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7月27日(木)・・曇り 少しだけ雨今日の朝食は、たくさんあるハムの種類の中のひとつがとってもおいしかった。少し生ハムっぽいの。朝食で満足できるととてもしあわせ。ほとんど毎朝。今日は、ゲンゲンバッハの滞在を1日減らしたために浮いた1日だったので、特に予定もなく、列車のパス(1ヶ月で10日間好きな区間を乗り放題)も車掌さんが見誤ってくれたため、1日余っていたので、とりあえず駅へ行ってから、往復可能な場所を探すことにする。ほんとはベルリンに行きたかったけど、到着が夕方の5時になるので、ムリ。それならば、ハンブルクへ行ってエルベ川を見よう。ハンブルクなら1時到着だ。ということで、列車に乗り込む。ところが席はほとんどが予約席で、とりあえずもう少し先からの予約が入っている席へ座る。次の停車駅、デュッセルドルフまでの間に考える。そういえば鈴木さんが、デュッセルドルフはおしゃれな町でいいよ、と進めてくれていたので、もしもデュッセルドルフで席が空かなかったら、降りようと。結局降りることになる。だけどもう1度だけどこかほかに行けるところはないものか。と時刻表を見たとき、アムステルダムという文字が目に入った。これはきっと、オランダのアムステルダムに違いない。11:59着だし、よし乗ろう、とホームへあがる。列車が15分ほど遅れて到着する間に、帰りの時間を確認すると、向こう発15:06がある。気づくと隣から日本語の会話が。みると、おばあちゃんとお母さんと大きな女の子と小さな子どもの4人連れ。ダチョウ倶楽部の話題で盛り上がってる。声をかけてみようかな・・と、何度も迷ったけれど、なんだかきっかけがつかめないまま次に始まったしりとりの様子を眺めてた。とても庶民的な人たちだった。列車が着たので、とりあえず困ったときには助けてもらえるように、なんて勝手に考えて、彼らと同じ車両に乗る^^; オランダ国境の駅。オランダ色の列車。ドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 31, 2008
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お中元にカルピスをいただいた。懐かしい~♪氷を入れて、カランコロンって音がすれば、甘酸っぱいカルピスだよね。こないだのお昼、暑くって暑くって、おとうさんのお昼ご飯に、カルピスを添えた。りんご味だった。(どことか産のおいしいのね。)小さなグラスに氷をいっぱい入れて、水を注いで、溶けたらちょうどよくなるように・・。ところが。飲んでみたら、「これ、味せんくない?」と師匠。どれどれ。うん。これ、薄めんでいっちゃないと?ラベルを見たら。”そのまま飲んでください”だ。あれ。お客さまに出さなくって、よかったー。普通のカルピスだったもん。(でも、おとうさん、ごめんなさい。)あと1本あった、温州みかんも、おいしかったよ。やっぱりカルピスは、夏の味と音~♪ yuriドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 30, 2008
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ルフトハンザ本社に着くと、ここでの受付は3時までだと言われ、(4時だった。)街の中にある支店を教えてもらい、そこで無事リコンファーム終了。ぎりぎり72時間前のことでした。(実はおとといまで忘れてた。)ライン川に架かるドイツ橋は長く、端にたどり着くまでずいぶん歩いた。そこからはさすがの大聖堂も小さく見えて少しがっかりしちゃったけれど、やっぱり眼前にすると、そのすごさ(としか言葉が思い浮かばない)に圧倒され感動感激。いかにもゴシック!な造り。威厳に満ち満ちている。大聖堂の内部もフツーの教会とはまったく違う。ホールのように広い!ある場所では、歴代の大司教のい棺がそれぞれに部屋を区切られて、壮麗に祭られてあった。そして、ステンドグラス。美しい。天井も高く、1本1本の柱が高いので、それだけで威厳を感じるには十分。人々のざわめきはあるけれど、その頭上にはとても静かな空気が霧のように漂っていて、とても素晴らしい大聖堂でした。