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はっはっはっは。もう笑いが止まらなくて仕方がない。ある意味非常に愉快だ。ドラゴンズファン以上に愉快だ。こんな楽しい試合を見せられて,笑いが止まろう訳がない。何が愉快かって?そりゃ言うまでもない。自称「投手王国」「ダークホース」に酔いしれていたカープファンどもをドラゴンズが徹底的に叩き潰して現実世界に戻してくれたことである。何でも無知なカープファンは,昨日の試合,あわや前代未聞球史初の開幕戦完全試合かという惨敗に目をくれず,堂林がプロ初ヒットを打った,前田智徳がタイムリーヒットを打って吉見の完封を阻止したと言って大喜びしていたようである。そして今日はバリントン。昨年の実績から言ってきっとドラゴンズを抑えきってくれるだろう,いや「投手王国」のカープであるからそれは絶対だと思い込んでいたらしい。じゃあ昨日の前田健太は何だったんだという話であるが,そんなものは目の中になかったのだろうか。結果は,哀れだった。バリントンは制球がアバウト。それなのに石原は単純にストライクを取りに行っては打たれ,球を揃えては打たれの繰り返し。試合は,あっけなく序盤でけりが付いてしまった。ばかばかしいにもほどがある。やはりこのキャッチャー,何も考えてない。まさか監督が高校の偉大なる大先輩に替わったからと言って貢ぎ物を持って行こうとしたわけではあるまい。それだけではない。中崎はまた同じように平田にやられ,調整登板とおそらくは自信をつけさせるために登板させた今村に至ってはまあブランコ相手に打ってくださいと言わんばかりの甘いストレートを投げる始末である。この2試合,よかったのは岸本だけである。さらに全体的に言えば,まあドラゴンズのバッターの打球の鋭いこと。完全にカープのピッチャーの球を見切られ,捉えられている証拠である。自称「投手王国」の化けの皮,ついにここにはがれたり。まあ,前田健太にしても,バリントンにしても,オープン戦の段階からおかしいなと言う芽はあったのだ。粘りがない,どうも先に点を許す傾向にある,こういうところは出ていたのであるが,修正どころか治りきってさえいなかった。むしろ悪くなっているくらいである。これでは,ここ1ヶ月くらいは同じような内容のピッチングを覚悟しなければなるまい。投手陣も悲惨だったが,もっと悲惨だったのは攻撃陣である。相も変わらずの打力不足,得点力不足。また例によって白痴的カープファンは松山がヒットを打ったことやスタノビアに初安打が出たことで喜んでいるのかもしれないが,それにしてもまたしても5安打である。しかも,全体的に打球が鈍い。ヒットになりそうな,長打になりそうな予感の打球が全くといっていいほど見られない。ましてやホームランなんてとんでもない。これは,歴史的貧打を記録した昨年よりもなおひどい記録を刻むかもしれない。けだし,メジャーからだめ出しをされて返品されて戻ってきた川上憲伸相手にこのていたらくである。すなわち,並のピッチャーでもまず打てませんと言うことを証明したようなものなのだ。なんともはや,この先が思いやられるというか,もう先が見えているだろう。こんな野球を見て,それでもなお前向きに戦力を見つめていこう,温かく見守ろうなどと言うような連中は,カープファンなんてとっとと返上しろと言いたい。お前達はカルトに他ならない。さあ,もうここまで来たら警告どころの騒ぎではない。はっきり言い切ってしまう。このまま何も手を打たず手をこまねいていたら,確実に最下位になるぞ。シーズン100敗はするぞ。それを阻止するためには,これしかない。打倒野村謙二郎!そして松田元に死を!こんな弱小チームは消えてなくなれ。BlogPeople
2012/03/31
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とにかく,ここまで来たら怒りを通り越して笑うしかない。弱い。こいつら弱い。どうしようもないくらい弱い。開幕投手が吉見一起であることは,昨日のうちに分かっていたはずである。ところが,7回までパーフェクト,しかもヒットを予感させるような打球もなし。すなわち完全にもてあそばれていたということである。よくもまあ,こんなカスみたいな野球を銭とって見せて(あ,上がりはナゴヤに入るのか),「破天荒」だとか何とか言えたもんである。いや,どちらかと言えば破天荒なほど弱いと言うことなのかもしれないが。とにかく,何も言うことがない。何も取り上げるべきトピックがない。あえて言うなら,しっかりせんかい前田健太。そんなへろへろぶりで何がエースか。とにかく,失望した。確かに4回まではよく粘っていたとも言えるのだが,5回の崩れ方は昨年の悪いときの内容と何も変わっちゃいない。しかも,100球を超えてからのボールはもう二戦級投手の球だった。よくもまあ開幕は自分が投げるんで期待しておいてくださいなどとローカルニュースで言えたものである。とにかくふざけるなの一言である。大口叩いてぼろぼろに返り討ちにされることがどれだけ恥ずかしいことか,これで思い知っただろう。もう一度エース見習いからやり直せと言いたい。あとはもう,何もない。オープン戦の時と一緒だ。打てない。点が取れない。攻め手がない。要するに勝てる要素がない。とにかく弱い。弱い。弱い。弱い。弱い。弱い。まあ何とかプロ野球史上初の開幕戦パーフェクトゲームだけは免れ,2点は取ったが,よく頑張りましたねえ,ぱちぱちぱちといったてあいである。もの知らぬカープファンの皆さん。野球は相手よりたくさん点を取らないと勝ちにならないこと,芸術点も印象点もないことをご存じで?話がそれた。もう今日のカープの選手には,この言葉を投げかけてやるしかない。本当におまえらクズだ。そして,堂林のプロ入り初安打,確かにこれ自体はめでたいことではあるが,くらいで,まあ勝ったかのように騒ぎ,前田智徳の今シーズン初安打とチーム初得点となる2点タイムリーくらいで狂喜乱舞して「宮島さん」を歌い踊っていたスクワットマニアの諸君。おまえらみたいのがいるからカープはいつまでたってもぬるま湯につかってBクラスのままなんだよ。ちっとは目の前の野球をしかと観やがれ。そして,オープン戦の時からずっと警告してきたが,今日その思いを新たにした。このまま手をこまねいていたら冗談抜きで本当に今シーズンカープは最下位になるぞ。こんな弱小チームは消えてなくなれ。BlogPeople
2012/03/30
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銃をとって叫べ 誰に俺達が斬れるものかと 銃をとって叫べ 誰がカープを駄目にしたのかと 無知なハジメの無知な笑いが 嘘で固められたこのヒロシマに 響き続ける 銃をとって叫べ 子供だましのスクワットにゃ もうごまかされやしない あいつらには何も分からない 顔も見たくない 銃をとって叫べ 誰に俺達が斬れるものかと 銃をとって叫べ 誰がカープを駄目にしたのかと 無知なカルトの無知なスクワットが 嘘で固められたこの球場に 響き続ける こいつらのために苦しむのは真っ平ごめんさ だから銃をとれ 銃をとれ 銃をとれ 銃をとれ! ※ 元歌はこちら↓以前も書いたが,ペナントレースはゲームでもお遊びでもないのである。組織としての威信をかけてライバルと対峙して戦う立派な戦争なのである。その意識がないようなチーム,組織,そしてファンは,ペナントに参加する資格を持たない。はっきり言って,彼らは片八百長に荷担しているだけなのである。戦争である以上,当然その必要条件は「仮想敵」の存在なのである。もちろん,セパ11球団がカープという組織としての仮想敵であることは間違いないが,我々の仮想敵には,カープというチームを食い物にして私腹を肥やし,カープをぼろぼろにした張本人であるオーナーを僭称する松田元のバカと,それにのっかって現実に目を向けることをせず,何でも前向きに考えることをよしとするカルトファンやスクワットマニアも含まれるのである。したがって,我々は開幕に当たり,まず彼らに銃を向けることをここに宣言するものである。そして,赤ヘル戦士達よ。オープン戦で情けない醜態を見せたをのこどもよ。お前らにはますらをぶりというものがあるのか。力のもののふとしての意気はあるのか。はっきり言って,お前ら情けないぞ。何が「破天荒」だ。何が「優勝を目指す」だ。そんな口で言うだけなら一文半文の値打ちもないのだ。昨年もとくと見せてもらったが,お前らのそのプレイぶりのどこに,優勝を目指す,監督を胴上げするという意気があるか。はっきり言って,微塵も感じられなかった。そもそも,お前らなんて戦う集団じゃない。ここまで一介の素人に言われて悔しかったら,勝ってみろ。黙らせるような結果を出してみろ。開幕戦から,もう俺達の手は銃の引き金にかかっていたんだぞと言うことを吉見一起に,高木守道に,そしてナゴヤドームのドラゴンズファンに見せつけてみろ。ナゴヤドームで3連勝するくらいの戦果を挙げて,決してカープはダークホースじゃないぞというところを見せつけてみろ。そして,まだやることは残っている。今度は,その銃を後ろに向けろ。これまでお前達を甘やかし,適当な成績でBクラスに甘んじていることをいわば強要していた松田元の薄ら禿に向けてみろ。そのときには,我々は断固君たちを応援する。我々も,覚悟がある。昨日も挙げたが,後鳥羽上皇御製二首を最後に掲げて,今シーズンの祈願としたい。おく山のおどろが下も踏みわけて 道ある世ぞと人に知らせむわれこそは新島守よ隠岐の海 荒き波風心して吹け勝て!勝つんじゃ!BlogPeople
2012/03/29
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今日は,言うまでもなく,開幕一軍登録選手公示の日である。おそらく大多数のカープファンのブロガーは,それを記事にしているに違いない。いや,私も昨年まではそうだったのだが。しかし,今年はやめた。(ちなみに正式な公示はこちら)理由は簡単である。わざわざ記事にするために吟味するようなネタではない。特に今年は。ようするに,競争競争と謳いながら,その実態はみんな揃ってぼろぼろぼろぼろ落ちこぼれていって,一軍に残す選手すらままならないということなのである。すなわち,何の感動もないし,何の目新しさもない。え?堂林翔太が一軍切符をつかんだじゃないかって?私に言わせれば,彼だって滑り込みセーフである。他に人がいなかったから入れてもらえたのと,それを糊塗するためにさぞ大きな進歩のように見せかけているだけである。陣容を見てみればいい。先発ローテーションに入ると思われる福井と大竹と篠田が登録されていない。それで27人体制だから,必ず誰かが漏れなければならないのだ。きっと堂林は,まっさきにその対象になることくらい,小学生でも分かる。したがって,こんなクズネタは,取り上げるに値しない。むしろ今考えているのは,明日の記事の起案である。弊ブログをお読みいただいている方々にとっては,明日の記事がどのような内容でどのようなテンションになるか,おわかりいただけるだろう。今はそっちに集中したい。われこそは新島守よ隠岐の海荒き波風心して吹け(後鳥羽上皇御製?)明日をお楽しみに。BlogPeople
2012/03/28
