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一日中 台風のニュースに振り回されました。皆様の被害が無い様に祈っています 。
羽生選手も見事だが矢張り高橋大輔のスケーティングが観たい・・
そう思っていて富山でのアイスショーをTVで観ました 。大人の演技でした。
連盟もメディアも隠したい不都合な真実
グランプリシリーズの無意味さ
http://plaza.rakuten.co.jp/mizumizu4329/diary/201410130000/
GPシリーズ等もはや熱心に見ているのは日本のファン位ではないだろうか?
莫大な放映権料を払うから 日本人選手には是非とも活躍して貰わなければ
ならない。視聴率が欲しいからTV局はこれでもかという位盛り上げる。
GPシリーズで若手の日本人がいい点を貰っても他の有力日本人選手と一緒に
出場するワールドや五輪になると あ~ら不思議 点が伸びない。
急に回転不足が増えたり 演技構成点が伸びなかったり。
かつての織田選手 小塚選手 最近では村上佳菜子選手。
みんな同じパターンではないか。しかも何年も同じ事を繰り返している。
例外は「ISU指定強化選手」に入れる極僅かな選手のみ。しかも それは純粋な
選手個人の才能だけではなくコーチの名前や大きな大会の開催地によって決まる。
このつまらない出来レースに付き合わされるファンも大概アホらしくなっている筈だ。
キム選手はソチ五輪に向けてGPシリーズに背を向け年間の試合を極力絞る作戦
で来た。彼女は数年かけて自分にあった試合数を計っていた感がある。
流石にワールド1回では調整がうまくいかなかったと見るや 国際大会への出場を
ほんの少し増やした。五輪直前のGPシリーズを欠場したのは表向きは怪我の為だ
が あの程度の怪我だったら日本選手なら出場を強要されそれがまた美談のサイド
ストーリーになっていただろう
(そして、肝心の五輪を最悪のコンディションで闘うハメになるというオチ)。
ソチ前のチャン選手は「フィギュアの選手組合ができたら入りたいよ。ISUは
僕らでいったい幾ら儲けてるの?」等とブーたれながらも ちゃんとシーズン通し
て試合に参戦し その結果 日本選手同様 本来の彼には程遠いボロボロの出来で
ほぼ手にしていた金メダルを逃した。
あれ程迄にチャン選手が心理的に追い詰められたのは是までミスをしても勝たせ
てくれていたジャッジが急に羽生選手の「肩」を持ち始めたからだろう。
チャン選手というのは 非常にクレバーな人だし又 如何にも中国人らしい率直さ
ももっている。自分の状態や他の選手に対する評価を自分の言葉で明確に語る。
GPファイナルで羽生選手に負けた時に彼の自信の崩壊が始まった。
おそらく あの敗北はチャン選手にとって予想外で本音を言えば受け入れがたい
ものだったのかもしれない。五輪前のインタビューでチャン選手は羽生結弦は
いつも自分の肩に重くのしかかる「悪魔のような存在」だと述べている
(多くの日本人にとっては天使にしか見えないと思うが・笑)。
散々ミスをしても勝ってきた彼が五輪を目の前にして「自分が完璧な演技をして
も負けるかもしれない」選手に遭ってしまったのだ。
あの羽生選手のトンデモなジャンプ構成。もしジャンプだけの選手だけなら演技
構成点で差をつけられるから勝てる。
だが羽生選手に対してはジャッジは演技構成点も高く出す様になってきた。
カナダのチャン選手にとっては「敵地」と言っていいロシア。そこで勝つ為には
曖昧な「表現力」だとか「スケーティングスキル」だけでは無理。
誰にも文句を言わせない様な高難度のジャンプを跳ばなければ。
チャン選手はそれを判っていた。だから4回転をショートにも入れフリーでは2回
跳ぶという文句なしのジャンプ構成を組み かつ(ここが彼の偉大な部分だが)
ジャンプの完成度もこれ以上ないという位 高めてきた。
実際 ソチのチャン選手のフリー冒頭の4回転+3回転は高さ・幅共に異次元の素晴ら
しさ。五輪史上もっとも素晴らしい連続ジャンプとさえ言えるかもしれない。
王者にふさわしい高難度連続ジャンプを決めながら次の一寸した躓きが どんどん
連鎖していった。それでも「あと数年は世界トップクラスでいられるだろうと思う」
と自ら語るチャン選手。今シーズン彼がGPシリーズを欠場するのは正しい選択だ。
もう実績は十分にあり かつベテランの域に達して 怪我が心配な彼が
「過酷なサバイバルレース」等に乗っかる必要はないのだ。
先のオープンフィギュアを見ると4回転ジャンプこそ1回に抑えたが 彼の高い
「滑りの技巧」を最大限生かすプログラムを作ってきている。
ピタッと止まって体をひねりながらポーズを入れ そのあと滑り出して もうすぐに
スピードに乗っている。スピードを全く落とさず安定した滑りのまま体を上下に
大きく使う。あんな事ができるのは世界広しと言えどもチャン選手位だろう。
演技構成点も高く出たから益々彼にとってGPシリーズ等 最早無用の長物だろう。
キム選手同様ワールドには出てきてタイトルを目指すだろう。
日本ではGPファイナルのタイトルを殊更喧伝しているが矢張りフィギュアスケータ
ーにとって大事なのは五輪の金メダル。次はワールドのタイトルなのだ。
五輪のタイトルは確かに商業的な利益を選手にもたらすが五輪はあくまで4年に1度。
選手生命の短いフィギュアスケートでは運も多分に作用する。
長い目で見ると五輪の金メダルよりワールドのタイトルを積み重ねた選手の方が
尊敬されるという傾向も出てきている。カナダのカート・ブラウニングや米国の
M・クワンは どちらも五輪では勝てなかったが未だに母国では破格の扱いだ。
若い選手が世界に名を売る為にはGPシリーズには出る必要がある。
だが一旦評価が定まったら大した意味はなくなる。
フィギュアスケートでは20歳を超えてきたら もう若手ではなくなるし体力的にも
シーズンとおしてフルに闘うのはきつくなってくる。
そういう選手にはGPシリーズは負担なのだ。
高橋選手が肝心な時に怪我をしてしまったのも年齢のわりにはハードな試合数を
こなしてきたせいもあるだろう。彼ほどの選手なら別にGPシリーズでアピール
しなくてもジャッジは高い演技構成点を出してくれる。
実際 五輪での高橋選手の演技構成点は あのジャンプの出来にしては破格だった。
ショートの点は「4回転ジャンプやめたら銅メダルは君のものだよ」と言わんばかり。
勿論 高橋選手はあくまで自力で金メダルを獲るジャンプ構成で来る事は判って居たが。
理想を言えば彼こそキム・ヨナ選手の様に試合数をできる限り制限しながら大舞台
だけに照準を定めて調整させるべき選手だった。だが そんな事をしたら選手層の
厚い日本では「高橋だけ特別扱いか」等と言われてしまう。高橋選手に出て貰わなけ
れば視聴率は取れないしチケットも売れない。
日本では五輪切符を得る為のGPシリーズの重みは他国とは比較にならないから
選手は息つく暇もない。
そして 五輪では皆 力尽きている。
日本スケート連盟副理事に荒川静香さんが就任・だけど橋本聖子は留任
是では 荒川静香さんの発言を潰す為の人事かと勘繰る。橋本氏は退任すべし!
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