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私は実は高校の時に落語研究会に入ろうかと思ったぐらいなので、多少は落語を知っている(ほんとに少し)しかし、皆さんもご承知の通り、コーラス部に入部した。酢豆腐と言う落語の演目がある。その中で、なんでも知ったかぶりをする若旦那が、ご近所の人にこれがなんだかわからないと、わざと腐った豆腐を食べさせられて、「酢豆腐」というものでしょうと答える。そこでもう一口いかがと言われて「酢豆腐は一口に限る」とオチをつけるという話なのだが。そこから、なんでも知ったかぶりをする人のことを「酢豆腐」という。最近、その「酢豆腐」みたいな人に出会ったのでついこの話を思い出してしまった。私はもう5回ぐらい年末に「第九」に参加しているが、今年は練習会場が耐震補強工事のため使用できず、上演することができなかった。100人以上の人間を集めて、しかもピアノも使えてと言う会場が確保できなかったためだ。で、ある人に「毎年第九を歌っていたけれど、今年はお休みになりました。その代わりオペラこうもりに合唱で参加しました。」ということを話した。以前にも私が声楽を習っているといったら「私の友達も習っている。」と言う感じが、何か張り合っているという気はしたのだが、今回も「私の友達も第九を歌っている。イタリア語で歌ったと言っていた。」との返事だった。(いや~第九はドイツ語でしょう。ドイツの歌を日本人がわざわざイタリア語で歌うと言う意味がわからない)「へえ~すごいね。普通はドイツ語で歌うと思うけどわざわざイタリア語で歌う合唱団があるのね。」と私。「第九じゃなくてオペラだったかな・・・」あとはもごもご。
2018年01月31日
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今日は時折強い風が吹くが、お天気なので南向きの廊下は結構暖かく感じる。今日は予定がないので、今までできなかったことをできるだけやってみようと思った。まず、雑物の片付け。リビングに置いておくとコロにいたずらされるのでまずいと思ったものを2階に避難させているが、それが結構たまっているので、不要なものと片付けるものとを分けて整理した。外出から帰ってくる時も、コロの遊んでいるリビングには直接入らず、荷物やバッグをコロの届かないところに置いて、まず外出着から着替えをしてリビングに入るようにしている。次にピアノの練習をする。曲の主題を次々と演奏の形を変えて展開していく感じの編曲になっているのだが、イントロはなんとかできる。1番目の演奏はまあ左右一音ずつで弾くから普通にできる。次の変奏は右手にターンと言う装飾音を入れて演奏することになっているが、これもなんとかできる。3番目は新しいテーマが出てきて、右手が常に2音もしくは3音の和音を重ねて弾いて、左手の伴奏の形が少し変ると言う感じで、スムーズに弾けるところまで行かないので、ここを重点的に練習してみた。ここがまず第一のハードルか。まずは1段だけでもスムーズに弾けるようにはなったが、4段あるので先はまだ長い(笑)さらに4番目5番目6番目の変奏がまっている・・・3番目に3月末から4月にかけて色鉛筆画の展覧会があるので、その準備をしてみた。額縁に入った作品を箱に詰めて、作品名や、作者名を記入しておくこと、出展票などにも書くべきことは色々あった。今日できることはできるだけ(ここが大切→どうしても出来そうもない時はさっとあきらめる)やっておく。明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは親鸞聖人の読んだ歌ということだそうで、私は明日をあてにしているとどんなアクシデントがあるかもしれないので、今やれるなら今やっておこうという時にこの歌を思い出している。しかし、できないと思えば切り替えは早い(笑)
2018年01月30日
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今日は朝から曇って温度の上がらない日だった、洗濯ものが乾かないのにイライラした。昼にはボランティアの新年会であるホテルのランチを食べに。付きだし(田作りとローストビーフ・源平なますと黒豆・キュウリとホタテのあえもの)刺身(まぐろ、ひらめ、ハマチ、えび)鯛ちり魚料理口直しの柚子シャーベット肉料理レンコンとエビ、ミンチの蒸しものデザート女性が多いので、お昼の方がでやすいと言う人が多かったのでランチと言うことになった。私もコロの事を考えると昼の方がありがたいので。なんといっても夜は散歩にいかなくては(笑)そして家に帰ると私の場合はなぜか口の周りをコロに舐められる。このおばさんは外出すると何かおいしいものを食べてくるらしいと思われているようである。そこで何を食べたのか、点検されているみたい。
2018年01月29日
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今日は朝から再び庭の水撒きホースが凍っていた。昨日の夜のコロの散歩の時に、普段より少し長く散歩をしたので、こちらの方は耳が痛いほど冷え込んだ。あの冷え込みの結果かなと言う気がした。睡蓮鉢も当然凍っていた。10時45分に集合と言う事で、念のために路線情報をみたら、普段と違うルートで行った方が15分近く早く着くことを知った。普段は1度乗り換えるだけのルートが楽なのでそれを利用しているが、今回は違う駅で2回乗り換える方が良いみたいなので面倒だがそれを使ってみた。知らなければもう1本早い電車で行かなければならなかった。余裕をもって到着。さっそくリハーサルをして、本番に備える。その他の団体では子どもたちの団体が2組、女声コーラスが4組だった。私としたら、思い切り声を出して歌えたし、まあまあのできかなと言う感じがした。フリも間違えずにできた。暗譜とフリ付き、そしてイタリア語で2曲ということで、楽譜をみながらというところよりはインパクトはあったかなと思った。
