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嫁に食わすな、というやつだが、「こんなうまいもの食わせるものか」という嫁虐待説と、「アクが強いから身体に良くない」という嫁擁護説があるそうだ。どちらにしても、この暑さ/小雨の条件下、管理が難しい。根っからの横着者が育てているというのも悲劇の始まりかも知れないが、皮がやたら硬い。ピーラーで削ったぐらいでは口に残る。また、この写真は比較的美形の?を写しているが、変にとぐろを巻いたようなのもある。そこで、焼いてしまえ!と考え、炭火にくべて直火焼きにしてみた。具合よく焼きナスとなり、さめてから皮をはいで冷凍室へ。これでいつでも使えるだろう。暑さは続くが、朝晩はしのぎやすくなってきた。黒大豆を覗いてみるとまあ順調に育っていそう。去年は完熟後手で皮を割ったが、実に面倒だった。若いうちに茹でて枝豆にする方がよほど手軽だ。もう少しで食べられそう。多分名産の「丹波黒」なのだが、生産地が違えば「ハリマグロ」で、ハリセンボンとマグロのかけあわせ?と思われるぐらいが関の山。新鮮なものが畑から持ってこれる、田舎ならではの醍醐味。そろそろ大根蒔かなきゃ・・なのだが、この暑さ、大丈夫かな。まあ、自家用なので油断たらたらだ。
2024年09月18日
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この時期、紅葉の下には刺蛾の幼虫の糞がたくさん落ちていて、伸びすぎた枝に手を突っ込んだら痛い目に遭う。あるいは、椿やサザンカにはチャドクガの幼虫がずらりと並んでいて、これも素手で触ったらとんでもない炎症を起こす。ところが今年はこれらがいない。年に2度ばかり発生するので、まだ油断はできないけれど、ずいぶん楽に剪定ができる。だいたい葉の裏にいるので下から覗く厳しいスタイルなのだが、もちろん手袋はつけているが、比較的気軽に枝にさわれる。切り取った枝はシュレッダーで粉砕し、ビニール袋に詰めて肥料化する。じゃがいもの収穫時には土の中からミミズがたくさん出てきたので、葉っぱが茶色くなってから糠と合わせてのの土への混ぜ込みはまずまずうまくいっているようだ。が、昼から雨になってしまった。天気予報では「夜から雨」と言っていたが、6時間ばかり早いようだ。梅雨らしい雨だ。洗濯物が乾かない!
2024年06月22日
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里芋を植えている畝にじゃがいもが出てきたものだから、収穫時期が違うし、まあいいかと放っていたら大変なことになっていた。芋虫が葉っぱを食い尽くしている。去年植えていたところから芋を取って植えていたのだが、ジャガイモの影になったのをいいことに丸々と太っていて、実に腹立たしい。まだ耐えているところもあるが、軸だけが残っている。今から間に合うかしら?調べてみるとセスジスズメガという蛾の幼虫らしいが、腹立ちまぎれに捕殺してしまった。からだ中に目があるような芋虫だ。一方で、夏野菜の代表格、胡瓜の1号がなり始めている。まだこれからだが、既にうどんこ病らしき症状が出ている。風通しをよくしてビールをいただこう。2−3日中には初物を食べられそうだ。それにしてもこの暑さ、太陽温水器は実に65℃。まだ梅雨入りとは言えないのに、明けたらどうなるんだろう?
2024年06月14日
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何をするのも遅い我が家。隣の田んぼに水を張るようになってやっと収穫する気分になった。デストロイヤーばかりだと思っていたが、メークインもあった。デストロイヤーはメークインよりも黄味がこく、いかにもカロチノイド豊富!な気がする。その面構えからしてさつまいもの色に近い。掘り進めていくうちからっからに枯れた個体の方がどうも大きなイモをつけているように思い、確かにそんな傾向がある。もうs少し放っておこうかと思ったが、日曜は雨らしい。そこからは梅雨に入る可能性が高いからそれよりは早く取ろうか。枯れようのひどいものから掘ってみよう。一方で、これは畑から出た廃棄物(植物体』を積んでいたところ。ジャガイモの花満開になっている。堆肥の上みたいなものだ。花が咲くと大きな実が取れるという.さて、どのくらい取れるかな?
2024年06月13日
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玉ねぎの乾燥は今日までに、という目標ができるとなっとかやっちまおうという気になる。今晩から雨になり、(もう降り出している)外の仕事は絶望的になるから。かくて車庫の竿にぶら下げることになったが、よく見ると根が切れてないやつがあるじゃないか!全部で100kgぐらい取れたのではないかと思う。出来のよくないのはネットの袋に入れて保存し、丸ごとカレーなんかに入れればそれで使えるし、とうが立って硬くなったのはペーストにしてドレッシングを作るつもりだ。昨今、食品の値段が上がっているが、農地を整備して運搬を最小限にすれば二酸化炭素削減になるんじゃないか。あわせて、自分で作ったら出来にもよるが買わなくて済む。工業偏重が二酸化炭素を呼んだ?余った時間で椿の剪定もした。こっちは粉砕して半年ばかりかけて土に返すつもり。
2024年06月08日
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玉ねぎの根を切り、土のついた皮を一つ一つむいていくのもいい加減能率の上がらない仕事だが、それに負けずちまちまとした仕事がこれ。山椒の実を房からはずすのを女房がやっている。ブドウのように大きなものなら房から外していくとみるみる無くなって「仕事した」感がすぐに得られるが、山椒の実は3mmほど。小粒でピリリと辛いのはいいが、ちまちま度では玉ねぎ以上かも。見方によってはライムみたいな気もする、表皮のボツボツ。
2024年06月04日
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玉ねぎの根元がスカスカになってきたので、引き抜くことにした。中には硬いのもあるが、どうも葱坊主のついたやつらしい。切ってみると玉の芯が硬くなっていて、しかも鱗片との間に空間ができていて、ちょっとかじってみたらやはり硬かった。根元がスカスカになって倒れた頃が収穫時期だ。しかしこれもタイミングみたいなのがあって、異様に根がしっかりしていると、葉がちぎれてしまう。そうなると竿にかけて保存できるように乾燥できないので、早く使ってしまうか、ネットに入れて乾燥するかになる。2−3日引っこ抜いた玉ねぎは畑で乾燥してから取り込むことになる。天気との兼ね合いが非常に重要だ。玉ねぎは葉っぱが嵩張るのでよく乾かし、葉がカサカサになった頃、土のついた皮を剥がし、根を切り、紐で縛って束ね、竿にかけて保存モードに入る。1個ずつしかできないから、これは手間のかかる作業だ。乾燥することで冬近くまで保存できる。諸物価値上がりの時、自家生産でささやかに抵抗。問題は大きさのばらつきだが、まあこれは如何ともしがたい。次は夏野菜を植え付け、黄瓜、茄子、ピーマンの混植(混食?)となる。ただ、ニュースで「野菜が高くて困るわねえ」と言う声には若干違和感を覚える。工業生産品は原材料、人件費、利益などを積算して売価を決めているのに、農産物は買う方に決定権がある。天候というリスクのある産業なのに、なんでだろう?
