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男子SPで演技する羽生結弦=イタリア・トリノのパラベラ競技場で
イタリア・トリノで開かれているフィギュアスケートの
グランプリ(GP)ファイナルで、男子の羽生結弦(ANA)
は日本時間7日夜のフリーで史上初の5度目の優勝を目指す。
5日のショートプログラム(SP)で2位発進となり、首位の
ネーサン・チェン(米国)との12・95点差を埋めるため
昨年のルール改正以降で自己最高難度となる演技構成で挑む
6日の公式練習。
羽生は逆転に向けた並々ならぬ決意を氷上で表現した。
フリー曲「Origin」が流れ、冒頭で4回転ループを決めた
直後の2本目。左足の外側エッジで踏み切る4回転ルッツ
を跳んだ。
転倒したが、トリノ入りしてから3日連続で挑み
2017年10月のロシア杯から公式戦では跳んでいない技を
組み込む覚悟を見せた。
4種類5本の4回転ジャンプを組み込むとみられる構成に
羽生は「そのつもりでやります」と覚悟を語った。
4回転5本となれば羽生にとってはルール改正後初となる。
ジャンプだけの基礎点は83・58点。
今季羽生が自己ベストを更新した10月のスケートカナダ
でのジャンプの基礎点より7・5点高い。
対するチェンが4日の公式練習で披露した構成の基礎点は
82・23点で、羽生が上回る計算だ。
ここに出来栄え点(GOE)をいかに加算できるかが勝負となる。
練習終盤には挑戦を公言するクワッドアクセル(4回転半)
にチャレンジする姿があった。
公の場で披露するのは初めてで
成功すれば人類史上初となる大技。
羽生は「ただ練習していただけ」と語ったがチェンへの
意識がそうさせたようにも見えた。【トリノ倉沢仁志】
<グランプリファイナル第3日>練習を終えジスラン・コーチ(左)
と握手を交わす羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
羽生結弦25歳の船出、12月7日公式練習ドキュメント
スポニチより
7日に行われるフィギュアスケートのGPファイナルの男子フリー
で大逆転を狙う羽生結弦(ANA)が同日午前の公式練習で調整した。
午後1時38分(日本時間同9時38分)に演技をスタートする。
【羽生結弦 2019年12月7日公式練習ドキュメント※現地時間】
▽6:00 まだ暗い中、ブリアン・コーチとともに会場入り。
▽6:47 ブリアン・コーチがリンクサイドに姿を見せ、歓声が上がる。
▽6:48 ブリアン・コーチは会場を眺め、ファンに一礼して通路に消える。
▽6:58 軽やかなステップで羽生がリンクサイドに。
▽6:59 ブリアン・コーチがプーさんのティッシュカバーをフェンスに置く。
羽生は陸上でジャンプし、体を強く両手で叩く。
▽7:00 5選手中3番目、右足からリンクイン。
▽7:01 ルッツの踏み切りを確認。その後、3回転ルッツに成功。
▽7:02 ドリンクを口に含む。ボトルの開け閉めはブリアン・コーチが行う。
その後、ルッツの回転が抜ける。頭をかいて笑う。
▽7:03 白ジャージーを脱ぐ。ブリアン・コーチと笑顔で会話。
その後、3回転ルッツを決める。
▽7:04 トーループの4―3回転に成功。
▽7:05 4回転サルコーに成功。その後、
4回転トーループ―1回転オイラー―3回転フリップも決める。
▽7:06 両手を腰に当てる。ドリンクを口に含む。
▽7:07 トリプルアクセルからトリプルアクセルに成功。
踏み切り位置を確認する。
▽7:09 3回転ルッツを決めた後、サルコーの回転は抜ける。
▽7:10 ジスラン・コーチと目が合い、2人はうなずく。
▽7:11 リンク中央でイメージを膨らませる。
ルッツの踏み切り動作を確認。
▽7:12 サルコーの回転が抜ける。
ブリアン・コーチと話し、ドリンクを口に含む。
▽7:13 ルッツの踏み切りを確認してから4回転サルコーを着氷。
フェンスに寄りかかり、ドリンクを飲む。
▽7:14 4回転ループの着氷はやや乱れる。
▽7:16 ループの回転が抜ける。その後、4回転ループを鮮やかに決める。
▽7:17 1回転ルッツを跳ぶ。
▽7:19 ルッツの回転が抜ける。その後もルッツで失敗。
▽7:20 ブリアン・コーチと話しながらドリンクを口に含む。
▽7:21 ルッツの回転が抜ける。なかなか4回転ルッツが入らない。
▽7:22 4回転ルッツはかなり前傾で3回転に。
▽7:23 ドリンクを口に含み、屈伸。
▽7:24 「Origin」の曲かけスタート。ブリアン・コーチは拍手して
盛り上げる。4回転ループに成功。
▽7:25 4回転ルッツは1回転で踏み切りを確認するにとどめる。
▽7:26 3回転ルッツ成功。4回転サルコーもクリーンに降りる。
▽7:27 4回転トーループ―1回転オイラー―3回転フリップ、
4回転トーループ―3回転トーループも決める。
▽7:28 トリプルアクセルからトリプルアクセルも着氷。
曲かけが終わり、ブリアン・コーチは拍手。
▽7:29 ブリアン・コーチと話す。
▽7:30 両手を腰に当て、考え込む。そして、うなずく。
▽7:31 ルッツの踏み切り動作を確認。
▽7:32 ルッツは1回転に。
▽7:33 ブリアン・コーチからジャンプの指導を受ける。
▽7:34 4回転ルッツは回転が抜けて両足着氷に。
リンク上には羽生とチェン2人だけが残り練習を継続。
▽7:35 4方向にお辞儀。リンクを降りるギリギリまで
ルッツの動作を確認。ブリアン・コーチと抱擁し、
左足からリンクを降りる。足早に通路に消える。
プーさんのティッシュカバーはブリアン・コーチが抱えていた。
▽7:39 迎えの車に乗り込み、会場を後にした。
ファンとしては もう順位は構わない。
今日12月7日は結弦の「誕生日」
怪我だけはしないで!と祈りたい・・
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