2018年01月28日
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今日は雲が多くて、風が強く気温が上がらない一日だった。しかしコロは元気に庭で遊んでいる。昼からは色鉛筆のレッスンにでかける。先生はかやぶき屋根のフワフワ感は出ていると言ってくれた。後は、建物を少し描き込んで、影のメリハリをつけてみた。そして、メインの建物の手前にある空き地と、畑を描いていく。葉物の野菜のようなものをが植えられている畑から、ネギのような細長いものが植えられている畑、雑草がむらむらに生えている空き地。植物がまったく生えていない砂地。写真をざっとみただけでこういうものが見える。とにかくざっと描いたと言うレベルなので、これをもう少しリアルに描き込むと言うのが、次回までの課題かな。手前の部分を描き込み終えて、絶対の2割ぐらいができたかというところか。面積としてはもう少し描けているが、まずは簡単そうなところから手をつけたので、後の部分は少ない面積でもきちんと描けば、時間がかかるだろうなと言う気がする。ベテランさんは、それぞれに高度な作品を描いておられる。まるで写真のような細密な絵を描かれる方、デザインや色遣いが斬新な方。油絵のような感じ、ポスターのような感じ、水彩画のような感じ拝見しているだけでも楽しくなる。私とほぼ同じ時期にはじめられた方で、なかなか上手に描かれる人がおられた。トールペインティングをしておられたということで、やはり基礎のある方は違うと感じていたのだが。入門の課題与えられて描くという一年が終わってから、もう10カ月近く姿を見かけていない。だいたい入門の1年が過ぎて、続けられれば長く続くのかなと言う気がした。
2018年01月27日
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今日は庭の水撒き用のホースの水が凍っていた。9時ごろには、元に戻ったのでやっと水撒きができた。昨日は風が強かったので、放射冷却があったのかもしれない。明日は色鉛筆画の日なので、少し絵を描いて見る。かやぶき屋根古い民家と畑と森。少し前に旅先で行ったところの風景を描こうとしている。絵は音楽関係よりはまとまった時間が必要になるので、何も予定の入らない日でないと、落ち着いて描くことができない。歌やピアノはコロに邪魔されても、とっさに止めることはできるが、絵の方は96本と言う色鉛筆(50本と36本2種類のメーカーのもの)と、参考にしている多数の写真、画用紙、その他もろもろを広げているので、コロが良く寝ている時でないと困る。気候の良い時だと2階の部屋で描けば、コロの邪魔も入らないが、何分にも寒い。暖房入れてもすぐに暖まるわけではないので、この時期はちょっと無理かな
2018年01月26日
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今日は身を切るような寒さで、風は台風のように吹き荒れていた。朝からお掃除をハーフコース完了するが。北側の部屋は4度と言う寒さだった。冷蔵庫の方が暖かいかもしれない(笑)これだけの寒さだとゆっくり掃除をしてと言うよりは、とにかくさっさと掃除をしてと言う気分になってしまう。そのあとピアノの練習に入り、前回言われたように、音を柔らかく長く延ばすということを心がけた。昼から寒い中をピアノレッスンにでかける。まず、去年の発表会のDVDを見た感想ということで、ソロについては、自分で思っていたよりは頭が真っ白になった部分もなんとか曲としては弾けていたと思った。ただ音が思ったよりはきついと言うか柔らかさに欠けるように思った。連弾はいけいけの感じで力強く弾けたと感じたというのが私の感想だった。先生も良く弾けていたと思うし、高いレベルの曲に挑戦できたとおっしゃった。演奏だけでなく音の出し方についても感じるものがあったとしたら、それだけ耳が肥えてきたのだから良いことだということだった。連弾については、他の先生からもあの演奏はよかったので、自分の生徒にも弾かせてみたいとおっしゃった方がいるということで、評判は良かったということだった。課題曲について、最初に弾いて見て、問題はないし音もよく延びている。しかし、きちんと弾かねばと言う気持ちで弾いているから、もっと自由に曲想をつけて良いと言われて、もう一度メリハリをつけて弾いて見る。一応合格はいただいた。発表会用の曲、これも去年以上に演奏テクニックがいるので、なかなか前に進まない。実際今弾いている部分が、曲の中では私にとって一番難しい所だ。右手が同時に3音か2音の和音をひき、左手は分散和音の上昇型を弾いていく感じ。音はとれているのでこの部分は何度も弾いて慣れることだと言われた。この部分が済んでだいたい半分というところか。
2018年01月25日
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日曜日から連日寒い日が続いている、北側の部屋の室温は昼で4度だった。月曜日は声楽のレッスンにいってきた。高校の時合唱曲として聞いて、とても良い曲だと思っていたのだが、独唱用に作曲者が編曲したものが作られたと言うので、それに挑戦している。高校の時は、歌詞の意味は日本語としては理解していたが、音とリズムをとると言う事が中心で、今思えば深く理解して人に訴える力が不足していた。ただ、曲のメロディとハーモニーの美しさに頼って歌っていただけなのだ。当時としてはかなりいけていると思っていたのだが・・・もう一度、歌詞を理解して(当時の作詞者の周りの人間関係も含めて生まれてきた詩なので)その思いを汲んでみたいと思っている。火曜日は女声コーラスの練習に参加。今週の土曜日に発表会がある。なんとかいけるだろうというところまでは歌い込めたと思う。ただ、当日寒かったらいやだなとは思うが。