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まずは,本日飛び込んできたこのニュースを突きつけなければならないだろう。広島・青木、左ひざ手術 今季絶望カープにとっては一大事だし,青木高広はさぞかし無念にと思っているだろうが,もの知らぬカープファンに対してはざまあみろと言いたい気分である。選手は常に万全の調子であるわけではないのだ。故障もあれば不調もある。通年を通して活躍できるとは限らない。まして,シーズンを棒に振る故障だってあり得るのだ。それを知らずに,やれ投手王国だ何だとか言う甘美な響きに酔っていたのである。まさにアホかと言わざるを得ない。さて,何でも今年のカープの投手陣は充実しているとカープファンはおろか一部野球解説者までも吹聴しているようであるが,果たしてそうだろうか。確かに先発陣は前田健太にバリントン,大竹に野村祐輔福井に篠田と,一応駒数は揃っている。何でもドラフト1位先発陣だとか何とか言って自慢している向きもあるようだが,実際はどうだろうか。オープン戦で見る限り,どうも各投手とも昨年の課題をクリアできていないように感じる。前田健太は先に点を許す傾向があるし,バリントンはストライクを先行させるあまり痛打を食らうシーンが多々あった。大竹もいいときと悪いときの差があるようだし,福井は相変わらずコントロールに難がある。篠田の立ち上がりに乱れる癖も,残念ながら治っていない。野村祐輔は現時点では未知数としか言えないだろう。となると,これが裏目に出たら一気に決壊する可能性だって否めないのだ。さらに言えば中継ぎ陣。サファテは故障上がりの不安があるし,ミコライオも故障していたことが発覚した。今村はいいときと悪いときの差が激しすぎる。あとは岸本,大島,中崎,そして江草。どう考えても万全の中継ぎ陣とは言えない。さらに悪いことには,この投手陣,切磋琢磨して選りすぐられた結果ではなくて,キャンプ前半ではいいぞいいぞと言われていたピッチャーがぼろぼろぼろぼろこぼれ落ちていった結果なのである。齊藤悠葵,中村恭平,今井啓介,中田廉。彼らがファームで心機一転開き直ってやり直してくれればいいが,それがかなわなかったら,万が一の時があったときに誰も一軍に推薦できないという哀れな投手陣になってしまうのである。したがって,あえて言い切る。カープの「投手王国」なんて虚構である。欺瞞である。攻撃陣に至っては,悲惨の一言に尽きる。廣瀬と東出と栗原と石原以外は全部すべて競争,しかもその競争をする陣容は実績もある若手や伸び盛りの新進気鋭の若鯉だから,さぞかしレベルの高い競争になるともの知らぬカープファンは胸をはっていた。が,実際はどうか。これまたぼろぼろぼろぼろぼろぼろぼろぼろ脱落していって,ようやく松山が胸をはって生き残ったぞと言える程度である。岩本もまあまあだが長打力の点でやや期待はずれ。まあ,有り体に言ってしまえば,他に誰も人がいないから堂林翔太が一軍に滑り込んで,それをことさらに大マツダ報道報国会が褒めそやしてもの知らぬカープファンの目をそらせているのが現実である。え?スタビノアがいるじゃないかって?オープン戦で早くも化けの皮をはがされた長距離砲にどれだけの期待をするんですか。ただでさえ日本の野球にフィットするかどうか微妙なところなのに。三振かホームランかのそれこそかつてのランスにゴンでよければ,使い出はあるだろうけどね。ここまで見てきたら,はっきり言って3月30日が来るのが憂鬱になる。開幕からいきなりドラゴンズジャイアンツが相手となる開幕シリーズ。これは相当悲惨な戦いが予想される。ここまで来たら,まさに脱カルトの洗脳をしているような気分になってくる。このまま手をこまねいていたら冗談抜きで本当に今シーズンカープは最下位になるぞ。悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/27
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(今年もやってきました広島護国神社の上空)悪魔:あーあ,今年もまた来よったで。ぞろぞろぞろぞろと。松田元のアホタンと野村謙二郎のスカタンを筆頭に。50人は来てるか。天使:毎度毎度言うけど,本当にあの人達って,勉強もしないのに神頼みだけは一丁前にする受験生のようなものねえ。だから毎年「サクラチル」なんでしょ?悪魔:あんたも古いことよう知ってるなあ。そりゃ電報で合否を連絡し取った頃の話やないか。ちなみに管理人曰く,司法試験の択一は「アメフリヤマズ」やったらしいぞ。天使:そんなことどうでもいいじゃないの。それより,本当に今年のカープは勝てるの?いったい。オープン戦なんか見てたらとてもじゃないけどそうは思えないわよ。悪魔:ああ。弱い。情けなくなるほど弱い。なんでも,通算で6勝11敗2分け,って,6勝もしてたんか。とてもそんな印象はないぞ。天使:6連敗とかしてたもんねえ。スコアレスドローもあったかしら。悪魔:通算打率が.227で,これでも上から6番目なんか。ホームランが5本は下から4番目,ちゅうよりオリックスの1本いうのは何やねん。管理人が嘆いてるぞ,「いてまえ打線」はどこへ行ったんや,って。天使:へえー,総得点の51点って上から3番目なのよね。でも総失点の58点て下から2番目。要するに点はそこそことるけどそれ以上にピッチャーがちんじゃらじゃらとはき出してる,要するに投打がかみ合ってないんじゃないの?どうりで弱いわけだわ。悪魔:チーム防御率だけを見ると2.55で,これでも上から6番目か。でも,やれ投手王国だとか何とか言ってた割には,ぱっとせんなあ。だいたい肝心なところで打たれて失点するパターンが多すぎるんや。ここでは絶対に点はやったらいかん場面とかでな。天使:そういえば,マエケンさんとかバリントンさんとか野村君にしても,どうも先制点を取られすぎじゃない?ただでさえ点が取れないんだから先に点をやっちゃいけないはずでしょ?なんかしょっちゅう先に点をやってなかったかしら。悪魔:その通り。だからエースを押し立てて勝てない試合が続くんや。その意味では,なんやら善意のカープファンどころかアホな評論家まで揃ってカープのことを「投手王国」と言ってるらしいが,これじゃ見かけ倒しもええところや。天使:ドラフト1位6人先発に勢揃い,とか言うのが売りだったわねえ,なんか。悪魔:それに,やれ今年は齊藤悠葵が戻ってくる,中村恭平がええ球を投げてる,今井も絶好調や,中崎も出てきた,横山も永川も戻ってきた,ミコライオすごいぞ,今村もサファテもおると,まさに豪華投手陣のように喧伝されてたなあ。それがどうや。齊藤悠葵と中村恭平と今井と永川は他流試合で投げるたびに失点してファーム行き,ミコライオもどうやら故障発覚で開幕に間に合うかどうか,要するにぼろぼろぼろぼろこぼれ落ちていってるやないか。天使:中継ぎが不安よねえ。今村君が不安定だし,ミコライオさんはああいうことになっちゃったし,岸本さんと江草さんを本当に信頼を置いて使わないといけなくなっちゃってるのよねえ。あと大島さん。悪魔:なんや,豪華投手陣というよりは勘平役者の勢揃いといった趣やなあ。これで善意のカープファンや一部野球評論家は喜んでるんか・わしには信じられんぞ。天使:それはちょっと言い過ぎじゃないの・・・でも,抗弁がしてあげられないわねえ。悪魔:当たり前や。あかんものはあかん,駄目なものは駄目。結果が出んものはクズなんやから。天使:久々に弁舌が戻ってきたわねえ。じゃあ,攻撃陣はどうなのかしら?悪魔:松山だけ。後は話にならん。また開幕直後は歴史的な貧打に苦しめられるやろ。天使:ニックさんはどうなの?なんかやってくれそうな気がするんやけど。悪魔:あかんな。ホークスに化けの皮はがされてしもた。今頃バーデン侯はお喜びになってるんやないか?俺の出番はすぐそこにある,ってな。天使:他の人はどうなの?悪魔:だいたいみんな揃って去年はさんざん打てんかったんやろ。そこから一歩も進歩してないんやぞ。また長打力不足,得点力不足に泣かされるのが落ちやないか。天使:でも,オープン戦の結果見てるとどのチームも大して打ってないんじゃないの?じゃあ,何とかピッチャーが踏ん張ってくれれば,ひょっとしたら・・・悪魔:はいはい,少しぐらいは勝てる見込みがあると言いたいんやろ。それを祈るしかないな。それこそ今から神さんに祈らないかん。天使:ところで,これだけぼろぼろに言われて,12球団中の11位だったのよねえ。その下にまだいたのねえ,ネコさんが。悪魔:成績は似たり寄ったりやないか。しかし,通算打率.198というのはひどいなあ。確か打力だけしか売り物がないチームやなかったか?天使:今年はホッシーさんがなんか上に行きそうだから,ネコさんと弱いものクラブを作るのかしら。悪魔:中畑清という男はアホみたいに見えるけど野球頭はしっかりしてる男や。要するに率先してアホを演じてる。こういう男は本当は一番利口なんや。坂田のとっちゃんしかり,林家木久扇師匠しかり,藤山寛美先生しかり。天使:じゃあ,それに比べて野村のけんじろさんは・・・悪魔:うむ,正真正銘のアホ・・・って,何言わすねん!(TENSHI and AKUMA coming soon......)悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/26
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今日は,非常にすばらしいものを見せてもらった。まさに感動した。これぞプロフェッショナルというものを見せてもらった。その漢の名は,豪栄道豪太郎。全国の相撲ファンの99.9パーセントは,鶴竜を応援していたに違いない。しかし,ここは大阪府立体育館,豪栄道にとってはいわばホームグラウンドである。実際,お客さんの声援は鶴竜より豪栄道に多く注がれていた(まあ,決定戦が見たいというファンも少なからずいただろうが)。そして立ち合い。鶴竜に左から強烈な張り手を食らわせ,もろ差しになって一気に持って行った。鶴竜に相撲を取らせなかった。その張り手の強さたるや,仕度部屋を映し出した鶴竜の顔の映像に,くっきりとした赤い手の跡が残っていたことで分かるだろう。すでに鏡山審判部長は鶴竜の王関昇進のための理事会の招集を招請した旨発表していた。これに優勝となると,ファンは喜ぶが,かませ犬にされた豪栄道はたまったもんじゃない。もちろん,そういうところを踏まえて三賞選考委員会は豪栄道が勝てば敢闘賞というにんじんをぶら下げたのだと思うが,その期待に見事に応え,ここのところ三役にも定着できず大関候補のレースからもはずれかけて存在感が薄れていたところを,どっこい豪栄道ここにありと言うところをまさに強烈な相撲で見せつけた。これぞプロフェッショナルなのである。ところで,カープは同じくホームである市民球場でホークスと試合をしていたようだ。なんでも恒例の「鯉祭り」なるイベントをかねて,ずいぶんお客さんも入っていたようだが,さぞ寒かったことだろう。天候も寒かったが,試合も寒い上にしょっぱい。そして,もうただひたすら弱い。とにかく,映像で見ていても,なんか適当にちんたらちんたら野球ごっこをやってるだけなのが丸わかりなのだ。それでもぼろぼろの試合にならなかったのは,バリントンが投げていたからということに他ならないのだが,相も変わらずバリントン,いや石原。安易にストライクを取りに行っては松中に先制タイムリーを許し,なけなしのリードを取ったと思ったらまた安易にストライクを取りに行って松田に同点ホームラン。お前がバリントンを勝てんようにしとるんじゃ,このアホが。極めつけが,8回表。今村をつぎ込んで,またしても松田に勝ち越しツーランホームラン。お前に学習能力というものはないんか,このスカタンが。これじゃ駄目だ。こんなことやってたら,どんなすごい投手が揃っても,間違いなく勝ち数と同じくらい負けるようになる。ただでさえ打てないんだから。点が取れないんだから。攻撃については,もう何も言うことがない。打てない,点が取れない,攻撃の攻め手がない,以上。昨年からの課題が全く解決されぬままオープン戦が終わってしまった。これでは開幕から貧打貧打,ゼロイチ打線のオンパレードになることは確実だろう。だいたい,今日の継投など完全にホークスになめられている。さすがに上位打線こそ森福や金澤が出てきたが,下位打線に回ると同点で金無英とか,9回に至っては2点リードの場面で巽である。この巽。ドラフトの時にこそ注目されたが,未だプロ通算4試合で未勝利,通算防御率11.74。一軍半とさえも言えない格のピッチャーである。その程度のピッチャーをしゃあしゃあと出されて,カープのバッターは全く手も足も出ないのである。仮にもオープン戦の最終戦なのである。ホームでお客さんもたくさん入っているのである。しかも相手は昨年のチャンピオンのホークス。攻めて一泡吹かせてやろうという気概なんて,映像から全く感じられなかった。今日の豪栄道の相撲を見たから言うわけじゃないが,てめえらなんてプロフェッショナルじゃねえ。何が「破天荒」だ。笑わせるな。もうここまできたら,何度でもしつこく言う。このまま手をこまねいていたら冗談抜きで本当に今シーズンカープは最下位になるぞ。悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/25
