Ａｓ　ａｓｓ’ｓ　ｅａｒｓ

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2005.02.13

霍乱

(2)

カテゴリ：ドキュメンタリー

何年ぶりだがや

風邪でぶっ倒れました。

最初は火曜の夜、
うーん、筋肉痛にしてはあちこち痛いなあ、と。
いつもの食欲がない。
地球が終わろうが
このぶっ壊れた食欲中枢がマイナスに働く事があろうとは。

水曜日、
ちょっと無理して動きまして、
帰りに鍼治療。
風邪シフトにしてもらったのだが
己を知らぬ私がもっともっとと
ビシバシ打ってもらったら
意識落としかけて治療医がびっくり。
さすがにこの時点でやばいなと思いつつ。

木曜日、
午前に外せない仕事があり、
またまた無理してお出かけ。
ここでせめて公共機関を使えば良かったのだが、
遠回りだし乗り換えが異常に多く調べるのが面倒くさかったので
いつもの通り自転車で。
帰りにやっぱり後悔。
事務所に連絡し、帰宅、寝る。
楽しみのゴスペルも今日は無理だ。
悪化の一途。
夜中にメール。
「明日の件は大丈夫か？」
…忘れてた。すっかり休める気でいたのに、
重労働が控えていたのだ。
他に人足の手配をするには間に合わない。
仕方がない。倒れようが行かざるを得ない。
「行きます」
準備の手抜かり分を伝えてフォローして貰う、うう。

金曜日、
朝四時半起床。五時出発。
重量級の備品をレンタカーに積み込んで設置しに行く。
運転はしなくてすむからいいものの、
とにかく全身が痛くてダルいから
狭い軽トラのシートは拷問以外何物でもない。
普段なら男一人分の仕事をこなせる自分が
「危ないからどいてろ」状態になってる事が
情けなくも申し訳ない。
九時に事務所に戻り、また六時発の予定。
一旦家に帰って寝る。
目覚めるたびに回復の兆しを期待するが、
ちっとも好転する気配なし。
何とか撤収。

土曜日、
やっと病院に行く。
熱は無し（子供の頃から体温計にはいつも裏切られる。
期待して出してみるのに、ちっとも学校を休ませて貰える
数値を出さないから）、リンパも扁桃腺も腫れて無し、
風邪でしょう、万一インフルエンザだとしても発症から
48時間以内の治療じゃないと効果無いからね、と
結局ずっと飲んでた葛根湯を処方してくれただけだ。
だから病院っていつも無駄な気がするんだよなぁ…
本当は一日動かなければならないから
注射でも打って欲しかったのだが、
無理だと思ってメール。
まあ、アシスタント業務だからいなくてもぎりぎりセーフ。
了承して貰って寝る。
この三日、テレビも本も漫画も見る気分になれず、
寝過ぎて頭が痛いのか、床ずれで体が痛いのか、
本来の不調を見失いそうなほど寝るのも飽きていたが、
起きてもいれず、
ということは結構木金は健康だったのだなぁと、
妙な納得をしながら痛みとうとうとの狭間にたゆたっていた。
そして誕生日。
こんな時に限ってやたらバースデーメールが多い年となった。
直接会えなかったからか…
返事に忙しくて結構気は紛れたが。ちょっと飽きた。

日曜日。
滑り込みの誕生日メールがいくつか。
魔法のような回復はやっぱり見られず。
午後になってやっとちょっと体を起こす気になって、
熱がない割に汗をかいては脱ぎ捨てた衣料のたまりっぷりも嫌になり、洗濯。

で、ようやくこうやってしたためてはいるのですが。

あー、普段元気なだけに応える。
寝るってのも、体力気力がいるもんだ。

水曜に休んでおけば、こんなに酷くならなかったのかな？
さてはて、後悔先に立たず。
後厄らしい誕生日でした。

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