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若い時のアマチュア無線で仕入れた知識で、アンテナのことは今になっても役に立つ。確か中学校のころにUHF中継所が出来て、そのころからのUHFユーザーである。
その頃にはまだVHFが主流で、大阪局の電波を受けていたが、見にくいことこの上ない。特に関西テレビが悪かった。フィーダに銀紙を巻き付けてスライドさせ、一番よく見えるところを調整した覚えがある方もいるはずだ。
で、通信販売でUHFコンバータを買ったのだが、アンテナがない。えいやっとエナメル線のやや太いのを40cmばかりに切り、直接端子に結びつけた。ねじ止めだからまあどうでもいいのである。果たして今までよりもはるかにきれいな画像が見られるようになった。
そんな強電界地域なので、UHFアンテナの大きいのは買ったことがない。NHKでさえ2m近くあるようなのを例としてあげているが、中継所が見えるようなところならあんな高級品は不要だ。子供たちに使わせているのもたかだか1000円ほどのもの。8素子あれば十分。
もちろん業者は少しばかり離れていても「こっちの方が確実でっせ」と勧めることだろうが、実際見通しの3kmばかりのところだといえば「ほなこれでよろしいわな」といまいましそうにいった。だいたい、今回の地デジは電波が不足しているのは理解出来ても、こう一気にやらなきゃいけないかと言うと疑問。実際被災地ではアナログが残る。まあ、併発となると電力もバカにならないだろうから地震が追い風になったというところか。
受像機はなかなか自作というわけには行かないが、アンテナはかなりどうにでもなる。高校の時にはワイヤレスマイクのアンテナを放送部員が作った。 さすがに40年もつとは思えないが、防水処理やらはきちんとやったつもりだ。このおかげでマイクを朝礼に運ぶ仕事はなくなった。
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