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やっぱり,昨日の試合は,何かの間違いか,あるいは幻を見ただけだったようである。今日はまさしく,カープはYahoo!ドームではこうやって負けますという,典型的な試合になってしまった。かつ,今年のオープン戦はこうやって負けてますというツボも外していない。要するに,何をどうひっくり返しても「弱い」という結論しか出ないのである。予想通り,ホークスの主力級のピッチャーには手も足も出なかった。4回までパーフェクト。その後はチャンスは作れど点が入らずと言う,毎度毎度見慣れた光景。要するに,何の進歩もないということである。はっきり言って,打力不足,得点力不足でここ十数年苦しみ,昨年はその極致にまで達したのではなかったのか。それに対する反省と対策が,全く出来ていないと言うことの証である。松山や堂林は確かにヒットを打っているようだが,スタノビアに至っては4打席4三振である。この日の映像とデータは,セントラルの5球団,ことに開幕カードの相手であるドラゴンズに早速渡っていることであろう。まあ,開幕直後のカードからひどい目に遭うことは覚悟しておいたほうがよい。さてピッチャーはといえば,篠田が6回2失点。十分及第点だ先発ローテーションだと善意のカープファンは騒ぐのだろうが,内容は悪い。そもそも立ち上がりに課題があるピッチャーなのにいきなり本多に2塁打を打たれてバントで送られた後,ワイルドピッチで先制点。点の取られ方が悪すぎるし,これまた昨年突きつけられた課題に対して何の反省もないとしかいいようがない。6回もそう。明石に足で揺さぶられて一息ついた後に失点するというエース格のピッチャーなら一番やってはいけない失点パターンである。このていたらくで,何がローテーションか。この程度のピッチャーのドングリの背比べで何が投手王国か。冗談も休み休み言えと言いたい。明日は市民球場で行われて,しかも鯉祭りとか言うイベントが行われるため,おそらくたくさんのお客さんが詰めかけることと思われる。RCCラジオの中継もあるようだが,バラエティ色の強い内容になるだろうからあまり期待は出来ない。しかし,泣いても笑っても明日のオープン戦が開幕へ向けての最後の他流試合になるのだ。そのあたりをこのチームの首脳陣や選手は分かっておるのかと,今シーズンのオープン戦の内容を見るたびに思わざるを得ない。開幕までのカウントダウンが始まっているというのに,何の危機感もないヒロシマ球界へ向けて,しつこいようだが警告を発しておきたいと思う。このまま手をこまねいていたら冗談抜きで本当に今シーズンカープは最下位になるぞ。悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/24
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だいたいにおいて,例年Yahoo!ドームでのホークス戦ほど,ろくな試合をしないことではカープは定評がある。オープン戦でも,交流戦でも。特にオープン戦では毎年さんざんな負け方を続けているので,今年もかくやと思いきや,勝ってしまった。しかし,昨年一軍登板がなかった新垣渚を1回に攻め立てて点が取れなかったなどというのは,やはりまだまだカープの調子が挙がっていない証拠である。逆に2回裏,前田健太が押し出しの四球を与えてしまうなどという失態まで見せられては,この時点で誰がこの試合を勝てるなどと思っただろうか。レフトスタンドのスクワットマニア達は別として。私はこの時点でもう試合を追うのを投げた。ところが,怖いもの見たさで開いてみた文字列で,堂林が同点のタイムリー2塁打を打ったのを見て,これは少し流れが変わるのではないかと思った。しかもツーアウトからである。やはり堂林翔太。まだまだ一軍半かもしれないが,確実に何かを持っている男だと思う。実は昨年ウェスタンで新垣と対戦していたからよく知っていただけだったりして。あとは,前田健太である。間違いなく開幕投手を務めるであろう男。押し出しの四球は大減点だが,6回を3安打,6連続を含む11奪三振。これでもう後顧の憂いはないといってよかろう。あとは残り1週間で体調を崩したり不慮の故障とかがないことを祈るだけである。他のピッチャーも,岸本も大島も江草も今村もきっちりといい仕事をした。こういうピッチングをしてくれるのならば,一安心なのである。まあ,後は残り2試合,他の投手の仕上がり具合を見るとしよう。それに比べて,全くだらしがないのが攻撃陣である。7安打3四球で3点。しかも新垣お得意のワイルドピッチまでもらってろくに点が取れないのである。しつこいようだが,いくら実績があるといえども昨年一軍で投げていないピッチャーに簡単にひねられたのである。これでは,やっぱりお先真っ暗だといわざるを得ない。7回に足を絡めて2点取った,これぞ赤ヘルの機動力野球の目覚めだと曰うものがあれば,ふざけているにもほどがある。相手は一軍半でまだ未勝利の金無英である。全然ほめられたもんじゃない。むしろ,連打連打で圧倒したとでもいうのであればほめて遣わすとでもいいたいところであるが,こんなもん参考記録にもならない。現に,ホークスの中継ぎエースである吉川と金澤には手も足も出なかったではないか。だらしがないにもほどがある。こんなもんで,勝った勝ったまた勝ったと喜んでいるようじゃ,とてもじゃないが優勝はおろかAクラスなんてお呼びもかからない。話は変わるが,それより,昨日の日刊スポーツWEBニュースで,あきれてものも言えない記事を見つけてしまった。【広島】中東1号に監督「記念撮影だ」もっとまじめに野球をやれ!このスカタン監督とヘボコーチが。ふざけるのもええ加減にせいと言いたい。そりゃオープン戦でも他流試合でホームランを打ったのならまあお遊びの範疇だが,たかがフリー打撃である。本人はユーモアのつもりかもしれないが,周りから見たら単なるアホである。それ故に,しつこく今日も言わせていただく。このまま手をこまねいていたら冗談抜きで本当に今シーズンカープは最下位になるぞ。悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/23
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とにかく,ここ数週間ばかり,弱い弱い弱い弱い弱い弱いともう書き飽きた。書かなければいいじゃないかといわれそうだが,もうどうしようもなく弱いとしかいえない野球をカープがやってるんだから仕方がない。おそらく明日からの対ホークス3連戦も,まさに悲惨な戦いが予想される(なぎら健壱ではないので念のため)。そこで,久しぶりに替え歌特集をやってみたいと思う。弊ブログで替え歌といえば定番は頭脳警察かフォーくるだが,今回は頭脳警察,「赤軍兵士の詩」を翻案して。 俺達のチームが食い荒らされて アホのハジメが上にいるから 俺達はゲロみたいに出て行った 暗いこの現状をたたき壊すために 冬だって冷水で洗われる 俺たち赤軍は真っ赤な夏の子だ 4月だっていうのにもうペナントは終わり 10月怒りは張り裂けんばかり 優勝って言葉をつぶやいたっけ 冷や水を頭から浴びながら ケモノみたいな口つきをした俺達は 人でなしの赤ヘルについて行った 夕暮れズムスタに大歓声が湧く 勝利かと思えばボロ負けだった それでも朝は来たけれど 優勝も知らぬファンのバカ騒ぎばかり 雨にこわばった肉体と 氷でささくれた心臓と 血のシミついたカラッポの手を持って 俺達てめえらの天国覗いてやらあ 俺達てめえらの天国壊してやらあ※元歌はこちら↓絶対にぶちこわしてやる。BlogPeople
2012/03/22
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オープン戦泥沼の6連敗が,ようやく止まった。いや,止めてもらったといった方がいい。スコアだけ見れば,5-0。こちらは8安打を放ち,あちらは3安打に抑えたのだから,さぞ善意のカープファンの方々は大喜びのことと思われる。しかし,文字列にしか接していないが,その内容は決してほめられたものではない。むしろ,試合内容自体は昨日までの試合と何ら変わるところはないのだ。たまたま運がよくて勝ったに過ぎない。確かに,投げては福井が4回までパーフェクト,5回にピンチを作ったが無失点に切り抜けるという及第点とも言えるピッチングをした。中崎はばたついたが移籍初登板となった江草もまずまずのピッチングを見せたし,何より完封したんだからいいじゃないかと言われそうだが,昨日書いたとおり,西宮の打撃陣もカープの打撃陣と同じようにぼろぼろで全く振れてない ことを考慮する必要がある。したがって,これで投手陣は万全だと言うには,まだまだ無理がある。攻撃陣も胸を張れたもんじゃない。西宮の先発は一軍半どころか一軍実績がほとんどない二神である。それが4回に1点先制したとはいえ,3安打2四球。攻略したうちにも入っていない。むしろ二神にカープ与しやすしと自信をつけさせた虞さえあるのだ。もしそうなるとまずいことになる。5回の2点はまあ一軍半の藤原だから打っておいて当然だが,栗原とスタノビアで点を取ったのはよい。むしろ6回に渡辺を相手に下位打線からチャンスを作って東での二塁打で加点したところは評価してよいだろう。もしこの試合で評価すべき点があるとすれば,この点だけと言っていいかもしれない。しかし,本当に今年のオープン戦。初戦こそよかったが,よくもまあここまで内容の悪い試合を続けて平気でいられるもんである。先発投手候補がぼろぼろと落ちこぼれていく自称「投手王国」。競争競争と言いながらその実誰も出てこないからやりくりに苦労している攻撃陣。野村祐輔とミコライオ,松山とスタビノアこそ可能性を見せているが,昨年まで実績のなかった選手の中で今旬で伸び盛り,今シーズンは開幕からバリバリいけまっせと売りに出せる選手がどれほどいるか。はっきり言っていないではないか。まさしく羊頭狗肉,何が「破天荒」だ,ええ加減にさらせというのが現時点でも私の思いである。まあ,一言で言えば,弱い。 これに尽きるのだ。オープン戦も,今週末のYahoo!ドームと市民球場でのホークス戦の3試合だけになってしまった。正直に言って,現状カープが抱えている課題を解決するには,この3試合ではあまりにも少なすぎる。いや,相手がホークスだけに,さらにぼろぼろに打ちのめされて矢尽き刀折れの状態で開幕を迎える可能性の方が高いのだ。本当に,しつこいようだが,これだけは警告しておきたい。このまま手をこまねいていたら冗談抜きで本当に今シーズンカープは最下位になるぞ。悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/21
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♪ 負けた負けた,また負けた,負けた負けた,また負けた。 負けた負けた,また負けた,性懲りもせずにまた負けた ♪ (山本リンダ「狙い撃ち」のサビでどうぞ)今日は休日ということもあり,かつスカイAでの中継もあったため,久しぶりにゆっくり観戦が出来たのだが,あまりにもしょっぱい試合だった故に途中で眠くなってしまった。起こされたときには試合が終わっていたくらいである。ちょうど大竹が鳥谷のしょぼい打球を取り損なって1点献上したところまでは覚えているが,まさかそれで試合が終わるとは思わなかった。弱すぎるにもほどがある。とにかく,だめだめな試合の典型のようなものだ。7安打打って2度も序盤にチャンスを作って点にならず。守っては4失策。今日の高松は寒かっただろうが,試合内容はとみに寒い。グリーンランドもかくやというくらいである。とにかく,いいところを探す方が難しい,いや,そんなもん端から存在しないクズ試合のボロ負けといって過言ではない。はっきり言って,今日のカープの試合内容には,それこそ三文一文半の値打ちもなきにして候なのである。え,バリントンが5回を完璧に封じたじゃないかって?大竹も失点はしたが4回をそれだけに抑えたじゃないかって?数字の上では確かにそうだ。バリントンは確かに直球もスライダーも切れまくっていたのは間違いない。西宮のバッターは全くといっていいほど対応できていなかった。大竹も立ち上がりは悪くなかったように思えたが,そもそも最初のバッターの伊藤隼太ごときの雑魚にヒットを打たれたのが間違いなのであって,それで失点したんだから本来は大反省してもらわなければいけないのである。しかし,それ以前に言っておきたいこと,今日の試合内容を見てよく分かったことは,西宮の打撃陣もカープの打撃陣と同じようにぼろぼろで全く振れてない。カープもひどいもんだが,それに匹敵するほどの西宮の攻撃陣の調整遅れに助けられた面が大きいのだ。ブラゼルと3億円おぢさんは帯同していてなかったようだが,それにしてもこれだったら完封して勝たないとと思ったくらいなのである。特に4番バッターのキツネザル君は悲しいくらい調整が遅れているようだ。まあ,昔からそうだったのだが。だから,ピッチャーが頑張って抑えましたなどと言うことは,今日の試合に関しては全く誇るべきトピックスではないのである。すなわち,今日の試合を勝てないようなチームはヘボヘボのヘボチームなのである。したがって,やっぱり今のカープには,ただ一言,弱いといわなければいけないのである。しかし,どうもヒロシマ球界とその取り巻きの暖かいファンの間には,その危機意識は薄いようだ。だから,もう言うまいと思ったが,あえて再度言っておく。このまま手をこまねいていたら冗談抜きで本当に今シーズンカープは最下位になるぞ。悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/20
