或る日の“ことのは”２

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2009.06.25

表現力

(8)

カテゴリ：愚痴ッぺ

日本語の表現力・・・表現力・・・表現力・・・（呪文）

・・・私は数日前、曽野綾子のエッセイを読んで、

粋な日本語の表現力の使い手でありたい、と願ったばかりだ。

だから、言葉尻を捕まえて何かを糾弾するような、愚かな真似はしたくない。

だが、某県の某知事の「総裁候補にせよ」との不遜な発言はなんだろう。

何様ですか。

そして、その方を、何が何でも口説き落とすとか言ってらっしゃるそこの人、
真剣に民心を捨てる気ですか。

今さら票稼ぎのタレント議員なんぞ、珍しくも何ともないが・・・
落ちたものだ。

人物がどうであるとか言うつもりはないが、
国政を地政と同等にするとは・・・。
本当にその気があるなら、チャレンジすれば良い。
国会議員になって経験を積み、ゆくゆくは、というなら文句は言わない。

貴方が国際舞台に立って、誰が注目するのだ。
又、「WHO?」と言われるに決まっているじゃないか。

「僕が首相をやったら、日本沈没しますよ」と笑った、大阪の知事の方が、
どれだけ信頼するに値するか。

そこで、冒頭の「表現力」と言う呪文。

そう、これは表現力なのだ、
大阪の知事も言っている。　シャレなのだよ、洒落。　
あの某知事は、元々人を笑わせる方だ。　
きっと、シャレで出馬要請を退けたつもりなのだ。

断る理由、と言うなら、これ以上ないほど、レトリックが効いている。

そう思おうとしているのに・・・。

何だこの雲行きの怪しさは・・・。

＊＊＊

・・・

私の住む街も、着々と知事選の準備が進んでいる。

私は現職知事が嫌いだ。

理由ならある・・・表現力に欠ける知事は、その素質を疑って良い。

だが、支持出来る対立候補はいない・・・。

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