2024年06月02日
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手入れの手抜きで雑草に囲まれ、大きくなりきらないうちに根本がスカスカになり、収穫することにした。茎が倒れたものからとっていくので、まだ半分くらいは残っている。とにかく今年は2−3月が暑いと思ったらその後寒くなり、さらには雨が多い春だった。早くから葱坊主はできるし、それが不出来の原因としておこうか。子供達に分けるのも、「料理1回で使い切り」としておけば冷蔵庫の肥やしにならなくても済むだろう。それでもアントシアニンに富む(であろう)紫玉ねぎは本当に病気にも強く、育てやすい。料理に使うにも、例えばカレーやシチューに使っても色が気になったことはない。スライスで生食もできる。実に多用途の野菜だ。次はじゃがいもの収穫だが、今は花の真っ盛り。まだ1ヶ月くらいはかかる。収穫の敵は雨だ。濡らしてしまうと、後の始末が悪い。空いた所に、枝豆、胡瓜、ピーマン、オクラなど夏野菜を植え付ける。
2024年05月23日
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我が家では庭木の剪定で年に200kg近い木屑が出る。いちいち処分場に捨てにいくのが面倒だし、有料でもある。こいつをうまく利用する方法はないか、と考えて、結局チップにして肥料化するのが一番手軽そうに思えたので(輸送不要、世話不要、エネルギー不要・・・)木材チョッパーを買ってチップにし、ポリ袋(これは生協の配達の時に商品を入れてくる大きくて薄っぺらいものだ)に詰めて「積んどく」だけ。ポイントは水分の多いフレッシュな枝葉をチップにすること。蒸発するべく出てきた水分で袋は濡れてきて、自己消化、カビ、キノコなどが生えてくる。これからの時期は太陽熱で菌類の生育促進にもなるはずだが、何の観察もしないでいるので詳細不明。始めたのが昨年の秋だったから半年ばかり経ったことになる。リグニンが染み出してきたか、褐色の汁が溜まっている。カリやリンとか窒素とかも入っているはずだ。減っているのは多分炭素。まあこれは空気から作物が吸収してくれるだろう。今年限りで区画整理の対象になる畑に50kgばかりになろうかというこのコンポストと牡蠣殻石灰を振り撒き、耕運機ですき込んだ。100平米くらいに50kgだから大した量ではないが、いくらか土が軽くなった気がする。ここにさつまいも、メロン、スイカなど植えるつもりだ。コンポストというと台所から出る非常に水分の多いものの投入で、ハエや悪臭のイメージを持っていたが、カビやキノコが生えてくれていると如何にも微生物処理が進んでいる気がする。水が多いと、枯草菌でベトベトになり、扱うのも躊躇するので、コンポストは低水分下でやる方がいいと思う。よく米糠を放り込むのをやっているが、その時にあるかどうかが鍵。あればやった方がいいんだろうな。確実にタンパク質が入る。窒素源だ。春の剪定は松のローソク、椿やサザンカの葉っぱなどが対象になるだろうか。柿につく刺蛾の発生も近いのでその辺りも切るかな。畑の片隅に放っておくだけなのでなんとものんびりした施肥である。肝心なのは成果だが。
2024年05月21日
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花の咲かない苺が散見。桜から毛虫が下がってこない。早い玉ネギ坊主。(尤もうちは植え付けが遅くてまだ出てこないが)キャベツは中で花が咲いている。近頃キャベツが高いのはそのせいだろうか。2月から暑い、3月は寒い、4月は異常なまでの高温と世の中どうなってんだ?気分だ。4月の雹なんて初めてのことだったし。自動車屋が大変だそうだ。納品前の新車が屋根ボコボコ。大概は露天状態だから、その数も多いことだろう。中古車は直せば価格アップ、ひょっとしたら今買い時かもしれないと言う悪い冗談だ。なんでも値上げのこの時期、せめて食料くらい自前でなんとかならないかと思うが、お粗末な自給率では円安は大敵だ。安全保障に何よりも食糧は大切だろうと思うが、どこ吹く風の政権。無責任にも程がある。
2024年05月15日
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暑いほどになった春の日、植木の手入れ、松のみどり摘みの時期である。ツンツンと伸びた花の末裔みたいなのを折りとる作業だ。今やっておけば柔らかいのでボウボウになるのを簡単に防げるし、古い葉が密生しているのをもぎ取って風通しを良くするのにも役立つ。脚立に登って作業するが、そこに大きな羽音が近づいてきた。クマバチ?この時期にはよくウロウロしている。団子のような体型なので良くわかる。ところが、顔から20cmばかりのところでホバリングしたのはオオスズメバチだった。ちょっとこれは怖い。エンジの帽子をかぶっていたのが悪かったか?とにかく動かないことにした。顔の横でホバリングされるのはなんとも気味が悪い。顔や頭に止まられたらどうしよう?何十秒かだったのだろうが、怖かった。そのうちにどこかへ行ってしまったのでことなきを得たが、脚立を降りてやっとホッとした。バランスを崩して落ちでもしたら大変だった。スズメバチは怒らせないのが一番だというけれど、こんな思いはしたくない。作業自体は順調に進んだが、殺虫剤を持っていても躊躇したことだろう。緑の中で暮らすのもいいが、こんな思いはしたくない。
2024年05月10日
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GWの連休も終わり、日常が戻ってくる。茶の木の若葉(新芽)がいい色で出てきた。摘んで天ぷらで食べようか、と女房と話している。生で食べると渋茶の味がする。味は悪くない。こちらは芍薬。まだ開き始めで庭が賑わってくる。外は雨が降ったり止んだり。週末から物置を撤去するので重機が入るように準備しなきゃいけない。そして茶の木と芍薬を移動しないと。
2024年05月06日
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生命力を感じる春。えんどう豆が次々に実りそう。花が青く萎れてからが豆の出番。1週間もすると料理に使えるかな。そしてじゃが芋の葉を喰らうテントウムシダマシ。にっくき害虫も出てくる。これも地球の命。
2024年04月23日
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明日から4月。流石に暖かくなった。先のことはわからないが、もう冷え込みというのも少なくなるだろう。裏起毛の下着もそろそろおさらばか。「さあ、畑にでも出ようか」という気になるのは、やはりそれなりに暖かくなってからだが、同時に動き出すのが虫や鳥や、畑に穴をあけていく輩たち。現在取り憑いているのはカラスノエンドウだが、いずれ作物に移ってくるのは明らか。ユーモラスなお尻ではあるが。これからはこいつらとの戦いが始まる。それに菌類。こっちは目に見えないので余計に始末が悪い。
2024年03月31日
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梅よりもぎっしりと花が咲く。本来ならこれが実るはずだが、1cmほどの実にはなるが、多くが落果する。だいだい色の梅干しのような実になるのはなかなか少ない。あんずは自家受粉しないので、散り初めになった梅の花粉を枝ごと振り回して授粉使用とするが、事はそううまくは運ばない。梅はあんずよりも早く花をつける。くたびれてきた頃にあんずの花が咲き始める。なかなかうまくタイミングが合わない。
2024年03月19日
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これは菜の花ではなく、蕪の花。ちょうどアブがやってきている。今日になって気温は低めだが、暖かい昼間だ。大根にしろ、蕪にしろ、種が小さくてどうしてもたくさん蒔いてしまう。挙げ句食べきれなくて、食べられなくなるまで育ててしまう。蕪の花も若いうちは茹でて食べられるが、こうなると硬くて食べられない。早く食べればいいのだが、皮をむいて汁の具にするのも結構面倒なものだ。大根はもう少し長く食べられるが、まもなく花芽が出る事だろう。3月はみかんの剪定、遅めのじゃがいも植え付け、元肥入れとする事は多いのだが、ぐうたらでなかなか作業は進まない。この蕪の花も、耕耘機ですき込んでしまう事になるだろう。区画整理で農地として使うのは今年が最後になりそうだ。
