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2012年03月20日
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マヤメキシコの旅3日目。

この日の朝、プラヤデルカルメンを発って、一番に向かったのはコバ遺跡。
コバは、あのチャクラのリストには入っていない遺跡で
私たちはここに行くことを決めたのは直前だったのですが、
とても素晴らしい遺跡で行ってよかったです。

遺跡の前のおみやげやさん。
有名な遺跡の前には、
どこもたくさんのおみやげ屋さんが軒を並べていました。

DSC_0277.jpg

メインのピラミッドまでかなりの距離で、歩くと往復3時間ぐらいかかるそうなので
遺跡内で貸し出ししている自転車を借りて回ることにしました。
今回、訪れた遺跡のうち、このコバ遺跡だけ、貸し自転車がありました。

でも、これが普段、自転車に乗り馴れていない+運動不足の私には
けっこうきつかった~~~
プラス、遺跡の上り下りで翌日、見事に筋肉痛になりました

さて、最初、入ってすぐにあったマヤの競技場の写真を撮ろうとしたら
私のカメラのシャッターが全くピクリともしません。
あれ?どうしたんだろう?
そう思って、あれこれいじってみてもシャッターが動かず
カメラは壊れたかのよう。
え~壊れたかも~!と私が言うと、おさむが
「祈った?』
と一言。
「あ!祈ってない!
私としたことが、マヤの遺跡で写真撮る前に祈ることを忘れていたのでした。

すぐにセドナ産のタバコの葉を取り出し
ハートと第3の目に当てて、タバコの葉をマヤの遺跡に捧げ、
祈りを捧げた直後、カメラは通常通り動きました。
「やっぱり」
ペルーだったかどこだったか、やはり遺跡で以前にも同じことがあったので、
写真を取る前の祈りは、忘れないようにしていたのですが、ついうっかり。
確かドランヴァロも同じようなことを書かれていましたが
こういうことがあると、古代のエネルギーが息づく遺跡に対しての
あらためて敬意の気持ちが湧いてきます。

ということで、こちらが競技場。
DSC_0241.JPG

この穴にボールを入れて、競い合うのだそうで
よく言われているのは、勝った方のチームのリーダーが
生け贄として首を切られていたという話。
当時のマヤでは、生け贄になるのは名誉なことだったのだそう。

でも。
なんかピンと来ないのですよね~。
今の科学でも解明できないほどの天文学や数学の知識を持ち、
ある日、忽然と姿を消したという古代マヤ人のすべてが
生け贄になるのが名誉なことだと考えていたということも、ピンと来ないけれど
一方で、捕虜を生け贄にしたという話もあるし
(あの映画アポカリプトのように)
そうなると、名誉ある死というのと矛盾しています。
この生け贄の習慣はマヤの後期
マヤとしては退廃の時期にトルテカ文明の影響を受けて行われていたそうで
ずっとそうだったわけではないのでしょうが
それにしてもなぜ?

これはずっと疑問に思っていたことだったのですが
これについて、ドランヴァロは、その本の中で
ある二つの強力なエネルギー体(つまり霊)が
それを行うようにさせていたそうで、
マヤ人は、それは愛の行為ではないと意識のどこかでわかっていながら、
そのエネルギーによって、コントロールさせられていたいう話でした。
すごいのは、2003年にドランヴァロたちが
ツアーでこの遺跡を回っている最中に
その二つのエネルギー体が現れ、ツアーのメンバーの一人の女性に
取り憑いて、大変なことになって
結局、ドランヴァロがそのエネルギー体をミカエルの助けを得て、天に還した、
という、ちょっと普通の人だったら信じられないような話が載っているのですが
私には、その話の方が納得できるなあと。
だって集団で何かが取り憑いてでもいない限り
高度な文明を持った民族が、正常な精神状態で生け贄を行っていたなんて
考えにくいですもの。

と、また余計な話が長くなってしまった~~

さて、遺跡巡りですが、こちらは何となく気になった建物。
それほど大きくはないのですが。

DSC_0252.JPG

そして、最終地点、メインのピラミッド。42メートル。
ユカタン半島のマヤの遺跡の中では一番高い遺跡だそう。
(メキシコの遺跡の中で2位)

DSC_0267.jpg

かなりの急勾配ですが、案外、上ってみると
予想していたよりも怖くはなかったです。
中央にロープもついているので、下りはそれをつたいながら下ります。

DSC_0263.jpg


頂上からの眺め。
ジャングルの中の遺跡。
ここはほんと気持ちいい~~♪

DSC_0258.JPG

降臨する神のしるし。

DSC_0261.jpg

このピラミッドの頂上で、瞑想したり、ここのエネルギーを感じていたり。
素晴らしいエネルギーでした。


さて、すっかり満足してコバを後にし
私たちはセノーテに向かいました。
セノーテは、石灰岩地帯の陥没した穴に地下水が溜まった泉で
泉の下は神秘的な鍾乳洞になっています。
ユカタン半島に数千もあると言われて、
それぞれのそれらは地下で全部つながっているそう。
ジャングルの中でマヤ文明は、恵みの泉セノーテのそばで発展したとのこと。

今回訪れたセノーテは、keken cenote。
地下に降りてゆくと、ライトアップされています。

DSC_0306.JPG

DSC_0329.jpgDSC_0300.jpg

DSC_0283.JPG

水は底まで透き通っていて、とてもきれい。
何人かの人が泳いでいましたが、水着を車に置いてきてしまった私たちは
入れなかったのが残念。
次のセノーテでは水に入ったのですが、
ここのセノーテは、きっと入ったらとても気持ちよかっただろうなあ。

DSC_0325.jpgDSC_0310.jpg

DSC_0319.JPG

keken セノーテを後にして、チチェンイツァーに向かいます。
ホテルにチェックインした後、今度は車で5分のセノーテ、イクキルに行きました。
私たちが到着した時は、たくさんの観光客、特に10代、20代の若者で賑わっていて
順番待ちで水にダイブして、その度に歓声を上げています。

DSC_0348.JPG

さきほどの静かなセノーテとは大違いで
あ~こんなんじゃあ、入る気しないなあと思っていたら
ちょうどバスの時間なのか、夕方になって、
一斉に観光客はいなくなって、ほとんど人もいなくなり静かになりました。
それで、ライフジャケットをつけて入ったのですが
想像以上に気持ちいい。
水につかりながら、ツタが降りている天井を見上げると
何とも言えない感覚。

DSC_0367.jpg

このセノーテに入るまでは、その日の遺跡を歩いたり自転車で
かなり疲れていたのに、セノーテから上がったら
すっかり疲れが取れていました。
聖なるセノーテの水は癒しのエネルギーなのですね。
このイクキルのセノーテは、ホテルがあるので
シャワールームも完備していて、とても設備が整っていました。

さて、この日、チチェンイツァーの敷地内にあるマヤランドホテルに泊まりたかったのですが
ここは随分前に連絡した時には、すでに予約が一杯で取れず。
やっぱり春分の日は、もっと早くに埋まってしまうのでしょうね。
それで、すぐ近くの同じ系列の別のホテルに泊まったのですが
やはりこのマヤランドホテルは、広い敷地内に
鳥や小動物もたくさんいて、雰囲気もとてもよかったです。
なので、私たちはチチエンイツァーでの夕食を
2日ともマヤランドホテルで取りました。

この日、マヤランドホテルから見た夕日。
チェチェンイツァーの天文台。
CSC_0331.jpg

次の日は、いよいよ春分の日です~





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最終更新日  2012年04月03日 15時01分02秒
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