外で写真を撮るとき、大聖堂のあまりの大きさのために、なかなか全体が収まりきらず、何度もファインダーをのぞいては後ずさりながら、30メートルくらい下がった場所でやっと撮れた。隣のテラスで食事してた人たちが笑ってたかもしれない。それから歩行者天国のホーエ通りやシルダーどおりを通って、カウフホーフで夜食の調達。グラニーニのトマトジュースが2.5マルクもした。ので買わない。明日ほかのスーパーをあたってみよう。歩きながら思ったのだけど、なんだか一日の行事がみんな楽しみだなんて、すごい。(唯一の例外は疲れ切ってホテルへ帰る道のりと列車で席がないとき。)とおりではいろいろなパフォーマンスがあちこちで演じられ、ハープ弾き、カルテット、アコーディオン弾き、それにミュンヘンでは黄金だったけど、ここでは全身を銀色に塗りまくった人が人形のフリをする、というパフォーマンスが、人々を楽しませていた。広場の地面に雑誌の1ページの宗教画をクレパスで精密に模写している青年もいた。暗い中に光があたって照らされる表現なんか、とても上手だった。よっぽどすきなのだ。部屋にテレビがあるのはうれしい。訳もわからずニュース番組をつけっぱなしにしてる。映画も2本見た。今はドラマをつけている。アメリカからの輸入が多いみたい。今日は埼玉での事件を報道していたけれど、何が起こったのかわからない。韓国では海がオイルだらけのよう。前に日本の選挙のニュースがあったけど「投票箱」と書かれた箱の文字の映ったその画面の暗さが印象的だった。こっちでは、男のキャスターだってピアスをつけてしゃべってる。ずっときになるのはサラエボとシラク大統領との関係。連日ニュースは流れてるのに、さっぱり分からない。旅行中に旅の情報番組を見て、いいなぁ、なんて思ったり。メアスブルクではスイス放送が見られたし、ヴュルツブルクではオーストリア放送も見れたよ。こちらの国では、家族でサイクリングというのがとても多い。自転車に赤ちゃんのかご(ちゃんと車輪がついたサイクリング用)をくっつけて引っ張りながらというお母さんもいる。ドイツにいると、ドイツならではの目新しいものがたくさん目に入って楽しい。でも、わたしは日本人なので、日本の伝統や文化、日本ならではのいろんな長所を大事にしてゆければ、と思う。エイトフォーやアリエールやパンパース。世界に共通するCMが流れる。CM作りのアイデアは、日本もドイツも同じように面白い。やっぱり作るのは同じ人間なのだ。ドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 29, 2008
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・・・・・・・ 近くのおまつりにでかけました。これみんな、キャンドルの灯り。きれいだったよほんの近くだけど、いつもの仲間に、車で連れてってもらいました。まだ明るいうちにみんなで火を灯して、だんだん日暮れてこんなにきれい。おにぎり食べながら、夏の夜は涼しく楽しかった。アマチュアのカメラマンたちがいっぱいでなんとか画素という画面をのぞかせてもらったり。あたしはそういうコミュニケーションが好きで、それは親譲りで。たぶん、これからも、だれかれ話しかけながら人生過ごすのだと思う。偉いね、って言われちゃったけど、それって単なる習慣で。性質で。もしかしたら、DNAで。店員さんに、「どーもー」って、言うよね~?気取るのは苦手だけど、お洒落は大好き。団体行動苦手、いつもはぐれて迷子になります・・。放浪癖あり?yuriドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 24, 2008
