ぶるどっぐロンディ＆にゃんこの部屋

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August 10, 2008

北京五輪が始まった。エントリーしている選手達にはエールを送る。
一方「鳥の巣」の外で五輪の為に阻害され迫害を受けている人民に心が痛む。
壊すと言う意味の文字がある日突然書かれた家は強制撤去の対象になると言う
何処へ行くあてもない人たちに中国政府は何を考えているのだろう？
激震地　四川省では未だ満足に雨を凌げないテント無しの被災者が居る。
打ち上げ花火を縮小すれば充分彼らに支給する事が出来た筈なのに。
予行練習と称して何度も打ち上げられた花火　あ～　もったいない　と思う。

開幕式は見なかった。私のブログでは北京五輪について書くのは今日だけ。

1964年の東京五輪後も日本は成長を続けたが中国はどうなるか？
日本が戦後大きくなれたのは皮肉にも朝鮮戦争とヴェトナム戦争特需による
のも哀しい事実である。しかし日本は９５％が単一民族
多民族で　多宗教の中国の今後が・・が気になる。
度重なる聖火リレーの妨害・各国の中国大使館前で行われた抗議デモ　　
コレ程の騒ぎの中で開催された五輪は知らない。

今後起こり得る特権階級からの弾圧　独立を認めない体制　特に内部崩壊
疲弊している農村の人達の爆発　彼らには五輪は大迷惑なのだ。

既に米国人観光客が殺害された。終わるまで安全は保障されるだろうか？

選手達には4年間の努力が試される時　輝やけると良いね。笑顔だと良いね。

軍国主義の真っ只中に、女流詩人与謝野晶子が詠った非常に有名な反戦歌

　　きみ　しにたもう　ことなかれ

この詩の中の「きみ」は晶子の弟に宛てて詠まれたと言う。
（晶子と鉄幹には13人の子どもがいる）

あゝおとうとよ、君を泣く君死にたまふことなかれ
末に生まれし君なれば親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて二十四までをそだてしや

堺の街のあきびとの旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば君死にたまふことなかれ
旅順の城はほろぶともほろびずとても何事ぞ
君は知らじな、あきびとの家のおきてに無かりけり

君死にたまふことなかれすめらみことは戦ひに
おほみずから出でまさねかたみに人の血を流し
獣の道で死ねよとは死ぬるを人のほまれとは
おほみこころのふかければもとよりいかで思されむ

あゝおとうとよ戦ひに君死にたまふことなかれ
すぎにし秋を父ぎみにおくれたまへる母ぎみは
なげきの中にいたましくわが子を召され、家を守り
安しときける大御代も母のしら髪はまさりぬる

暖簾のかげに伏して泣くあえかにわかき新妻を
君わするるや、思へるや十月も添はで別れたる
少女ごころを思ひみよこの世ひとりの君ならで
ああまた誰をたのむべき君死にたまふことなかれ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　与謝野晶子

我々の未来に二度と戦（いくさ）など起こしてはならない。
街角の鳥御用達の石榴　直径６－７ｃｍのザクロ　鳥御用達の石榴です