2018年01月24日
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摂州合邦ヶ辻(せっしゅうがっぽうがつじ)(まめちしき)「俊徳丸」という昔から説教節に伝えられた物語は、俊徳丸に家督を相続させまいとする継母に毒をもられ、盲目となった俊徳丸は家を出て物乞いにまで身を落とす。俊徳丸を慕う長者の娘乙姫の尽力で、俊徳丸は見つけ出され、観音の功徳で元の身体へもどり、幸せに暮らすというものであった。この話をもとに作られ、継母が実は善人だったという形にしたのがこの浄瑠璃である。合邦住家の段(がっぽうすみかのだん)合邦道心は、清廉潔白の武士であったが、人の讒言によって浪人し、出家して清貧の暮らしをしていた。 その娘お辻は、大名高安家に腰元奉公し、奥方亡きあと後添えにのぞまれ、玉手御前とよばれて出世をしていた。ところが、その玉手御前が義理の息子の俊徳丸に不義をしかけたと聞いた合邦道心夫婦は、玉手が夫高安左衛門に成敗されたと思い込み、近所の人々を頼んで事情はいわず、遠縁のものとして弔いの供養をしていた。合邦道心の庵室には、玉手御前の邪恋から逃れた俊徳丸が業病で盲目となり、許嫁(いいなづけ)の浅香姫と一緒にかくまわれていた。そこに俊徳丸のあとを追って玉手御前がたどり着く。屋敷を抜け、闇夜をひたすら徒歩裸足(かちはだし)でやってきたのだ。娘が訪ねてきたと知った合邦は追い返そうとするが、老母がせめて話だけでもと家に入れてやった。玉手御前は母の諫めもきかず、髪を剃って出家せよと迫られると、不義を反省するどころか、これからは髪かたちも派手にして、あっちからも惚れて貰う気、とうそぶく有様。その場に居合わせた俊徳丸を口説き、浅香姫に嫉妬して乱行のかぎりをつくす。はては俊徳丸を業病にしたのも自分のしわざと口走るので、元武士の合邦道心は思い余って娘を手にかける。重傷を負った玉手御前は苦しい息の下から事の顚末を語り出す。側室の子だが年上の次郎丸が、正室の子俊徳丸の暗殺を企てていることを知ったこと。合邦は次郎丸のたくらみを殿に一言告げれば済むのではないかと言う。玉出御前は、それでは次郎丸は成敗されることになる。二人とも自分にとっては主君の子なので、両方助ける道として、俊徳丸に毒酒をのませ業病にし、不義を仕掛けてわざと逃したこと。それも寅歳で寅の月、日、刻が揃った生まれの女の肝臓の生血をのませれば毒により発病した業病は全快すると聞き、自分こそ、その条件を具えた女であるとわかったためだったと。その血を飲ませるのは、毒酒を飲ませた時と同じ鮑貝でなければならないことから、瀕死の玉手御前は、気丈にも肌身離さず持っていた鮑貝に自らの肝臓から血潮を受けて俊徳丸に与える。すると不思議にも俊徳丸はたちまち元の美しい若殿の姿に立ち戻った。玉手御前は安心して落命する。継母の深い愛情に感謝した俊徳丸は、庵室の跡に月江寺建立を約束する。一介の侍女である自分を正妻にとりたててもらった恩に報いるため、玉手は高安家の人に傷をつけず、自ら汚名をきて死んでいく覚悟をした健気な女として描かれているが、それが明らかになるまでは、邪恋に狂う女としての演技もしなければならない難しい役どころだ。
2018年01月23日
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さっていく赦免船に呼びかける俊寛平家女護島(へいけにょごのしま)鬼界ヶ島の段(きかいがしまのだん)全盛をきわめる平清盛への謀略のため鹿ケ谷の別荘へ集った罪で俊寛僧都(しゅんかんそうず)が丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね)、平判官康頼(へいはんがんやすより)とともに鬼界ヶ島み流罪にされて早や3年がたった。都で権力を誇った暮らしとは程遠い衣食もままならない生活、三人のほかには語り合う人もいない。しかし、今日は年若い成経がうれしい知らせを持ってきた。海女の千鳥を妻に迎えるといって連れてきたのである。「りんにょぎゃってくれめせ」と挨拶する千鳥。俊寛たちはこれからは4人で家族同様、暮らしていこうと、盃代わりに貝殻、酒のつもりの清水でささやかな祝いの宴を始める。海原のはるかかなたに大きな帆影が見える。都から待ちに待った流人の都への帰還を許す赦免船がやってきたのだ。転がるように浜へ出て出迎える俊寛、康頼、成経と、千鳥の四人。しかし赦免の使者瀬尾太郎兼頼(せのおのたろうかねやす)が読み上げる赦免状に俊寛の名前はない。清盛は、俊寛一人だけは許さず島に残すつもりなのだ。(もともと親しくしていたので、裏切られたと知った憎しみも強い)嘆くところへ、もう一人の使者、丹左衛門尉基康(たんさえもんのじょうもとやす)があらわれ、重盛と教経の温情で俊寛も備前までは連れ帰るという赦免状を読み上げる。三人は喜んで千鳥を伴って船に乗り込もうとする。すると瀬尾はすげなく、赦免状に名の無いものは乗せられないと千鳥の乗船を阻み、俊寛には、俊寛の妻東屋(あずまや)が清盛の意に逆らい(要は妾になれと言う事)首を落とされたと冷酷に告げる。三人は舟に追い込まれ、残された千鳥は「鬼界ケ島という名の島だが鬼はいない、鬼がいるのは都だ」と嘆き悲しみ、頭を岩に打ち付けようとする。それを見て俊寛は、もはや妻のいない都に戻ろうとは思わない、自分は島に残るので代わりに千鳥を船に乗せてほしいと頼むが、瀬尾は聞く耳を持たない。ついに俊寛は瀬尾の刀を奪い切りつけ、二人は刃を交わす。丹左衛門はこれを私情の争いであるとして周囲に手出しを禁じ、俊寛と瀬尾の一騎打ちを見守る。ようやくのことで瀬尾を討ち果たした俊寛は、上使を斬った罪で再度鬼界ケ島の流人となる代わりに、千鳥を都へ連れていくよう願う。千鳥を乗せ、俊寛を一人残して船は出てゆく。名残を惜しみながらひとり見送る俊寛。諦めたつもりでも、煩悩は消し難い。悟りを開いた出家でなく、ただの人の悲しい心で生い茂る蔦につかまり、松の木にすがり高台によじ登って、遠ざかる船に向かっていつまでも悲痛な声をかけるのであった。(若い二人に赦免の席を譲ったという美談で終わらせず、最後のシーンで俊寛の本心を吐露させるところが真実味を感じさせる)