2024年03月18日
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畑はこの雑草があちこちに見られる。玉ねぎのところが特に好きなのか、苗が埋まっているようなところさえある。何重にも蓮華が重なっているように見えるのでこの名があるらしいが、春の七草の「ほとけのざ」とは違うという。繁殖力が強く、丈夫な根を張るので、「根こそぎ」引くと、タマネギも浮いてしまう。これもまずいと思い、調べてみたら、「刈れば良い」のだそうだ。この草は不味くて食べられないらしい。地上部を刈れば、根は死んでしまうという。ホクホクとした土はそのまま残るので、問題ないらしい。いい土のところに生えるのだそうだ。みみずもたくさんいる我が家の畑は特上と言えそうだが、使う人間が手抜きで困る。農学部の卒業生としてはあるまじき態度だが、農芸化学というのはあまり収量とか生き物の循環みたいなことをやらず、質的な変化、例えば発酵による生成とか土壌の特性の違いの原因を探るみたいな研究とかが多かった。野菜を作ったことのないものが耕うん機を使ったり、畝立て作業をしていて、今になって「農業とは命を繋ぐもの」なんてもっともらしい事を吐くのである。人間、食べる事なしに生きてはいけないが、自分でやってみて、はじめて食品の不当な?安さに気づく。「高くて困る」と、ニュースでは必ず流しているが、その泥臭い作業をわかって言ってんのか、と思うこともある。輸入が止まったらたちまち食料の取り合いになるだろう。海外も含め、安く食べられるということは誰かを犠牲にしているという事だ。戦争で領土拡大というのも、結局は食料の取り合いということかも知れない。少々趣旨が外れたが、ホトケノザはハサミでちょんぎることにした。こいつに囲まれると湿度が上がり、暖かくなるとベト病が出やすくなる。3月はちょうどそのシーズンだ。緑肥としては使えそう。晴れたのをいいことに女房と2人で作業。水菜は早くも花が咲きはじめた。怠け者の農家は困ったものだ。
2024年03月02日
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春遠からじ、というけれども今冬最強寒波と言われる中で春告げといえばやっぱりこれだね! 3cmくらいの蕗のとうが顔を出していた。もう直ぐ食べごろか。蝋梅も花が増えてきた。大雪は降らず、霰が30分ほど降った。関西では今日が峠とのこと。寒気は去った模様。それでも寒い。
2024年01月25日
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剪定の屑入れだが、剪定の枝は結構尖っていて、薄い袋なら破ってしまう。袋も袋で、紫外線にさらされることも多く、安価なものはだんだんと裂けていってしまう。農家とか公園などの掃除には欠かせないものなので、ガーデニングならショップのサイトでヒットしそうなものだが、なかなか気に入ったものが見つからない。今使っているのは1年少し前に買った安物なのだが、「保証期間1年!」となっていた。新品と交換しますとのことだが、気がついた時には購入時から1年を数日オーバーしていた、使う段にならないと破れているかどうか見もしない。もう少し観察の習慣をつけよう。それよりも、息子が帰省中に掘り返した石蕗、なんとそのバッグに根に土がついたまま放り込んである。ただただ重い。
2024年01月11日
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黒大豆を刈り取って乾燥(と言うしかないが実情は放置だ)したら、食べられるようにしなきゃいけない。正月は目前に迫ってきた。まずは脱穀。鞘は枯れて、振るとカラカラと豆の音がする。鞘を上下から押してやると、パカっと割れて豆が出てくる。もう少し簡単な方法はないかと、木槌で叩いてみたりもしたが、鞘が砕けてゴミが増えるばかり。子供の頃には足踏み式の脱穀機で取っていたが、もっとたくさんの豆を作っていた。今回はほんの200本ばかりなので手作業の方が簡単に済みそうだ。豆殻は取っておいて、餅つきの時の焚き付けに使う。春に樫の木の太い枝を払ったのをおいているので、今年の燃料は全て自家製ということになる。割ってみたらよく乾いていた。問題なく燃えるだろう。収穫した豆がこちら。少しゴミが混じっているが、元の50倍くらいには増えたはずだ。種は貰い物だが、DNAは「丹波黒」と大きく変わらないはず。しかし丹波黒の値段は高い。比べ物にならない。「氏より育ち」ともいうが、丹波ブランドは強く、「氏も育ちも」だ。「播磨黒」とでも名乗りたいところだが、ハリマグロでは「どんなマグロだ?ハリセンボンと掛け合わせか?」くらいのツッコミを受けるのが関の山だろう。自家用なので孫の実験観察の材料にでもしてやろうか。朝顔ばかりでは面白くないだろうが、まあこれは大人の感覚だ。人と違うことをして叩かれても可哀想。
2023年12月28日
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冬型の気圧配置が少し緩んだようで、過ごしやすいクリスマスになった。アラカシの胴ぶきをきりおとして途中になっていたのを終わらせ、金木犀の徒長枝を整理した。道から見えるところなので(誰も見ちゃいないかもしれないが)中よりも優先して切り落としている。アラカシはとにかく病気になりやすい。すす病、白カビなどなんでもやってくる。通風と日当たりを良くするしか対応策はない。金木犀はどこからでも葉をだし、早春には本当に嬉しくなるくらいなのだが、それだけに日が当たらない葉も多く、縮れてしまう。萌芽力の高いのも良し悪しかと思う。暖かくなったのはいいが、雪解け水のところは大変だ。瀬戸内自体雪も雨も比較的少ないのだが、たまにドカ雪の解ける時は大雨と同じで排水しきれないことがある。雪の解けるのに気温が使われ、いつまでも寒い。こんな時期でも太陽温水器は水温を15度も上げてくれる。自然エネルギーってすごいなと思わされる。年末は相当暖かいとのこと。寒がりにはありがたい。
2023年12月24日
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居住地区に区画整理の話が進み、農地を差し出すことになった。山陽道のインターチェンジから1kmにもみたないところが田んぼばかりで、しかも農業を継ぐ人がいなくて放棄地になりかかっているところもある。基本的に農地改革以来、水路の取り付けが多少頑丈になったくらいで、取り付け道路こそ立派になったものの、少しも税収が上がらないというのが市の本音だろう。通りに面していない田んぼも多く、歩行型のトラクターしか入らないところ、他人の田んぼを通って自分の田んぼに入るという奇妙なところがある。人口減の背景には、働くところが少なく、都市部に流出してしまっている事がある。商業施設を誘致して、職場の確保ができるなら、災害も少なく家賃もそう高くない町なので、住み良いところだと思っている。もっとも私は学卒で実家に戻り、地元企業に就職したクチだ。たまたま専攻と職が一致したものである。そのために、農地を一度管理組合に集約してから目的に応じて再配分する作業が必要だ。今日はその外接になる土地の所有者に、境界を確認するのだが、我が家もそれに該当していた。現在でも市道に接しているので、調査の確認は実に簡単だ。原則として宅地は対象にならないので我が家の車庫に隣接する畑と、排水の溝だけが対象だ。父が作った時に私も手伝ったから経緯はわかっている。短時間で問題なく終了した。畑の跡地は公園になる予定だが、環境悪化にならなければいいが。
2023年12月20日
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この冬一番の換気という報道の中で感じる春の息吹はやはり水仙。どんな育ち方をしたのか、思い切り曲がっているが、水仙だ。うちの庭には3種類ばかり生えているが、このタイプが一番早い。こちらは寒菊。これから花をつけてくる。仏花や墓参りにはちょうど良いと、女房のお気に入り。冬来たりなば春遠からじ そしてもうすぐ春は名のみの風の寒さや・・新春というものがやってくる。草引きをやっと終えた・・かな?