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疲れた。何が疲れたと言って,毎日毎日弱い弱い弱い弱い弱い弱いと書き続けなければならなかったのである。そして,それを少しでも緩和してくれる材料すら何もなかったのである。日替わりヒーローどころか,日替わりアンチヒーローが出ている状態で,まさに弱いチームが陥る症状がもろに出ているのだ。さすがに書き疲れた。今日くらい,休んでもいいだろう。どうせ明日の高松では,西宮相手に無様な野球をやることはもう確定しているのである。そのときに,筆をためて,指を引き金におき,銃を取る準備をしておかなければならぬ。と,いうわけで,今日はお休み。(書きかけていたものが操作ミスで飛んでしまったからと言うのは内緒)しかし,♪ あーあやんなっちゃった,あーあおどろいた。 フランク永井は低音の魅力,神戸一郎も低音の魅力,水原弘も低音の魅力, 野村のけんじろさんは,ていのーの魅力・・・お粗末。悔しかったらいい意味で期待を裏切ってみろ。BlogPeople
2012/03/19
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また負けた。昨日と同じような展開で,開幕カードの相手であり,ここ数年さんざんにやられているドラゴンズにまた負けた。しかもこれで都合5連敗である。その内容は,全く同工異曲であって,もはや語るべき言葉が出てこない。ひたすら「弱い」というしかない。とにかく,弱すぎるのである。やれ投手の駒が揃ったとか,松山や岩本の台頭,スタノビアの加入で打力不足も解消されるとかいくら机上の空論を並べても,勝利という結果になって現れない限り何の意味もないのである。はっきり言って今のカープの存在価値なんて,三文一文半の値打ちすらないのである。プロ失格なのである。奇しくも今年のカープのキャッチフレーズには「破天荒」を挙げているが,「破天荒」の本来の意味に隠されている故事をご存じか。中国の唐代,荊州からは進士(高級官僚と思えばいい)の合格者が一人も出なかったので,その地を「天荒」,すなわち「不毛の地」と言っていたのを,やがてついに劉蛻という者が合格したとき,人は天荒を破ったと言ったという故事に基づくものなのである。すなわち,まあ有り体に言ってしまえば,今のカープはぺんぺん草一本生えない不毛の荒れ地であると言うことを自ら自白したようなものなのである。いや,20年連続優勝から見放され,14年連続Bクラスなのだから,いわば自ら現状のカープが不毛の地であることを告白したことは意義あることなのである。問題はその後である。その「天荒」を突き破るようなをのこが一人でも出てきているか。答えは否,といわざるを得ない。全く成長の度合いが見られないドングリの背比べの若手投手陣。相も変わらぬ打力不足に得点力不足。何が破天荒か。看板に偽りありじゃないか。羊頭狗肉もいいところである。こっぱずかしいから今からでも看板を下ろしてごめんなさいと謝った方が,まだすっきりする。しかし,予想はしていたが,ここまでのオープン戦,こんなにひどい内容で負け続けるとは思ってもみなかった。いや,勝てはしないだろうと思ってはいたが,負ける内容が非常に悪すぎるのである。それも,何度も何度も同じ負け方を繰り返して。いや,勝った試合でさえ内容は変わらないのだ。このていたらくで何が優勝争いだ。Aクラス争いだ。ふざけるのもええ加減にせい。開幕まで後11日。もう日にちはない。私も開幕前日にいかにカープにメッセージを送るかをいよいよ考えざるを得なくなってきたが,それはさておき,元日の奥田民生の檄文を,もう一度カープファンの間で共有しようではないか。カープファンよ。負けたらもっと怒ろう。なんか最近のカープファンのブログの間では,現実を直視しないでそれでも前向きに頑張ろうなどと言う論調が主流のようだが,私に言わせれば糞食らえである。そんなファンがカープをだめにしたんだよ。まだ分からねえのか。勝てないチームなんてクズなんだよ。BlogPeople
2012/03/18
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まず最初に。9回表,結果としてブランコが三振になるはずだったサファテのセットポジションにボークの宣告をした一塁塁審は,即刻解雇されるべきである。審判員でありながら公式野球規則を理解していない。そのようなものが審判を僭称すること自体,あってはならないことである。あれはきわどいモーションとか何とか言うものでも何でもない。あれをボークというなら,ピッチャーはやってられない。直ちにNPBは処分をすべきである。しかし,今日の敗因を,そのボークの判定に求めるのであれば,間違っている。ランニングスコアを客観的に眺めればよい。しょせん5安打3点しか取れていないのである。確かにピッチャーはよく頑張ったと言うべきなのであるが,もうここ十数年の論点である打力不足,得点力不足が今日もまた出てしまっただけである。そして,このオープン戦通じてそれで苦しんでいるのに何の対策も取れていないということも。確かに,スタノビアのホームランは圧巻だった。あれは間違いなくアーチストの打球である。一時は逆転となった丸のツーランホームランも今後に明るい兆しとなるだろう。何せ今シーズンの丸は実戦ではさっぱりだっただけに,あれだけの打球が飛ばせたという結果が出れば,何か吹っ切れるものが出てくれるに違いない。でも,結局のところ,それだけである。むしろ,スタノビアとバーデンで3安打ということに危機感を感じなければいけない。いうまでもなく,外国人枠の関係で,野手は一人しか登録できないだろう。逆に,投手の3人が登録できないと言うことがあったら,善意のカープファンが夢に思い描いていた「投手王国」の妄想が儚く消えてしまう。今日の試合を見た限り,守備および走塁でもスタノビアは不安はなさそうだから,バーデン侯は残念ながらしばらくスペアとならざるを得ない。そうなると,それ以外のバッターで果たしてエース格のピッチャーをどれだけまともに打ち崩せるか。その答えを見せてくれたのが,まさに今日の試合であり,あるいは西武ドームでの2連戦であると思う。正直に言って,善意のカープファンが期待している若手選手は,とてもじゃないがまだその域には達していない。そう断ぜざるを得ないのである。しかし,本当にろくでもない負け方である。毎度毎度ドラゴンズ戦に負けてるのと同じような負け方をまた積み重ねただけではないか。しかも一度はその仕返しをしてやったりと思ったのに。こんな試合を落とし続けているから,やっぱりカープは弱い。と,思わざるを得ないのである。しかし,蒸し返すようだが,例のサファテのボーク。審判の判定が」覆るかどうかは別だし,しょせんオープン戦じゃないかといわれればそれまでなんだけれども,あんなおかしな判定にはちゃんと野村謙二郎が抗議に行けよ。格好ばっかりつけるんじゃねえ,何のためにベンチに座ってるんじゃいと,その存在意義にはやっぱり疑問符をつけざるを得ない。結局弱いから負けるんだ。BlogPeople
2012/03/17
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すでにご承知の通り,朝日新聞が,ジャイアンツの主力選手の契約に際し契約金の「最高標準額」とされた1億円(および出来高5000万円),年俸1000万円を大幅に超過するえげつない額での契約をしていたということをすっぱ抜き,これに対して讀賣新聞側は法的措置も辞さず,内部資料流出については警察に相談したとのことである。まあ,朝日新聞を動かしている裏には,清武君が関わっているであろうことは容易に想像が付くが,それはさておき。私にとっては,別の意味でこんなものに関わりたくない。その理由は,昨日の記事にいただいたドラゴンライト大先生の解説の通りであり,私がそれに何を付け加えても蛇足にしかならないからである。今回の騒動の行く末をひやひやしながら眺めておられる方には冷や水をかけるようで申し訳ないが,しょせんそんなもんなのである。今の球界は何をやってもジャイアンツが有利に動くようないかさま賭博があちこちに仕掛けられていて,今回の騒動もその一つに過ぎないのである。そもそも,契約金の上限を決めたときは,過当競争による契約金の暴騰をというのがまさに立法趣旨なのであって,それは当時の球界に関わっていたものやファンなら誰でも知っている事実なのである。それが,たとえば上原と二岡に至っては契約金5億円,対談時に功労金1億2000万円,年俸3300万円,しかも契約金は分割払いなどということを突きつけられると,いくら上限が「最高標準額」であって制限でないといってもそんな屁理屈は通用しないし,そもそもこそこそと脱法行為をやっているのは明らかではないか。さらにいえば,二岡が所属していた近畿大学には委託料を払っていたというし,野間口には入団前に金銭を渡していたという。もうこれ以上は突き詰めない。これでもコミッショナーを僭称する加藤良三が何も動かないと言い放っていることで十分だろう。これが読売ジャイアンツというチームの黒い実態なのである。しかし,情けないのは,ナベツネ耄碌爺のコバンザメである松田元のバカが中国新聞の取材に答えた内容である。まあ,突っ込んだのが小西晶君だからろくな記事にならないのは分かりきっているが,>「(逆指名制度,自由獲得枠があった間に)標準額を上回る金額を提示し,>交渉したことはある」と明かした。>その選手とは合意に至っておらず,>「結果として,一度も額を超える契約をしたことはない」と話した。>標準額については「ルールではなく基準。努力目標というのが当時の認識だった。」と説明。>「守らなくてはならないという意識が12球団にあったかといえば希薄だった」と振り返った。>契約金の上限を1億円プラス出来高5000万円に定めた20007年以降は,>「各球団ともしっかりルールを守っている」とし,>(ドラフト制度は)試行錯誤しながら,今は落ち着いたいい状態にある。>なぜ今頃,という思いだ。」と話した。お前が喋るな。この讀賣の腰巾着が。広島の恥だ。さっさと腹を切れ!朝日もここまできたらもう徹底的にやれ!やる以上はどこまでも突き詰めろ。BlogPeople
2012/03/16