2018年01月22日
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今日も穏やかな良いお天気。少し前に私あてのメールでスパムに分類されていたものの中で、「楽天カードからのお知らせ」というのが来ていて、利用明細というのが書かれてあった。1月16日に利用した形になっており、詳細は・・・でお確かめくださいということで、URLが張り付けてあった。しかし、私は楽天カードを持っていない(笑)通常は私の個人名が出てくるはずなのに、それも一切書かれていないという不審なメール。もちろんそのまま削除したが、カードを持っている人にすれば、確認のために調べてみようと言う気になるかもしれない。とにかく個人名がないのがおかしい。楽天で買いものしたら確認メールには個人名が入った確認メールがくるので。今日は、一人暮らしの高齢者の誕生祝いということで、我が自治体のごみ回収用の袋(通常ごみの回収は有料で、ゴミ袋をお金を出して買って、それでゴミを出す)を配りに行った。ほんの気持ちだと言って、その方からかわいいフェルトで作った犬のストラップをいただいた。夜はボランティアの研修というか、講演があった、人に寄り添うための心構えなど食事をきちんと取って、ファーストフードばかりという生活は避けること。疲れやすい気力がでないなどは、食生活の乱れが原因であることも多いと言うお話。楽しいと思えば、素直に笑いなさいと言うお話。○をボードに書かれたが、それがCの字のようになっていた。これを丸と言われて気になるか、気にならないかということを聞かれた。私は気にならなかったが、気になると言う人もいた。人間というのはこのCの字のようなもので、完璧な人というのはまずいない。空いている空間はわずかで、多くの所は書かれているが、書かれているところをみるのか、空いているところ見るのか。書かれているところが大半なのに、空いているところに焦点をあてて、ちゃんとしてないおかしいという見方をしているのは、人のできているところをみないで、駄目なところばかりを見て否定的にその人を捉えることになる。「どうしてできないの」というよりは「どうしたらできるようになるかな」と言う方が、言われた人はやる気が出ると言うようなお話だった。
2018年01月21日
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今日も穏やかなお天気で、コロもそ庭に出かけてはのんびりと遊んでいる。寒いと外に出てもすぐ戻ってくるが。今日は健康体操の日ということで、いつものように出かける。その時に、ある人から65歳以上の人だけの世帯は、水道料金の助成が受けられると聞いたのだが、自分は要介護状態で詳しいことがわからないので、調べて教えてほしいといわれた。帰ってから役所に問い合わせ、確かに高齢者だけの世帯、障害者のいる世帯で、住民税が非課税か均等割りの世帯は上下水道料金の助成が受けられるという制度があるということを確認した。住民税の額が該当するのであれば、申込用紙を送るのでそれに記入して返送してくれれば助成は受けられると言う返事だった。わざわざ役所に行かなくてもよいらしかった。税金をいくら納めているかは私にはわからないが、それは本人に判断していただくしかない。その人の住所をいって、申込用紙は送ってもらえることになった。今後、高齢者のお宅を訪問する時は、こういう制度があることを紹介しようと思った。このブログをご覧の方も、お住まいの自治体でも似たような制度があるかもしれないので、可能性があれば活用されてはいかがでしょうか。
2018年01月20日
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今日は声楽の早朝レッスンの日だった。朝5時半に起きて、最低限の片付けをして、7時半に先生のお宅に到着する。2月11日にミニコンサートをある美術館のホールでする。ピアノとバイオリンと声楽のプロが演奏するのだが、声楽の人のバックコーラスを担当することになった。こうもりの「乾杯の歌」と「チャルダッシュ」バックコーラスとは言え、プロの人とあまりに力量に差があるのはいけないと思うので、ある程度は練習しておかないと。というわけで、伴奏されるピアノの人バイオリンの人との合わせ稽古を行った。テンポが速いので、遅れがちになるところがあるのを注意しなければいけない。そして8時半に終了して、9時に家に帰り。洗濯とお風呂と部屋の掃除を10時に完了させたので、普段とあまり変わりがない感じだった。今日はお天気もまあまあで、暖かいので気持ちも穏やか、洗濯ものもよく乾きそうだった。
2018年01月19日
