PR
国籍や肌の色、障害などを理由にしたヘイトスピーチがこのところ急に復活してきたような印象を受ける。非常に愚かな行動だと思うが、いわゆるネトウヨと呼ばれる書き込みの間で特に盛んなようだ。
まあ思想は自由だからとはいうものの決して品の良い行動ではない。私が子供の頃には「精神病院から迎えに来るぞ」などと言う教師の発言を何度か聞いたし、「三国人」とか見下す態度をとっていた父もいた。知的障害者への蔑視はちょっと異常とも思えたが、その孫に知的障害児が出来たのは因果応報かと思った時もある。
差別を受ける立場になったことが想像できたら、とてもそんな事は出来ないと思うのだが。人間が生物であって、生殖行動により子孫を増やす限り、遺伝子レベルの組み替え異常は宿命として出てくる。いつ、遺伝子の損傷や組み替えエラーが起きるかは全く予想できないし、避けては通れない。どんな障害があっても、皮膚の色が変わっても基本的人権は守られなければならない。人を人として尊重し、されることが大切だ。
カレンダー
コメント新着
フリーページ