老父のつぶやき

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2024年03月02日
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テーマ: 家庭菜園(58595)
カテゴリ: にわか農業


畑はこの雑草があちこちに見られる。玉ねぎのところが特に好きなのか、苗が埋まっているようなところさえある。何重にも蓮華が重なっているように見えるのでこの名があるらしいが、春の七草の「ほとけのざ」とは違うという。

繁殖力が強く、丈夫な根を張るので、「根こそぎ」引くと、タマネギも浮いてしまう。これもまずいと思い、調べてみたら、「刈れば良い」のだそうだ。この草は不味くて食べられないらしい。地上部を刈れば、根は死んでしまうという。ホクホクとした土はそのまま残るので、問題ないらしい。いい土のところに生えるのだそうだ。みみずもたくさんいる我が家の畑は特上と言えそうだが、使う人間が手抜きで困る。

農学部の卒業生としてはあるまじき態度だが、農芸化学というのはあまり収量とか生き物の循環みたいなことをやらず、質的な変化、例えば発酵による生成とか土壌の特性の違いの原因を探るみたいな研究とかが多かった。野菜を作ったことのないものが耕うん機を使ったり、畝立て作業をしていて、今になって「農業とは命を繋ぐもの」なんてもっともらしい事を吐くのである。人間、食べる事なしに生きてはいけないが、自分でやってみて、はじめて食品の不当な?安さに気づく。「高くて困る」と、ニュースでは必ず流しているが、その泥臭い作業をわかって言ってんのか、と思うこともある。

輸入が止まったらたちまち食料の取り合いになるだろう。海外も含め、安く食べられるということは誰かを犠牲にしているという事だ。戦争で領土拡大というのも、結局は食料の取り合いということかも知れない。

少々趣旨が外れたが、ホトケノザはハサミでちょんぎることにした。こいつに囲まれると湿度が上がり、暖かくなるとベト病が出やすくなる。3月はちょうどそのシーズンだ。緑肥としては使えそう。晴れたのをいいことに女房と2人で作業。水菜は早くも花が咲きはじめた。怠け者の農家は困ったものだ。





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最終更新日  2024年03月02日 21時10分02秒
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