょうど2年前のことです。その本は、邱永漢先生のホームページ、『もしもしQさんQさんよ』が本になったもので、その本とホームページを読んでいると、「もう、これは、中国に行くしかない!!!」と思えてくるんです(笑)。 (そのHPの内容を見ていただければ、そういう気になると思います。 ぜひ一度、ご覧になってみてください!)でも何をすればいいか、なんて考えていませんでした。とりあえず、行きたい。これだけです。思い込むと、すぐに行動してしまうのが、良くも悪くも私の特徴です。そのホームページでの「中国で働いてみませんか?」という言葉に反応し、真っ先に身上書を送り、申し込んでいました。でも、面接は東京。私が当時いた場所は、愛知県の豊橋。浜名湖の近くです。面接は、永漢先生が直接して下さるというもので、とてもありがたいのですが、忙しい方なので、日にちが固定されてしまいます。「平日一日くらいなら、仕事休んじゃえ」と気合を入れていました。でも、上手くいかないことってありますよね。指定された面接の日は、保護者面談と重なっていました。さすがに、保護者面談をキャンセルすることはできず、そのときは、中国行きのチャンスをあきらめました。一年半前のことです。すごく悔しかったのを覚えています。でも、この悔しい思いがあったからこそ、「どうしても中国に行きたい」という強い思いが生まれてきたのだと思います。そして、その後、短期語学留学に参加し、今一緒に仕事をしている先生と出会ったのでした。そして約一年後の昨日、上海で誕生日を迎えました。3年前には、全く考えもしなかった生活。実感としては、「やる気になれば、結構、実現できるもんなんだ」という感じです。まだまだ生活は厳しいですが(笑)。さあ、これから一年、どんな一年にすることができるか?動いているというだけではなく、『結果を出す』一年にしたいと思います。(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月11日
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<お知らせ>泣きそうです!!!メルマガの登録ページの、登録ボタンが作動しておりませんでした‥‥。昨日の夜、親切な方が教えてくれまして(楽天日記の方だったんです)、すぐに直しました。登録してくださった方は、申し訳ありませんが、もう一度、ご確認していただけると嬉しいです。メルマガサンプルページ↓『ちょろいもんだぜ、中国生活。』以下、日記です。==========================最近、日本語教室新設の手続きが終盤に入ってきました。手続きに何かと時間がかかるのは、教育局でも同じです。でも、そのぶん、中国の学校の内情がわかって面白いです。中国の学校も、日本の学校と同じような悩みを抱えているんですねぇ。というのは、課外授業の話です。課外授業って覚えてます?1時間目から6時間目までは、普通の授業ですよね。その前に行う『0時間目』や、その後の『7時間目』の授業のことです。私の以前勤めていた高校でも、この課外授業の扱いは、ある意味、『頭痛の種』になっていました。というのも、『公務員』という立場が、邪魔になってくるんです。学校としては、この課外授業を行うことで進学実績を上げたい。担当教師に報酬を支払ってでもやらせたいが、あからさまにそれはできない。教師としては、生徒のためにやってやりたい気持ちもある反面、早朝勤務プラス残業で勤務時間が増え、準備に手間がかかる。にもかかわらず、報酬を受け取れないという不満がある。保護者は、お金を支払ってでも、やってもらいたい気持ちがあるが、表立って支払うことはできない。日本では、最終的には、教師がほぼボランティアでやることになるんです。さて中国はどうでしょうか?さすが中国です。同じ悩みを持っているにもかかわらず、ボランティアにはなっていません。無料では、誰も動かないからかもしれませんが(笑)。教師にはちゃんと、その分の報酬が支払われるようになっているようです。でも、どうやって?学校が保護者から直接お金を受け取るわけにはいかない。これは、日本と同じです。じゃあ、どうするのかと言うと、学校に、塾や習い事教室を入れて解決するそうです。要するに、建前上、学校が塾に場所を貸し、塾が子供たちに授業をしていることにしておく。でも実は学校の先生が授業をする。親もそれは了解済み。報酬は、塾の名前を通して、学校の先生に届く。私は思わず、「へぇー、いいなー、中国」と言ってしまいました(笑)。でも、もっと『へぇー』なのは、誰が一番得をしているか、ということ。誰だと思いますか?教師?いえいえ。名前を貸して、金儲けしている塾? 惜しいですね。ヒントです。『そんな、おいしい立場に立つことができた塾は、どうやって学校の内部で営業する許可を得たのでしょうか?』(笑)こんなことをしてるから、仕事に時間がかかるんですよね、あの人たち!!!(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月10日