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ケルンに到着。大聖堂が見える。ケルンに来たのはこのためだといっても決して間違いではないのだ。駅を出ると、とりあえず大聖堂はおいといてインフォメーションへ。歩いて10分くらいの場所に部屋を取ってもらう。けっこう、しんどかった。荷物が重たい・・。でも、このケルンで60マルクだもの。ところが、部屋のタンスの内側には、190マルクの表示。(ホテルの部屋の金額って、タンスの内側に表示があるの。)ひょえ~~ってな感じで、このまましれっと泊まって全額請求された日のことを考えると、ちょっとオモシロすぎるものがあるので、受付で確認。すると、やっぱり60マルクだって、言ってくれた。タンスの中には、ベネチアホテルのハンガーなんて掛かっているし、ベネチアから輸入でもしたときのまんまの表示!?わかんない。部屋で少し休んだあと、リコンファームのため、ルフトハンザ本社へ。おなかがすいていたので、たくさんの人で賑わうメインどおりの途中のカフェテリアで、コーラとフルーツいっぱいの、みるからに、「わたしはおいしいわよ!」って訴えてるようなパイを食べる。オレンジジュースやトマトジュースは、0.2Lで4マルク近かった。ただのカフェテリアだけど。フルーツいっぱい乗ったパイはおいしかった!パインやキーウィ、桃や洋梨、みかん。ドイツに来てから果物をあまり食べていなかったことに気づき(イチゴとぶどうくらいだもんね。)懐かしい味に生き返る。ケルンは、やっぱりフランクフルトに近い感じの町だった。溢れんばかりの人が歩いてる。でも、フランクフルトやミュンヘンと違っているのは、食べ物のお店がたくさんなところ。それも、ショーケースの中のケーキやパンは、本当においしそうで、思わず食べたくなっちゃう。きっと、おしゃれな町なんだろうね。人々の服装は、まったく気を使っていなさそうで、それでいて、ここの人々の醸し出す雰囲気には、なにかオーラが漂っている。もちろん、おしゃれな人は飛び切りおしゃれだし、しかも、さりげなく。日の当たり具合のせいか、町を歩く人々が、みんなきれいに輝いてる。やっぱり、同じ都会とはいえ、南と北の違いのせいかな。 ゲンゲンバッハ、メガネのウェイターさんのいるレストラン。p.s.ケルンは最後の宿泊地。29日にドイツを発つまで、あと3日!ドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 19, 2008
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今日の朝、今日はなに色になるだろう?と考えた。なんか、いいことありそな予感。ちゃんと答えはありました。日々は出会い。うれしいがいっぱい。笑顔がいっぱい。明日の朝も、なに色かな~?って、期待しながら過ごしてみよっ♪・・そうそう、今朝は道々歩きながら、自作のうたを、歌ったんだ。「空が~青い~」とか。作詞作曲。^^;↑昨日のことでした。yuriドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 17, 2008
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7月26日(水)・・晴れ愛想のよくないお姉さんは、最後まで愛想がよくなかったけれど、それで緊張したせいか、朝食のあとのチェックアウトのとき、あやうく鍵を返すのを忘れそうになっちゃった。そしたら、「ハーロー」と呼び止められて、「鍵は上にあるの?」って聞かれて、ぱっと思い出して、ポケットから鍵を出して渡すときに、「ごめんね」と笑って言うと、初めて笑って「チュース!」と言ってくれた。「チュース」って、親しみを込めた「さよなら」の表現。最後でやっと、ほっ。帰るときになってかー。やっぱり、来てよかったって思えるもの。特別なものはなんにもなかったけれど、ただのんびりと過ごすことができました。けっきょくゲンゲンバッハでは、なんの荷物も増えずじまい。・・そういえば夕べ、深夜2時ごろ目が覚めて、部屋の窓から見えた満天の星空は、きれいだったな~。薄く雲がかかっているせいか、光は弱いけれど。流れ星がひとつ夜空をすべったよ。ドイツで星を見たのは初めてのことだった。(そして1度きりのことでもあった。) ゲンゲンバッハのワイン畑。ケルンまでの列車は、コンパートメントで、老夫婦と一緒。ふたりの会話はさっぱり、わからない。もうひとりいたおばさんが、通路の窓を開けたとき、「Es zieht?」(寒い?)って訊ねられて、「Nein」で答えたけれど、「Nicht」で答えるべきだったかな?とか考える。オッフェンブルクから、バーデンバーデンを通過して、カールスルーエで停車。(カールスルーエって、大好きな、『アルプスの白ゆり』というヨハンナ・シュピリの物語の主人公、ドーラが住んでた町だったと思う。)