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試合内容は相も変わらずぐだぐだで,手放しで褒められたようなもんじゃないが,それでも勝ったからよい。敢えて言うならば,打撃好調の触れ込みで広島に来た相手を黙らせて連勝したことは大きいだろう。それに,まだペナントレースもまだ始まったばかり。どのチームも歯車がかみ合ってと行かないのだから,その間に白星を積み重ねて自信にする,味をしめることが大事なのであって,それができていることはやはりよいことと言わねばならない。今日の殊勲甲はもちろん床田である。6回2失点という内容もさることながら,1-2となった直後の4回裏に自らのバットで同点の一打をたたき出した気持ちの強さあってこその勝利だ。去年はなんとなくおどおど野球やっていたような気がするのだが,今年は違うといっていいし,白星という形でその裏付けが出来た。これは次回以降も期待できるといってよい。少なくとも,昨年はおよそ見られなかった野球であることは確かだ。そしてクロン。あの決勝本塁打は,きっと彼を勇気づけ,歯車をいい方向に回転させると思う。オープン戦では迷いの淵に入りかけていたが,ペナントレースになってヒットが出だしたので心配はしてなかった。しかし,何でもいいから打点付き安打が欲しいと思っていた矢先である。こういう一打で人が変わったように打ち始めた例はたくさん見ているし,逆にオープン戦絶好調なるもあらあらになるケースもたくさん見ている。まあ,まずは明日だ。もちろん,冒頭に記したように今日の試合もとても手放しで褒められた内容ではない。相も変わらず続く牽制死とか,チャンスにもう一押しが出ない攻撃とか,今から越えなければならない課題はたくさんある。今日の試合だって,相手先発の伊藤将司相手に2点しか取れなかったということ自体は要反省だろう。畢竟,野球は火力勝負であって,それに抵触するような戦術や戦略はやはり誤りなのである。そこで明日の試合である。予告先発は中村祐太対秋山拓巳。祐ちゃんはきっとそれなりに試合を作ると思うが,オフェンスが秋山から点を取れなきゃ話にならない。いや,明日こそ打ち合いで勝つのが鉄則だろう。いや,打ちのめすのだ。まだまだ勝っていかねばならない。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/31
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1回裏の田中の失態を見ただけで,もう今日は半分諦めた。いかに森下が野球頭に優れた素晴らしいピッチャーだとはいえ,そうそう0で抑えられるとは思っていなかったし,それ以前に点が取れるなんて思いもしなかったから。その予感は,八分通り当たったのだが,結果は勝った。まあよかったというのみである。なぜ勝てたかというと,結局点を取ったからということに尽きる。さすがにあの日曜日の引き分けはオフェンスの連中はみんな無様だったと思っているということだと信じたい。もちろん今日は西勇輝もよかったのだが,1点でも取れば局面が変わるという証明である。こういう試合を引き分けたり落としたりしていたら今シーズンは終わる危険性もあったのだが,ウノゼロでも勝てたことはよかったというべきだ。点の取り方は典型的な弱者の兵法だったのだが,今日はやむを得ないだろう。1回裏に局面が打開できていれば別の流れに出来たかもしれないのだが,まあ野球はそんなもんである。なんせ相手は開幕3連勝,こちらは3連勝できたところをまさかの1勝1敗1引き分けなのだから,相対的に言えば相手の方がまだまだ強いといわざるを得ない。まだまだ相手の方が強いと思ってかかっていくくらいでよいかもしれぬ。まあひとつだけ言っておくとしたら,2度の牽制死はいただけない。特に7回の上本。終盤の勝負がかりであんな刺され方はあり得ない。君はいったい一軍で何を売りにして生きていかねばならないんだい?そのあと守備でアクシデントがあったあと入った矢野の守備は,まさに銭が取れる守備だから,本当に君の出番喰われるよ。本当は言いたいことはたくさんあるのだが,今日は勝ったと言うことで,椰子の実の中にしまっておく。ちなみに昨日の標題の延長で,今日は別の標題をもう途中まで考えていた。それを使わなくてよい結果になったのはよいのだが,内容は限りなくそれに近い。そうならないためには,明日こそ火力で押していこう。明日の先発は床田寛樹対伊藤将司。サウスポー対決で相手はプロ初先発ルーキーである。隙はきっとあるはずだ。さらに言うとこちらのルーキー栗林と森浦は三連投だ。できれば使わなくていい展開としたい。しかし,今日は佐藤とサンズの暴走に助けられたことは事実だ。もちろん誠也の好守あってこそだが,よほどなめられてるのかよほど莫迦なのか。さっき言ったことと矛盾するようだが,やっぱり過剰に怖れるべき相手ではないのかもしれぬ。まだまだ勝っていかねばならない。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/30
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先週金曜日からの3連戦については,もはや言葉がない。何か語る気もしない。開幕戦の無様な敗北もそうだが,やはり昨日の試合,投手陣が0に抑えながら攻撃陣が全く呼応せず,それどころか投手陣の思いを踏み躙るような振る舞いすら見受けられたのであって,要するにこの先のことを考える気力はもうないのである。明日からは引き続きホームでタイガース戦なのであって,なんせ相手は開幕3連勝という結果を残して広島に来るのである。もちろんタイガースが打ってきた投手とカープの擁する投手の力量は違うとはいえ,評価されるのは残った数字である。少なくとも気をよくしていることは確かだ。となると,当然のリスクマネジメントとして然るべく点を取られることを想定しておかねばならないだろう。いかに明日の先発が森下とはいえ。そう,いかに森下が抑えたとしても,カープ打線が西勇輝から点取れないと始まらないのだ。その可能性は,残念ながら極めて低いと思われる。昨日の試合を見て,攻略のチャンスがあるとはとても思えない。悲しいくらい現状は厳しいのだ。だから私は常々言ってるのにね。攻撃陣の火力がなければ始まらないって。それを昨日など思いっきり証明したじゃない,自分の手で。オープン戦からホームランはおろか長打すらろくに打てない状態なのに,何の手も打てなかったというのは,やっぱりおかしいよねえ。え?だから松山を昨日起用したんだって?あのね,願望じゃだめなの。オープン戦からろくに打ててなかったじゃない。じゃあファームにいるかといわれると,これまたいないのである。正隨はホームラン2本打っているが肝心なところで打てていないのが気にかかる。しかし,今の一軍のオーダーは完全にチェックメイト状態なのであるから,何でもいいから手を打たないと座して死を待つ状態になりかねない。でもあれなんだろうな。死を待っているのかどうかすら分からない茹で蛙がいっぱいいるんだろうな。私は死を待ちたくないから,何でもいいから手を打ってほしいと思う。正直言って,今のカープは守備走塁専門官を抱えておく余裕はないのだ。打てる選手を抱えねばならぬ。二枚替え三枚替えが難しければ,ひとりずつ10日間限定で入れ替えたらいいじゃないか。そうしないと,ファームの選手は腐ってしまうよ。今の一軍オフェンスの惨状を見せられたら。今年からファームの試合も一球速報が見られるが,それを見る限りでも些かオフェンスの選手に元気がなさそうに見えるのが気にかかるのである。小園にようやく長打が出るようになってきたのと,羽月が塁に出たら盗塁を狙っている姿勢は買える。なんせ羽月は8盗塁でダントツの盗塁王だ。きっとこの二人は今上げていいと思う。勢いを買うというのも,悪くない。そういう夢を語らなければならないほど,現状は苦しい。ああ,♬空は青いし,なぎさは緑~SubmarineというよりはLostshipかな。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/29
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もし今日の試合を持って価値ある引き分けと思っている向きがいたら,消えてなくなれと言いたい。そのくらい酷い試合だ。限りなく敗北に等しい引き分けである。そしてその内容もぼろぼろだ。何の救いようもない引き分けと言ってよい。いや,投手陣については文句の付けようがない。とにかく酷かったのはオフェンスである。特に給料の高い面子の不献身ぶりには怒りさえ覚える。10安打0点,16残塁。いったい何考えてるんやというところである。ただ,今日の結果はある意味必然であるとも思う。それはスターター発表の時点で予見可能だった。開幕戦のアンチヒーローである松山をレフトスターターで起用したのを見て,あーあと思ったのである。はっきり言って,昨日の勝因は開幕戦で失態を見せた松山を外したことである。そんなの誰が見ても明らかなのに,なぜか逆らった。まったく今日の松山起用は説明が付かないし,正当化されえない。これが今日何をやってもうまくいかなかった理由であるといっていいと思う。もうひとつ言うなら,今のカープ,取り敢えず二言目には優勝を目指すとかなんとかいってるけれども,本当にそういう線でチームがまとまっているのか,些か疑わしい。今日の9回裏の攻撃でベンチの様子が映像で抜かれたとき,手を握って祈っている森浦がいた一方で,誰とは言わないがベンチの中でヘラヘラ笑っていた姿があった。そういうのに限って,気のないプレイをしてがっかりさせたのである。はっきりいえば,この3連戦の結果を見る限り,今のカープにとって,「三連覇レガシィ」など不要だという結論に至る。今考えるべきは赤ヘルの未来である。明日のことなど考えられるような状況ではない。しかし,ウェスタンでの選手起用を見ても,その認識があるかどうかは甚だ疑問だ。もしあったら,羽月に外野を守らせたりはしないはずだ。羽月の打力から言えば今の一軍で外野が務まるわけないのであって,それなら小園や安部に外野を守らせるオプションを準備しないと嘘だ。奨成にはようやく外野や三塁でプレイさせているようであるが。ともかくこの開幕シリーズ,普通にやっていれば3連勝出来たはずが1勝1敗1分けにすり替わってしまった。まことに遺憾である。しかしその原因の大半はこの球団の体質そのものにある。それを隠蔽するために,理屈にならない理屈をこねてこれでいいんだと言っている向きなど,消えてなくなってしまえ。これではどの口が優勝なんていうと言わざるをえない。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/28