2023年12月19日
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ついつい後回しになるこの仕事、だいたい越年する事が多い。暖かいうちにやあれば良いのに、その時期には畑の方に手を取られ、だんだんやるのが億劫になってきた。この春先に庭師に入ってもらい、高いところを切り払ってもらったので作業は楽になっているはずだが、歳のせいか(気温が下がったのもあるだろうが)膝と腰が痛くなってきて、途中で切り上げた。ちょっと情けないが、安全帯なしで木登り作業するのも少し怖くなってきた。自分で出来なくなると、親が残したものとはいえ正直負担になってくる。既に大阪に出て、家も買っているので帰ってこない可能性も高い。私が後20年生きていれば、定年で家を子供に譲って帰ってくる可能性もあるが、庭は嫌がるかも知れない。解体屋によれば植木は処分できても、石の処分が難しいそうだ。飛び石くらいなら壊すにしても簡単だが、庭石や沓脱ぎ石の大きさになると壊すのも大変だそうだ。私の父の世代では庭を持つ事がステータスだったようだが、時代が変われば価値観も変わる。「どうにでもできる」のが子供にとっては良いだろうと思うが、どこまでしてやれることやら。何もないのが一番かな。
2023年12月17日
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黒豆に限らず、収穫の処理は手作業では大変だ。乾燥した豆の木から大豆の粒を分離・回収しなければならない。子供の頃には足踏み脱穀機を使って豆の鞘を壊して豆を取り出し、風で分離していたように思うが、すでにそんな道具はなく、手で鞘を割って豆を取り出すくらいしか方法はない。昔はむしろを敷いてその上でやったように思うが、コンクリートの上のブルーシートでは豆はどんどん転がる。思えば稲藁で作ったあのクッションは絶妙な反発係数の代物だった。豆の木は500本くらいありそうだ。一つずつ鞘を割っていては敵わないと思い、棒で叩いてみた。豆は出てくるが、回収率はどうも良いとはいえない。鞘の屑も入るので分別が手間だ。ああでもない、こうでもないと言いながら1時間ほどで重量にして豆100gと言うところか。パチンコの玉より少し小さいか。そして豆ガラ4ヶ月ほど植えてこれだ。まだ1割もできていないが、まあ全部で1kgぐらいの収穫にはなるだろうか。豆を買う方が多分楽で安いだろう。作業しながら考えた。この黒大豆は水をやるくらいの世話しかしていないので、きっちり管理すればもう少し取れるかもしれないが、コストらしいコストはかかっていない。でもこれを運んだら燃料がいる。我々の生活はものすごいエネルギー量の消費のもとに成り立っている。これが温暖化を進めているなら人間の在り方を問い直さなきゃいけないんじゃないだろうか。ビニールハウスで重油を焚き、トマトを冬に出荷して、「いつでも手に入るもの」と思ってしまっている日本人はおかしくないか?食糧を輸入に頼るって、実は非常に危ないことだと思わないか?今、ガザで食料も燃料もなくテント生活をしている子供たちがいる。今、その子供たちにこれが届けられたらいくばくかの栄養になり、豆殻は焚き火にできるだろう。いくらかでも貢献できればと思うが、こんなものを受け付けてくれるところはあるまい。メールのように手軽に送れれば良いのだが。この豆は太陽と水と、わずかな労働でできた。人間の力だけで収穫するのは原始的だが、化石燃料を一切使わなくても食料はできる訳で。本気で温暖化を止めるなら、ある程度のしんどさはやむを得ないんだろう。
2023年12月14日
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今年は夏頃から変な枯れ方をする松葉が目についていた。これがよくある枯れ方枝全体が茶色になっているので、いかにも枯れている。ところが、夏頃からこんな枝が出だした。いかにも枯れススキのような、茶色のが縮れているような感じで、緑も混じっている。ずいぶん枝も混んでいるところなので切り落としてみたら何やらくっついている。どうやらカイガラムシらしい。これが樹液を吸っていたのだろう。少し剪定してからマシン油を撒こう。そういえば今年はツバキにもサザンカにも茶毒蛾が発生しなかったので防除をサボっていた。庭木の管理にも手がかかる。
2023年11月19日
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温度がコロコロと変わっていつ植え付けようかと迷っていたが、冷たい風の吹く中、やっと植え付けた。玉ねぎの苗は1本10円前後。紫玉ねぎ、早生、晩生と3種類。標準的な生育例はあるものの、特に3月の気温や雨でべと病がでたり、早くにトウがたってしまうこともある。なかなか難しい面はあるが、やはり半年にもわたって食べ続けられるのはありがたい。野菜が高いね、という話が出たときに、不自由なく過ごしていると話の腰を折らないように「ほんまやね」と適当に合わせるしかないが、内心はニンマリと・・やはり自分で育てたものは格別の味がするような気がする。たとえ1年のうちの半分しか自給できなくても、買う量が少なくて済むのだから、家計にも貢献する。耕地のあるなしにもよろうが、引退後は「食料自給、二酸化炭素固定・酸素生産」が一番無害で良いのではないか。それでも普段しないような姿勢になることもあるので、変なところが痛くなることはある。耕運の後、雨が降ったので植え付けは早くに済んだ、乾いていると、苗を植える穴を開けても埋まってしまうが、雨の後で非常に仕事は捗った。4月ごろからの収穫が楽しみだ。
2023年11月18日
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枝豆というとさやが緑色の大豆を言うと思うが、少しシーズンが下ると鞘は黄色くなり、やがて褐色になる。豆は色づき始める。孫3号が「枝豆食べたい」と言うのでいくつか取ってみたら黒色化の見本みたいなのがあった。小豆色とも言えるかも知れないが。そこから黒豆に成長の途上だ。そもそも黒色の成分が何かと調べればアントシアニンということでブルーベリーだから目にいいとか、ぽっこりお腹の対策になると言うCMが有名なやつだ。もっともこれは種の表皮だけの事で、皮を取り除けば緑色が出てくる。その黒化の過程を表現するのにいい個体だ。この進行が、成熟度に関係するのか、紫外線か何かの外的要因が関係するのかは調べてみたい。息子が薦めてくれた漫画に、「理系の人々」と言うのがあるが、親子そろってこう言うところへのツッコミが厳しい。文系の人から見るとやや偏屈で滑稽かも知れないが、知識欲というか、知りたがりの面倒くさい奴らなのである。そのかわり、ツボさえわかればかえって扱いやすいかも知れない。問題はそこではない。孫3号があくまで「緑色の豆」にこだわったら、この作業は徒労に終わる。そっちの方が問題だ。
2023年10月25日