マンハイム、マインツ、コプレンツ、ボン、と主要駅に停車するたび、うれしくなる。モーゼル川も少しだけ見れた。マインツ辺りから、ライン川に出合う。ちゃんと川沿いに、列車の線路が敷かれてあるところが、いいね。ねずみ城だのねこ城だのという名前がついてるはずであるところの古城が、茶色い崖の上にぽつんぽつんと建っている。いかにも古く、ほとんどが崩れ去り残りの一部がかろうじてやっと残っているという感じ。ライン川は茶色い。崖をけずりながら流れてるせいかな?ローレライを探してみたら、それらしい旗の立っているところがあったので、そこかも、と思って写真を撮ってみたら、ちゃんと、「RORELEY」の文字が入っていました。ドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 15, 2008
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7月25日(火)・・晴れ朝食はビュッフェ。ゆで卵もジュースもあって、よかった。このホテルは、とても広く木造で、歴史がありそう。広い階段はミシミシと音を立てる。各階の踊り場には立派なタンスが置いてあり、陶器の小物が飾ってある。普段は真っ暗にしてあるけど明かりをつけるととっても素敵。食堂も広々として風格があり、おしゃれで木の落ち着きのある、ゆったりとした空間。に山の方向へどんどん歩く。天気もよくってとっても気持ちがいい。3時間くらいその辺をさまよう。そろそろお昼を取って家にTELしよう。お昼はめがねをかけた、一見まじめそうな町の写真を撮るにはまだ太陽の角度が早すぎるので、外の川のほうへ。橋は鉄製で、花がたくさん飾ってある。一部工事中。川沿いのベンチで一休み。それから、カメラを片手ウェイターさんのいるところでオレンジシュースとスープとサラダ。今度のスープはパンの短冊切りがたくさん入ってた。サラダはモッツァレラチーズとトマトで、パンがついてるのでおなかいっぱいー。しかしお昼からこんなもの食べるかな?フツー。ウェイターさんに、テレホンカードはどこで買えますか?と尋ねると、ポストで帰ると教えてくれたので、ポストまで。ポストのおじさんはとても親切だった。13マルクのテレホンカードで家にTEL。まだまだ時間はあるので、みんなのまねをして、ちょっとアイスクリームを買ってみる。もう一度外にでて歩くと、小川の流れを見つけた。水は透明で、渓谷のようにどぼどぼと勢いのよい流れ。その音の心地よさ。小さな女の子がふたり、崖を登りっこして遊んでる。そういうことが大好きな年頃もあったもんだ。私と目が合うと、いたずらっぽく笑ってみせる。さらに山を登っていって、ワイン畑の葡萄を間近に見る。朝からの水遣りはずっと続いているよう。トラクターのような車でだんだんに、蟹みたいに横に移動しながら、真っ黒に日焼けした男の人ががんばって働いている。アスレチック公園では、こどもたちがたくさん遊んでる。それを見守るおじいちゃんおばあちゃん。 ・・互いを追いかけあうちょうちょ。 離れたかと思ったら、またくっついたり。ゲンゲンバッハはゲンゲンバッハだった。という感想。永遠にずっと、このままであり続けるような、小さな小さな町だった。ドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 13, 2008
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このバラはね、ドイツのルッテンのマルグレートの家の庭のバラ。夏には、次から次へと開き続けるので、毎日咲き終わった花を手で摘むのがお仕事でした。そろそろあちらでは、バーべキューシーズン。ビールをレモネードで割った飲み物とか、アイスに熱いジャムをかけたやつとか、夕方からずーっと、暗くなるまで(9時頃かな?)キャンドルの明かりだけで過ごすの。思い返せば5年ごとにドイツに行ってたジンクスも、最後に行って、もうすぐ10年になっちゃう!今度行くときは、『ドイツ個展』だ♪・・ホントかな!?昨日こられたお客さまは、このまえ買っていただいた小さなそば猪口を、お茶っぱ入れにして、巾着に入れてくれたそう。お茶をお出ししたら、ちゃーんと、お茶、用意してきていたんだって。この前も、お店で、和菓子をわいわい召し上がっていた。で、おすそ分けいただいたりあ~今日も。しあわせ・・ ありがとうyuriドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 9, 2008