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昨日の今日だから,のんべんだらりとやっていたら負けると思っていたが,そうはならなかった。まあ結果的にはいい勝ち方と言っていいから,取り敢えずほっとした次第である。誰のイニシアティヴかは知らないが,今日は昨日攻守に大ブレーキになった松山をラインアップから外し,同じく終盤まったく効かなかった會澤を坂倉に代えて5番に据えた。去年までの佐々岡なら考えられない差配であるから,きっと河田の発案ではないかと思うが,これが功を奏したことは間違いない。なにより,これでチームはある程度締まっただろう。どんなに攻守に効かなくてもレギュラー特権で出ていたような選手がとにかく外されたのであるから。惜しむらくは,松山の代わりが大盛というディフェンシヴ優位だったことがさらなる爆発を呼ばなかった原因かもしれぬ。今日の試合で大きく流れを変えたのが田中の先頭打者本塁打であったことはいうまでもない。きっと田中はこれを一番感じていたに違いない。菊池が当たっているのに攻撃の爆発を呼ばないというのはある意味田中が機能していない証拠でもある。彼はそこまで鈍感ではないと思うから,きっと明日は我が身であることを感じただろう。現にファームでは小園が結果を出しているし,昨日は長打2本打っているところである。だからこそ一番いいところで結果を出せたのかもしれない。まあ,明日だ。それと,やはり今日は九里だ。昨日あんな負け方をした今日であるから,気持ちの弱いピッチャーだったら巻き込まれてしまいかねない。その点では九里はまさしく適任だったのかもしれない。もちろん今日九里が投げることとこの結果との連関は偶然の産物に違いないが。九里については,もはや言うことがない。さすが九里と言うまでだ。まああとは栗林だろう。いきなりクローザー任せて大丈夫かと思っていたが,セーブシチュエイションとしてはうってつけの場面が巡ってきたというべきだ。それを差し引いたとしても,非常によかった。最初のクローザー起用は百戦錬磨のピッチャーでも難しいし,まして初登板となるとなおさらだ。あのサファテでさえカープでの初セーブは冷や冷やものだったのだが,本当にいい形でセーブという結果が付いてよかった。この結果を勢いに繋げるには,明日勝つしかない。明日の予告先発は野村祐輔対小笠原慎之介。継投とサウスポー相手の攻撃が鍵になる。まあ小笠原というのは決して打てない相手ではないと思うが,点になるかどうかは別問題である。しかし,野球は点の取り合いなのだから,それを制さないことにはもっと打力の強いチームと当たったら勝てない。まあ,今日は本当によかった,とだけ,記しておけばいいかな。勝ち星こそが薬なんだから。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/27
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だから重々言ったじゃないの,ねえ。いくら「機動力」とか「隙のない野球」に邁進したところで,火力の裏付けがなけりゃ何の意味もないって。今日の試合を見て,まだ分からないかなあ。一部自称カープファンの皆さん。今日の試合の教訓は,「三連覇レガシィ」なるものはもはや崩壊したことである。今日の試合がまだ1点差負けで済んだのは菊池が攻守に効いていたからなのであって,それがなけりゃ目も当てられない惨敗だっただろうね。特に名指しさせてもらうが,田中と松山。もうラインアップに並ばなくていい。この二人の攻守にわたる劣化がいかにチームの足を引っ張っているかということを,今日の試合は実にわかりやすく教えてくれたではないか。もうひとつ言うなら,はっきり言うけど,4番の差だよ。誠也だって何がオールジャパンの四番打者なもんか。2回の試合を決める大チャンスに真ん中の変化球をむざむざ見逃した姿と,相手四番のビシエドの8回表のバッティングとを比較してみればいいさ。グランドスラムとは言わないけど,ボテボテのシングルヒットでいいから,打って欲しかったよね。結局今日の試合で露呈したのは,しょせん佐々岡はこの程度の野球しか出来ないということである。8回9回の野球など,指揮官としては絶対厳禁事項といっていい「戦力の逐次投入」のもっともたるものである。要するにこの試合をどう勝ちきるかという戦略ひとつ立っていなかったという証拠である。大瀬良がきっと完投してくれるだろう,するに違いない,しなけりゃならないんだという順で願望が当為にすり替わっていったのが手に取るように分かる。ついでにいうとね,これは全部,選手を甘やかしてきたツケなんだよね。いや,選手をとひとくくりにするのは誤りだ。「党中央」のお好みの選手ばかり持ち上げられているというのが正しいと思う。分かるんだよ,広島に住んでカープにかかる様々なる事象を私心なく見てりゃ。その意味じゃ9回裏,よく堂林や坂倉は結果出したと思うよ。きっと一種の反撥心に違いないと思って見ていたのだが。これで,私も腹をくくった。佐々岡がのさばっている以上は今年は最下位だ。そうとならば徹底的に現状に筆誅を下していくよ。まあ,それでも欲目はあるから,選手が佐々岡を見放してのびのびと野球をやったら,今日の9回裏のように潮目が変わるかもしれぬという希望は持っておきたい。そう,今日の試合の戦果と言えば,やっぱり佐々岡じゃ駄目だと言うことが目に見えて分かったことである。それがじわじわと伝播してくれればというささやかな希望はあるのだ。正直,明日がどうこうという期待はもう持てない。というより,4月末までにいくつ勝てるだろうね,てゆーか,本当にいつになったら勝てるかね。死に水ならとって差し上げるよ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/26
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なんやかんやで,明日はついに開幕日である。例年ならしかるべき高揚感があるのだが,今年はなんかその限りではない。そりゃそうだ。どう考えても,客観的状況はあまりにも厳しい。昨年の無様な敗退の理由を投手陣の崩壊に求め,投手陣すら整備すればなんとかなると喧伝され続けてきたし,多くのもの知らぬファンはそう思い続けてきた。それは違う,致命的なのは火力不足,得点力不足であると私はいい続けてきたのだが,残念ながら「守り勝つ野球」「隙のない野球」の連呼の前に,かき消されてしまった。しかし,オープン戦の結果は,私の方が正しかったことを証明してしまった。それでも,いまだに多くのファンは誤りを認めようとしないどころか,よりいっそう狂信的な「守り勝つ野球」なるものに邁進しているのである。こんな中で,明日からのペナントレースを勝ち抜けるかと言われても,そりゃ無理だといわざるを得ない。私だってファンの欲目があるし,こんな現状分析を覆してほしいという思いがあるのだが,いかんせん現状を取り巻くぬるま湯的な甘ったるさをみれば,そんな欲目すら吹っ飛んでしまう。誰がなんといおうと,佐々岡が邁進している野球は誤りだ。ただでさえ今年は9回で試合が終わるのだ。ならば勝つためには初回から火力でぶっ放して,終盤に競り合いになったらよりいっそう火力を上げて,点を取っていくしかないのである。それができるか。無理だ。今のカープは,よってたかって後ろ向きの点を取られない野球を追求しようとしている。しかし,それじゃ勝てない。絶対に勝てない。間違いなく最下位になる。しかし,野球をやるのは選手だ。監督やヘッドコーチの差配でどうこうなる試合なんて,まあ数えるほどしかない。考えてみればよい。どんなに「守り勝つ野球」とやらを追及したって,点取らなきゃ勝てない。点を取るためにはまず誰か出塁しなけりゃいけないが,まさかヒットを打てとか塁に出ろとかいうサインなんか出せようもない。これだけは作戦とか言うものの範疇外,個々の選手の技量以上でも以下でもないのだ。それを思うと,要は選手が頑張って出塁をすれば,そして肝心なところで長打を打てば点になるし,それが積み上がれば勝利に近づく。簡単なことではないか。そう,赤ヘル戦士に今言いたいことはひとつだけ。とにかく,打って打って打ちまくれ。主人公は佐々岡でも河田でもない。君たちなんだから。打ち勝つ野球,それこそが王者のための唯一の最適解だ。君は誰のために,何のために野球をやるのか。佐々岡に褒めてもらうためか,河田の手駒となるためか。違うだろう。自分がヒーローとなるためじゃないのか。そのためには,佐々岡や河田が導入しようとしている無意味な概念など捨て去ってしまえ。諦めるのは,まだ早いだろう?私のsoulに着火したこの世界はCrazyさ。さあ,見せつけてやれ,BLAST BLAST BLAST BLAST!!!他人の物差しで自分を測るなんて,ロマンが足らないんじゃないか?BlogPeopleSIGMA People
2021/03/25