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私の参加している女声コーラスは、もうすぐ市民文化祭と言うところで合唱を発表することになる。地元の合唱サークルが申し込むのだが、混声合唱がほとんどない。学校関係のサークルでは混声もあるが。今回も合唱サークルではトリということになっている。今日は発表の2回前の練習で、衣装をつけて、フリをつけてということで、暗譜は当然と言う感じでの練習となった。持ち時間の関係で今回は3曲の発表となる。「想い出がいっぱい」「花のささやき」(イタリア語)「この胸のときめきを」(イタリア語)私も12月にオペラの方に力をいれていたので、一番新しい曲を暗譜するために大分頑張った。なんとか1週間でイタリア語の歌詞を覚えた。花のささやきと言う曲で、日本でもザピーナッツなどがカバーして歌っていたと思う。その当時は子どもでイタリア語などしらなかったが。耳ではさびの部分は「ノーサイ ケイノトウォーレ ノーモンケイノダモーレ」と聞こえていた正しくは「ノン サイ ケイノンフィオーレ チェウモンド ピエーノダモーレ」に近い発音をすることになっている。めちゃくちゃではあるが、当たらずともとうからずかなと言う気がした。
2018年01月18日
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私はある病人の通院に月に1回付き添っている。初めて付き添いを頼まれた時から、服薬の状態と、日常生活、周囲の人との関係などを聞き取って本人に確認の上、メモにして通院時に医師に渡している。服薬の状況は、飲み忘れたことはないか。薬を飲んで、眠気や吐き気、便秘などの副作用はないか。症状は改善しているか。頓服薬を使用したか、どのような時に使用したか、効果はあったかなどを書いている。日常生活については、何時ごろ起きて、いつ食事をとったか、食欲はどうか。また運動したり、趣味など何をしているか、意欲、気力の状態を書いている。また福祉サービスの利用状況など。周囲の人との関係については、福祉サービス提供者との関係とそれに満足しているか、不満があるのかなど。また、家族関係は順調に行っているかなど。内科と心療内科的な部分があるが、口頭だととりとめのない話になったり、言い忘れなどもあるので、A4の紙半分ぐらいにまとめて書いて行く。おかげで、薬の方も軽くなってきているし、本人も少しは状態が良いと思われる。本人だけだと、特に変わりはありませんで終わらせてしまうことが多い(私の仕事上の経験から考えて)そしていつまでも同じ薬を飲んだり、増量したり種類が増えたりとなってしまうので、(私の知っている人では13種類ぐらいの薬を、1日2回から3回飲んでいる人もいた)そして、前回と状態が変ったことについては、どういう対応をしたらよいか、本人ともども聞くことにしている。せっかく付き添っているのだから、二人で聞いて聞き漏れとか解釈が違わないようにしておくことも必要だと思っている。
2018年01月17日
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今日は朝から穏やかで良いお天気、15日でもあるのでお墓の「松を替えに」でかけた。松の内が過ぎると、お正月に供えた松竹梅の入った供花を普段のものに替えるというのが、こちらのローカルルールになっている。その帰りのこと、地元の月極の駐車場から、80代ぐらいの男性二人が乗った車が、バックで駐車場から出ようとしていた。全く後方をみずに相当なスピードで公道に出ようとして、公道を走ってきた車にもう少しでぶつかるところだった。相手がクラクションを鳴らしたのでやっと気がついたと言う感じだった。バックする時は相当後方に注意をするものだが、ちょっと信じられなかった。高齢者の危険な運転がニュースになっているが、こういうことなのかと思った。、私たちは、墓地に駐車場がないので、近くのスーパーに車を止めて、お墓に向かいそこで買い物をして帰るようにしている。スーパーの駐車場から出ようとした時に、前に1.5メートル四方ぐらいのの立方体の袋を大量に載せたトラックが通りかかった。一段目は荷台の上だがその上に袋が3つほど積み上げていて、それをロープ1本でくくってあるだけで、とても不安定な感じがした。あの車に近づきたくはないなと思っていたら、トラックとこちらの車の間に1台の車が入ったので、なんとなく安心。しかし、50メートルほど先の信号で止まった時、案の定積み上げていた荷物のうちの一つが落下した。なかは、飲料の空き缶を集めたもので、相当な数が路上に散乱した。横に落ちたので後ろの車は直撃しなかったが、袋の大きさから考えて、相当な重量になっているので、万一直撃したら悲惨な事故になっているのではないだろうか。
2018年01月16日
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今日は早朝にセキュリティーの解除をしないまま、玄関を開けた家族がいて、警報が鳴り響いて起こされた。6時前ぐらいだったと思う。実際私は目を覚ましてはいたが、セキュリティの解除を急いでするために大急ぎで玄関まで走ったので、頭が痛い~7時半まで寝てやった(笑)その後、お天気のようなのでハーフコースのお掃除を完了。洗濯機も2回まわした。コロが、昼から長く寝ているようなので、色鉛筆画を久しぶりに描くことにした。かやぶき屋根の家を二棟とその周囲の、野原や畑などの少し色をつけてみた。まだ、2年には足らない初心者なので、この部分はこの色をつかうという程度の色付けをしたレベルだが、次回の教室までにはせめて3分の1ぐらいは形をつけておきたい。4時半ごろになって30分のお昼寝タイムをとる。実際眠ってしまわなくても、横になっているだけで後が楽になることがわかったので、しんどいと思う時は30分程度横になるようにしている。自分では眠っていないつもりだが、5分程度過ぎたかなと思って時計を見たら15分は経過したりということもあり、その時は知らない間に眠っているのではないかと思われる。完全に疲労回復とはいかないが、夜に本格的に寝るまでのつなぎにはなる。疲れた感じのまま身体を動かしても、動きが鈍いので意外と非効率になってしまうし、集中力が落ちる。今日は朝のアクシデントで変に疲れた。
