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今日の話題は、「南極と年賀状」です。 昭和基地に越冬する観測隊員も年賀状を書きます。ただし、南極に着く前に書いて家族に渡しておきます。これは家族が書くようなものですから当たり前です。 ちょっとおつな出し方としてよく使う方法があります。昭和基地内郵便局の1月1日の消印を押して、昭和基地から出す方法です。実際に南極にいる観測隊の郵便局長がせっせと1月1日に手で押印します。 これを昭和基地から南極観測船に持ち帰ってもらい、東京駅の前にある中央郵便局に配達してもらいます。そうしますと、4月中旬頃年賀状が届きます。 時期はずれですが、おつな年賀状となります。翌年は、しょうがないので家族が出すか最近ではe-mailで年賀の挨拶をするという隊員もいると思います。■PEN□
Dec 26, 2006
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今日の話題は、「南極と時計」です。 時計は、世界中どこにいても大事です。南極では、「5分前集合」という暗黙のルールがあります。ですから時計は分単位で合っていないといけません(少々大げさ)。 5分前というのは、人員点呼を兼ねていますし何より時間の節約になります。何処に行くにしても行く人が全員そろわないと行けませんから隊員は注意をしています。 当然ながら朝の目覚めには目覚まし時計が必要です。なぜなら、南極は1日中お昼であったり、夜であったりしますから…。24時間のリズムを作るのは時計が必要になると言うことです。 腕時計は、厳寒の内陸で-40度から-50度にまでさらされる時がありますが腕にしっかりついていれば全く問題ありません。 また、気圧計や高度計がついていると内陸旅行等に行ったとき気圧の変化が分かり便利です。 南極では自己管理や他人に迷惑をかけないために時間をしっかり大切にしなくてはいけません。■PEN□
Dec 25, 2006
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今日の話題は、「南極と七面鳥」です。 実は南極までサンタさんはやってくるんですよ!ちょっと大げさかな?毎年、各国の南極基地ではクリスマスを楽しんでいます。おそらくケーキと七面鳥が食卓にあがっていることでしょう! 昭和基地でも越冬中の隊員達はクリスマスを盛大にお祝いしています。しかし、次の越冬隊員達は夏の建設作業のまっただ中にあります。ゆっくりとクリスマスは味わえません。 私が最初に南極に行った20年前、クリスマスにこんな事件がおこりました。題して「七面鳥事件」です。 南極に着いた我々は、昭和基地の西数百キロに建設するあすか観測拠点を作るため上陸しました。建設場所は内陸に作るためヘリの荷物を受ける30マイルポイントを作ってそこで荷受作業をしていました。そこから陸路で物資を内陸まで送っていました。2ヶ所に人が配置されていたという事です。 クリスマスイブの1日前に七面鳥は、ヘリに乗ったサンタさんによって2羽運ばれてきました。30マイルポイントにいた私達はイブに2羽とも頂きお腹一杯になりました。 翌日無線で「昨夜の七面鳥の味はいかがでした?」と船に乗っているサンタさんから連絡がありました。「ええ、美味しかったですよ!ありがとう!」、もう一方で「え、七面鳥!届いてないぞ!」。 事件は私達のいる場所でおきていました。でも、後の祭りでした…。「ま、いいか!」。越冬に入って2度目のクリスマスを迎えたとき、この事件が話題に上らないことはなかったことはご想像できるでしょう。食い物の恨みはおそろしい…。おしまい。■PEN□
Dec 24, 2006
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今日の話題は、「南極と麺」です。 日本人は麺が好きですね。昭和基地の昼食でも時々麺がでます。ラーメン、そば、うどんを食べることができます。 基本的には生麺は保存がききませんから冷凍の麺か乾麺になっていると思います。具はえび等の海産物、チャーシューなどの肉やナルトなどの練り物は豊富です。 逆にやくみのネギは無く、越冬後半はタマネギも無くなってしまいます。野菜を使った具は調理隊員が工夫していたと思います。 越冬中、立ち食いそばが食べたくなる衝動にかられたのは私だけでしょうかね…。■PEN□
Dec 22, 2006
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今日の話題は、「南極と写真」です。 最近はデジカメが高性能になりフィルムでの撮影が基地でも減ってきた。デジカメ写真はパソコンに取り込みプリントアウトしたり、そのままメールで送れます。 フィルムですと現像をしなくてはなりません。すぐに写真を見たいのは何時の時代も同じです。昔は、現像をする場合白黒フィルムかカラースライドしかありませんでした。 白黒は、フィルムを現像した後、プリントする事ができます。カラースライドは、フィルムを現像して終わりです。1枚づつスライドマウントに入れて映写機で見ます。時折、現像に失敗したりしましたが情緒がありました。 オーロラを取るときには、高感度フィルムを使用し、カメラのバルブを解放で撮影しました。この時、電池のいらないマニュアル式のカメラが重宝しました。■PEN□