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既にウェスタンリーグは開幕しているところであるが,今年からスマホアプリ「スポーツナビ」の一球速報に,二軍戦が加わった。そしてカープは一足遅れて今日からナゴヤ球場のドラゴンズ戦で開幕である。しかし,文字列とはいえ,そこで見せられたものはまたしても絶望である。主力選手の調整という意味もあって1番堂林2番長野3番坂倉のラインアップを組み,先発はローテ逆算で森下。となるとある程度の内容が求められるところだったが,残った結果は0-4。およそ得点の匂いもしない惨敗だった。話にならない。映像では見られなかったものの,見えてきたものは悲しいカープの現状である。確かに相手先発は大野雄大だったが,それにしても5回2安打というのはあまりにも寂しすぎる。これでは点の取りようがない。そもそも論として塁に走者が出られないから前に進めるとかなんとかいう以前の問題だ。決して大野がべらぼうによかったからこの結果ではなかったというのは,その後出てきたピッチャーにも同じように箸にも棒にもかからないような結果だったことからも分かるというものだ。だからね,言ってるでしょ?野球は火力だって。なんで一部の自称カープファンはそれを否定しようとするかねえ。もうひとつ言うと,今日のオーダーにも異議ありだ。7番羽月8番小園の並びはなんで?と思わざるを得ない。なんで打球が外野の頭を越さずに打席に入ると高校野球並みの前進守備ひかれるのが前打つわけ?おかしいよ。こう言う筋の通らない依怙贔屓をしていると,本当に壊れるよ。もっと二人の将来型を見据えた育成をしなきゃいけない。それを多くの自称カープファンは分かってない。とにかく今日の試合で見えてきたことは,今のカープは,一部自称ファンが唱道する「守り勝つ野球」なんて絶対無理だと言うことである。当たり前だ。点取らなきゃいくら相手を封じ込めたところで勝てるものも勝てない。結局,故長谷川良平翁が絶対的エースの時代,同郷で同じく弱小球団の国鉄スワローズのエースだった故金田正一翁と言い合っていた「1点取られたら危ない,2点取られたら負け」のゾーンに今のカープは入っているのだ。もうここまで来たら,泣けて涙も涸れ果てた。本当に,こんなチームに誰がしたと斜に構えるのが精一杯の抵抗だ。とにかく,今のカープに言えるのはただひとことだけ,「悔しかったら勝ってみろ」。勝ちさえすれば,勝ちを積み重ねさえすればどんな勝ち方だろうと文句を付ける筋合いはない。佐々岡も河田も自分が唱道する「隙のない野球」とやらを追求して勝つ姿を見せればいいだけだ。まあ無理だろう。もし今のカープが勝つ姿を見せられるとすれば,あの三連覇の時のように,徹底的に打ち勝つ野球が出来たときのみであるだろうけどね。それが出来なかったら?もちろん,徹底的に落とし前を付けさせてもらうよ。今の「党中央」を筆頭とするヒエラルキィをぶち壊すまで。ここまで言われて悔しかったら結果で物言ってみろ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/23
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いち早くというか拙速というべきか,昨日の一軍帯同オーダーから羽月と大樹をカットする形で一軍枠入りの野手が決まったようだ。オープン戦終盤の絶望的な専守防衛路線よりはましかもしれないが,まだまだ絶望的な火力不足といわざるを得ない。正直,矢野が打席に立ったら高校野球なみの前進守備を引かれるし,曽根にしても上本にしても外野は相当前に出てこられるのが落ちなのであって,要するに相手にとっては安牌なのである。その割には,まだまだカープファンの現状認識は絶望的である。既に書いたとおり,今シーズンは9回打ちきりというのが本日正式決定されたのであるが,ならば初回から火力全開,万一ビハインドとなったら徹底的に火力で押さなければならないのであって,要するに守備走塁要員の出番はそう多くないのである。だから,今のように内外野のユーティリティを3人も抱えるというのは,用兵としては下の下なのである。なのに,この絶望的オーダーに拍手を送り,守って走れれば現状を打開できると思っている一部自称カープファンには,本当に失望する。しつこいようだが,失点の1点を削ることは極めて困難だが,得点の1点を加算するのは容易い,とはいわないまでもより簡単であると言える。だったら,その方向にシフトすればよい。てゆーか,それは常識。一部自称カープファンみたいに,狂信的な「守り勝つ野球」などを掲げているプロ野球チームはないよ。この度のオープン戦の防御率が12球団1位だったことでその方向により固執しているようだが,アホかとしか言いようがない。これも何度も言うけれども,野球というスポーツの妙味はどんな形でもスリーアウト取られるまでにホームを踏めば1点記録されること,そしてアンパイアがゲームセットを宣告するまでに相手よりたくさん点を取れば何失点しても取り返すチャンスがあること,これに尽きる。攻撃や防御の型によるポイントもなければ芸術点もない。フットボールのように時間制限もなければバレーボールやバトミントンなどのように先に何点取れば勝ちという縛りもない。ならば,そのルールを最大限に活かしたチームが勝者たりうるのであって,よって王座を勝ち取るための近道は「打ち勝つ野球」なのである。絶望的にディフェンシヴに戦って勝ったチームは,ない。だから,野球には「王道」があるといってよいし,そのど真ん中を堂々と歩くチームが王者となるのである。「かっこいい」野球をやって勝てなければ敗者の烙印を押されるのであるし,どんなに見た目不細工でも勝ちを積み重ねたチームは勝者なのである。ほんとうにね,それを認めようよね,カープファンの皆さん。絶望的な「守り勝つ野球」をやっても,誰も褒めてくれないよ。もう一度,公認野球規則のこの条文を掲げて,今日は締める。1.05 各チームは,相手チームより多くの得点を記録して,勝つことを目的とする。1.06 正式試合が終わったとき,本規則によって記録した得点の多い方が,その試合の勝者となる。要するにこんな現状に導いたのがいるということ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/22
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よく勝てたねえ,いや,よく「勝たせてもらえた」ねえ,というのが,偽らざる思いである。とてもじゃないが,ホークスを倒したという結果にポジティヴな意味を見出すことはできない。ただ,一昨日の敗北をもって「勝ちに等しい負け」とかほざいた主はきっと今頃悶え喜んでいるに違いないが。なぜ勝てたかというと,2点取って1点しか取られなかったからであるが,なぜ2点しか取れなかったかというところを突き詰めて考えなければなるまい。その点を考えると,一昨日昨日の試合と全く径庭はないのである。結局のところ絶望的な火力不足で二の矢三の矢が放てなかったということに尽きるのではないか。普通にやっていれば,二番手の大関友久を締め上げてもう2,3点取って楽逃げできたはずである。それでも頭が弱いのがいて,結局この3連戦,ホークスを2点2点1点に抑えたからいいのだという向きがいるのだが,アホかと言いたい。この3試合のホークスのラインアップ,息をつく間もない超重量打線ではなかったし,全体的に振れていなかった。ただ,勝負をかけるところでの集中力はさすがだと思うのであるが,なんか点取ったらあとは流していいやというくらいであったのである。だから,この3連戦カープが投入した投手陣の面子からいえば,このくらいはやってもらわなきゃいかんのである。それだけに,オフェンスの不出来がもはや重篤な域に達していることを心配しなければいけないはずなのだが,なぜか一部自称カープファンはその点はスルーである。それどころか今日の某スポーツ紙のWEBニュースで,昨日のサード矢野というあり得ないオーダーを「守備的オプション」と称したのを見せられると,怒りを通り越して乾いた笑いしか出なかったのである。訳が分からない。それでも今日のいいところを上げると,森浦大道栗林の3人が1点リードの終盤走者を出しながらも抑えたことだろうか。特に栗林は,クローザー指名をされてからセーブシテュエイションでの登板が初めてだっただけに,そこでゼロに抑えるという結果を出したということをポジティヴに捉えたい。あとは,公式戦になってから,いかにいい噛ませ犬を見つけるかということに尽きよう。そこの差配を間違うと三人とも潰しかねないのだが,ここは永川の差配に期待したい。これで,今週金曜日からペナントレースが始まるのである。溜息しか出ない。仮にも2年前は4連覇を目指すといっていたチームなのに,崩壊するのは一瞬である。いや,この崩壊を喜んで見ている奴がいるのだ。彼奴に対する糾弾を,明日以降にせずにはいられない。逆さに振っても鼻血も出ないほど絞ってやる。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/21