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悪魔:安芸ー灘をー,渡る舟人,かぢを絶え・・・天使:ずいぶん風流にきたわねえ。でも,なんか裏があるんじゃない?悪魔:ゆくへもしらぬ コイの道かな~,ってか。天使:なによ,百人一首のもじりなの?曾禰好忠さんね。通称曾丹さんでしょ?悪魔:よう知ってるやないか。変なとこまで。天使:これでも一様風流人なんだからね。でも,今のカープに本当にぴったりねえ。悪魔:ああ,完全に迷走しまくっているからなあ。野村謙二郎は何がやりたいんか分からんし,ピッチャーはピッチャーで投げるたびにぼろぼろやし,バッターは相も変わらず打力不足,得点力不足やからなあ。天使:たしか,今年は「投手王国」って触れ込みで,それをまだ信じてる人は多いわよねえ。悪魔:数だけは揃っておりますというのが現状やろ。その中身はおうちに帰って封を開けてからご覧くださいっていうところとちゃうか?天使:まるで野球カードね。管理人がまた熱心にやり始めているオーナーズリーグみたいな。悪魔:ミコライオと野村祐輔は使えそうやということは分かったけどなあ。去年働いてないピッチャーが今年もまた使えませんでしたという構図が見えてくるわ。天使:だから嶋さんを出してまで江草さんをもらってきた訳ね。悪魔:この慢性的な打力不足のチームで実績のある嶋を出してまでもらうピッチャーかいなあ。ライオンズもサウスポーは数はおらんのやぞ。天使:それでも恵んでくれたということは・・・悪魔:向こうの若手投手にめどが付いたということやな。昨日投げたルーキーの小石なんかえげつないほどの変速フォームやったらしいやないか。ちなみに趣味は俳句やてなあ。天使:じゃあ昨日の試合なんてなんて詠んだのかしら。悪魔:「カープさん これでもプロか 春の空」当たりとちゃうか?天使:ひどーい。でも,反論できないわよねえ。確かライオンズ2連戦は「攻撃的オーダーで戦う」と宣言してたのよねえ。それがあのていたらくで。いやになっちゃう。悪魔:栗原がマルチを打ったとか松山が当たってるとか岩本も本領を発揮しだしたとか,カープファンにはずいぶんご満悦の方も多いようやけれど,たったそれだけやないか。去年の歴史的な極貧打線から何が変わったっちゅうねん。天使:それでも,スタビノアさんはやってくれそうじゃないの。少なくともオーストラリアの4番さんよりは期待できそうよ。悪魔:あんなのといっしょにするな。あれは野村謙二郎の単なるティーチャーズペットやっただけやないか。まあ,打ってるのはええけど,どっこ守らすんかなあ?左鼠径ヘルニアが治りきってない段階で。天使:うーん,それを真剣に考えてる人っているのかしら。悪魔:おそらく誰もおらんやろ。狭い東京ドームとか横浜スタジアムやったらええが,市民球場でどうやって守らすんかなあ。しかも開幕戦はやっぱり外野の広いナゴヤドームやぞ。天使:じゃあ,治ってくれるのを待つしかないのかしら。悪魔:結局神頼みか。神さんも怒ってそっぽ向くぞ。天使:そういえば週末のオープン戦はドラゴンズ戦なのよねえ。しかもまた悪いことに天気予報は雨でしょ?無理矢理強行してやる気のないプレイが出たり故障する選手が出たりするのが,怖いわよねえ。悪魔:一番鍛えたいときのオープン戦がこんな天気になるんやからな。もう神さんもカープを見放してるんかもしれん。いや,百人一首にもカープはどうなるか暗示してあるわ。天使:どうやって?悪魔:「ひさかたの 光のどけき春の日に しづ心なく 花の散るらむ」。(TENSHI and AKUMA coming soon......)野球ごっこはもうたくさんだ。プロフェッショナルの野球が見たい。BlogPeople
2012/03/15
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得てして,この時期のオープン戦は,ロースコアの戦いが多くなりがちである。全体的に投手の方が野手より仕上がりが早く,この時期になるとエース格の投手が調子を上げてくる。逆に攻撃陣はオープン戦序盤飛ばした若手選手に疲れが出始め,レギュラー級のヴェテランはまだ調子が上がってこない。よって今日のようなスコアレスドローなどという試合も出てくるのであって,その意味では仕方がない結果とも言えるのである。カープがここ十数年に何回も優勝している強いチームであれば。はっきり言って,今のカープは,20年連続優勝から見放され,14年連続Bクラス,それどころか最下位にこそあまりならないが4位すらままならない万年5位のチームなのである。そんなチームが,優勝争いを恒常的に出来るチームと同じようなことを今からやっていてはいかんのである。何を差し置いても勝たねばならぬのである。負けて覚える相撲かなどという悠長なことをいっておられるのは一握りの若手選手だけだ。白星こそ最良の良薬であり,最大の正当化事由である。だから,今日のスコアレスドローなんて,小島よしおのギャグほどの値打ちもないのである。そういうと,カープの投手陣が3安打無失点に抑えたじゃないかという声が善意のカープファンから出てきそうなところである。しかし,確かに大竹こそ3イニング被安打2で大けがはしなかったが,福井は3イニングス投げて1安打とはいえ6回裏に連続四死球でピンチを作っている。要するに,先の登板で突きつけられた課題は何も治っていない。ミコライオ,サファテ,今村はパーフェクトに押さえたのは見事だったが,映像を見られなかった私でもTwitterで情報は入っているんだぞ。今日の主審はピッチャーに相当優しかったそうじゃないか。だから救われたんじゃないの?今日の結果を持ってピッチャーが整備されつつあるなんて考えるのは,早計にもほどがあると思う。それに,これもTwitter情報であるが,ライオンズの2番手投手のルーキーサウスポーの小石。カープのバッターは手も足も出なかったようであるが,相当えげつないフォームで切れのある球を投げてくるようである。要するに,左殺し要員のめどはライオンズ的にはたったと言うことがわかるのであって,だからライオンズは江草仁貴をほいほいとカープに出してくれたんだろう。やはり,組織としてStrategyがしっかりしているチームは違うのである。三代目のアホボンが恐怖政治を引いてる小規模野球会社マツダ個人商店とは比較にならない。で,話を戻すが,いくら審判がピッチャーに優しかったといえども,今日は結局4安打。この2連戦は攻撃的オーダーで行くとおっしゃったのはどこのどなたでしたっけ。そうですか。これが「攻撃的オーダー」のなれの果てですか。もう笑うしかないですな。今週末は,市民球場としまなみで対ドラゴンズ2連戦がある。またしても開幕2週間前の前哨戦である。果たして,今度はどれだけまともな野球をやってくれることやら。寂しいねえ。野球ごっこはもうたくさんだ。プロフェッショナルの野球が見たい。BlogPeople
2012/03/14
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惨敗である。まごう事なき惨敗である。何の抗弁も見つからない惨敗である。いいところを探すことすら困難な惨敗である。そして,早い話がひたすら「弱い!」といわざるを得ない惨敗である。先発バリントン。おかわり君にホームランを打たれるなどして4回4失点沈没。今村。相手の先発が菊池雄星だけに期するものがあったはずだが,1回3失点沈没。そして今井。投げるたびに失点を繰り返す汚名返上のマウンドでまた失点。彼らは,善意のカープファンの中ではもうバリバリの投手王国の一角として数えられているはずだったのだが。攻撃。2回ノーアウト1・3塁で1点止まり。3回に2死無走者から梵,スタビノア,栗原の3連打で2点取って一時は同点に追いついたことはまあまあ評価できるが,しょせん相手ピッチャーは菊池雄星である。そのくらいは打って当たり前。強いチームだと言い張るなら早いイニングでノックアウトしなければならない展開のはずだ。しかしそれが出来なかった。あとは,もうほとんどいいところなしである。アホらしくてもう書きたくもない。さらに今日はおまけ付きである。水も漏れたり4失策。そのうち2つは堂林なので目をつぶってやりたいのだが,1回裏に最初のランナーとなってしまって結果的におかわり君のホームランを呼んだのだから,責任重大である。そして,残りの2失策。RCCカープインターネットスタジアムからそのまま抜粋する。>今井が2塁牽制悪送球 センターからのサードへの送球悪送球 その間にランナーそれぞれ2つ進塁草野球やってるんじゃないんだよ。もっとまじめにやれ!と,いうわけで,正直言ってあきれた。私が今日の試合の文字列に接したのは試合終了後だったのだが,もはや失笑,いや冷笑しか出なかった。こんな野球しか出来ないチームを,未だに善意のカープファンは,優勝すると,あるいは優勝争いをすると,少なくともAクラスは間違いないと,本気で信じているようなのである。私にはそれは狂気だとしか思えない。いや,もはや筋の悪いカルトだ。松田元のバカによって洗脳された狂気のカルト集団だ。善意のカープファンの皆さん。こんな野球しか出来ないようなチームが,本気で優勝できると思いますか?思うのなら論拠を挙げてください。今ここではっきり言います。あなたたちは「カルト」です。カープファンを名乗ってほしくありません。野球ごっこはもうたくさんだ。プロフェッショナルの野球が見たい。BlogPeople
2012/03/13
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昨日の記事では十分書くことが出来なかったが,改めて土曜日に発表された嶋対江草のトレードについて検討してみたいと思う。どうも思うに,必ずしもこれはいい話ではないのではないだろうか。嶋については今更書くまでもないだろうから,江草について改めてデータを分析すると,2003年に西宮に入団,昨年5月に黒瀬春樹との交換トレードでライオンズへ移籍。通算成績は297試合登板,22勝16敗41ホールド,395と3分の1イニングスで通算防御率3.01,399奪三振。これだけ見れば,善意のカープファンは大喜びしそうな数字である。もうこれで青木高広の穴は埋まった,これに大島と岩見で左の中継ぎは完璧だという歓喜の声が,聞こえてきそうである。しかし,不安材料は大ありである。まずその1。通算WHIPが1.45。被安打も与四死球も案外多いのである。ランナーをある程度出すことは覚悟しなければいけない。それどころか2009年夏場には1イニング3四死球を連発して,ノーコン病というありがたくない称号までいただいているのである。その2。通算暴投が23。2005年は7暴投。その年の日本シリーズでは1イニング3暴投というありがたくないレコードを記録している。そして,もっとも不安なのが,30歳を過ぎてからがくんと成績が落ちていること。こういう選手は,得てして自らのプレイスタイルのモデルチェンジに失敗し,そのまま沈没してしまう例が多いのだ。しかも,どうもその理由は球は速いがノーコン病のきらいがあったのを制球力重視にモデルチェンジしようとして失敗したようなのである。どうも川端順は,教育リーグで140km台のストレートを投げていたのを見て飛びついたらしいのだが,これを考えるとますます怖い。なんせ,ライオンズも左の中継ぎがいなかったところを昨年江草に目をつけて飛びついたのである。それを,ほいほいと出してくれるということは,はっきり言って見切り商品扱いされていた可能性がきわめて強い。一方,今のカープが嶋を出せるだけの余裕があるかといわれれば,いささか怪しい。確かに松山と岩本の成長は見込めるけれども,フルシーズン通して活躍した経験がない。丸も天谷もいるじゃないかといわれそうだが,いざというときの嶋の打撃技術と長打力に比べてどうかといわれると,まだまだそこまで達していないというのが妥当な評価ではないだろうか。実は,ライオンズもカープと同じような状況で,野手が手薄,特に栗山を別とすると左打者に人を欠いているのである。しかも,嶋ほど実績のあるバッターはいない。もちろん若手野手が育ってきているのでレギュラー確約とはいかないだろうが,ライオンズにとっては嶋の加入は大もうけなのである。だから,今回のトレードは,はっきり言って,ライオンズに足下を見られたトレードとしか思えないのである。しかし,もうこれ以上ぐずぐず言っていても仕方がない。江草にはとにかくまず1イニング,いや打者一人ををゼロで抑えるピッチングを取り戻してもらうこと,嶋の抜けた左打者陣は,松山と岩本が開幕から引っ張っていざとなったら石井琢朗と前田智徳という水戸黄門の印籠というか,遠山の金さんの桜吹雪を持ち出せるようになってもらわなければいけないのである。奇しくも,明日からは対ライオンズ2連戦である。とにかくここまでのオープン戦で打力不足,投手力の駒不足でひたすら弱いというしかない試合を続けているカープが,少しでも変わった姿が見られるのか,とくと見せていただきたいと思う。最後に,嶋重宣に対する惜別の映像を2題。とにかくお互いによいトレードになることを祈る。BlogPeople
2012/03/12