2018年01月15日
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今日はお寺さんの来る日だった。昨日のうちに完全に準備をすませ、朝からさらにハーフコースの掃除も完了させた。8時半には受け入れできる体制に、しかしお寺さんはこない。前回、前々回のように二人でこられたら困るのでそれにも対応できるようにはしている。結局、9時ごろに現住職が一人でこられた。というわけで、お経は聞えるかどうかわからないような小声。しかも最後の方を3回も繰り返そうとするので、2回目は黙っていたが3回目にはもうおしまいではと言ってしまった(笑)1時間の御滞在だった。夕方からは友人とカラオケにいく。今日はいままでになく混み合っていたが、こちらは予約してあるので、時間通りに始めることができた。今コーラスで練習している曲の一つが、昔のサンレモ音楽祭で入賞したイタリア語「In un fiore 花のささやき」である。うちのコーラスは原語主義、暗譜が原則なので、自分でどの程度暗譜ができているのが確かめるために、この曲を探して歌うことにした。もちろん、個人的に好きな曲も歌うが、コーラスで歌う歌についても(私はソプラノなので)、メロディを覚えているか、暗譜できているかを確認するために、カラオケを利用して歌うのは練習になる。しかも、イタリア語ということで、それだけでもインパクトはあるし。日本語の曲でも難度は高いものが多いので、観客受けはするから、一石二鳥かな。
2018年01月14日
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今日は今年初めての健康体操の日。私の住む市では各町内会ごとに1つを目標に、市で考えた高齢者向けの筋トレ体操をするグループを育成しようとしている。ボランティアをひきうけて頼まれたのが、毎週町内会館で「健康体操」というのをしているので、会場設営とか出欠などのチェックを手伝ってほしいということだった。ともかく手足の筋力をつけると言う感じの体操で、体力に応じて手足におもりの入ったサポーターを巻いて、動かすと言う感じ。DVDを見ながら、だいたい30分ぐらいかけて一通りの体操が終わる。高齢者向けだから、運動したと言う感じにはならないが、筋力の維持にはなっているのだろう。これらの運動は、毎日するよりは数日置きにする方が、筋肉のためには効果的らしい。出席の人たちがこれだけでは物足りないというので、途中でラジオ体操第一もするようになったので、40分ぐらいは身体を動かしていることになる。最高齢の人は90歳が二人、年齢層はだいたい50代から90代かな。私も仕事を辞めてからは、習い事や趣味以外では身体を動かす機会がないので、週1回の参加は自分のためにもなっていると思う
2018年01月13日
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今日は朝から天気が悪くて、なかなか明るくならなかった。その後10時ごろには日差しも感じられたが、昼前には粉雪が降った。こちらではこの冬初めての降雪だった。コロは庭に出て、雪を眺めていたが、生まれて初めての雪をどう感じたかな。その後雪は積もる間もなくやんでしまった。もちろん気温はあがらず、最高気温は5度と言うことだった。昼からは歯科検診ということで、寒さの中をなんとか出て行く。コーラスなどをしているので、できるだけ風邪はひきたくない。家の中では空気清浄機兼加湿器があるので、これで空気は乾燥させないように注意はしている。そとに出て行く時は、マスクをしているが、マスクをするとコロが外出を勘づくので、外に出てからする(笑)後はイ○○ンと言ううがい薬でうがいをしている。これは結構強力だとは思うが、ステインとして歯に色がつくので、歯科検診のついでにステインを落としてもらった。後は足をひやさないように暖かスリッパをはくようにしている。そして日本茶を結構飲むようにしているが、風邪に対する抗菌作用があるようだ。ここ5年以上風邪のひきかけかと思うことはあるが、なんとかそれ以上はすすまないで回復している。
2018年01月12日
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今日は朝から雨が降ったりお天気になったりの不安定なお天気。しかも、気温はあまり上がらない。コロを外に出すのにも空模様との相談だった。昼から町内会で月に一度のイベントと言う事で、今月は、和菓子とお抹茶をいただきながらおしゃべりをするということで、会場の設営とお抹茶を点てる係をさせてもらった。お抹茶が好評で、ほとんどの人が2服は飲まれたと思う。その後ピアノレッスンに行く。今回は柔らかい音を長く響かせると言うテクニックについて、教えてもらった。現在の練習曲は右手のメロディの最後を一つの音で長く響かせると言うところが多い。長く響かせるために、強く打鍵すると物静かな優しい曲のイメージが損なわれるので、柔らかい響きをもったまま音を響かせる必要がある。私も口では言い難いが、鍵盤を押して元に戻ってくる時に、緩やかに力を抜きながら離すと言う感じだろうか。先生が言うにはある程度、基本的な事ができるようにならないとこのテクニックは使えない。初心者は力の抜き加減がわからないので、頼りない芯のない音になってしまうと言っておられた。
2018年01月11日
