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これから建てられる家を耐震性を上げて頑丈に作ると補助が出ると言う記事があった。いわく、「200年住宅」だとさ。
200年もつ家は、そう簡単にはできまい。何より、すむ人がいて、メンテナンスがきっちりできないと何の意味もないのだ。鉄も、接着剤(合板)も使えない。確実に持たないから。法隆寺が1300年続いているのは、部材が交換でき、交換できる職人がいて、手入れをする住職がいるからだ。
わが家は中古の建て直しなので、主要材はおそらく100年近いものだと思う。4間梁が棟に入り、10m以上ある桁が軒先を支える。釘は使っていない。瓦のいいものは50-60年もつと言うが、それを超えている可能性もある。これでまだ100年行こうとするなら、まず子供が結婚して同居に近い状態を作り、それが2代続かないといけないだろう。田舎には嫁がきたがらない。非婚が増えれば子供の数が減り、空き家が増える。家のメンテナンスは滞り、傷み始める。とても200年は持たないだろう。材料や構造だけで家ができるのではない。職人、技術、すむ人が合わさって初めて家になる。
誰が言い出したかしらないが、長持ちする家には長持ちさせる人が必要であることが全く認識されていないようだ。
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