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金曜日と土曜日はライヴで情報を追うことが出来ず(土曜日はコンサートに出かけていたので),今日はいうまでもなく映像がなく文字列だけをライブで追うだけだったので,さっさと書き流したいが,文字列とか数字データとか言うものは残酷なまでにリアルにその試合の中身を映し出すものである。その感想は,まあとにかく弱い。情けないほどである。まず金曜日の対社会人オール広島戦。昨年の試合内容はとにかくひどかったが,今年は投婦人は2安打に,攻撃陣は11安打と,それなりに格の違いを見せつけたように見える。しかし,スコアは3-0。しかも1軍レギュラー球を織り交ぜてこの結果である。やれスタビノアが実戦デビューしていきなり特大のホームランを打ったとか,堂林が3安打を打ったとかいったって,3点しか取れなかったというのはプロフェッショナルとして誠に恥ずかしい限りであり,オール広島の選手に失礼でもある。これぞまさにいかに今のカープの打力不足が深刻な限りに達しているかということの証明である。まあ,あえて好材料を探すとすれば,横山が復帰登板して140km台の球を投げたと言うことと,河内がマウンドに上がって1イニングを3人で抑えたことくらいだろうか。土曜日のスワローズ戦。確かに勝った。6-2。投手陣は5安打に抑え,攻撃陣は10安打に連日となるスタビノアのホームランとなると万々歳とも見えるが,前田健太にしても篠田にしてもどうも本来の調子とはまだいかないようであったようだし,増渕を打ったことはいいとしても追加点を取ったのは独立リーグ帰りの正田ともう昔の名前もはがれかかっている一場相手だから,胸を張れたもんじゃないし,もっと点を取れただろうという気がする。要するに6点取って喜んでいる場合じゃないし,ペナントレース本番を考えれば10点は取っておきたい力関係である。だから,あまり喜べたものではない。まあ,勝ってよかったですねというくらいなものだ。そして今日。野村祐輔初先発という前触れ賑々しく始まったスワローズ戦。いきなり野村が連打を食らい,ツーアウトまで押し戻しながらしぶとい飯原にタイムリーを打たれたのは残念だが,その後は3イニングぴしゃり,とはいかなかったが少なくとも火は点てなかった。少なくとも安定感と修正力があることはよくわかった。あとは,無駄な失点を防ぐことがいかに出来るかということだけが次の登板までに追試として残ったというべきだろう。で,肝心の攻撃陣だが,もう書くのもばかばかしいほどの打力不足,得点力不足である。もうだめ押しで書いてしまうと,はっきり言って詰めが甘いのである。ランナーをためて返すバッティングが弱すぎるのである。2回,2点ビハインドをひっくり返してなおワンアウト満塁,打順はバーデンスタビノアで点が取れず,3回はノーアウト2塁から無得点,5回は石川を攻めて1点取ってなお無死満塁が点にならず。こんなヘボヘボの攻撃をやっているから,9回にひっくり返されるのである。しかし,点を取られた今井も本当にたいがいにせえよと言いたい。オープン戦や対外試合で失点を重ね,確か先々週のホークス戦では終盤2イニングスを任されてすべて失点してあわや追いつかれるかという失態を演じたばかりではないか。特に今日は今井をやり玉に挙げる形になったが,カープの若い選手には失敗を反省して次に生かすという意識が薄すぎる。だから,いつまで経っても勝てないのである。要するに,早い話が,弱いのである。そんなカープを,「カ・リーグ」ファン以外はどのように見ているか。ネタ元が社名と日付と競馬の馬番しか信憑性がない三文タブロイド紙であるというのが難点だけれども,こんな記事が出ていることで,そろそろ目を覚ました方がよい。さて,昨日,嶋重宣選手とライオンズの江草仁貴投手との交換トレードが発表された。江草は確かに実績もあるし何より三振の取れる中継ぎサウスポーだから,よくライオンズが出してくれたなと思うくらいだが(あるいはパシフィックの野球に合わなかったか),問題はその交換相手として嶋がどうなのかというところである。確かに松山やら岩本やら左の強打者は出てきているのだが,実績においてまだ劣るのである。そんな中,確かに近年故障がちではあったけれどもその中でもいい仕事をしていた嶋を簡単に放出するというのはどういう了見なのか。これはどう見ても対等なトレードではない。明らかにライオンズに足下を見られたトレードと言うべきである。実はライオンズも左の長距離砲というと若いのはいるが実績を積んだ百戦錬磨の選手はいないし,もちろん外国人選手は獲得しているが当然はずれの可能性もある。一方,江草は昨年獲得したものの全くの期待はずれ。そこに青木高広戦線離脱という事態に陥ったカープが泣きついてきたところをいいことにライオンズの補強ポイントをしっかり押さえられたとしか見えないのである。しかも,埼玉出身の嶋がライオンズに,広島県福山市出身の江草がカープにと,非常に美しい形まで作られているのである。まあ,野球も弱いが交渉ごとも弱いと言わざるを得ない。あななさけなや。これでも善意のカープファンは,見せかけの投手王国と若手の台頭を信じて,カープが優勝争いをすると,本気で思っているのだろうか。このままじゃ本当に最下位になるぞ。BlogPeople
2012/03/11
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まずはサンフレッチェ。よくやった。あの相手には内容ではない。結果だ。勝ち点3だ。佐藤寿人が点を取ったのも、完封したのもよい。相手に失望感を与えただろうからなおよい。 カープ。まあ勝った。前田健太がぴりっとしなかったようだが、毎年この時期はこんなもんだからいいだろう。ただし、次もこうならそうは行かぬ。 スタビノア。今日もホームランを打った。どうやらハズレではなさそうだが、鼠けいヘルニアを抱えて守れない状況で、どうするんだろうか。 詳細は、明日の試合と併せて明日更新の予定です。
2012/03/10
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嶋と江草のトレード!?この極貧打線の状況で?気でも狂ったか?それとも得意の片八百長かい?
2012/03/10
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やれやれ、今年は恥ずかしい試合をせずにすんだようだねえ。 でも、11安打対2安打で3-0というのはねえ。相変わらず打てない。打力不足。困ったもんだ。弱いねえ。 スタビノアが特大アーチを打ったらしいけど、右の横手投げには全くタイミングがあわなかったようじゃない。まだ追試が必要かな。糠喜びはできんよ。 まあ、すべては今日明日のオープン戦で判断しないと。参考にならないね。
2012/03/10
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2月の時点で,今シーズンからセントラルリーグも予告先発導入かという動きがあったところであるが,今日の臨時理事会で,正式に採用が決まったようである。これについては,未だに反対意見があるようだし,私も無条件で賛成という立場ではないのだが,組織として決まったことは仕方がない。それを前提として戦略を練り直さなければならないのだ。すでにその話が出た時点で,私は2月4日付で「予告先発導入?で問われるインテリジェンス」という記事をものしたところであるが,私の思うところは今もそれと同じである。相手の先発投手が開示されてその対策が取りやすくなるとともに,こちらの手の内も明かしてしまうわけだから,お互い様だ。その意味ではどの球団にも有利不利はない。むしろ,奇襲先発という手を使いたいチームにとっては面白くないかもしれないが,現代野球のインテリジェンスでは,カープを除いては,だいたい先発投手なんて解析されてしまっているのが優勝を争うチームの戦いだから,お互い様と言っていいだろう。しかし私は,先発投手の読み違えという言うことがなくなったことで,よりいっそう各球団の真の実力の格差がもろに出てくると思っている。すなわち,前回も述べたところであるが,相手選手の情報解析力に決定的に欠けるカープのスコアラー陣がそのメリットを有効活用できるか ということにつきると思われる。考えてみればいい。吉見や内海,能見といったところが予告先発で出てきたところで,カープが有効な攻略策を取れるか。カープの貧弱な情報解析陣ではまず無理だろう。いや,従来であれば先発投手が読み切れなかったところを開示してくれたからといったって,それを有効活用して徹底的に丸裸にして攻略することすら,カープの貧弱な打撃陣では出来そうにない。何のことはない,予告先発というものは先発で投げる投手の面からのメリットデメリットと言うことだけが意識されているようだが,実はチームの組織としての総合力が問われる重大な戦略に関わってくる大きな問題であると言うべきである。野村謙二郎は,「ファンの人が喜んでくれればいい」などとのんきなことをぬかしているようだが,大間違いである。確かにファンサービスの面から導入されたものかもしれないが,漫然と招き札の顔見せと同じように考えていたら,必ず痛い目に遭う。今からでもいい。スコアラー人および情報解析対策室を増員し,ホストコンピュータの一つも増設して相手投手の傾向や対戦成績を全部インプットして,必要に応じて参照できるようにしなければいけないはずだ。はっきり言って今のカープの実力であれば,そのくらいのことをしないと,絶対に勝てない。優勝なんてとてもじゃないとおぼつかない。むしろ,何度も言うが,このままでは必ず最下位になるぞ。たかが予告先発ではないのである。このペナントレースに劇的な変化を起こすかもしれない制度変更を,何とかして我が軍に有利に持って行かなければいけないはずである。その点に対してどうも善意のカープファンは無関心であるようであるのが,誠に口惜しい。何でもいいからカープに有利に持ち込む努力をすべし。BlogPeople
2012/03/08
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昨日の試合と違って結果はドローだったが,内容は今日の方が壊滅的にひどい。お互い8安打4点ずつだから互角じゃないかという声も聞こえてきそうだが,投手陣が揃いも揃って15与四死球なんてお話にならない。この時期のオープン戦だから4点ですんだのであって,公式戦だったら確実に二桁点差がついているところである(ジャイアンツは2四球だけに)。この事実を,善意のカープファンはしかと認識しなければいけない。それが理解できないようだったら,さっさとカープファンなんかやめちまえといって差し上げたい。。先発の福井。3イニングを1安打とはいえ6四球。福井クラスの実績のピッチャーがこの時期にこんなピッチングしてるようでは二桁勝利どころかローテーション失格だ。はっきり言って,先のホークス戦のあのピッチング内容で「100点満点」などと言い放った甘い了見がすべての原因なんだ。もう一度味噌汁で顔を洗って出直してこいと言いたい。さもなくば,次の登板は教育リーグでどうぞというしかない。2番手の大竹。まさに大荒れ。2イニングスを3安打4四球。よく3失点ですんだものである。まあ,大竹の場合はいつもこの時期はこんなもんだし,そもそも過去2年間からすればこの時期に投げられているということだけでもよしとしなければいけないから,とりあえず執行猶予だろう。ただ,次はこんなんじゃ困りますぜと言いたいところである。後のピッチャーも,まあ正直何とかゼロで抑えましたねえと言うしかない。しかし,カープが繰り出したピッチャーは中崎を別とすればカープとすれば出てきてもらわないと困るピッチャー,対するジャイアンツのバッターは格落ち。よってゼロで抑えたといっても参考にならない。まあ,大島や岩見あたりはまず無失点で結果を出してもらわなければいけないところではあるけれども。その中崎。危険球退場を食らったようであるが,そんなことで放心状態になっているようじゃいけない。むしろ,これからどんどんインサイドに投げ込んで,相手の打者に恐怖心を与え込んでおいた方がいいのだ。だから,そのあたりをしっかり組織としてケアしておかないと,せっかくの才能が埋もれてしまう。まあ,それができないからここまで落ちぶれたんだろうが。攻撃陣。もうお話にならないほどの打力不足,得点力不足。もう書き飽きたが,それでもしつこく言っておかないと誰も危機意識を持たないのだから仕方がない。8回に3点取って追いつきました,よかったですねとスクワットマニアたちは狂喜乱舞したのかもしれないが,地元登板と言うことで起用された育成選手の大立恭平を打ち込んだだけじゃないか。こんなもの手柄にも何にもならない。むしろ,8回裏だったんだから一気にひっくり返すくらいじゃないといけなかったわけで,かえってカープの打撃陣の迫力不足を裏打ちしただけに他ならない。で,オーかの投手相手はどうだったかというと,ジャイアンツの先発は今季一押しの宮國椋丞。カ・リーグファンは知らなかったかもしれないが,2年前のドラフトでは全国的にちいと知られた存在で,同級生の興南高校の島袋洋奨と並び称されたくらいの逸材である。で,松山のホームランがあったものの,4イニングスを3安打1四球と敵に名を成さしめる結果に終わった。そして例年苦手にしているフランケン。2イニングスをパーフェクト。全く持ってなーんにも進歩がない。何が層が厚くなっただ。何が競争の激化だ。昨年までと何にも変わっていないじゃないか。あえてしつこく言い続ける。このまま何にも手を打たなかったら,冗談抜きで本当に今シーズンはぶっちぎりの最下位になるぞ。もう少し,カープファンには,この危機感を共有してほしいと,切に願うところである。本当にカープファンはこれで勝てると思っているのか?BlogPeople