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良弁杉の話と次の演目の間に、出演者による手ぬぐい撒きのイベントがあった(3日から7日の各公演で行われる)私は6列目に座っていたが、今回はじめて手ぬぐいをゲットすることができた。「こいつは春から縁起が良いわい」傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)(省略された話)大阪の飛脚屋へ養子に入った忠兵衛は、遊女梅川と深い仲になるが、身請けの金もなく心中するしかないと思い詰めている。そこへ梅川に思いを寄せる八右衛門が梅川を身請けすると言いだし、頭に血が上った忠兵衛は、送金を依頼された300両の金をたまたま持っていたので、その金を身請けの金だと遊女屋に渡してしまう。当然これは横領になる。それがばれないうちにと、二人は手に手をとって逃げ出す。新口村の段(にのくちむらのだん) 「梅川」と「忠兵衛」はやっと新口村にたどり着く。この村は忠兵衛が生まれ育った故郷だが、公金に手をつけてしまった忠兵衛には追手が迫っている。この村にも探索の手が回り、すでに二人の噂も伝わっていた。 二人は 死ぬ前に故郷に行きたい、亡き母親の墓参りに行って嫁と姑の対面をさせたいと思って来たのだった。 父親には、すでに見張りもついているだろうからと、二人は昔からの知合い忠三郎を頼る。あいにくの不在、名前を隠して、彼の「女房」に忠三郎を呼びに行ってくれと頼み留守家に身を寄せる。障子から外を窺うとまた雪、そこへ「道場(お寺)参りの人々」が通り過ぎて行く。その道場参りが誰なのか忠兵衛が昔を懐かしむように語り梅川に説明していると、父親「孫右衛門」が通りかかる。二人は格子越しに手を合わせ、涙にくれる。 そのとき孫右衛門が薄氷に滑って転んでしまう。梅川が外に飛び出して上り口まで連れてくる。足を洗ったり、鼻緒をすげたり親切にしてくれるこの女性が誰なのか孫右衛門には分からなかったが、自分の舅に似ているという話を聞き、やがて目の前にいる女性は嫁なのだと気付く。 涙を押し隠し苦しい胸の内を語る(忠兵衛の養子に入った飛脚屋の養父が忠兵衛の代わりに牢に入れられている。忠兵衛を見逃せば養父は忠兵衛の代わりに罰を受けることになる)孫右衛門。梅川は忠兵衛に会わせようとするが、会えば世の義理で私が縄をかけねばならな いと孫右衛門は拒む。ならば顔を見ないようにと二人に目隠しをして親子を引き合わせる。。 「追手」 が迫っているのに気付き、孫右衛門は村を抜ける近道を二人に教える。だんだん遠ざかる息子と嫁をいつまでも見送り、どうか無事で逃げてくれと孫右衛門は手を合わせる。
2018年01月10日
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(本物の人形です)良弁大僧正東大寺の段渚の方はやっとの思いで、東大寺までたどりついたものの、立派な門がまえと身分の高そうな人が大勢出入りしている様子に気後れして、門の外をうろうろしていた。そこへ東大寺から下級の僧が出てきたので、事情を話しなんとか大僧正様に御取次してもらえないかと頼む。その僧は「私のようなものではおそばに出ることもかなわぬ」ただ、大僧正は毎日春日大社と自分の落ちていた杉の木に毎日参拝されるから、その木にそなたの事情を書いた紙を張り付けておけば、お目に留まるやもしれぬと親切に教えてくれた。二月堂の段良弁大僧正は毎日春日大社へ参拝し、その帰りには二月堂のそばにある杉の大木へ拝礼するのが日課になっていた。今でも、いつか仏の加護で別れた両親にあえることを願って毎日参拝を欠かさない。ところがいつものように杉の木のそばへ来てみると、幹に一枚の張り紙がある。それを読んだ僧正は、だれがこれを張ったのかと近習に尋ねる。あたりには乞食の老婆しかいないと聞いて、僧正が老婆を連れてくるように命じると、杖にすがったみすぼらしい老婆がやってくる。問われるままに自分が張り紙をしたと言う老婆に、良弁大僧正は「自分の身に起こったことと同じことが、その紙に書かれていたので驚いてよんだのだ」と話す。すると老婆は自分の子供が大鷲に攫われた顛末を語り、「良弁大僧正の話を聞いて、もしや自分の子供ではと思って紙をはった」と泣き伏す。良弁大僧正は老女に深く同情し、「何か身につけさせたものはないのか」と聞くと、「小さな観音像をお守り袋にいれて持たせていた」と語る老婆。すると良弁僧正は幼い頃から肌身離さずもっていた守り袋を取り出して見せる。その守り袋こそ、菅原道真から拝領した香木を包んでいた錦を、渚の方が縫い直して我が子光丸に持たせた守り袋だった。こうして30年ぶりにめぐりあった親子は抱き合って喜び、むせび泣く。「我が子にめぐり合えた上は故郷に戻って尼になり、夫の菩提をとむらいたい」と立ち去ろうとする渚の方を、良弁は自分の輿にのせる。良弁僧正は仏の導きに感謝し、守り袋の観音像を本尊として故郷の志賀の里に寺を建立し、石山寺と名づけようと決め、母を乗せた輿とともに二月堂を後にする。
2018年01月09日
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良弁杉由来(ろうべんすぎゆらい)豆知識このシナリオは明治時代にできたもので、文楽としては新作である。東大寺の建立に尽力した良弁僧正が幼い時にオオワシにさらわれて、東大寺の前身の寺の杉の木におとされ、そこの和尚に育てられ名僧となった。という伝説をもとにつくられたもの。滋賀の里の段近江の国の志賀の里の領主、水無瀬左近元治は菅原道真の家臣だったが、筑紫へ流罪になりそこで亡くなった道真の後を追って殉死する。今日は残された妻、渚の方が忘れ形見の光丸をつれて、夫が育てた茶畑へやってきている。茶畑で夫をしのんで、舞をひとさし舞っているうちに大きな山鷲が幼い光丸を攫って飛び去ってしまう。腰元から知らせを聞いた渚の方は半狂乱で我が子の行方を追っていく。桜の宮の段さ迷い歩くうちに30年という年月がたった。渚の方は桜が咲き乱れる桜の宮へとたどりつく。物売りたちが口上を面白おかしく述べている。渚の方が物狂いとなった様子をみて、地元のこどもたちは、渚の方をはやし立てちょっかいをかける。