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今日は一日外出していて、今も出先でスマホから更新をしているのだが、ただでさえ長く書くのがしんどいところ、今日の試合など見せられた日にゃ、そもそも何も書く気が起こらない。本当に、昨日と以下同文である。でもね、やっぱりこの私にも欲目があるものだから、昨日の今日くらいオフェンスが頑張ってくれるかもしれないと思ってしまっていた。そんな甘い期待、スターターを見た時点で吹っ飛んでしまった。いうまでもない。サード矢野。もはや流す涙もないというもんだ。これで勝てると思うほうが、どうかしている。ただでさえ指名打者制を採っていないのに、さらに打てない選手を、しかもホットコーナーたるサードに置くなんて、狂気の沙汰だ。これはどう考えても正当化できない。まあ、そんなこと言わなくても、ホークスの一線級投手相手に箸にも棒にもかからなかった結果が雄弁に物語っている。それでも一部カープファンにはどこまでもものののわからないのがいるようで、ホークス相手に僅少差のゲームをやった、これは意義があるとか、ひどいのになると勝ちに等しい負けとかぬかすのがいたのだが、あほうとしかいいようがない。正直、昨日今日の試合で見せつけられた現状の悲惨さを理解できないようなら、カープファンを名乗るなと言いたい。まだまだ書きたいことはあるのだが、昨日と重複するのと、モバイルで長文を打つのは辛いことから、やめる。でも本当にね、この現状は厳しいよ。カープが強くなるよう望むのは間違っているのか。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/20
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昨日は帰りが遅かったので更新をしなかったが,今シーズンを戦う上で重要な決定がなされた。いうまでもない,9回打ちきり,延長戦なしということである。すなわち,攻撃のチャンスが9回しかなくなる一方,守備のリスクが9回ですむと言うことである。こうなると,一部自称カープファンが唱道している「守り勝つ野球」なるものは通用しない。相手はいいピッチャーを逆算して並べ詰めで来るということであるから,それに対抗するのは,やはり火力をぶっ放さないといけないのである。特に序盤,先発投手の立ち上がりを捉えることの重要性はより高くなるというべきだ。さらにいえば競り合いになったら1点ずつ積み上げる野球は駄目で,一気に相手を追い越し突き放す点を取りに行かなければならないのである。そういう観点から見れば,今のカープの編成はダメダメだ。ここまで火力を徹底的に否定していては勝てるものも勝てない。じゃあ守れるのか,走れるのかと言われたら,それすらも疑わしい。本当に意味不明というべき一軍昇格を果たした上本のバタバタした守りとか,1点ビハインドの9回表,打者クロンでの大盛の盗塁失敗(しかも甲斐は投げ損なった感丸出しだったという)とか,情けないといわざるを得ない。これのどこが,「守り勝つ野球」なんや。責任者出てこいってんだ。ほんとうにね,このまま一軍に羽月に曽根に上本を全員おいておくとしたら,佐々岡も河田もどうしようもないあほうといわざるを得ない。ただでさえ堂林が間に合うのかどうかという瀬戸際なのである。弱くなった火力を補充するどころか,より火力を下げて戦おうとする神経自体おかしいといわざるを得ない。こんな野球やってるのって,カープだけだよ。てゆーか,今頃高校野球でも流行らないし。で,今日の野球を振り返ると,ホークス的にはちょっと遊んでやったわいという程度だろう。ギータもグラシアルも調整途上。勝てさえすればよいという程度だったに違いない。てゆーか,今のカープの面子を見て敵将の工藤公康は鼻でせせら笑ってるか,哀れんでいるかのどちらかだろうね。彼我のバッターの振りもピッチャーのボールも,何もかも違いすぎるのだから。なので,何もいうことはない。今日くらいの試合を勝てるようじゃないと,日本一はおろかセントラルを勝ち抜くことすら覚束ないだろう。どうも「守り勝つ野球」絶対主義者の中には,点は普通にやれば取れるもんだという妄想があるんじゃないかと思う。一生懸命点を取りに行くのは恥ずかしいことと思ってるんじゃないかねえ。てゆーかね,今日の試合の結果を私心なく見て,よく「守り勝つ野球」などという戯言が言えるよね。決勝点を取られたレフト前ヒット,あれを刺せない,という以前にあれで二塁からホームインをされるようなレフトは話にならないよ。あのレフト,最初はセンター守ってたよね。本当に大丈夫?カープが強くなるよう望むのは間違っているのか。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/19
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昨日の今日で,しかも1回表だけを見たら,ああ今日も火力不足で無残な試合になるかと思った。しかし,めっきり古くなったカツオ君が藁火のみならずガソリンまで投入してくれたおかげで,すっかる冷え切ったオフェンスに火がついた。結果2回3回で9得点。10-0。その得点のプロセスに,一部ファンが唱道するような「隙のない野球」はなかった。ね。勝つのって簡単でしょ。火力が上がれば。あとはね,今日みたいに他律的に火がつくのではなくて,自律的に火がつくようになればいいんだけどね。昨日今日の試合を見せつけられて,なお「隙のない野球」だとか挙げ句「守り勝つ野球」を振り回す向きは,正味あほうなんだと思う。本当に信じられないのは,昨日の敗北の結果となった1失点のきっかけがクロンの失策であることにケチを付けて,だからこそ「守り勝つ野球」をしなければならないというぶっ飛んだ物言いをしているものがいることである。アホかとしか言えない。しつこいようだが,公認野球規則の「1.00 試合の目的」の章には,次の条文がある。1.05 各チームは,相手チームより多くの得点を記録して,勝つことを目的とする。1.06 正式試合が終わったとき,本規則によって記録した得点の多い方が,その試合の勝者となる。これを真摯に読む限り,勝利へのアプローチは点を取ることであって,それ以上でも以下でもない。だからその道のど真ん中を堂々と歩けばよいのに,なぜ「より点を取られない」「失点を削る」という一種Masochisticな道を歩もうとするのだろうか。それがより素晴らしい勝ち方と勘違いしているのだろうか。いずれにせよ,おかしい。だから,火力に貢献しない選手は,よほどそれを補って然るべき一芸を持っていない限り,現状一軍に置く必要はないし,堂林の離脱という現状に鑑みれば,より火力を上げる選手を抜擢してこなければいけないのである。なぜか一部自称カープファンが持ち上げる羽月は,昨日今日と何も仕事できなかったのだから,もう福岡遠征に連れて行かなくてもよい。彼こそ二軍で打席を与えて鍛えまくらなければならないのである。矢野と違って守備には課題大ありなんだから。なんでも若手に機会を与えるのは今日まで,明後日のホークス戦からはレギュラー陣の仕上げにかかるとのことだ。しかし,今日こそ火をつけてもらって爆発したものの,それまでのレギュラークラスの結果は惨憺たるものだった。これも偏に,およそすぐにレギュラーに上がれそうにない選手をずっと帯同させていたからといわざるを得ない。仕方ないよね。佐々岡の無定見と「党中央」の意味分からない依怙贔屓が原因なのだから。まあ,このままじゃ,最下位やね。「党中央」とその阿諛追従者がのさばる限り。私はカープに勝ってほしいだけなんだよ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/17
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ずいぶんと昨日の論考では暴言を振りかざしたところだが,残念ながらそれはドンピシャリ当たってしまった。日曜日の0-2に続いて今日はついに0-1。しかも失点は併殺打の間のもので,打ち崩されることなく敗退した。1点取れば敗北を免れ,2点取れば勝てる試合を,むざむざと落としたのである。これはもう最低としかいいようがない。ひょっとしてあれかい。打ち崩されなかったからいいっていうのかい?善良なるカープファンの皆さん。それは間違ってるよ。どんなにかっこつけたって,残るのは敗北という結果だけ。きれいに負けるなどというのは何の意味もないことを,早く理解しようね。もう誰がなんといおうと,勝利のためには火力あるのみである。これはもう是対に譲れないし,異説は排除する。てゆーか,今日の試合見せられて,まだ納得しないのかな。「守り勝つ野球」論者の皆さんは。ここまで来るとカルトだよ,君たちは。ついでにいうと,野球の神様は私の見解が絶対的に正しいことを今日の結果で見せしめてくれた。終盤の得点機に,それを潰したのは羽月である。しかも箸にも棒にもかからないバッティングで。一部自称カープファンが不自然に推す羽月を,まだ全然顔じゃないと撥ね除けたも同然なのである。当然だ。ほんとうに顔じゃないんだから。それでも驚いたことに,佐々岡は今日の結果を見て「攻撃陣には心配していない」旨言い放ったという。ふざけるのは君の顔だけにすればいい。もはや映像で君の顔が映し出されるたびに吐き気がするんだよ。いや,佐々岡もそこまで野球を知らない莫迦ではないと信じたいから,きっとこれは佐々岡の本意ではないだろう。これを言わせている向きがカープ球団の上の方にいるということだ。そう考えれば,全て腑に落ちるのである。彼奴はカープの勝利になど全く興味がないから,適当にやって自分の懐が暖まるなら負けようが最下位になろうがいいと思っているのだ。だから自分の推しをごり押しし,気に食わない選手を排除しようとしているのだ。どう考えたって,不自然に推されているとしかいえない選手が多すぎるんだよね。もっと腹立たしいのはそれと同一化しようとしてその不自然な推しを正当化しようとする自称カープファンがたくさんいるということだ。まあ,この分では,明日も負けるだろう。その流れで福岡に行って,ホークスに勝てると思うかい?残る数字はオープン戦3勝8敗という数字になるのは目に見えている。12球団最少得点,最低打率のおまけつきで。それでも推しの選手さえよければいいという自称ファンは声高に万歳を叫ぶのだろう。この先に見えるものは壊滅だけだ。でもね,私もまたいい加減諦めも悪いし負けず嫌いだから,このままじゃ済まさないよ。この腐りきった現状が変わるまでおかしいものはおかしいと言い続けるからね。So, might is right.BlogPeopleSIGMA People
2021/03/16