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冷え込んだ朝、畑に出るととんでもない糞尿臭。どうしたことかと女房に聞けば、バケツに堆肥を入れて畑に撒いていたが、少し余ったのをそのままにしていたら、夜の間に降った雨に解かされて糞尿に戻ったと言う。ちょうどいちご苗の植え付けに用意していたのだった。バケツを洗いがてら畑の畝に撒いて土をかけ、しばらくすると匂いを感じなくなってしまった。魚の生臭い臭いを取るには土で手を洗え、と小さい頃から言われてきた。トリメチルアミンという物質がその原因であることはよく知られているが、土の団粒はそれを吸着してしまうらしい。それと似たようなことが起こるのか?昔下肥を使っていた頃にも、埋めてしまえば臭気はおさまる。「臭いものに蓋」ではないけれど、埋めてしまえば一段落、みたいなものだ。おそらくは微細な穴を持つ活性炭と同じようなものなのだろう。土というのは、気相、固相、液相としての性質を同時に持つ奇妙なものである。そのおかげで作物は根を張り、成長して我々の食糧になってくれるのだが、この妙なものは本当に地球から見ればほんの垢みたいな存在に過ぎない。それを利用して食ってるわけだから、地球にしてみれば人間はダニみたいな存在ということになる。そのダニの勝手な行動で気候の変化が起き、生活が困難になっていくなら「自業自得」というしかない。ましてやダニ同士の食い合い、戦争なんてものはなんの役にも立たず、ただ資源と生命を浪費する以外の何者でもない。ガザ地区の紛争、ウクライナの紛争、もはや正義とか大義とかいうものは消え、憎しみだけが支配する世界になっているのだろう。1日も早い和議、停戦を求める。過去に多くの国が繰り返してきた過ちを学ばねばならない。
2023年10月22日
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孫4号の大好物になった枝豆。元々「黒豆」ということで種をもらい、緑のうちに食べて来たが、ここに来てだんだん黒っぽくなってきた。鞘が変色してくる。鞘が紫っぽくなってくる。中の豆も黒い膜みたいな感じになってくるが、枝豆はほぼ煮豆。まだ当分は食べられる。なんでもアントシアニンが増えてきて、視力の回復とかの効果を語っているサイトもある。アントシアニンといえばブルーベリーがよくコマーシャルで流れているが、確かに大豆の皮より山葡萄系のほうが効きそうな感じがする。このまま育てて、黒豆ご飯を食べれば多分アントシアニンがとれるだろう。最近、大豆を成形したか、ご飯の代わりにと勧めている商品があるが、「豆ご飯作ればいいんじゃない?」とプチ反目している。こちらは赤くなった万願寺とうがらしだ、こっちの方はカロチノイド系だからビタミンAの親戚みたいなものだが、赤いからと言って必ずしも辛いわけではない。もちろん辛いのもある。秋の畑には色々な色が出てくる。来年のいちごの植え付け準備も。
2023年10月19日
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今年は甘柿が不作。手入れをしないので見事に隔年結果を起こし、今年は「裏の年」になる。我が家の甘柿もほんの少しなっているだけ。その点、なぜか渋柿は平均的にとれる。樹上で熟してしまったものもある。学生時代、そこらじゅうの家で渋抜きを行なっていたのは驚きだった。ドライアイスを袋に入れて縛る、風呂の湯に浸ける、焼酎をヘタにつける、など、多彩に重なわれていたが、どれも渋抜き後はどんどん消化が進むようで、短期間でドロドロになってしまうということだった。保存性から言えばやはり干し柿だ。時間はかかるが、正月に食べるのを習慣にしている。市販の串柿はカチカチでとても食べられたものではない。今年は気温が高く、なかなか作る気にならなかったが、ここに来てスイッチを切り替えたかのように秋らしさが進んだ。女房と皮を剥き、柿の簾を作った。少し冷たい風が吹き抜けていき、表面は急速に乾燥している。雨が多いとカビが生えるが、天気さえ良ければ1ヶ月ほどで食べられるはず。そして秋には変形野菜がよくできる。胡瓜の極端に曲がったものとか、こんな茄子も。秋は進んでいる。
2023年10月15日
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急に寒くなって、昆虫のフローラも衰退期(死滅期)になってきた。低温になるといっぺんに動きが鈍くなり、卵を作る時期になるようだ。アオカメムシがひっくり返ってもがいているのを朝見つけた。セミはカメムシと同じ仲間だというのに納得する。蝉の死骸はみんなこのスタイルだ。大豆の中にもまだまだいる。温度が高いと旺盛にかじって、品位を下げてくれる元凶だ。寒くなってくるこれからは害虫のやっつけ時。焼却処分が一番なんだが、野焼きの禁止が上位に来る。
2023年10月13日
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9−10月は台風のシーズンと思っていたが、今年はどうも8月に来ただけで雨の少ない秋になっている。この時期になって、夏野菜のオクラやピーマンがよく育つようになってきた。数日前に急に気温が下がったときは1日に伸びるのが小さかったが、日照が戻ってきたら元気になった。どうも今年は変則の天気と高温障害で農作物には気の毒な状態だ。米もいわゆる黄金色にはなっているのに、葉の方は青いまま、というのが多いという。少雨はネギの生産にも悪影響を出しているという話もある。我が家でも作っているが、こちらの方は上の田んぼから抜けてきた水のおかげで順調に収穫しているけれど、売るようにはなっていない。何せ、使うときになってからハサミとか包丁を持ってとりに行くのだから。黒大豆の枝豆用の収穫も始めたが、やはりというか倒伏して太陽を浴び損なった株の豆の生育は良くない。光合成の結果を見せつけられた思いだ。それでも枝豆らしい味を楽しんでいる。
2023年10月11日
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娘や孫が好んで食べる大豆の枝豆、栄養的価値について調べてみると、結構面白いものだった。主成分はやっぱりタンパク、糖類はオリゴ糖が多い。オリゴ糖というのは健康食品のコマーシャルでもよく出てくるが、短い多糖類というのがわかりやすいだろうか。糖と単純に言うけれども、単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトースなど)から多糖類(澱粉、寒天、セルロースなど)まで幅広い。単糖は単位分子1個で存在し、二糖は単位分子2個からなる。しょ糖、麦芽糖箱の仲間。しょ糖はブドウ糖とガラクトース、麦芽糖はブドウ糖2つからなる。以下三糖、四糖と大きくなっていくのだが、栄養的には人間は利用できない。繊維質扱いになる。豆の腹持ちがいいのはこのせいかも知れない。人間は利用できないが、腸内細菌はこの三糖類を利用していわゆる善玉菌を増やすという。ダイエットにうってつけと言えよう。カルシウム、カリも豊富らしい。枝豆の時点でどのくらい油分を溜め込んでいるかはわからないが、大豆油にはビタミンEも多かったはずである。ジジイの立場ではビールと共に摂取するのが嬉しいが。