2012/03/07
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家に帰って,PCで文字列を確認したとき,それはもう笑うしかない光景が映し出されていた。1-5。またしても打力不足に得点力不足。しかも,バリントンにサファテをつぎ込んで二者連続本塁打を打たれるわだめ押しの失点はするわと,まあ救いようがない。9回の梅津に至っては2死無走者から2点を取られるという,ジャイアンツ戦ではいつもある光景まで見させていただいた。まあ,一言で言えば,だめだめ。弱い。惨敗。以上。である。それにしても,これまで負けはしても何とか3失点以下のロースコアで凌いできたオープン戦。それが,キャッチャーが石原に変わったとたんに序盤いきなり3失点。しかもこれまで許していなかったホームランをいきなり2者連続,いや2球連続で放り込まれたというのを見ると,いったいこのチームは何だかなあと思わざるを得ない。これだと石原にはもう3割5分に30本塁打くらい打ってもらわないと割に合わない。FAの交渉の際にどんなオプションがついていたかどうか知ったこっちゃないが,はっきり言ってもう石原は限界ではないか。高校の先輩が監督のチームにお譲りして,長打力のありそうな若手を譲ってもらうわけにはいかないものだろうか。え,それでもいらんって言われるか。打力不足については,もう書き飽きた。1回裏に2死満塁からバーデン侯があえなく三振。5回裏,1死満塁から石井琢朗兼任コーチが代打で執念のタイムリーを取ってなお1死満塁から,栗原松山が凡退。ちなみにそのときのピッチャーはオープン戦初戦で血祭りに上げたはずの小野である。どのチームもピッチャーの調子が上がってくる頃ではあるのだが,それにしても打てなさすぎる。いや,そんなことは分かりきっていたことだ。それなのに,全く持ってろくな補強をせず,若手選手の伸びしろという実態不明の幻想だけでカープファンを欺こうとしてきたこのカープというチームの組織こそ断罪されなければならない。左鼠径ヘルニアで離脱したスタビノアは,その直後に打撃練習で柵越えを連発したという見え見えの大本営発表的誘導記事が出て以来,その名前が出てこない。確かに會澤は2安打したし,今日は丸もヒットを打ったようだが,カープファンは本気で丸と松山と岩本と會澤で外野のポジションを埋め,かつ長打力を期待するつもりなのか。どうも善意のカープファンの中にはそういう皮算用をしている向きも多いと聞くが,御冗談でしょと言わざるを得ない。スタビノアにもしめどが立たないようなことがあるのならば,いや仮にスタビノアの調子如何を別にしても,この現状では緊急補強が必要なことくらい分からないだろうか。何度も言うようだが,そうしないと,本当にカープは優勝争いどころか最下位争いの大本命になるぞ。今日は広島でも春一番が吹いたようであるが,今のカープには春どころか未だ寒風吹きすさぶ状態である。明日からは中国地方はまた冷え込むようだが,おそらくカープはその冷え込みをお客さんにひときわ身にしみさせるような試合を続けることだろう。♪ 広島の 野球のチームが 胸張って 優勝するぞとそのときに 炭団で星取表がまっくろけのけ,ああまっくろけのけ♪本当にカープファンはこれで勝てると思っているのか?BlogPeople
2012/03/06
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天使:ねえ,見た見たーあ。野村祐輔君のピッチング。もう完璧じゃない!当然広島のスポーツ新聞は一面独占だったんでしょ?悪魔:そうじゃないんやなあ。まあ報知とサンスポは別としても,岩本が4の4だったというのを1面に持ってきたところが1紙あったぞ。サンスポも野村かと思ってびっくりしたら「野原」やったが。天使:えーっ。確かに4の4といったって,しょせん2点しかとれてないんでしょ?これが10点でも取ったんだったら,そりゃ一面の価値もあるでしょうけどねえ。悪魔:まあな。分かりやすいわな。普通に紙面を構成するとしたら誰がどう見ても野村祐輔やろ。インパクト的にも,カープファンへのアピール的にも。天使:要するに,どうしても岩本君を一面で押せというタニマチが球団にいて,その新聞社に・・・悪魔:ごり押しをかけたという可能性が強いな。まあ,どうでもええことやが。しょせんオープン戦のしょぼい試合の記事なんて。天使:それにしても,しょぼかったわねえ。この3試合。ドラゴンズが3点,3点,0点。カープが1点,2点,2点。まるでサッカーよね。悪魔:内容は大違いや。カープはピッチャーを惜しみなくつぎ込んでようやくドラゴンズをロースコアに押さえ込んだのに対して,ドラゴンズには投手陣の層の厚みというものを存分に見せつけられた上に,何やら超攻撃的オーダーで4安打とかいう恥ずかしい試合もあったなあ。打力が違いすぎるんや。天使:そういえばカープのバッターで結果を出してるのって・・・悪魔:松山と岩本だけやないか。昨日は土生もタイムリーを打ったけどな。天使:でも,それだけでも明るい兆しとは言えないのかしら・・・悪魔:言えるもんか。松山と岩本は競争競争といわれながら,この二人がまともに打ってくれないとカープの長打力はぼろぼろになってしまうんやぞ。だいたい,無邪気なカープファンはこの二人の活躍を計算のうちに入れてるやないか。天使:じゃあ,打って当たり前,打てない方が問題があると・・・悪魔:そういうこと。これであの二人まで打てなくなったら正真正銘カープは最下位になるぞ。その危機感が今のカープファンには全然ない。天使:話を戻すけど,野村祐輔君はもうローテーションの一角に食い込んで,二桁勝利に新人王は間違いないと言っていいのかしら。たぶん善意のカープファンは大騒ぎしてると思うんだけど。悪魔:だからなあ。野村祐輔の場合はローテーションには入れるかどうか,のレベルで語られたら困るんや。ローテーションに入って,それを一年間守り通して,あわよくば前田健太やバリントンと肩を並べるような成績を残してもらわんと,カープの優勝なんてちゃんちゃらおかしい。Aクラスさえも怪しいということになるんや。それを今のカープファンは知らなさすぎる。天使:そういえば,去年も結局ピッチャーがばたばたと倒れて後の補充が出来なくてずるずる滑り落ちたんですもんねえ。悪魔:何が投手王国や。投手王国と言えるだけの根拠があったら言うてみい。それこそドラゴンズと比べたら質も量も違いすぎるんや。カープなら余裕で先発ローテーションやセットアップで投げられるピッチャーが一軍半にごろごろおるんやぞ。天使:でも,善意のカープファンさんたちはやれ駒が揃った,成長の度合いが著しいと大喜びだそうよ。キャンプ終了日の安仁屋宗八さんの予想では先発ローテーション候補の投手だけで95勝なんて皮算用をやってたわよ。悪魔:まあなあ。現状がやばいからカープファンを喜ばしてやれという指令が「党中央」のほうからかかってたんやろうけどな。まあ,だいたいカープファンも同じような皮算用して無邪気に喜んでるんやろ。でも,みんな大事なことを忘れてる。天使:何よ,もったいぶって・・・あーっ,点が取れないと勝てない!悪魔:そうや。なんぼピッチャーが頑張って抑えてもバッターが点取れんかったらおしまいや。それを誰も計算に入れてない。この歴史的な,それこそ球団草創期以来と言うべき打力不足,得点力不足を前にしたら,そうそう簡単にピッチャーには勝ちは回ってこんぞ。天使:それでも,善意のカープファンさんたちは,野手の層も厚くなったから大丈夫だと思い込んでるそうよ。悪魔:結果が出てないやないか。ここまで。それを何で分からんかなあ。情けないよなあ・・・天使:まあ,今週からホームでオープン戦があるから,それでどこまで変わるか見守ることにしましょうよ。悪魔:うーん。何も変わらないほうに1000円。あんたはどう張る?天使:・・・・・・・同じ。(TENSHI and AKUMA coming soon......)そういえば今日はスターリンの命日。BlogPeople
2012/03/05
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今日はちょうど試合が行われている頃に,e-taxで確定申告に取り組んでいた最中であって,しかも途中でデータを飛ばすという失態を犯してしまったこともあって,一息ついた頃にはもう8回になっていた。したがって,断片的に文字列を追うことしか出来なかったのだが,例によって大マツダ報道報国会的によかったところだけは「恋すぽ」で映像を見ることが出来たから,その限りで思ったことを書いてみる。結論から言う。弱い。 この一言に尽きる。確かに,ドラゴンズの先発は吉見一起,2番手が中田賢一だったから,そうそう簡単に点が取れなかったのは仕方がない。しかし,12安打2点なんて恥の骨頂だ。3安打1四球で1点止まり,ノーアウト1,3塁から点が取れず,8回9回は2イニング連続本塁憤死。まあ8回と9回のホームタッチアウトは,ドラゴンズの外野陣に少しでも隙を見せたら本塁を狙うぞというプレッシャーをかけるためにあえてこの時期試したものかもしれないし,そう善解したいのだが,単に三塁コーチがぐるぐると腕を回しただけであったのなら救われない。いずれにせよ,ヒットばっかり打って点が取れないというのは弱いチームが見せるもっともたる特徴なのであって,相も変わらず打力不足,得点力不足は全く解消されていないということが,いやというほど分かるのである。要するに弱いのである。これでは,また今年もドラゴンズ戦はロースコアの競り合いになってじりじりとじれたカープが先に決壊するという構図が,多々見られそうである。そんなカープでも今日勝てたのは,もう私なんぞが言うまでもなく,どうせほかのカープファンのブロガーさんが喜んで書いてくれるだろうけれども,ピッチャーがドラゴンズを0点に抑えたからである。先発の前田健太が2回1安打無失点,リベンジに燃えたであろう中崎も1回を無失点。ミコライオは1死3塁という自作自演劇場を演じながらも点はやらず,岸本も2回をパーフェクト。そして,言うまでもなく圧巻だったのが,3回を1安打3三振に封じ込めた野村祐輔である。4回5回6回だったが,ドラゴンズのオーダーはほぼ開幕オーダーである。それを,アライバを連続三振に切って落とし,和田ブランコ平田谷繁とカープが昨年までさんざんな目にあってきた相手も難なく抑えた。やはり,予想通りの完成度の高い実戦向きのピッチャーだったということなのだろう。広陵高校3年の春夏の段階でその完成度の高さに舌を巻いていたのだが,東京六大学でもまれてさらに完成度がアップしたようだ。わずかに見た映像でも球の切れコントロールとも抜群だった。もちろん,まだ1試合投げただけなので,まだまだこれで新人王二桁勝利確定というわけにはいかないが,それだけのものを持っていることだけは間違いないだろう。まあ,次の登板が見てみたい。できれば週末の地上波かCATVで映像が見られる試合に登板してほしい。ところで,肝心の前田健太だが,投球の際に,マウンドで左足を滑らせて転んでしまうという一幕があったようで,その後も盛んに左足を気にしていたようである。これが一時的なものなのか,それとも昨年も開幕前に不安材料として出てきた下半身の故障を予期させるものなのかは,今のところ分からない。ぜひプレスはそこのところを突っ込んで取材してほしいところだが,まあ大マツダ報道報国会には無理か。まあ,ナゴヤドームシリーズを通してみた感想は,3連敗という大恥をかかずにすみましたね,でもとてもじゃないけど野球の質はドラゴンズとは雲泥の差がありますよ,優勝はおろかAクラスを争う顔でもありませんよということしかない。カープはようやく広島に帰ってきて,今週は火曜水曜と市民球場とマスカットでジャイアンツ戦,金曜日に対社会人オール広島戦,土日と市民球場と福山でスワローズ戦が組まれている。この辺で,そろそろ真剣に野球に取り組んでもらわんと,冗談抜きでほんまに今年は最下位になりますぜ。と,いう思いに駆られずにはいられない。広島カープ。好材料ややあって今日は多少値動きあり。BlogPeople