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中止になった12日の試合にスターターに並びながら,13日14日と謎のスターター落ちとなった堂林であるが,明日からの関東遠征にも帯同しないことが決まったようだ。何らかのアクシデントが発生し,かつその予後があまり思わしくないらしい。要するに,開幕に間に合わない可能性が出て来たということである。これは非常に痛い。今のカープの中では貴重な火力であるだけに,彼がいないオーダーを考えなければならないのは些か辛い。しかし,それでもあり得べきこととして想定しなければならない。問題はそれをどう解決するかだ。しかし,結論は簡単だろう。これ以外の答案は零点といってよい。蓋し,火力のある選手,すなわち長打力のある選手を促成栽培でいいから養成すべきである。現状で堂林が守ることが想定されていたのはサードである。サードというのはホットコーナーといわれるくらいであって,火力のある選手が守るポジションである。そうしないチームは,大概弱い。優勝を狙うというならば,その方向にシフトしなければならない。クロンをサードに回してファーストを競わせるというならなおさらである。とすると,今の一軍帯同メンバーでいうなら,林しかいない。しかし,これは消去法でしかないのが残念だ。メヒア?申し訳ないが,当てにはならない。これだったら木下を支配下に入れた方がよい。さらにいえば,なぜ小園を呼ばぬと思う。おかしいよ。でも無理だろうな。それを許さないほど一部自称カープファンはあほうばかりだ。矢野?羽月?てめえらカープを本当に壊す気かといいたい。はっきり言って,矢野や羽月が打席に立ったときの外野の守備位置を見るがよい。あの守備位置はまさに高校野球の前進守備である。外野の頭など間違っても越されないとなめられているし,事実それに見合うだけの結果しか残していない。矢野はまあ守備という売りものがあるけれども,羽月についていうならばまだまだ守備走塁は勉強すべき点がたくさんある。申し訳ないが,サードのレギュラーなんて冗談は顔だけにしてくれとしか言えないのである。もっと有り体にいうなら,ここまで来たら必要なのはトレードだろう。幸いに他球団をだまくらかすに足りる玉ならある。ここで大物打ちになる可能性がある選手を引っ張ってくるくらいのことをやらなきゃ,まあ消極的敗退行為と呼ばざるを得ない。それを後押ししている一部自称ファンも,まあ失格処分ものやね。消えてなくなった方がカープのためやと思うけど。まあ,佐々岡が何を考えてどんな策を打つかは,やがて見える。しかし想像は付く。きっと狂信的な「守りの野球」をやろうとするだろうね。1991年のカープのような。特に一部自称ファンの中にはその年の成功体験から自由になれない向きが多いけれども,まったくもってあほうとしかいいようがないね。That is, might is right.BlogPeopleSIGMA People
2021/03/15
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昨日の論考さえ,私はまだ欲目でしかものを見られてなかったんだなあという気がしてならない。いや,私だってカープファンの端くれだから欲目贔屓目があって当然だが,しょせんそれに毒されている以上でも以下でもなかったということだ。はっきり言って,昨日の試合の無様なところを私は見通すことが出来なかった。なんやかんや言って金子のちーくんから点を取ったことを過大評価していたに違いない。やっぱり,池田隆英に手も足も出なかったことを重要視しなければいけなかったのである。その結果が,今日伊藤大海に完膚なきまでに叩きのめされた今日の試合にあると言える。完敗,いや,惨敗だ。だからこそ,敢えて声高に言わなければならない。野球は火力である。火力こそ正義である。火力というとつい長打力という側面に目が行ってしまい,そこが一部カープファンのいう「隙のない野球」なるものの入り込む余地となっていたのかもしれぬ。しかし,はっきり言うが,火力無くして「隙のない野球」はできないのだ。彼らはその点を意図的かどうかは知らぬがねじ曲げている。はっきり言う。どんなに「隙のない野球」なるものをやりたくても,塁に走者が出ないことには始まらないのである。走者に塁を送ること,これすなわちオフェンス陣の有する火力の仕事なのである。だから,火力が弱けりゃそれすらもままならないという結論に達するのは容易だ。え?それを証明しろって?今日の試合を見て,まだ分からないかい?正直言って,ここまで火力のないチームというのは,そうそう見たことがない。私は1985年から1988年まで南海ホークスと言うチームを公然と贔屓にするようになったが,あの頃のホークスと比べても攻撃陣の火力が落ちると思う。要するにこのままじゃ一生懸命頑張っても5位が精一杯ということである。いや,もう最下位は確定的といっていいかもしれない。それほどまでに弱いのである。確かに,投手陣はそれなりに頑張っている。しかし,長谷川良平翁の時代じゃあるまいに,1点取られたら危ない,2点取られたら負けなどという野球をやったら,そりゃその頃のカープと同じような結果にしかならないよ。まさか今日の試合,先に点を劣られた九里が悪いというあほうはいるまいね。5回1失点でスターターに負けを付けるようなチームは,やはり組織として間違っているのだ。ひょっとしたら,一部自称カープファンは1-0とか2-1,2-0で勝つ試合は美しいと思っているのかもしれない。しかし,誤りだ。たくさん点を取って相手に点をやらないのが強いチームなのであって,そういうのを「隙のない野球」というのである。彼らが唱道するような「隙のない野球」は,根本から間違っているのだ。てゆーか,そんなに劣化型「隙のない野球」がやりたければ,河田なんかよりも現東播磨高校監督の福村順一さんを招聘すればよい。きっと一部自称カープファンは狂喜乱舞するだろうね。いや,きっと福村さんは彼らの期待に応えずに,火力を前面に押し出した野球をすると思うけど。ほんとうに,カープが駄目になっていくのを見せられるのは,苦しい。しかし,欲目や贔屓目に逃げないようにしなければならぬというのが,今日の試合を見た私の自戒である。Anyway, might is right.BlogPeopleSIGMA People
2021/03/14
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今日は,このくらいでまとめていいのではあるまいか。いや,コルニエルも中田も島内もよかった。大道は失点したが,まあ3点リードで1点取られるのなら構わないし,打たれることも勉強だ。むしろ自信を積み上げていく過程でいい打たれ方をしたとさえ思う。なので,今日はピッチャーの仕事は文句なしである。しかし,あきませんなあ,オフェンスの皆さん。3点取ったのはいいけど,3点しか取れんかったかいと思う。まあ,誠也も調整途上だし,クロンもまだまだだからやむを得ないともいえるのだが,やはり火力の弱さは否めないというか,やっぱりこれでは点にならないというべきだろう。でもね,2点取ったきっかけって,けっきょく長打じゃない。火力こそ正義なんだよね。頭の弱いカープファンはその後に取った1点を喧伝するのかもしれないが,もしそうなら菊池が仕事しなけりゃいけない。結果として正隨がいい仕事をしたようにも見えるが,打ち損ないの結果オーライだから,やはり割り引いて考える必要がある。今の正隨の置かれている立場からいえば,思いっきり引っ張って然るべき結果を出して欲しかったところだ。8回の追加点は相手のミスがらみなのだが,その割にはバタバタとしたほど点を重ねられなかったことも,やはり選手が入れ替わって火力が著しく弱くなったからというべきである。特に,ランナー2塁から曽根の時のセンターの守備位置と,その後の大樹の時のライトの守備位置を見比べれば,やはり火力のある選手を置かねばならないことは明々白々だ。もちろんゲーム終盤だからということもあるし,守備を固めてから試合が動くこともあり得るのだが,守備を固めても火力が落ちないようにするのが強いチームなのであることは付言しておきたい。そもそも論としてね,火力の落ちる守備走塁のユーティリティを,何人も抱える必要ないんだよね。現状曽根,矢野,羽月が帯同しているが,誰かひとりいればよい。今日のテレビ実況など羽月矢野の二遊間がすぐにでもレギュラー取れそうなことをほざいていたが,冗談は顔だけにしろというところである。矢野の守備は確かに銭が取れるのだが,今の打力では厳しい。まあ,まだ明日がある。明日の先発予定は九里亜蓮対伊藤大海。要するに負けてはいけない。もっとも今日オフェンスは池田隆英に捻られたくらいだから,どうかな。今のカープに負けていい試合はないんだよ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/13