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昨日の続きで、美しくなるために、中国女性が気をつけていることについてです。その教師の、美についての説明が、果てしなく続きます(笑)。「陰と陽ってあるでしょ。男性は『陽』で、女性は『陰』。 健康食品には、2種類あるの。『壮陽』と『補陰』。 『壮陽』は、『陽』の力を強くするって意味で、『補陰』は、『陰』の力を補うって意味ね。 『壮陽』の代表は、スッポンと人参ね。元気出るでしょ。 あ、でも朝鮮人参より、西洋人参のほうがいいわよ。 朝鮮人参は強すぎるから。」 「西洋人参って、あのスーパーにある、オレンジ色のやつ???」 「バカね!!!違うわよ。知らないの?西洋人参?」みなさん、ご存知ですか、西洋人参?後で調べたのですが、私の電子辞書の広辞苑にはありませんでした。でも、中日辞典には発見!引用しますと、西洋人参:アメリカ、カナダで産する朝鮮人参の近縁種。補血剤に用いる。と、いうことだそうです。では、再び、彼女の説明です。「『補陰』の代表が、ヘビと真珠なの。男性って、脂っぽくって、ニキビができやすいでしょ。その男性っぽい部分を押さえてくれるから、肌に良いわけ。ヘビと真珠以外にも、カエルやローヤルゼリーも いいのよ。」いかがでしょうか。彼女は普通の人。決して漢方薬の販売員ではありません。中国人の間では、ほとんど常識になっている知識のようです。その他にも、民間の健康法として、・甘いものは、肌によくないので、濃いお茶を一緒に飲む。 →吸収しづらくなる・野菜の煮汁を飲む → 肌に良い・卵の白身で顔を洗う → 肌に良い・卵の黄身で髪を洗う → 髪が綺麗になる (ただし、お湯ですすがないこと。そりゃ当然、笑)その後、いかに中国の薬が優れているか、に話が移っていきまして、目が見えなくなった人が、見えるようなったという、『蛇胆貝川液』や、(名前を見た瞬間、ゴメン、という感じですが‥‥)雲南省の奥地では、毛生え薬が開発されているが、開発者が自分の商売を守るために成分を公表しないから、秘薬になっているという話まで聞きました。最後はちょっと話が、それましたが、いかがでしょうか、中国女性の『美』への執念。どこの国でも、女性が美しくなるために努力するのは、一緒なんですね。漢方の初歩、勉強になりました。(この日記は『ちょろ中』http://w269.o.fiw-web.net/にも載せました。)
2003年10月09日
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「私、毎月の化粧品代、500元(7500円)は使ってるわ!」ある教師が言いました。大卒の初任給は、大体2000元(3万円)。しかも彼女は大学院生。収入の約半分を使っている?まさか~。しかも、しかも、彼女は、私から見ると、まったく化粧っけ無し。もう少し聞いてみると、それは上海の学生の標準的な額とのこと。会社員になると、普通、月1000元(給料の半分から、3分の1)を平気で化粧品代に使うそうです。なんで?どうして?どこに?お前が?(←最後のは失礼ですね、笑)でも、まさか、面と向かって「どこに、そんなに使っているんだ?」なんて聞けません。さすがに失礼です(笑)。なので、こっそりと別の教師に聞いてみました。失敗でした‥‥ちょっと化粧品の話題をふると、出てくる、出てくる!(笑)女性って、大好きですよね、こういう話題。「あの子は、化粧品をケチってるから、ああなのよ。バカよね」など、関係ないことまで、教えてくれました。本題に戻りましょう。その彼女いわく、中国人は『以内養外』だということらしいです。難しいことはわかりませんが、要するに、肌に塗る化粧ではなく、健康食品のように、食べたり、飲んだりして、若さを保つ、ということです。たしかに、中国人女性で、ファンデーションを塗っているのは、夜のお仕事の方くらいです。できれば、口紅も塗らないくらいが、良いのだとか。実際、ファンデーションは、あまり買わないそうです。肌に悪いと言っていました。でも、そのぶん、化粧水はじっくりと選ぶ。「アメリカ製はだめよ。ドイツ、オランダ、フランス製がいいわね」「ふーん」私にとっては、化粧水の講釈は、どうでもいいのです(笑)。面白そうなのは、『飲む化粧品』のほうです。「やっぱり肌に良いのは、ヘビと真珠かしら」は?なんじゃそりゃ。面白そうなので、深くツッコんでみます。「へぇー、なんで?」「陰と陽ってあるでしょ。男性は陽で、女性は陰。 健康食品には、2種類あるの。『壮陽』と『補陰』。 それでね‥‥‥‥」おおー、さすが、中国人。この、中国人にとっては、当然の知識である漢方薬の話、ちょっと長いので、明日また続きを書きますね。それでは。
2003年10月08日
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