Dec 21, 2006
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今日の話題は、「南極と家電製品」です。 南極で使われる家電製品には、ありとあらゆるものがあります。ないものを探すほうが難しいかもしれません。 基地にある家電製品を列挙しますと、照明、冷蔵庫・冷凍庫、電子レンジ、掃除機、洗濯機、TV、ビデオ、ビデオカメラ、デジカメ、CD、DVD、PC、ドライヤー、マッサージ機、電話、FAX、etc…。無い家電は、クーラー、携帯電話(構内電話をのぞく)ぐらいしか思いつきません。 ほとんどの家電製品はありますから文化レベルはかなり高いといえます。ただし、新製品が日本で出ても昭和基地に出回るのには1年遅れになってしまいます(笑)。ビデオのソフトやTV放送のコンテンツも同様です。最近は衛星を使ったインターネットで多少は見れます。 昔は、無い物はなくて済んだのですがね!贅沢になりました!■PEN□
Dec 19, 2006
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今日の話題は、「南極と鍵」です。 昭和基地の建物や部屋には基本的に鍵はありません。すなわちプラーベートもありませんし、泥棒さんもいないので必要がないわけです。 しかし、ロケットやダイナマイトなどの危険物倉庫には鍵があり、また、重要な書類等は隊長室の金庫の中にあると思います。 プライベートがないとは言いましても最近では女性の越冬隊員がいますので部屋の鍵があったり、お風呂またはシャワーは時間で分けていると思います。 泥棒さんの方は、すぐにばれてしまいますから誰もしないせすし、個人の私物以外は公物ですから、共通のものと言う意識が強く鍵は必要ありません。 たばこなどは他人のポケットからだまってもらっても許されてしまいます。■PEN□
Dec 18, 2006
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今日の話題は、「南極と色彩」です。 南極の色と言うと白を創造されると思います。私も南極昭和基地は真っ白な世界だと思っていました。しかし、現実は、茶色い地面が露出した岩だらけの地面の色が最初に目に飛び込みました。 越冬が始まってブリザードにより飛んできた雪が昭和基地を覆うと白銀の世界になります。スキー場や雪国と同じような感じです。ただ違うのは、少し遠くにこんもりと盛り上がった南極大陸と海に座礁した大きな氷山です。 南極大陸にあがると、最初は裸氷帯という氷になった鮮やかなブルーの地帯があります。また、氷山も近くに行くと深見のあるブルーです。海水の下になった部分には黄色い藻のようなものが付着しています。 空の色も透き通った青です。空気が澄んでいると昼間でも宇宙を見ているようです。太陽の光も色々な変化を見せてくれます。オレンジの光を放つときやグリーンフラッシュというまれにある黄緑色の光はなんともいえません。 オーロラは夜空に黄緑からピンクに光私たち観測隊員たちを楽しませてくれます。都会の雑踏のような色彩は、ないのです!■PEN□
Dec 17, 2006
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今日の話題は、「南極と自転車」です。 南極と自転車ってどうして関係があるのかと、思われることでしょう。オーストラリア、フリーマントル港に寄港して行動するには、自転車が便利と言う観測隊員がいます。 しかし、オーストラリアの検疫でタイヤに土が付いていると自転車を上陸させるわけにいきません。そこで、自転車のタイヤについた土は、乗船中にきれいに洗い流しておかなければなりません。 こうして。フリーマントル寄港中、自転車を使ってビーチや買い物に出かけるわけです。 もちろん、寄港地だけでなく南極でも使う目的で観測船に積み込んでいます。南極では、夏の間、雪がありませんので移動手段として自転車は有効に使えます。 坂道があり、舗装されていませんのでマウンテンバイクは都合がよいそうです。日本にいる人は、南極で自転車を使っているなんて想像しもしないでしょうね…。■PEN□
Dec 7, 2006
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今日の話題は、「南極と私(2)」です。 1回目(20年前)に南極越冬隊として冬の乗鞍岳の訓練が終了し、ふもとで懇親会が開かれました。そこには当時の国立極地研究所の永田武先生が参加されました。 恒例の所長ご挨拶であるが永田先生は、西堀さんと共に第1次南極地域観測隊を立ち上げ、観測隊の総隊長を勤めた方です。 若僧の私などは、近づきがたい存在です。宴もたけなわになり、永田先生は、「越冬経験者は前にでてこい」とおっしゃい、越冬音頭(越冬隊の歌、名前は正確でない)を歌い始めました。そして、「越冬初めてのやつは、帰ってきたらここにいれてやる!」と言われその場は終了しました。 観測隊は最後に「隊」の字がつくことからも、まさにそれは軍隊方式を思わせる振る舞いでした。■PEN□
Dec 1, 2006
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