2023年10月08日
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塩茹でするだけじゃん、と言われてしまえば返す言葉もないが、「塩はどのくらい入れるの?水の量は?」に正しく答えられるかと言えば「そんなもん、適当よ」ではないだろうか。だいたい、材料の大豆をどこから持ってくるかでかなり話は変わってくるはずだ。今回は畑からとってきた。隣の畑の主人が「もらいもんの黒大豆だが、あんたも作らんか?」と勧めてくれたので、玉ねぎを収穫したあとを使ってまいてみた。2−3日で芽がでる。そのあと本葉が揃っていよいよスタートになるのだが、穴あきマルチをそのまま使ったので呆れるほどの密植になってしまった。運が良かったのは鳥害に遭わなかったことだ。で、そのまま約3ヶ月、どうやら食べられるまでに成長してくれた。大豆の株は2cmくらいの太さにはなる。太いほど実付きがいいと考えていい。子供の頃の記憶では、足踏み式の脱穀機でカラカラになった鞘を外したが、枝豆ではもっと若い、今頃に収穫しなければならない。これを一つ一つ外していく。ハサミを使って、少し鞘を切り取ったほうが、豆に味がつきやすいと思われる。今回は1本から100g以上取れた。中には出来の悪い鞘もあるが、触って見て大きさ、硬さが十分にあれば食べられる。ざっと水で洗った方がいい。小さなカメムシがくっついていることがあるので、流しておかないと、潰したりしたら例のとんでもない匂いがつく。茹でる時には十分な量の水を沸かして・・とどっかの料理書に書いてありそうだが、かぶるくらいあれば十分と思っている。塩の量は2%ぐらい。ざっくり言うと、少し塩辛めのラーメンスープといったところだ。沸騰したところに塩と豆を入れ、5−10分くらい茹でて、つまみ食いをして茹で具合を見る。ゴリゴリした感触がなければそこで火を止め、10分くらい置く。そのあとざるに開け、茹で汁は捨てる。この時、水を流しながら捨てないと、排水の管を炒めることがあるのでご注意を。ざるで冷まし、食べるだけだ。豆自体に味はあまりつかないが、鞘に生えている毛が食塩水を保持してくれるので、まずまずの味加減になる。大豆は今さら言うまでもなく良質のタンパク源である。糖分も含むが、どうも人間が利用出来るブドウ糖にはならないようだ。低糖、高タンパクを謳う健康食品があるけれど、煮豆の方がよほど安くつくはず。ついでながら孫娘が枝豆が大好きで、いくらでも食べる。保育園児のくせに食べるものがオッサンだ。どうも娘(母親)の影響ではないかと思うが、野菜が大好きな子供だ。少し珍しい存在かも。実際に試していないので保証の限りではないが、茹でた大豆、はじめは綺麗な緑色だが、だんだん黒ずんでくる。予熱でメイラード反応が進むのではないかと思う。これを防ぐのに茹で上げたあと急冷するのが有効ではないかと思う。うちわであおぐとか、方法はあろうが、ものぐさ基準の私なので試していない。写真に示したくらいの大豆で、枝豆は一人で1本1食と言うところか。心置きなく食べられる。腹持ちもいいから、枝豆ダイエットが可能かも。(無責任モード)
2023年10月07日
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暑さはもうピークを過ぎて、一気の寒いほどになってしまったが、通常初夏に出てくる害虫、モッコクハマキが今盛りになっている。若い葉と葉がくっついている中に幼虫が巣を作り、枯らして行くという始末のわるい虫だが、秋にこんな状態にはならない。ピークを過ぎて動けるようになったから出て来たのだろう。夏眠をしていた可能性もある。何度か殺虫剤は散布したのだが、その時には卵だったのかも。サザンカや椿も今年はチャドクガの被害がなかった。ひょっとしたらこれから出てくるのかも知れない。温度の異常と言うのは害虫の活動も支配しているようだ。異常事態の多い年である。久々スミチオンの出番か。
2023年10月06日
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耕耘機の様子が変だ。左のタイヤが普通に回っていない。よく見ると車軸に固定してあるはずのピンが抜けている。どっかではずれたか?車軸を見てみるとぽっかりと穴が向こうまで見えている。農機屋でピンを買ってきてセット、これで大丈夫だろうと運転していたら突然左のタイヤが軸から外れて転げてしまった。見れば車軸に穴が開いている。要するに車軸とタイヤが固定できてなく、外れたままでピンを通していたのだった。そりゃあ簡単にピンが通ったはずだ。転げたのを幸い、右側に倒してからハンマーを持ってきて穴を合わせ直し、ピンを打ち込んだ。Rピンで留め、一件落着。100KG程度の機械なのでこのくらいで済むが、トラクタで下敷きになった例もあるから、農機とて安全が第一だ。外から見ていると耕耘機だろうが楽に耕しているように見えるかも知れないが、実は土質が硬かったり、でこぼこがあったりで農地の耕耘は結構大変である。歩行型は力が弱いだけに押したり引いたりもしょっちゅうだ。乗用のトラクタは使った事がないので分からないが、あれもあれで大変だろうと思う。まあ色々あったけれどこんな初歩的ミスをするようでは「才能なし!」としか言えない。息子が機械で飯を食っているのは女房の血統かも知れない。そのかわり化学はあまり身に付いていないようで、まだ私も偉そうな顔が出来る。元肥を入れられるようにして女房に引き継ぐ。秋取りのじゃがいも、大根、人参、白菜と言ったところがこれからの植え付けだ。
2023年09月27日
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一昨日の昼頃に突然の夕立に見舞われてからいっぺんに気温が下がったのを感じる。エアコン不要。窓を開ければ気持ちの良い風が入ってくるようになった。「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、その通りになった。ヤマボウシも秋の装いというか、落葉準備と見て取れる。雨の日でも持ち歩けるカメラが欲しくなり、中古のリコーを買った。一眼のようなレンズの出っ張りがないのでカバンに放り込んでおける。画質や使い勝手には目をつむる。雨の後のスギゴケ。もう少し焦点深度がとれる方が良いのでこれから勉強だ。気温が下がり、雨が増えて元気になったのがイチゴ苗。ランナーからついた株が元気になっている。来年用に定植するのは11月と言うところだろうか。冬の間はほとんど霜焼けしているが、春になればいっぺんに元気になる。今年は少し密植が過ぎたのでもう少しあけなければ。冬物の植え付けはこれから。サツマイモがそろそろ取れるかな?