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当地は午後から雨予報だったのだが,朝の天気を見た限りでは午後までは持つかなと思っていた。しかし,午前中早々に雨が降り始め,徐々に雨脚が強まった。まあ,やむを得まい。この時期に雨の中無理をして試合をやることもない。ただ,貴重な調整の機会が1試合減ったことは事実なので,そこは何とかしなければならないだろう。そう,今のカープの調整ぶりは,まことに心許ない。ピッチャーは駒数が足りそうになく,オフェンスはそもそも振れていないし結果も出ていない。これで戦えると言われても,そいつは出来ない相談じゃあ,あーりませんか。ピッチャーについて言うならば,そもそも論としてルーキーに期待をかけなければならない時点で終わっている。確かに栗林も森浦も大道も今のところいい結果を出しているが,これがペナントレースに入ってどうかというのは別問題だ。3人ともリリーバー起用となるらしいが,開幕からの使い方次第,てゆーか監督の差配次第では3人とも壊してしまう危険性もある。事実,2年前の島内がそうだったでしょ?彼もオープン戦はよかったんだよ。そしてオフェンス。見るたびに悲しくなる。とにかく火力が足らない。何度も言うようだが,野球は9回終了までに点を相手よりたくさん取ることを目標とするスポーツである。そうすべき近道は,長打力である。ならばそれを前面に押し出す方向にシフトすればよい。かっこつけて遠回りしたって誰も褒めてくれない。近道のど真ん中を堂々と進めばよいのである。でも,なぜかそれを一部カープファンはよしとしない。訳が分からない。だから相手の外野が極端に前進できるようなバッターを推して倦まないのだろう。本当なら長打力が売りの選手など今がアピールのチャンスなのだが,アピールすらさせてもらえないのが現実であるし,そもそも一部ファンは評価しないのである。それでチームが結果を出せてればいいけれども,実際はそうでないんだけどね。気を取り直して言うと,明日の先発予想はカープは大瀬良大地のスライド,ファイターズはちーくんではなく楽天から移籍してきた池田隆英らしい。まあ,こりゃ負けてはいかんだろう。これで簡単に転がされてたら,本当に今年はないよ。問題は,本当に点取れるかなんだよね。いくら3月中旬のオープン戦とはいえども,取れる点は取っとかなきゃいけない。勝てる試合は勝ちきらなきゃいけない。単なる選手の調整だけで終わらせるんじゃなくて,勝ちきる訓練もしなきゃだめなんだよね。まあ,明日は晴れるらしい。しっかり見届けるとしよう。今のカープに負けていい試合はないんだよ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/12
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頭が痛い。それも通常の頭痛の痛みと違って,左側頭部上部がちくちくと響くように痛む。調べてみたところ,どうやら一種の神経痛ではないかとの結論に至ったのだが,それにしても気持ちが悪い。そしてそれと相反するようだが,とにかく眠くてならない。昨日はあまりにも無様な試合を文字列とはいえ見せつけられたことによる呆れた思いから思いっきり嫌事をぶつけて煽りたてを行ったのだが,今日はさすがにそんな気力がない。まあ明日から対ファイターズ3連戦があるから,明日以降にあと倒ししても罰は当たらないだろうと思う。もっとも,明日は雨予報だが。と,いうわけで,今日はこのくらいにしておきたい。しかし昨日釣れた低脳君,相変わらず日本語はボロボロだし論旨は支離滅裂,何が言いたいのか分からない。「カープ以外のファン」と名乗っているが,嘘だろう。これは典型的な自称カープファン自爆の図である。まあいい。もっと元気な頃なら晒し者にして笑いのめすのだが,そんなやる気の無駄遣いもしたくない。そう言えば,あの2011年3月11日から今日で丸10年になる。その日私は揺られたわけでもなくましてや何らかの被害を受けたわけでもないのだが,その頃の私はもう心身共にボロボロ,どん底状態でまともに仕事にもいけなかったのである。今はまあそれなりに調子を戻したが,ここまでの道のりは長かった。正直,今の自分はよく生きているとさえ思う。あの震災で被災された方と自分を比べるのは間違っていると思うが,流れた時を思うとなんとなく重なるものがある。壊れないものなどないし,ずっと覚めない夢もない。でも,思い続ければ必ず夢は叶うというのもまた真理であると願いたい。私には,まだ追いたい夢がある。そのためには,さすがに今日は休養が必要なようだ。頭をクリアにして眠るのが一番だろう。それにしても時の流れは速い。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/11
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スターターを見た時点で,笑うしかなかった。こんなそもそも論として火力の欠片もないようなオーダーでどうやって点を取って勝とうというのか。バッカじゃなかろかと言わずにはいられない。今日のようなオーダーで喜ぶのは,チームの勝利なんてこれっぽっちも考えていないハジメとその阿諛追従者,及びお気に入りの選手さえ出ていればいいという自称カープファンだけだ。しかし,そういうのに限って声が大きいから何とも情けない。普通に考えたら,こんなオーダーにはブーイングこそふさわしい。3点取ったって?相手の二線級投手,はっきり言って一軍枠さえ食えないようなピッチャーから3点ポッキリなんて,胸を張れるはずもない。いや,それでも途中まではそれなりに野球になっていたのだが,全てぶち壊したのがスコットだ。こんなバッティングピッチャーにもならないようなのを後生大事に一軍枠喰わせた経営者こそ万死に値するし,それにやれクロンの茶飲み友達にいいんだとばかりに擁護していた自称カープファンに対してもくたばっちまえと言うほかない。これだけでも散々恥ずかしいのに,今日は相手の最大の売りものである佐藤輝明の噛ませ犬役まで買って出たのであるから,いい面の皮である。昨日は西純矢,今日は佐藤輝明。本当にお人好しといわざるを得ない。てゆーか,佐藤輝明のバッティング見たかい?ああいうバッターを育てなきゃいかんのだよ。今の羽月とか矢野とかがレギュラー候補なんて,まさか。悔しかったら外野の頭を越すような打球からまず打ってごらん。その意味では,一部カープファンの目は腐っている。だから河田の言う「隙のない野球」なるものに喝采を送るのだろうが,優勝しようとするチームならそんなのできて当たり前なんだ。まず大前提はたくさん点を取ること。そのための近道は火力,すなわち長打力であることを意図的に理解しないような向きに,カープファンなどと名乗られたくない。否,それを煽っているのはハジメであることくらいお見通しなのだ。オープン戦ではあるが,いちおうお客さんを入れて木戸銭取っているからまあ興行である。それなのに今日のようなカスみたいなオーダー組んで箸にも棒にもかからない野球やるのは,お客さんに対して,そして相手チームに対して失礼であるし,興行であるプロ野球というものを否定していると言うべき愚行である。要するにこの1試合だけで佐々岡は切腹ものだ。明後日からホームでのファイターズ戦である。セントラル相手にこれだけ恥ずかしい野球しか出来ないのに,パシフィック相手にまともに対峙することはできないだろう。さらにきょうはフランスアの手術による離脱が発表された。ただでさえ話にならないオフェンスに加えて投手陣の再編も待ったなしである。正直,佐々岡に何が出来るといいたいところである。まあ最低限,ファンをなめたような野球はするなよと言うほかない。悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/10
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きっと頭の弱いファンは矢崎の乱調が敗因と信じて疑わないだろうが,誤りだ。端的に敗因を挙げるならば誠也と松山だ。今はオープン戦だし誠也は多分に調整途上のところがあるからよいが,公式戦でこれじゃちょっと辛い。なんといっても1回表の二人の不始末が重くのしかかった。無死1,2塁,しかも攻守に不誠実な結果しか残せていない田中が二塁打を打って切り開いたチャンスをいっぺんに潰してしまったのである。これで西純矢を相当楽に投げさせる結果となった,たとえオープン戦とはいえ残った結果は西純矢に白星を献上した事実である。これはまずい。先日も奥川に対していい噛ませ犬になったところであるのに,何を考えているのかと思う。それでもかっこが付いたのは,クロンのグランドスラムあってこそである。いまだホームラン以外のヒットが出ていないのが気がかりだが,自分のタイミングで捉えればホームランになるという自信が芽生えれば,やがてヒットくらい出るだろう。とにかく火力は正義,長打力こそ正義なのである。というより,もうはっきり認めようよ,カープファンの皆さん。河田が推し進めているようなちまちました野球は何も勝利に貢献しないって。一昨日及び今日の試合が証明してるじゃ,あーりませんか。河田のやりたい野球がどこにあるのかさっぱり見えないけれども,とにかく要所で長打が出て点をものにしていることは事実なのであるし,それが勝利への近道であるのだ。何度も言うが,野球というスポーツにアーティスティックポイントはないのだから,堂々と近道のど真ん中を歩めばよいのだ。なんでも頭の弱い佐々岡はローテーションの残り3枠を今日の矢崎や明日先発予定の祐ちゃん,遠藤や薮田(今日は教育リーグで大炎上したようだが),野村祐輔あたりで競わせる,悪い結果を出したらふるい落としも辞さないといっているが,ここまで全く機能していないオフェンスに対する梃子入れには全く言及していない。羽月がいる?矢野がいるって?あのね,単打が精一杯,外野の頭をまともに越せないようなのを並べてどうするの。おかしいよ。狂ってる。このままじゃ,佐々岡を含めた今の首脳陣,のみならずハジメやその阿諛追従者にカープは壊されるよ。何が隙のない野球だ。ならばもっと野球頭のいい選手を並べてみろ。機動力野球?ランナーに出て初球から走れない腰抜けやそもそも塁に出られない雑魚を集めたってだめなんだ。そのうち,カープの野球は他球団の笑いものになるよ。そしてそれを推し進めているのが,もの知らぬ自称カープファンのあほうどもであることに,私は強い怒りを感じている。ほんとうに,みんなまとめて二葉亭四迷だ。悔しかったら明日打ち勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/09