渚の方の心の中では時間が止まっており、子どもたちに「光丸と遊んでやってくれ。光丸はどこへいったの。」と語りかけるが、子どもたちはわけがわからない。地元の人たちは、哀れに思いいったいなにを思いつめているのかと尋ねるが要領をえない。人々が立ち去った後、ふと川を眺めると、老いさらばえた自分の顔が映り渚の方は正気に戻る。このような姿になるまで一体自分は何をしていたのか、もう子どもは生きてはいるまい。故郷へ帰り尼となり、夫と子どもの菩提を弔おうと決心する。川筋を上っていく船がやってきて、渚の方はその船に乗せてもらう。船中で奈良の東大寺の良弁という大僧正は、子どもの時ワシにさらわれて杉の木の上で食い殺されようとしているのを、お寺の人に助けられたらしいと言う話を聞き、その人はもしや我が子ではないか、せめて一目だけでもその人を見てみたいと思うのだった。
2018年01月08日
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朝からお天気が悪くてなかなか気温が上がらない。風が強いのとにわか雨のため、部屋干ししているが乾きが悪くて困る。年末はオペラの練習で忙しく、そのあとは新年の準備に追われていたためカットにいくことができなかったので、今日やっとカットに行くことができた。美容室に行く前に銀行によったのだが、その時紺色の作業服を着て、首に身分証明書のようなものを掛けた30代ぐらいの男性が歩いていた。時間は昼の2時過ぎ。その時は近くの新築現場の人かなと言う感じで見ていた。ところが、夜7時ごろコロの散歩に行く時にも、同じ人が家の近所を歩いていた。1軒1軒の家をじっと眺めて歩いている。ほぼ同一の地域を5時間近くうろうろと何をしているのか、住宅地図でも作る業者なのか、あるいは空き巣のような人が家の下見をしているのかとちょっと怖くなった。コロの散歩に同行していた家族がコロの散歩が終わったあと、ちょっとした買い物に出て「あの怪しい人の正体がわかった。」と言う。どこかの家のインターホンを押して、リフォームがどうとかこうとか言っていたので、リフォームの業者ではないかと言うことだった。その時間が8時ごろなので、普通は見知らぬ業者にそんな時間に来られて、まともに話を聞くと言う人は少ないだろうなと思った。
2018年01月07日
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今日はコロのシャンプー予約の日で、朝一番に出かける。車に乗せると酔ったり、鳴き声を上げたりしていたが、だんだん慣れてきたのか大人しくなってきた。8時半に預けて、その間に食事のための買い物を済ませて、家に戻り洗濯とか洗いものなどをする。10時過ぎに、シャンプーその他が終わったと言う事で迎えに行く。今回のバンダナは雪の模様だった。相変わらずシャン分―の時は大人しくしているようである。夜の散歩では、まずいことに明日が缶ビンなどの回収日で、うちは当日早朝に出しているが、今日毛出しているお家が多くて、その缶を個人的に回収に歩いている人がいる。コロはそういう人に向かって吠えるので、その人たちに出会わないように、散歩のコースを変えないといけなかった。そして、駅に沿った広場のようなところがあって、そこを1周するのだが、駅で電車が長時間停車していて、事故が起こったのか肉声でのアナウンスがひっきりなしに何事かを放送していた。車掌さんもホームに出たりうろうろとしているのが間近で見えるためか、コロが落ち着かずいつものようにのんびり散歩とは行かずに帰ってきた。家に帰って、ネットを見るとどこかで人身事故がありダイヤが乱れていると言う情報があった。
2018年01月06日
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3日はほぼ通常モードにもどったが、前日の宴会のために移動させた食器や机や様々なものを元に戻し、ハーフコースの掃除をした。そのごお疲れ休めのために小一時間ほどお昼寝する。昼からも少しお昼寝をして、これでなんとか今までの疲れが少しとれたかという感じはした。4日は仏壇・神棚のお供え物などを下げて、普段の形に戻した。三が日は仏壇におせち料理とお雑煮を供えることになっているが、それも終わったので仏壇用のお膳を片付けた。我が家では1日と2日は大根・ニンジン・小芋・豆腐に丸餅を入れて、白味噌で仕立てるお雑煮。3日は焼き餅と水菜を澄ましで仕立てるお雑煮と作ることになっている。今日も30分の昼寝もした。
2018年01月05日
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。1日は母の実家関係に顔を出し、その後氏子をしている神社へお参り。母の実家が代々、元旦祭に氏子が持ってくる氏子の会費のようなものを預かって、記帳する役目をしていた。しかし実家でそれをする人がいなくなり、私が例年その役割をしている。受付は元旦祭をしている最中だけなので長時間ではない。で、無事終了して帰宅した。2日は親戚がうちの家に集まって、宴会をすることになっているが、今回は諸般の事情で、少人数8人の集まりとなった。人数が少ない分準備も片付けも楽だった。コロもそれほど暴れず、人目のない時はサークルの中に入れていたが大人しくしていた。とにかく外づらはよいので、犬好きな人が宴会の合間に相手に来るとしっぽふりふりで、じゃれついていたが、片付けなどの時はサークルの中で暴れもせず、きょとんとして様子をみていた。ということで、これも無事終了した。ただし昼寝などが極端に少なかったので、夜散歩に行ったら、帰ってすぐ眠ってしまった。
2018年01月04日
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