或る日の“ことのは”2

或る日の“ことのは”2

2016.06.14
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先日の話の詳細です。




石仏の里として知られる当尾の里(木津川市)に惹かれるのは、自然な事ではあります。


ですが、馴染みのない土地で山道に入ると言う事は、
(地元の方だと山道とは言わないかもしれないけれど)
自分の想像を軽く超えるものであることを、いつもこういう時に思い知らされるのです。

今回はいつも行くルートの石仏+脇道に入って、見たことのない石仏を訪ねようとしたのですが、

何の道標も見つからない上、暫く行くとこんな道になりました。

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心細くなった頃に現れた道標。 縋りたくなるものです。 が、残念ながら情報が足りない。

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水でじくじくの地面を踏みしめて、先にあるのかどうかも確信が持てないままに発見したのがこちら。

浄瑠璃寺赤門跡水呑み地蔵。 鎌倉中期の作だそうですが・・・。

木津川市のサイト に綺麗な写真が載ってますので、宜しかったらご覧下さい。

近くに寄る事も出来ない(汗)。 見えるのは看板と、地蔵らしき大きな石。

水が湧き出ている場所と知っていたので、どのあたりから湿地になるのか判らず、

怖くて藪の中に踏み込めません。

冬場なら全容が見えたのかもしれませんが、ホント、後ろも前もうっそうとした木や草しかなく、

ここで水に落ちたらと思うと、蛮勇をかき集める気にもなりませんでした。

この後更に歩みを進めますが、

20160615104449.jpg

道・・・道が無い(汗)。

伸びた草を踏み分けていくと、あちこちからカサカサ何かが蠢く音がします。

虫に煽られ、抗議の一撃を喰らいます。 

イヤホント、今日の私はどうして踝が出てる姿なのだろう(汗)。


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そして遂に行き止まりです。

足許水溜りなのか何なのか・・・長靴でもなければ踏み込めません。

多分・・・地面に渡してある竹は、通行人が投げたのでしょう。

その上を器用に歩けば、向こうに行けるのかもしれない。

しかし何歩歩いたら湿地を抜けるのかの目測が出来ず、此処まで来て諦める事に。

っくぅ~~~っ。

来た道をそのまま引き返し、振り出しに戻ります。 

既に、散策を始めてから一時間半ほど経過。


20160615115130.jpg

スタート地点に程近い場所(浄瑠璃寺バス停近く)で、暖簾が出ていたお店に入りました。 

「吉祥庵」とありました。 

かもせいろ、物凄く美味しかった! 

蕎麦湯がこんなに美味しいお店を私は知らない。

店内は趣深く、古い茶室を改造したもののようでした。

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メニュー。 素朴さが伝わってきて微笑ましい。 

奥の工房?で焼き物を作っておられるようでした。

次に来たら葛きりを食べなきゃな、などと考えつつ。


さて、気を取り直して別ルートを取ります。








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最終更新日  2016.06.15 12:21:54
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