老父のつぶやき

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2019年03月11日
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テーマ: ニュース(96532)
カテゴリ: 視・紙・誌面から
あの日、関西でも揺れを感じた。仕事中で、しばらくしてから「東北がえらい事になっとるわ」職場にテレビはなかったから、誰かがワンセグのニュースを見たのではないかと思う。ちょうど東京に出張していた同僚から「新幹線が止まって帰れない」と言う連絡も入ってきた。
阪神・淡路の震災の時には火災と家屋倒壊で5000人以上の命が失われたが、津波となるとスケールが大きくなる。水にさらわれたら生存確率は大きく下がる。何より呼吸が出来ないのだから。マグニチュードも大きかったが、犠牲者は4倍に達した。

そして多分翌日だったと思うが、福島原発で爆発事故が起きた。この日はロビーコンサートに出演が決まっていたが、さすがに「こんなことしてていいのか?」と言う気にもなったけれど、結局そのまま演奏した。
間もなく神戸で歌われた「幸せ運べるように」の歌詞を一部変えた「ふるさとバージョン」がうたわれ始め、「花は咲く」へと鎮魂歌・応援ソングがたくさん生まれていった。「歌なんかなんの役に立つ?」と思っていたが、人間は体と心で出来ていて、心のビタミンだと言われて腑に落ちた。
その後のコンサートでは若干なりとも寄付を募り、送るようになったが、北摂の地震で「他人事ではない」と実感した。台風の被害で友人の家も壁に穴が空いたり、瓦が飛んだりと生々しい写真がSNSで送られてくる。
まことに日本は災害列島だ。こんなところによく原発なんか作ったものである。私が小学校の頃に「第三の火」ともてはやされ、原子力船や空母、潜水艦などと紹介されたものだ。核分裂をゆっくり起こさせて安全にエネルギーを取り出す、とアピールされたが、もともと自然界では起きない事象だ。それを無理に起こしている。そしてエネルギーがコントロールできなくなって牙をむいたのが福島だった。

それにも学ばず、政府と電力業界は「コスト安」「二酸化炭素を出さない」を旗印に再稼働に走る。ドイツでは原発廃止と言う方針大転換をやったが、こっちが正解だ。建設・廃炉時に出る二酸化炭素と事故時のコストを考えれば先の旗は一気に吹き飛ぶ。ゴミの捨て所もない。





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最終更新日  2019年03月11日 21時48分17秒
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