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風呂上り~気持ちいい~ひとり時間。今夜は師匠、友だちの家に飲みに行ってるので、やったー。ひとりだ。わ~い。そろそろ梅雨も開けそうで、暑かった、お昼間。ずーっと、執筆。(ちょっとお昼寝。・・zz)ひとりで空っぽの時間を、楽しむー。明日はお姉さんたちが遊びに来るので、ちょっと早起きしてお料理だ。ひとりの夜が更けてゆく・・朝まで眠くならなかったら、いいのに。 yuriドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 5, 2008
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わたしはあげはが大好きで、ひらひらと舞う姿を見た日には、「ラッキー☆〃」ってすっごくうれしくなっちゃう。 …小さい頃、水槽にみかんの種を植えて、2本、育ててた。葉っぱがいっぱいついて、順調に育っていたのだけれど、ある日、黒いちっちゃな虫たちに見事に食べられてて、最初はぽいって弾いてたんだけど、そのうち、それがあおむしの赤ちゃんであると判明。それからは、みかんは真っ裸になったけど、あおむしがおおきくなって、さなぎになって蝶になったのー。その、感動たるや。今、庭に植えてるぶどうの木、見事に葉っぱがなくなっていて、残った葉っぱの先っちょに、でっかいあおむし発見。さなぎになって、蝶になるとこ、また見られたら、素敵だなー。。今朝ももぐもぐ、お食事中。そのうち差し入れしなくちゃかも。yuriドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 5, 2008
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7月24日(月)・・晴れ今日は移動なので、朝食にパンを2つしっかりと食べてきた。支払いを済ませるとおばちゃんが、「今日はどこへ行くの?」「気をつけてね、よい旅を!」なんて、たくさん声をかけてくれて、最後には握手でお別れ。本当によく笑う明るい人だった。花でいっぱいのペンションをあとにする。フリードリヒスハーフェンでは、湖の白鳥たちに最後のお別れをして、列車でウルムへ。ちょうどホームの向かい側ではビルの建設工事をしていて、クレーンで重たいコンクリートの塊を上から下へゆっくりと降ろしてゆくのを眺めていると、これまた飽きないことを発見。しばらくぼーっと眺めてる。ドナウ川の支流がきれいなせせらぎを見せるウルムの駅で乗り換えて、ハイデルベルクへと向かう。ハイデルベルクでは駅の様子に懐かしさを覚えながらも、すぐにオッフェンブルク行きの列車に乗り換え。少しの待ち時間で家にTEL。オッフェンブルクデもう一度だけ乗り換えて、ゲンゲンバッハへ到着。もっと山奥だと、名前から勝手に想像していたら、山の麓の平地だった。通りにはインフォメーションの表示さえないので、道を聞き聞き町へ入ったけれど、インフォメーションを見つけるよりも先に、ガイドブックにも乗っていた、”SONNNE”(太陽)というホテルを見つけたので、もう疲れてしまっていたことだし、そこに宿を取ることに決める。なにせ移動に7時間もかかったのだから。ホテルは52マルクだし、まぁ、いいか。でもさすが田舎の町、ホテルのお姉さんはお客だというのにめんどくさそうに現れて、部屋を説明してゆき、スーパーのお兄さんは、なんだか日本人嫌いなの?というくらいのぶっきらぼうさ。ドイツ語で少し話したら、笑ってくれた。町の中は、ホテルや土産物の店ばかりで、観光地のよう。日本時間の夜11時近くになって、もう一度家にTEL。遅くなってごめんなさい。シャワー、洗濯、食事。スーパーで買ったザウアークラウトはおいしかったけれど、400グラムは多すぎて、半分でギブアップ。ダイエットプリンは名前に反してとことん甘い。トマトジュースはalbi(GRANINIのメーカーのほうが好み)。明日は誰もいないところで、一人静かにお散歩でもしよう。ドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 2, 2008
