老父のつぶやき

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2024年05月21日
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テーマ: 家庭菜園(58598)
カテゴリ: にわか農業
我が家では庭木の剪定で年に200kg近い木屑が出る。いちいち処分場に捨てにいくのが面倒だし、有料でもある。こいつをうまく利用する方法はないか、と考えて、結局チップにして肥料化するのが一番手軽そうに思えたので(輸送不要、世話不要、エネルギー不要・・・)木材チョッパーを買ってチップにし、ポリ袋(これは生協の配達の時に商品を入れてくる大きくて薄っぺらいものだ)に詰めて「積んどく」だけ。

ポイントは水分の多いフレッシュな枝葉をチップにすること。蒸発するべく出てきた水分で袋は濡れてきて、自己消化、カビ、キノコなどが生えてくる。これからの時期は太陽熱で菌類の生育促進にもなるはずだが、何の観察もしないでいるので詳細不明。始めたのが昨年の秋だったから半年ばかり経ったことになる。リグニンが染み出してきたか、褐色の汁が溜まっている。カリやリンとか窒素とかも入っているはずだ。減っているのは多分炭素。まあこれは空気から作物が吸収してくれるだろう。

今年限りで区画整理の対象になる畑に50kgばかりになろうかというこのコンポストと牡蠣殻石灰を振り撒き、耕運機ですき込んだ。100平米くらいに50kgだから大した量ではないが、いくらか土が軽くなった気がする。ここにさつまいも、メロン、スイカなど植えるつもりだ。

コンポストというと台所から出る非常に水分の多いものの投入で、ハエや悪臭のイメージを持っていたが、カビやキノコが生えてくれていると如何にも微生物処理が進んでいる気がする。水が多いと、枯草菌でベトベトになり、扱うのも躊躇するので、コンポストは低水分下でやる方がいいと思う。よく米糠を放り込むのをやっているが、その時にあるかどうかが鍵。あればやった方がいいんだろうな。確実にタンパク質が入る。窒素源だ。

春の剪定は松のローソク、椿やサザンカの葉っぱなどが対象になるだろうか。柿につく刺蛾の発生も近いのでその辺りも切るかな。畑の片隅に放っておくだけなのでなんとものんびりした施肥である。肝心なのは成果だが。





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最終更新日  2024年05月21日 21時42分37秒
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