おしゃれ手紙

2018.03.09
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カテゴリ: 八百八橋散歩

錦橋 (土佐堀川)

錦橋(にしきばし)は、大阪市の土佐堀川に架かる歩行者専用橋。
かつては可動堰として機能し、 土佐堀川可動堰とよばれた

大阪市西区江戸堀1丁目~北区中之島2丁目間架かる。
すぐ西(下流)に肥後橋(四つ橋筋)が架かっている。

大阪市内6カ所(堂島川、土佐堀川、長堀川、道頓堀川、江戸堀川、京町堀川)に設置された可動堰の一つで、昭和6年(1931年)に設置された。
現在は■ 水晶橋 ■とともに遺構として残っている。
中央の2径間は支間約15mの鉄筋コンクリートアーチで、かつては内部にテンターゲート・ローラーゲートが備わっていた(1978年に使用停止)。

両側はコンクリートアーチで、上路へアクセスするための階段と一体構造になっている。
設置当初から歩行者専用橋として利用されてきた。


1985年に橋面の美化改修が行われた際に新たに「錦橋」の名称がつけられた。

橋上がギャラリーとなっており、江戸末期から明治初期に画かれた橋の錦絵をタイルに焼きつけたものを貼り付けて展示している。

幅員:10.55m
形式:アーチ橋
完成:昭和6年(昭和60年改装)

昭和60年に改装整備工事が行われる。

アスファルト舗装はグレーのタイル敷になり、照明灯は建設当時のデザインが復元された。
改装整備工事の際、橋をギャラリーとして活用することが考えられた。
八百八橋の町として、橋の歴史を感じてもらえる場所をつくろうという試みである。
当初は古い橋の親柱や高欄などを設置し、さながら博物館のようにする案もあったそうだが、最終的にははしにまつわる錦絵などを展示することに決まった。
江戸末期から明治初期にかけての錦絵、
 古地図、
 橋の番付表である「浪華橋々繁栄見立相撲」、明治以降に撮影された写真などが、タイルに焼き付けたり、アルミ板に印刷したりといった形で展示されている。


土佐堀川に面して建つ、茶色い住友財閥のビルは、錦橋のすぐ上流にあるレトロなビルだ。

1926年に住友財閥の本社ビルとして竣工された建物で、重厚なビルだ。

(▲■ イオニア式 ■の飾りの玄関)
今も三井住友銀行の大阪本店として使われている巨大なビルディング。
鉄筋コンクリートの造りですが竜山石貼りになっており、銀行建築らしい重厚な建物。

鉄筋コンクリート造り、5階建て。

三井住友銀行大阪本店
旧 住友ビルヂング 1930(昭和5)年

■土佐堀川に架かる橋■
天神橋
難波橋
栴檀木橋(せんだんのきばし)
淀屋橋(よどやばし) ■ - 御堂筋(国道25号)の橋

錦橋(にしきばし) - 歩行者専用の橋
肥後橋(ひごばし) - 四つ橋筋の橋
築前橋(ちくぜんばし)
常安橋(じょうあんばし) - なにわ筋の橋
越中橋(えっちゅうばし) - 歩行者専用の橋
土佐堀橋(とさぼりばし) - あみだ池筋の橋
湊橋(みなとばし) - 新なにわ筋の橋
端建蔵橋(はたてくらばし)
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Last updated  2018.03.10 18:39:50
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