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ヒロシマ球界に,些かショッキングなニュースが入ってきた。バスケットボールB1リーグ,広島ドラゴンフライズの主力選手であるジャマリ・トレイラー・リシャードが大麻取締法違反で逮捕されたとのことである。大麻といえば,記憶に新しいのが昨年マリーンズに再入団したてだったジェイ・ジャクソンが大麻取締法違反で逮捕された一件だろうが,その時はあくまでも大麻リキッドの所持だった。しかし今回はさらに罪一等重い大麻リキッドの輸入である。こうなると常習性以上のものを問われても仕方がないところだ。B1リーグでの成績も振るわないドラゴンフライズ的にはまさに踏んだり蹴ったりと言って過言ではあるまい。しかし,今回単純所持ではなく輸入で引っかかったというのは,いかにも印象が悪い。言い方は悪いが,ドラゴンフライズ自体が大麻の温床になっていたのではないかという疑いを向けられる可能性すらある。もちろんそんなことはないと信じたいが,トレイラーの自宅だけではなくドラゴンフライズの事務所まで捜索が入ったようだから,ばつが悪かろう。本件の捜査が今後どのような進展をして,結果として本件がどのような展開となるかはもちろん現段階ではわからないから,余計な嘴は突っ込まないこととするが,ひとつだけ強調しておきたいのは,大麻というのがそれだけ今市井の中に入り込んできているということだ。覚醒剤も相変わらずあふれかえっているようだが,それと同じくらい大麻があふれているらしい。なんでもアメリカ合衆国では大麻合法化に向かって舵が切られているきらいがあって,それが拍車をかけているのかは分からない。だから,大麻にせよ覚醒剤にせよ,使った者を過剰に叩くというのは誤りである。それほどまでにお近くに出回っていると言うことは事実として知っておかねばならないだろう。しかも昔と比べて「値崩れ」も進んでいるようだ。ということは,誰にでも手に入れられる可能性があるということである。もちろん,少年だってそうだ。私は医者でもないし化学者でもないから大麻の習慣性や依存性についての知見を持っているものではないが,やはり覚醒剤のようにより習慣性の強い麻薬(通称を「シャブ」というのは使い続けたら骨までしゃぶられる,というところから来たとか)への入口となるというのが正しいような気がする。その意味では,この広島の,いや日本の現状は非常にまずい気がする。本当に,大麻とか覚醒剤というのは誰でも手にする危険性があるといっていいのだ。話を戻すと,これから外国人選手を獲得する際には,厳重な身体検査が必要になるということだろう。いや,ひょっとしたら,日本人選手だってそうなるかもしれない。考えたくもないが。籠球界が受けた影響も大きいと思うが。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/08
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所用で外出していたため,今日の試合についてはほとんどテレビで見ることが出来なかった。だから,いかにも見てきたようなことを言うことは出来ない。しかし,あくまでも文字列で見た範囲内であるが,昨日と比べたらちり紙交換に出せるくらいの価値はあると思う。昨日に引き続き完封リレーであるが,内容は段違いだ。まずは森下。昨日大瀬良や九里の状態と結果から見た力関係からすれば最低でも無失点に抑えて欲しかったところであるが,結果被安打ゼロ。出した走者も田中のエラーだけで,それも自らのフィールディングで併殺に仕留めたのである。文句なしである。彼について言うなら,とにかく滑り出しさえ順調にいけばよいと思っていたのだが,それを上回る結果である。この後佐々岡がどこで使うかは分からないが,出来ればパシフィック相手に投げさせて適当に打たれておくのがよいと思う。それほど森下は素晴らしかった。そしてまとめてお披露目になったルーキートリオ。結果も内容もよかった。オープン戦の途中に一度は適当に打たれておくのもよいと思うが,開幕からリリーバーで使いたければやはり1イニングをゼロで抑える訓練も必要だ。もう少ししたらキャンプの疲労のピークが来るだろうから,その時にどう立て直すかくらいが課題だろう。オフェンスは相変わらず低調だったが,しかしなんといってもクロンである。ついに対外試合でホームランが出た。そしてそれで勝った。この結果というのは大きい。正直言って,もうクロンに関していえばオープン戦は試行錯誤でよい,開幕戦でボテボテのヒット一本でもいいから出てくれればと思っていたのだが,ついに最高の結果を出した。これでいいのである。きっとクロンは肩の荷が下りたことだろう。どうも見るからに真面目そうなので変に迷いの淵に沈まれるよりはよいのであって,見ている方もほっとした。正直に言って,今年本当に覇権を掴みたければ,彼らの台頭なくしてはあり得ないと言っていいかもしれぬ。実力は確かなものがあるだけに,結果を出させるにはベンチのサポートが欠かせないだろう。しかし,今のスタッフにそれができるかとなると,些か不安があるところだ。投手について言えば,酸いも甘いもかみ分けた永川が一軍スタッフに入ったから,彼の初年度と同じ立場に立たされている栗林や森浦や大道のサポートは任せられるのだろうが,問題はクロンである。はっきり言って,朝山や迎に何が出来るかと思う。朝山の技術屋としての技量は評価するが,やはりそれができたのはたたき上げのシャビが関の山だったのではないか。クロンだけではない。林にしてももっと大きく育ってもらわきゃ困るのに,なんか小さく小さくまとまっていくようでならない。そして小園。理不尽なパワハラを受け続けてなお森笠のような三下ヤクザからお小言もらっているのが切ない。先に挙げた二人に加えて,森笠や東出なんかに何が分かるかといわざるを得ない。こんな状況じゃ,やがて逸材はカープに来なくなる。とにかく,今カープに必要なのは長打力のある選手である。申し訳ないが,今のカープは一生懸命肥後守やカッターナイフを,泥団子やガラス玉を,エキストラや勘平役者を揃えて喜んでいるようなものである。これではいけない。こんなチームはやがて瓦解する。これじゃあ戦えない。悲しむべきは,こんな状況に一部のカープファンが声高に万歳を叫んでいることである。ほんとうに,何を考えているのだろうか。闇は深い。緒戦の勝利は終局的な勝利を意味しないからね。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/07
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奇しくも昨日悪魔さんは「ウノゼロで勝ち続けようとしてるんじゃあるまいに」と仰ったところであったのだが,終わってみたら今日の結果はまさにウノゼロ。なんだかなあである。これがエースがちんこ対決の息詰まる投手戦であったのならそれも宜なるかななのだが,実際はまあ,互いの譲り合いというかなんというか。それでもまあ,勝ったからよい。まだまだオープン戦ではあるのだが,こんな試合をして負けていたら,正直明日はないよと言うくらいである。勝ったから,少しは明日に繋がるものが出て来るのかもしれないし,それを期待しよう。で,今日の試合であるが,振り返ってみるに,特筆すべきことは,ない。大瀬良が4回無失点とはいえ,内容は少しく微妙である。九里も4回無失点,内容についてはこれまた微妙なのだが,彼の場合は今がスプリングキャンプの疲労のピークということも考えられるので,まあ次々回登板の内容を見たら良さそうだ。塹江は,今年結果を続けて残したければやっぱり村上は抑えて欲しかった。まあ彼らに今シーズンに期待すべきところからしたら,もっと高いレベルを目指して欲しいところであるが,完封リレーだったからよい。で,野手陣であるが,これでどーする?いったい。かなり辛いよ。この時期のオープン戦だから,どちらかというと投高打低になりがちである。しかし,今の打線のレベルの低さはちょっと病的である。これでは「隙のない野球」もへったくれもない。ランナー出なきゃ先の塁に進めるとかいう以前の問題である。だから,もっと火力を上げよう,長打力でガツガツ点取る野球にシフトしようって言ってるのにね。今の野球じゃ,本当に勝てないよ。今日の試合で,一部ファンが信奉する「機動力野球」を活かしうる唯一の場面は,1回裏にあったのだが,田中がヒットで出たあとの菊池の打席。なんの策もなく併殺崩れに終わり,その菊池も挙げ句盗塁死。がっかりした。結果として唯一の得点は西川のツーベースだから,やっぱり火力こそ正義であるといわざるを得ないのである。その一方で,ツーアウト2塁からヒットを打った羽月。相手レフトの守備位置を見られただろうか。ほとんどピッチャーが打席の時くらい前進していた。要するになめられているのである。これで外野の頭を越す鋭い打球を打てればいいけど,まあ現状では無理だろうね。いいたいことはもっとあるのだが,明日も同じカードがあるので,それを見てから書くこととしたい。それと,グラウンド上以外のことで書きたいこともあるから,月曜日にでもまとめて見たいと思う。明日こそ点取って勝ってほしい。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/06