2012/03/04
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今日の試合は,試合開始から試合終了まで,映像でしかと見届けさせていただいた。結果は,その間中溜息しか出なかった。スコアこそ2-3だが,やってる野球の内容には雲泥の差がある。はっきり言って,昨年までの対戦内容と,何ら変わっちゃいない。要するに,プロとアマチュアの差なのである。そこで見せられたのは,カープが全く昨年から進歩していない姿のみである。まず投手陣から。先発の篠田。1回こそ無難に抑えたが,2回に入ると球が悪いように散らばってストライクを取りに行ったところを打たれるという,昨年までと何も変わっていない姿である。このままでは,とてもじゃないが二桁勝利なんておぼつかない。相当反省して修正してもらわなければならない。2番手の中崎。今日は立ち上がりの不安を露呈してしまった。ストライクが全く入らず,これまたストライクを取りに行った球を打たれるという姿を見せてしまった。ただ,最後に荒木を三振に取った球はよかった。今日はこういうこともあるさと言うことで善解しておきたい。所詮まだその程度のピッチャーだから。3番手の大島。左打者を歩かせてどうすると言いたいが,大けがもなく無失点に抑えた。これが腕を下げたことでもし右打者も打ちづらくなっているのであれば進歩である。順調に進化していると思いたい。なんせ開幕に左の信頼に足りる中継ぎがいないんだから。今は非常事態であると言うことに,どれだけのカープファンが気がついているだろうか。4番手の永川。何もかもだめ。ストレートを平田に長打され,フォークを見切られて藤井を歩かせ,あげくまたフォークを大島にうまく払われて決勝点を与えてしまった。球の勢い,変化球の切れ,ともになし。残念ながら教育リーグにどうぞといいたい。これ以上中継ぎがいなくなるのは困ることなんだが,使えないピッチャーはどう工夫しても使えない。とにかく,まともに投げられるようになってからまたどうぞと,言うしかない。もう無理に開幕に間に合わせなくていいだろう。開幕から悩みの底に突き落とすよりも自信をつけて勝負所で出てきてくれた方がいい。もっとも,その勝負所が来るかどうか分からないが。5番手の今村。今日唯一の収穫である。これまで実戦で投げるたびに失点を重ねてきたが,今日は見違えるような球を放っていた。2イニングスパーフェクトと,何もかも申し分ない。とにかく球が切れまくっていた。ストレートも140km台後半をマークしていたから,開幕したら150km近い球を安定して放れるようになるだろう。攻撃陣。全く評価すべき材料なく今日も値つかず。5安打2得点。昨日より進歩しているように見えるが,松山の二塁打2本が得点に絡んでいるだけで,攻撃のつながりも何もない。まさに散発である。しかも,山内壮馬,小林正人,川井雄太,鈴木義広と,ドラゴンズに勝つためには絶対に攻略しておきたいピッチャーには,バーデン侯の二塁打と堂林の四球以外,手も足も出ない惨敗である。何度も言うが,このままでは,また今シーズンのドラゴンズ戦は昨年までと同じ轍を踏んでしまう。この姿を,大多数の善意のカープファンは,どう見たのだろうか。聞いてみたいものである。余談だが,バーデン侯の打った二塁打。あれはまさにフェンス最上段に当たった当たりだったが,こういう打球をスタンドに放り込む選手を本来補強しておいくべきではなかったのか。スタビノアが開幕ほぼ絶望となった今,とにかく緊急の補強が必要だろう。日本人でも外国人でもよい。外国人の場合は他球団のお下がりでもよい。それをしないと,昨年よりももっとひどい得点力不足を来すことは,目に見えている。それにしても,試合が終わった後,見ていて疲れたというか,本当にあきれ果てた。カープファンの皆さん。あなた方はまだこれでも今シーズン「優勝争い」が出来ると信じますか。このままでは本当に最下位になりますよ。広島カープ。好材料なく今日も値つかず。BlogPeople
2012/03/03
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4週間後は,開幕シリーズとなるこの対ドラゴンズ3連戦。当然,内容云々よりも勝利という結果がある程度求められるところであるが,私は正直なところ,ここ数試合の対外試合の内容を見たらとても勝てないだろうと思っていた。それはまあここ数日の記事の内容にほのめかしたところであるが,今日の試合。その予想と全く違わないものだった,ようだ。ようだとしか書けないのは文字列に後付けでしか接していないからなのであるが,それにしても文字列というのは残酷なまでに現実を刻んでくれるものである。結果だけ見れば1-3。しかし散発4安打。相も変わらず打てない,点が取れない,攻め手がないの三拍子である。ナゴヤドームのドラゴンズ初戦のお約束である先発の岩瀬から東出がヒットを打ったら小窪があっという間に併殺打。あとは今年47歳のおぢさんからメジャー44勝とか言う太っちょおぢさんとか秋だけの男とかその他一軍半を全く打ちあぐねているんじゃ,どうしようもない。何がポジション争いだ。何が競争だ。打力不足はさっぱり解消されていないではないか。先のホークス戦から,何も進歩していないではないか。よくぞこんなていたらくでキャンプを総括して100点満点と言えたものである。だからいつまで経ってもカープは優勝はおろかAクラス争いからもお呼びじゃねえんだよといってやりたい。ピッチャーは,まあよかったと言えるのかもしれないが,この時期にバリントン,ミコライオ,サファテと並べたんだったら抑えて当たり前だ。ミコライオが早くも151kmをマークしたというのがせめてもの収穫だろう。バリントンもMAX146kmというから,今年も安心して良さそうだ。このくらいしか今日の試合は評価するところがない。後を投げた岩見と梅津は自作自演でピンチを作っては何とか抑えるというマッチポンプ投球。中田廉はせっかく打線がなけなしの1点を取って同点にした後につるべ打ちにあって勝ち越しを許す始末。今井こそ前回の内容に喝を入れられたか3人で抑えたが,これじゃ全くだめだ。中継ぎ陣の不安は,これじゃ当分解消されそうにない。残念ながら,今のところ,カープの野球の内容は,昨年から全く進歩がない。いったい,カープのスプリングキャンプとは何だったのか,そもそもカープの補強とは何だったのかを,もう一度考え直して,現状の選手は鍛えに鍛え上げ,追加の補強を真剣に考えなければいけないだろう。何度も言うが,このままだと,本当に今年のカープは最下位だ。まあ,明日どんな野球をするのか,しかと見届けることとしよう。なんと言っても明日はJ-SPORTS2で生中継がある。大マツダ報道報国会が隠す「不都合な真実」も,白日の下にさらされることになるのだ。楽しみに見させてもらうこととしよう。広島カープ。好材料なく今日も値つかず。BlogPeople
2012/03/02
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私には俄に信じられないのだが,何でも善意のカープファンはスプリングキャンプ前から,いやスプリングキャンプの最中も,今シーズンカープが優勝争いをしてあわよくば優勝と言うことを,信じて疑わなかったようである。私のような疑り深いファンがそれに疑問を差し挟むようなことをすると,早速今日のように精神に問題のある低脳蛆虫どもが湧いて出ることになるほど,何かカープファンは浮き足立っているような気がする。しかし,現状はそんなに甘くない。私に言わせれば,結局カープは去年から何も進歩していないと思わされたスプリングキャンプだったと言わざるを得ない。第一,成果がほとんどないのだ。これでオープン戦をどう戦って,どう仕上げていくのか。はっきり言って非常に不安である。まず投手陣。確かに前田健太とバリントンとサファテは今年もやってくれそうだし,野村祐輔はどうやらかなり完成度が高いらしいことはよく分かった。しかし,昨年からの上積みという点では,どれほどあるか。福井と篠田は評価が高いようで,福井は先のホークス戦で一応結果は残したが,はっきりいってこれじゃまだまだ追試が必要かなというレベルである。大竹と永川がようやく出てこられそうかなとも思われるが,これだって実戦でもっと投げさせてみないと分からない。先発ローテーションで期待をかけられていた齊藤悠葵と中村恭平は投げるたびに失点する始末で,これでは昨年までと何も変わってないじゃないかと思わざるを得ない。先のホークス戦ではこれに今井までミソをつけたから,はっきり言ってどの口が投手王国とぬかすのかと言わざるを得ない。ミコライオに中崎がいるじゃないかと言われそうだが,期待は高いが実戦では未知数だ。彼らはまだこれから査定される段階なのである。そういえば,ミコライオはもちろん中崎も当分中継ぎ起用されるようなのだが,中崎の起用方法についての是非は別として,中継ぎ投手陣が質量とも劣っているのは事実だ。なんと言っても青木高広の離脱が痛い。その代わりは大島と岩見でと言う見込みらしいが,大島は今のところ無失点とはいえ,シーズン通して安定して投げられるかという不安はある(いや,それだけの力はあると信じているのだが)。岩見はなんと言っても自作自演劇場が持ち味だけに,それが結果論なのか打ちにくいから相手も攻めあぐねているのか,何とも言えないのが辛い。右はといえば何とか岸本と梅津でというところだろうが,肝心の今村が実戦で失点を重ねているという事実を,どう評価すればいいだろうか。もっとも,投げ込んで持ち味が出るタイプだけに,あまり心配するには当たらないかなと思いたいのだが。攻撃陣。もう大本営発表下付機関たる中国新聞も「投高打低」と書かざるを得ないほど,何の進歩もない。打てない。点が取れない。もちろん機動力野球なんて見る影もない。いったいスプリングキャンプで何やってたんだと思わざるを得ない。野村謙二郎はあえてその実情を隠すために,一軍と二軍の入れ替えを頻繁にするということをぶち上げ,現に赤松と丸を二軍に落としたようなのであるが,それでは昨年と比べて伸びた選手がいるかと言われれば,はっきり言っていない。松山と岩本は確かに結果を出しているが,まだ昨年,一昨年のいいときの調子に手が届くかというところだろう。まあ,本当に伸びたと言えるのは迎と會澤だけじゃないか。會澤は間違いなく良さそうなので外野で起用などと言う寝言を言わずに正捕手として起用するくらいの度量があってもいいんじゃないだろうか。そして,今日入ってきたニュースである。キャンプ序盤ではカープファンを驚喜させながら,その存在感が徐々に薄れ,ついには下半身の張りで別メニューと言うことだったスタビノアが,左鼠径ヘルニアと診断されたことが発表された。まあこれでは開幕絶望だろう。それどころか交流戦に間に合うかさえも微妙だ。善意のカープファンがほとんど信仰の領域にいたるほど信じていた長距離砲の離脱である。ざまあみろ,だからもう一人か二人外国人日本人を問わず長距離砲を獲得しとけと言ってたんだ。今更泣いたって遅い。とにかく今からさっさとスペアの外国人を探してくることを考えた方がいい。他球団からのお下がりでもいいから。じゃないと,本当にカープは今シーズン最下位になるぞ。まあ,明日からのナゴヤドームでの対ドラゴンズ3連戦で,徹底的に打ちのめされればいいんだ。奇しくも4週間後の開幕カード。相手のドラゴンズも首脳陣ががらりと変わってなんかどこかのチームと似たような生え抜き至上主義になってしまったが,選手には落合イズムがまだしみこんでいることは確かだ。まあ,せいぜいぼろぼろにされて,いかに自分たちの考えが甘かったかと言うことを無邪気なカープファンにたたき込んでやればいいんだ。まあ,それでも一部白痴的なスクワットマニアには届かないんだろうけどね。明日からの3連戦ですべてが分かる。BlogPeople
2012/03/01
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