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2026年03月08日
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カテゴリ: 景勝地:宮城県
宮城県角田市の西方、白石市との境辺りに宮城県最古の木造建築と言われる高蔵寺阿弥陀堂が置かれています。この辺りは山深い土地で、少々南方に足を伸ばせば奥州の古刹 ​ 安狐山 斗蔵寺 などもあるんです。
この日は斗蔵寺参拝後に、夕暮れギリギリ境内に滑り込み、なんとか参拝出来ました。渓流がすぐ脇を流れ、せせらぎにて心落ち着かせ、いにしえの昔に建立された仏堂に見とれていました。

2024.10.26
勝楽山 高蔵寺


石造りの寺門があります。こっちは近代に建てられたんだろうなという風情なんですが、参道の石畳はと言うとかなりの年代物のように感じます。宮城県最古の仏堂は伊達じゃない、そんな気骨を感じられます。期待に胸を膨らませ、境内の奥へと進みました。



参道の脇には石碑が並びます。庚申や地蔵尊が主です。奥には聖観音像もありますね。



反対側にもこの通り。
真ん中の石碑には出羽三山が刻まれていました。東北での信仰はかなり篤いです。



むっ、阿弥陀堂が見えてきましたね。大取を見る前に、周辺の堂宇を見ておきましょう。



阿弥陀堂から左側に進むと、高蔵寺の本坊が置かれています。寺務などはこちらで行われるんではないでしょうか。



本坊の手前には旧佐藤家住宅という古民家が置かれています。国指定重要文化財にもなっており、大変貴重なものです。



説明書きを見てみましょう。




旧佐藤家住宅
昭和46年8月13日指定

 この住宅は、江戸時代(18世紀中期~後期)に建てられた旧仙台領内の中規模農家の典型的な建物で、間口15m、奥行き8mの直屋(すごや)様式をとっている。
 屋根は、寄棟造りの茅葺きで、東北の農家らしく重々しい。
 佐藤家の由緒については、古記録、史伝記等もなく明らかではないが、「車屋」の屋号を持ち、庄屋をつとめ、古来修験者が住んでいたところと言い伝えられている。
 この頃の農家の基本的な間取りの1つである広間型三間取りの単純な構成で、土間が全体の四割を占め、天井は、煙り出しのためと藩の禁止令により設けられず、太い荒削りの柱は鳥居建てという古式な構造で、木材の曲がりを巧妙に利用している。
 間取りは、長方形の建物を梁間に四分六分に区分し、右四分は土間一室、左六分は、三室の居室部となり、居室部は、さらにいろりを構えた「ひろま」と奥に「なんど」と「なかま」二室を構えた変形間取りで、この地方の直屋の基本的な建て方である。
 建物に残された修理改変の痕跡から、江戸時代後期頃には、東面及び北面を半間拡張し、北面にはさらに物置を突出した改変がされ、明治初年頃には「ひろま」を桁行に中央通りで仕切り、「ござしき」「かげのま」の二室に改めて、土間への床張りが行われ、昭和初期の頃までにかけて、建具の改造、柱外に雨戸が建て込まれて現在に至っていることが知られる。
 しかし、こうして過去3回ほどの修理が施されてはいるが、軸部、小屋組など主要部分についての改変はまったくなく、よく当時の形式を残している。近年の生活様式の変化と建物の老朽化に伴い、所有者である佐藤源氏から住宅を新築したい意向があったため、江戸時代の生活の様子を伺い知ることの出来る貴重な文化財として後世に残し、保存活用を図りたく、市に寄贈いただくことになり、昭和46年8月13日国の重要文化財に指定を受け、同年9月に解体工事を実施し、翌47年7月にこの地に移築復元したものである。
平成11年8月建立 角田市教育委員会



修験者が暮らしていたというのは驚きですが、山深いこの地ではそれもあり得そうです。角田市の中心地からは少々離れており、修験の拠点とするには持って来いの場所ではないでしょうか。

それでは大取の阿弥陀堂を見ていきましょう。
鳥居の様に、両側に起立した古杉がなんとも趣深く、古色残す石段も相まってか、当時に立ち返ったかのような錯覚をしてしまいそうです。



参道を置くまで進むと、阿弥陀堂手前に大きな御神木の杉の木が生えていました。樹齢は800年(推定)とも言われており、本当であれば、阿弥陀堂建立の時に植えられた事になるでしょう。こちらも県指定天然記念物となっています。



ドンッ、阿弥陀堂です。
茅葺きの屋根がなんとも言えませんねぇ千年近くの時を経て、今まさに僕の眼前に建っているのです。東北の歴史はかなり血なまぐさいですが、そのような動乱さへも乗り越えてきたのでしょう。現存していることに感謝しかありません。



御由緒です。




勝楽山 高蔵寺

真言宗智山派
開山:徳一上人
本尊:阿弥陀如来

 勝楽山高蔵寺は、平安時代初頭の弘仁10年(819年)に、徳一上人により開山されたと伝えられています。また、平安時代末期の治承元年(1177年)に、藤原氏や安倍氏の寄進により伽藍(建物)の修理が加えられ、その際、阿弥陀堂が建立されたと伝えられています。
 この阿弥陀堂は、宮城県最古となる木造建築物で、宇治の平等院、大原の三千院、東北地方では​ 平泉の中尊寺金色堂 や​ 福島県いわき市の願成寺阿弥陀堂 ​と並ぶ貴重な文化遺産で、国の重要文化財に指定されています。
 御本尊の阿弥陀如来坐像は、お堂が作られた平安時代末期に平泉藤原三代秀衡公とその妻が作らせたと伝えられています。像高2.68mの寄木造りで蓮華座に安置され、透かし彫りの飛雲光背を合わせると全高は5.18mにもなります(国指定重要文化財)。
 勝楽山高蔵寺の開山以来、時の流れにより栄枯盛衰を繰り返して今日に至っていますが、かつては、阿弥陀堂を中心として、付近には、「大門坊」「入ノ坊」「清水堂」の三坊を有して栄えたということです。しかし、現在では境内に阿弥陀堂を残すのみで、往時を偲ばれるのは地名のみとなっています。



奥州南部で圧倒的な知名度を誇る徳一上人によって開山されたと伝わります。奥州藤原氏や安倍氏の庇護を受け、複数の僧坊からなる大霊場へと発展します。今では阿弥陀堂が現存するばかりですが、当時の繁栄ぶりを伺わせる美しい造りは健在です。
本尊の阿弥陀如来像は宮城県のホームページからご覧になれます。↓にリンクを貼りますね。
・宮城県 / 指定文化財一覧 / 木造阿弥陀如来坐像

阿弥陀堂斜めから。



もう一度、斜めから。
ホントに素晴らしく美しい阿弥陀堂でした。装飾が無いのがかえって良く、山中に開かれた霊場の趣が存分に味わえます。古色蒼然の字のごとく、数百年の時を経た阿弥陀堂が今ここに居します。



以上です。

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最終更新日  2026年03月10日 20時59分24秒
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