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天使:♪たーんたん,た-よし,いくよし,たーよーしー・・・悪魔:ゴーゴー,って,なにやらせるんや。あんたもほんま年齢ごまかしてるんやないか?天使:だって,管理人にこれやれって言われたんだから。大久保怜さんが歌ってたことくらいしか知らないわよ。悪魔:だいいち今時大久保怜を知ってる人は限られるぞ。管理人かて「素人名人会」の気難しい審査委員長のイメージしかないんやからな。って,今日は何の話や?いったい。天使:管理人もカープの行く末はもう見えたとか言って,最近YouTubeで昔の関西のCMばっかり見てるらしいじゃない。それでこんな芸をさせられたのよ。それほど今のカープは悪いのかしら。悪魔:あかんな。なんせ結果出せてないやないか。点も取れんチームが勝てるか。まさかウノゼロで勝ち続けようと考えてるわけじゃあるまい。天使:でもそれを真剣に考えてるんじゃない?なんかちまちまと点取らないと自分の沽券に関わるとでも思ってるんじゃないの?特に河田さん。悪魔:河田もなあ。少しはものが分かる男と思ってたのになあ。なんか迷走ばっかり続けてるよな。何がやりたいんかなあ,まったく。天使:なんで長打力で圧倒する方向にシフトしないのかしら。点取るにはそれが一番よ。そのくらい小学生でも分かるわよ。悪魔:まったくわからん。なんせ,長打力が期待できる選手を遠ざけてまで水鉄砲に拘るからな。いや,ほんまに水鉄砲ばっかりやで,特に内野陣。天使:その水鉄砲にみんな期待かけてるんでしょ?分からないわよねえ。いつからカープファンてものが分からなくなったのかしら。悪魔:ものが分からないというか,「党中央」と一体化して彼奴の考えることなんでもマンセーという向きが増えたことは確かやな。彼奴は本当に選手のえり好みがあるし,あろうことか気に入らない選手への仕打ちはパワハラまがいや。おかしいぞ。それなのにな,あーあ。天使:なんでかしら。あーゆー人ってカープが勝つのよりお気に入りが活躍する方がいいのかしらね。それで管理人は「自称カープファン」って言って憚らないのね。悪魔:そういうことやな。まあ,縁なき衆生度しがたしということで,さっそく明日明後日はホームでスワローズ戦か。恥ずかしい野球だけはせんとってほしいけどな。天使:まあ無理なんじゃない?練習試合であれだけ恥かいてなお倦まないような選手ばっかりだしねえ。シャットアウト食らわなければよしとすればいいんじゃない?悪魔:相手は筋の良し悪しは別として結構積極的に補強してるからな。動きもしないチームとは大違いや。まあ,順位の入れ替わりは必至ということになるかもしれんな。あーあ,長い一年になりそうや。天使:そういうときは,さあご一緒に,はい,♫きょーばしは,ええとこだっせ,悪魔:♬グランシャトーが,おまっせ・・・・・・(TENSHI and AKUMA will be back soon......)酒房たよしからもグランシャトーからも何ももらっておりません。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/05
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既にもうここでも何度も書いているのだが,どうにも気持ちが乗らない。季節の変わり目のせいか,あるいは本業でモチベイションを下げることが続出しているからかは分からないが,そもそも何をやる気も起こらないのだ。そんな中,「赤の継承 カープ三連覇の軌跡 」が到来した。いうまでもなく前監督である緒方孝市君の手になる書物である。しかし,買ったまではいいが,上記の事情からそもそも読もうという気が起こらないのである。ちなみにこの本,楽天ブックスを通して注文したのであるが,注文してから到来まで2週間近く要した。そもそも注文した時点で「メーカー取り寄せ」となっていたのであるが,到来した本を見てびっくり,初版第2刷だったのである。発売から2か月ちょっとで増刷されたということだ。これは些か驚いた。ちなみにこの本,残念ながら緒方孝市君の書き下ろしではないらしい。きっと構成作家の緒方くんへの取材を元に文章化したものと推測される。これは前々任者の野村謙二郎の「変わるしかなかった」(新品はプレミアが付いてる!)や「野村の考え。」も同様である。まあ,書き下ろしで然るべき分量の本を書くのは相当の能力がいるからやむを得まい。話が逸れたが,要はそれだけ売れているということである。まあ,売れているのは悪いことではないが,あとは安からぬ金を払って買っただけのものが書いてあるかどうかである。これについては読んでからまた取り上げることとしたい。もちろんWEB上で見た限りでは信者の皆様にとってはありがたい経典であることは確かなようだ。でも,読み始める優先順位はちょっと下がるかな。今読みたい本は結構あるんだよね。でも,それらはほとんど手に付いてない。たぶんエイヤで読み始めたらすいすい行くのだと思うが,そのエイヤになかなか踏み切れないのだ。何冊か仕事用の鞄に入れて電車の中とかで読み始める態勢は取っているんだけどね。いつになるかなー。勤め人には春休みはないしな。まあ資料的価値はあると言うことで。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/04
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カープは,不出来極まりない野球を続けていても今は所詮は練習試合というところがあるので,逃げ場はあるのだが(逃がさないけどね),一方の広島球界の雄であるサンフレについては,もうレギュラーシーズンが始まっているのでそれなりにシビアに見る必要がある。で,前の土曜日の開幕戦ベガルタ戦及び今日のルヴァンカップエスパルス戦,いずれもホームゲームを,テレビで観戦したところであるが,その感想はまさに標題のとおり。心底がっかりしている。そりゃね,サッカーだからノーガードの打ち合いやりゃいいってものでもないことは分かるけど,ペナルティエリアでのプレイの精度が低すぎるよ。枠に飛ぶシュートが数えるほどしかないよ。これでは,勝てるものも勝てないではないか。いや,もっと言わせてもらう。これはサンフレのファン・サポーターの中にもいろいろな見解があることは承知しているが。これはあくまで私の嗅覚がそう感じる言うことで聞いていただければと思うが,やっぱり城福じゃ駄目だ。彼のスタイルでは,現状維持が精一杯だ。要するに今年の激烈が予想される順位争いには耐えられない。これはもう蹴球会社としてのサンフレッチェに突きつけたいのだが,今年はいったいどのように戦うつもりなのか。全く見えてこない。日本一を目指すのであれば,城福じゃ役者不足であると3年やって証明されているのである。なぜ監督を更迭しなかったのか。そうなると,城福初年度のサンフレの組織目標,すなわち全力で降格を防ぐというところから一歩も抜け出ていないといわざるを得ないではないか。いや,それは悲しいことだが現実論として否定はしない。問題は,それに甘えて組織として強化というものを中途半端にしてしまっていることだ。今年も確かにジュニオールサントスこそ獲得したが,これで上位を狙いますという補強を何一つしていない。それがなんというか,土曜日の試合や今日の試合で見られたなんとも言えないかったるさになって表れているのではないか。まあね,このままいったら,確実に降格するよ。だって点をまともに取れないのだから。勝ち点3が積めないチームには明日はないよ。ただ,唯一の救いは,まだ始まったばかりというところである。やり直すなら今だ。幸いにして選手の質は悪くはない。やりようによっては,反転攻勢をかけることはできるはずだ。そのために現状何を変えるべきかというところをシビアに詰めなければいけないのではないか。カープを語るときに何度も使ってるけれども,サッカーだってやっぱり「指揮官の悪い部隊は全滅する」だと思うよ。全く明日が見えない。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/03
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今日でカープのスプリングキャンプも終わりと言うことで,たぶんいろいろ総括なるものが語られるのだろうが,私の思うところはもう昨日までに大分書いてしまったので,特に今書くべきことは残っていない。あるとしたら,もっときついワルクチになってしまうだろう。それを今書いてどうこうという気には,なかなかなれない。三寒四温と言われるとおり,温かい日と寒い日が繰り返す今日このごろなのであって,それは早い話が気圧の変化が頻繁に訪れると言うことである。これすなわち私にとっては非常に辛いのであって,晩秋初冬の頃と同様に身体的には厳しい。まだ日が長くなって暖かい方向に向かいだけましというくらいである。なので,あまり気乗りがしないのである。その割には,睦月如月と例年に比べて一生懸命書いたなあと思うくらいであるが,だからといってどうこういうほどのものもない。先日書いたとおり,本業におけるモチベイションは地に落ちている。4月異動のあとの我が体制が明らかに人的には現状よりダウンするのが見え見えなのであって,人事サイドに対する怒りが目先の業務のやる気を殺ぐ方向に確実に向かわせているのである。そしてそれはすなわち頭を使うようなこと全てシャットダウンさせている。ということは,こんなところで駄文を捻る余地もなくしているということである。こういうときは,余計なことを考えないほうがよい。一度脳細胞の働きを解放するに限る。そうすると,やりたいことはきっと向こうからやってくるのである。実際,何も考えずに風呂に浸かっていたら,今夏どこかに旅行に行きたいなーと言うことが頭をよぎった。もちろんコロナ禍が少なくとも現状維持ベースに落ち着いていることが条件ではあるが,なんとかなりそうだ。ひとりだけなら,一に京都,二に宮崎というところだけども,きっと家人は納得しないだろう。そうするとやっぱりひさびさに東下りをするかな。遊びに行くだけなら,悪い場所じゃないし。さーどーしよう。などと考えることなら,今でもできる。現実逃避と言わば言え。目先の現実は吐きたくなるくらいくだらないんだから。本業も,そしてカープも。明るい明日が見えたらいいんだけどね。BlogPeopleSIGMA People
2021/03/01
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