2007年01月06日
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カテゴリ: 子宮筋腫
5日に受けたサードオピニオンの詳細について書きたいと思います。

5日の携帯からブログアップの後に、すぐにパソコンから詳細を書こうと思っていたのですが、仕事がバタバタと忙しく入ってしまい、話しが中途半端なままでご心配をおかけいたしました。

申し訳ありませんでした。



本来は12月29日に治療方針についてお話を聞く予定でしたが、担当ドクターの体調が悪いということで、1月5日の午後の予約外来で改めてお話をうかがうことになってからの間は、なんだかこころに何かが引っかかっているようでなんとなく落ち着かず、不安定な気持ちの中での年越しとなりました。

30日からは年末年始の休みに入り、主人も私も仕事は休みになります。

当然、家にいる時間が多くなるので、夫婦はずっと一緒です。(当たり前ですね!)

私のからだのこと仕事のことなどなど…たくさんたくさん、話しました。

しばらくふたりの間で封印していた子供のことについてもお互いの本音をちゃんと伝えて徹底的に話し合いました。(このことについては、また別の機会にシェアしたいと思います。)



そして5日、どのような治療法をすすめられても、「きちんと受け取ることができる」という覚悟を決めて病院に行きました。

名前を呼ばれて、診察室に入るとドクターが3人揃って座っていました。

「筋腫外来担当の医師3名です。」と自己紹介してくださった後、「この3名でMRIや検査結果などを十分に検討して出した治療方針については別室でお話します。」とおっしゃって、前回お話をしてくださった女医さんに案内されて別室(超音波室)に入りました。

そのお部屋には前回の先生とふたりきりなのですが、この時の私の心臓はドキドキで「何を聞いても大丈夫」という決意はどこへやら?といった状態。


「最初に結論から申し上げると、経過を見るということが当院の出した答えです。」と先生

 「でも…」と私

「多分、このMRIを診たら95%の医師は子宮全摘を勧めると思います。」

「はい。そう言われました。」

「子供が欲しいと望んでいるのなら、開腹して筋腫核摘出手術で妊娠を妨げる筋腫を取り除くか子宮動脈塞栓術(子宮動脈をつまらせて血液や栄養が子宮にいかないようにして子宮を小さくする方法)を行わないといけませんが、今現在、腰痛や頻尿などの症状があっても、貧血や月経過多で日常生活に支障が出るという状況ではないので、定期検診を行って経過をみることが一番いいのではないかという結論です。」

「そのまま、経過を見るということで大丈夫なんですか?」と私

「大きなのもので一部変性を起こして入るものがありますが、ガンの検査結果も大丈夫ですし定期的に検査を受けて、筋腫の場所や大きさをちゃんと診ていけば大丈夫でしょう。

もちろん、不正出血や痛みが出た場合にはすぐに病院に来て検査していただくことは必要です。
筋腫自体は痛みがないので、寝る前に自分でお腹に触れて痛みがないか確認したり、食生活に注意していただくことも大切ですね。

子宮ガンの心配や今筋腫がある状態から抜け出してすっきりしてしまいたいと思うのでしたら、子宮をとってしまってもいいですけれど、手術はいつでも出来ますから…

ただし、痛みが起きてこれ以上放っておけない状態になったり、検査をしてガンが発見されたという場合には命にかかわってくることなので、子宮全摘ということも覚悟していただかないといけません。

今、それほど大変な症状が出ている訳ではないので無理して開腹することもありませんし、上手くいけばこのまま閉経を迎えて一生開腹しなくて済むかもしれませんしね。

お腹を切ることは回復して仕事に復帰するまで時間もかかりますし、できるだけ避けたいと考えます。

ご自分がどうしたしたいかという気持ちひとつですね…」と先生。

「今は経過を見るということでお願いします。」と私

「今後の定期検診などはどうされますか?

こちらまでいらっしゃるのが遠ければ、家の近くの病院に行っていただいてもいいと思いますし、前の病院に行かれてもいいですし、紹介状を書いてもらったので前の病院は行きにくいというのでしたら、こちらに来ていただいてもいいですよ。」と先生

「こちらで診ていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。」

前の病院から貸し出しを受けたMRI(お借りした物は返却しなくてはいけないようです。)のコピーを持って、5月に外来診察を受けるということを決めて部屋を出ました。


病院を出てから主人に電話をすると、「取りあえずは手術とかしなくていいことになったんだから良かったね…」と言ってくれたものの、「ただ今のままで何も変わらない状態がこのまま続いて、治療をすることもないから筋腫が治るわけでもなく、なんだかとっても複雑な気持ちなの…」と話しながらなんだか涙が溢れてきました。

多分、緊張が解けて安心した涙なんだと思います。


経過をみるという方法が最善の方法かどうかは、はっきり言ってわかりません。

でも、ドクターの話を聞いて自分が納得した上で出した結論です。

今後、症状がつらくなった場合には、健康保険適用外の子宮動脈塞栓術を受けるということに方向が変わる可能性もあると思います。

また、症状がつらくなって子宮全摘手術を受けることになったり、痛みが出て緊急入院になったとしても後悔はしないと思います。

私にできることは「筋腫を大きくしないように、生活環境に気をつけること」前向きに上手に筋腫と付き合って行きます。



昨年からご心配おかけして申し訳ありませんでした。

そして、いつもあたたかく見守ってくださってありがとうございます。

こころから感謝いたします。


いつも、本当にありがとうございます。

                                   瑠璃月姫





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最終更新日  2007年01月07日 20時05分51秒
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