2023年09月22日
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パッションフルーツの花が咲いた。今年は高温が続いた所為か、亜熱帯のはずのパッションフルーツも生り方が変だった。数が少ない、実入りが悪い等々。この頃になって花が咲いたが、今から盛り返すとも思えない。多分結実すれば最後だろう。トケイソウの仲間で、花から変わっている。3本の雌しべの下側に5本の雄しべがある。人工受粉が確実だ。暫くすると緑色の果実が大きくなってくる。更に熟成が進むと、赤くなって自分で落ちる。更に後熟を進めるために放置。後熟中に更に赤みが進む。しわが寄ってきたら食べごろ。出来が良い時には中がもっと密になる。スプーンですくって種ごと食べられる。甘酸っぱい味だ。越冬はやや切り詰めて、暖かい室内にプランターごと取り込み、冬はほとんど世話をしない。毎年5月ごろに引っ張り出して水をやる。古い木の方が実入りがよいと思っていたが、暑すぎると今年のようになるのかも知れない。
2023年09月19日
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松葉がしげって少々見苦しいので少し切り込む事にしたが、葉先だけが白くなる変な枯れ方をしている葉がある。全部の葉ではないが、先だけが白く枯れている。もう40年近くになるが、こんなのは初めて見た。よく見る枯れ方はこんな具合。ある芽だけが茶色くなっているので、まあ生存競争に負けたのだろう。こんなのは取って捨てるだけ。時々マツケムシも見かけるが、本当にうまい保護色になっている。全体になっているのではないので病気とか害虫ではなかろうと考えているが、少し気になる。もともと黒松は悪い条件でも育つものだが、今年の暑さは格別だ。このくらいの枯れ方なら切り捨てればそれまでかも知れないが、未知のものは気味が悪い。
2023年09月10日
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パッションフルーツがなぜか兵庫県にある。もともと屋久島つながりの友人から苗を分けてもらったもので、わが家に来て4年目ぐらいになると思う。プランターに植えてあり、冬を比較的温かい倉庫で、つるを切り詰めて過ごさせて、気温が上がってくると外に引っ張り出す。夏にはなかなかきれいな時計草の花を咲かせ、実を結ぶ。今年は暑さの所為か、実が出来るのが遅かったように思う。実が熟すると自分で落ちる。コンクリートの床に落ちても傷もつかない頑丈な皮をしている。落ちる前は緑色で新鮮さを感じる。熟してくると赤みが出てきて、自分で落ちる。更にそこから後熟をして、やっと食べられる。紅熟の過程はこんな感じ。はじめは白っぽく、だんだん赤みが濃くなる。更に進んで表面の皮にしわが寄ってきた頃、横半分に割って、スプーンで中身を食べるが、なかなかうまい。夏の終わりの味覚だ。
2023年09月03日
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「今年の米はどうだ?」と作っている友人に聞くと、「あかんなー もみの一部が白くなって、評価が低い。精米したら分からんようになるけど。」猛暑はやはり米を痛めつけたようだ。学生時代にも栽培学の先生から聞かされたのは「夜になって気温が下がらないと、稲は昼間に光合成した糖をでんぷんに換えて蓄積できない。従って暖地の米は寒いところの米よりまずい」高温障害ではモミの一部が白っぽくなって評価が落ち、評価の等級が下がるそうだ。評価はモミの段階で行われるので、どうしようもないと言う。米どころの新潟では水に不自由して収量が落ちるらしいが、全世界的にこんな現象が起こったらたちまち飢饉になる。地球温暖化はそういう世界に近づく訳で、食料が偏在するとも言える。食料が戦略対象物になるのはなんとも・・・ロシアのウクライナ侵略を彷彿とさせる。飢餓まで追い込まれないと対策を本気で考えないようなら、人類が地球上に現れたのは大きな誤りと言う事になる。
2023年08月29日
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農業従事者にとって夏の敵は雑草だ。つゆくさ、すべりひゆ、きりんそう等々厄介なものばかり。根をしっかりと張り、次々に節から根を出し、へばりつく。これが畝から畝へと伸びて行くからさらに厄介。さて、イチゴの来年の苗の準備のシーズンであるが、この暑さの所為か親株がほとんど枯れている。ランナーと呼ばれる生殖用のつるが早くから伸びるのだが、隣のなすの世話にじゃまになるのでポンポン切ってしまっていた。まだあるかしらんと思いながら雑草の束をめくって見ると、畝の間が程よく湿っていて、ランナーについた株がそのまま根付いていた。このところの暑さだが、台風以来の雨をしっかり蒸発しないように保護してくれていた事になる。横着者の報いと言うか、たまにはいいこともある。雑草をめくりながら探すと15株ばかり採れたのでポットに入れた土に移し、当分日陰になるところで根付かせる予定だ。一方、大豆とサツマイモの間もツユクサが育っている。こっちの方はそれのおかげか、サツマイモのつるが邪魔されてそれ以上伸びて行かず、結果的に「つる返し」をせずに済んでいる。こんな時に芋の出来がどうなのか分からないが、普通通りにとれたら、これも効用と言えるかも知れない。結果を見てのお楽しみになる。夏物がそろそろ終わる。秋ナスに向けてまた手入れが必要だが、物価高の折、買わなくても済むものがあるのはまことにありがたい。
2023年08月26日
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兵庫県南西部、私の住むところだが、台風が避けているような気がしてならない。演繹的に証明・あるいは理論的な裏付けは何もないが、私の覚えている限り、西から来た台風はこのあたりで目が消えたり、時速60kmものスピードで駆け抜けて行ったりということで、実害が非常に軽く済んできている。今回の7号は紀伊半島の潮岬から上陸し、北西に進んで紀淡海峡(紀伊半島と淡路島の境)をぬけて明石に再上陸し、姫路の方までやってきたら今度は北に向かって速度を上げ、日本海に抜けた。ちょうどJR西日本の特急「はまかぜ」のルートとおなじだ。あおりを食ったのが鳥取県。岡山との間に蒜山高原と言うところがあるが、このあたりに線状降水帯が発生し、多量の雨が降った(特別警報)。東側に少し離れた福知山、綾部でも大雨になったという。で、実際に通ったあたりはまあ標準よりも緩いくらいの台風で、静かになったなと思ったらそのまま雨は上がってしまう。農業従事者にとっては恵みの雨だった。排水があふれるほどでもなく、からからだった秦家がよみがえった気がする。
2023年08月15日
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10日ほど前に枝豆(本当は黒大豆)の摘芯をして、花芽を誘導したら、花が咲いた。とは言え、2mmほどの小さな花。植えるのが遅かったので枝豆になるにはまだ少し時間がかかるが、花が咲かない事には豆にならない。この節だけで3つはとれる予定だが、大豆もエンドウの花も似たようなものらしい。半月くらいでさやが出来るだろうか。まだひと月かかるかな、と楽しみだ。枝豆にはビールかな。その先には正月の黒豆がある。こちらは別の花。だいたい同調しているようだ。
2023年08月12日
