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雪や風で鉄塔が倒れたりして停電の地区がまだ解消されていないと言う。猛暑に豪雪で夏も冬もいじめられているみたいだが、気の毒なのは「オール電化」の家庭だ。ご飯も炊けず、風呂にも入れず、暖房もダメ。冗談じゃない。通じてこその電気なわけで、エネルギーを(エネルギーだけじゃないが)一元的に依存することの危険なことがよくわかった。しかも、よりによって高齢化率の高い僻地で起きたことだ。
わが家では電気、ガス、石油を適当に使い分けているし、いざとなったらたき火で湯を沸かし、風呂に使うなり湯たんぽで暖を取るなりができる。火鉢もまだ捨てていないから、練炭や豆炭を使うことも出来る。 だから、息子にせかされているのは「水を汲み上げるポンプの電気のバックアップが最大の課題」なのである。水道が止まることはまずあるまいが、いつ地震でダメになるかも知れない。うちのセキュリティはそんなものだ。
エネルギーはその元をたどればほとんどが海外に依存する。ということは、先日の中国のレアアースのような事態になると、日本は息の根を止められる。食料もそうだ。海外の安い農産物に頼っていればいい時代ではない。どんなに生産性が低くても安全に勝る価値はないだろう。日本の農産物はそんな強みを持っているはずなのだが。
高齢化、低生産で日本の将来はお先真っ暗・・・こんなシナリオが本当に正しいのか、高齢者を利用することがそんなに大変なことなのか。潰してきた農地の回復は本当に困難なのか?私たちは生の声を聞く権利も能力もあるはずだが。
ドライバーの感謝の意 2024年11月26日
新聞の印刷ミス 2024年11月11日
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