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いーっぱいの野菜と一緒に、あじさいのお花を頂いちゃいました!白い色のあじさいはうちのお庭にはないので、とても新鮮で可愛らしい!おっきなピーマンは鶏肉とチーズの肉詰めに。水風船みたいなトマトたちはサラダに。10本くらいのきゅうりもじゃばらに切ってサラダに。スイカは夜のおやつに・・。^^(まだまだ大根にんじんた~くさん!)お花を花瓶に活けて飾ったら、お部屋に甘~い香りがふんわり漂って、いい感じ。ありがとう☆〃yuriドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 2, 2008
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そして、新城。1階のギャラリーでは絵画展、2階では、飛行機に関する展示が。ツェッペリン博物館も、こんな感じかな?ていう。廊下と、奥の部屋では、ここ、メアスブルクにちなんだ画家の絵画の展示。ひとつ、おうちに持って帰りたいくらいの、とても大好きな絵があって、それは、”Meersburg von Osten”というタイトルで、1863年作者不詳の絵。とても繊細に描かれた海辺の風景で、夜明け前、ふたりの男が船を沖に出そうとしている姿が、隅っこに描かれた作品。ずっと、心に覚えておこう。あと、Hans Dieter(1881-1968)という画家の作品で印象的だったのが、”Einer der Wege geht. ”という、訳したら多分、『己が道を行く人』とでもなるような絵で、明るい日差しを浴びながら、右手に花のついた木の枝を持ち、左手を腰に当て、胸を張り満足気な笑みを浮かべて歩くおじいさんの絵。これは作者自身の絵じゃないのかな、と思う。1925/26の、『冬のメアスブルク』は、真っ白な雪がとても温かく描かれたいい作品。次に、ビーベルギャラリーへ。聖書ギャラリーのこと。今日は日曜日なので、入場無料、ラッキー。8月までシャガールの絵画が展示してあるのだ。入場すると、まず、いろんな国の言葉で、聖書の一部引用らしき言葉があり(日本はカタカナ)、次に各国の人の顔写真(日本はおじいさん)。はるか昔のエジプトの生活様式や家、衣装などの展示、聖書の原本の一部にも見える、古い紙切れの展示など。それらは、人類についてのなんらかを示しているような、神秘的な雰囲気・・。それより、グーテンベルクの印刷機の説明があっていたので、そちらにじっと耳を傾ける(あんまりわからないけど)。まるでお人形のように美しい顔立ちの神父さんの格好をした男の人が一生懸命に説明をし、いよいよ実践。子どもたちに実際に、聖書の1ページを印刷させて、きれいに仕上がったところでおしまい。面白かった。そしてシャガールの絵。今まで知らなかったけど、彼は聖書に関する絵を、たくさん描いていたのだ。独特の絵画がとてもやさしく、何かを語りかけている。以上でメアスブルクの見学はおしまい。お昼だし、食事をしなくちゃ。海の見えるテラスで、白ワインとスープとサラダを注文。サラダは大盛り。スープはお葱と卵が1個浮かんでる牛のスープ。おいしい! ワインを飲み干すと、すっかりハイになってしまい、とてもいい気分。誰を見たって楽しくってしょうがない。時間はまだ3時前だけど、おなかが空いたときのために、ハンバーガーとファンタを買って帰る。ハンバーガーは、日本のマックなどよりも、もっとワイルドでおいしかった。坂道の噴水のところでは、素敵な貴族の衣装を着た音楽家が、フルートとバイオリンでビバルディを演奏している。ワインがあんなにまわったのも、一日歩き疲れたせいだろう。明日は移動だし、ゆっくり休まなくちゃ。メアスブルクよ、さようなら。とっても楽しい町でした。ドイツ旅日記:『ルッテンの天使』は2007年5月から・・☆
Jul 1, 2008
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