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一時のクマゼミのシャワーからアブラゼミに鳴声が変わったと思ったら、もうツクツクボーシの声が聞こえる。こんな酷暑でも、日照時間の方で蝉たちは動いているのだろうか。暑さの所為か、同じ昆虫でもキウリの葉を食べるウリハムシが、今年は去年よりも少ない気がする。もちろん、メロンやらスイカやらも作っているので、特定の作物だとか、一日のほんの一部を見るだけなのでこれが正しいかどうかは疑わしいが、考えてみるとじゃがいものテントウムシダマシの害も今年は少なかったように思う。逆になんの被害か分からないが、里芋の葉が黄色く枯れる現象が隣の畑でも見られる。隣の畑はうちのよりも粘土質が少なくて、水持ちが悪い傾向はあり、「水が切れているのかなあ」と言いながら毎日散水している。被害は向こうの方が大きそうだ。芋の葉は隣の方がはるかに大きい。蒸散量も多いだろうから、その分余計に水を要求するのかも知れない。里芋はもともと水生植物だったと聞いているので、どっぷりと水に浸かっているのがいいのでは?と思うが、水が多すぎると葉が変色すると言う記述もある。インターネットなので誰の書き込みか分からないから、真偽も分からないが。こんな時、AIならどんな動きをするのだろう。書き込みの多い方を真とするのか、理屈に合うかどうかを判断するのか、興味がある。それはともかく、ナミアゲハやトンボの来訪が多くなった。これが盛夏の昆虫フローラというところだろうか。大豆もそろそろ摘芯の時期か。
2023年08月01日
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猛暑日とか今期最高気温、熱中症アラートが毎日のようにニュースで流れている。確かに暑い。エアコンなしではやってられない。外の作業にはファンつきのジャケットと長袖、吸汗の肌着が必須だ。肌着から汗が蒸発する時に熱を奪ってくれるので涼しいが、最近はスーパーでこれを着ている女性を見てちょっと驚いた。もちろん、暑いのに性別は関係ないのだが。それにつばの広い麦わら帽子も必須のアイテムだ。いわゆる「田んぼ用」である。女性用の帽子は日よけもついて、厚いんだか涼しいんだか分からないが、あっちのほうが実用的な気もする。どちらにしても強烈な太陽で、畑の作物も午後になるといかにも「でれ〜」としてくる。一番ひどく見えるのはキウリ、次がナス。キウリは葉の総面積が大きいだけに、水の蒸散量も多いのかも知れない。暑いというのは晴天が続くという事なので夕立は例外として、雨が少ない訳で、からからになっているという事だ。おまけに今年は隣の田んぼの管理が良いようで、例年なら水が漏れてきて十分に潤うのだが、それがない。幸い地下水が豊富なので汲上げて撒いているが、そろそろホースも古くなってきて、あちこちから水漏れがしている。まあこれも考えようでスプリンクラーとも言えるのだが。夕方撒けば朝には元気になって、今日の収穫分を確保してくれている。キウリは少々とれ過ぎだが・・・雨が少ない所為か、うどん粉病に悩まされた去年とは大きな違いだ。まあこれからの事は分からないが。トマトにも少しだけ霧をかけ、実が割れない程度にとれるよう。それでも毎朝のサラダの分は確保できている。市販の真っ赤に熟れたものがやけに皮が硬くて、まだ緑色が残るわが家のトマトの方が皮も軟らかく、甘いのは身贔屓というものだろうか。そろそろ夕立が欲しい。
2023年07月25日
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気象台から近畿地方の梅雨明け宣言が出された。少し前までは「梅雨入り宣言がでたら晴れ、梅雨明け宣言がでたら次の日は雨」というのが相場だったのだが、近ごろは気候変動の所為か梅雨明けとともにかんかん照りになる。「くそ暑い」というあまり品のよい言葉とは思えないけれども、それを実感する。それとともに、キウリの収量が増える。毎日数本ずつとれるので消費が追いつかなくなるが、孫3号はマヨネーズを付けてほぼ1本をがりがりと食べてしまうので、このところは娘の家が消費先になっている。出産から3日目、娘は病院で少し落ち着いてきたようだが、赤ん坊の方がまだ乳を飲むのが下手で、なかなか寝てくれないらしい。女房が娘を生んだ頃は「上の兄ちゃんたちに比べると吸う力が弱い。舐めてるんじゃないかと思ったほど」と漏らしていた。娘は2人目の女の子なので、「まだ体力がないのかなあ」と心配している。スイカの方も順調。さりとて、これはキウリほどとれるものではない。昨年に比べるとだいぶ出来が良い。来年ぐらいで区画整理の対象になってしまい、公園になるので来年作れればラッキーかも、というところだ。メロンは播種が遅かったのでまだこれから。トマトは少ししげり過ぎだ。こちらも日に数個はとれるので毎朝のサラダの材料になっている。しばらくは野菜に不自由しない、というか買わなくて済む。しばらくは「暑い、暑い」が続くが、もう少し内陸に入ったところの方が最高気温が高めになっている。海の影響が少なくなるからだろうか。標高はあっちの方が高いはずなのだが。
2023年07月20日
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畑の草取りは暑さとの戦いだが、今日は一時雲がかかって助かった。サツマイモの中にツユクサが生えているのだが、サツマイモもツユクサもよく茂って、陽が当たらないから軸は両方とも緑色。上からどの根っこにつながっているのかを確かめながらの草引きははかどらない。ツユクサというのを始末しながら気がついたのは、この草の変わったところ。上に引き抜くと、必ず節でちぎれる。ところが、根っこを起こして根っこ側から引っ張るとほとんど切れずに全体を引き抜ける。物理学の「作用・反作用」から言えば矛盾し、方向性の特性がある。言わば「トカゲのしっぽきり」みたいに、根だけは残して生き延びようという戦略らしい。作物と雑草、生存競争だが、「どちらが先に陣を取るか」ということだ。この時期、雑草は本当に伸びるのが早いけれども、負けているところでは陽を当たらなくされてしまうので必ずしも大きくならない。芋もたいした生命力だ。もともと耕作不適の土地でも育っていたもの、青木昆陽先生は良いものを見つけたと思う。収穫はまだだいぶ先だが、この時期の光合成が収穫に物を言うはず。スイカ2個目を収穫した。これも割れていて、どうも過熟の傾向だな。
2023年07月18日
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どうも梅雨明けの太陽になってきた。1日で1ヶ月分というような豪雨にはならなかったけれども、サツマイモのゾーンが芋畑なのか露草を育てているのか分からない状態。コンサートも終わった事なのでしばらくは畑の手入れに汗を流す事になる。キウリやトマト、ナスが採れ始めて、3歳の孫3号はキウリをほとんど1本食べてしまう。この時期、キウリは身体を冷やしてくれるから喜ばしいが、あの小さな胃袋は大丈夫なのかと爺としてはちょっと心配だが。朝方は少し曇っていたけれど、昼前から太陽ががぜん元気になった。南の空はまだ青に抜けていないが、「梅雨明け近し」を思わせる生ぬるい南風が吹いてくる。そして夏の草丈が伸びるのが早い。エノコログサは腰くらいに伸びているし、キリンソウ(ひっつき虫という方がおなじみだが)も次々に実を付け、若いのも出てくる。こっちの方が始末が悪い。草刈り機で刈り取り、半日おいていたらかなり乾いているので太陽の熱量のすごさを知る。刈り取った草は畑の隅に積んで乾いたり腐ったりを繰り返してまた肥料として使うが、エノコログサなんかはかなり長期間を要する。やはり葉の硬いものは消化しにくいようだ。昆虫や小動物(ゴミムシとか)が食ってくれるといいが、みみずはたくさんいるけれどもこういうリグニンとかヘミセルロースの塊を食ってくれているようには見えない。ともかく畑の片隅にはくすんだ緑の山が出来た。正直、乾いたら焼きたい。
2023年07月15日
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