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柿と栗の朝市
みかんの収穫は10月半ばの早生みかんからです。9月16日(土)の団地朝市は、多摩市や群馬の農家から、新鮮で安価な野菜が並びました。
当方は、小田原の農家からあずかってきたもの、柿やカボチャを並べました。
左の端にあるのがそれです。
今回の小田原行きは、みかんの収穫前の草刈りでした。
3月くらいから、何度も草刈りしてきましたが、最終段階の草刈りです。
みかん園とその周りは、みかん農家の畑は、雑草は抑えられているんですが、
私などのみかん畑は、この間の草刈り作業もむなしく感じるように、雑草に覆われてます。
みかん畑の手入れというのは、とどのつまりが「草刈り」なんですね。
今回、一つの決断をしました。
この広い畑を、エンジン式草刈り機をふりまわしているだけでは、対応しきれないんですね。
これまでは、除草剤はいっさい使わないとのポリシーで頑張ってきたんですが。
一雨ごとに繁茂して来る雑草の勢いの方が、人の草刈り作業よりも強力なんです。
イノシシ柵に巻き付くクズやヤブカラシの蔓にたいして、
また、みかんの木のない平地の部分にたいして、
それらの繁茂をおさえるために、除草剤を使うことにしたんです。
これが農家の方がアドバイスしてくれた除草剤です。
農林水産省にも登録されている除草剤です。
成分は、グリホサート イソプロピルアミン塩41%。
「ラウンドアップ」は、1980年に登録されました。
1994年からは、その「ラウンドアップ」のジェネリック品が販売されだしているそうで、
この除草剤も成分からすると、そうした中の1つかと思います。
除草剤の問題というのは、アメリカやEUにおいて、その使用が問題になったじゃないですか。
ですから、念のために、
根府川には歴史ある「みかん栽培の試験場」があるんです。
そこにいって、専門家から、除草剤の使用を始めるにあたっての、
注意すべき事柄を、その基本的な問題について、聞きに行ってきたんです。
これは、試験場からみた景色です。
建屋の周りには、いろいろな種類の柑橘が、植えられていました。
「湘南ゴールド」もこの試験場でつくられたものなんですかよ。
日本の梅雨の雨もある自然の中で、ましてやこの広い小田原のみかん畑において、
繁茂して来る雑草をおさえるためには、草刈り機だけでは難しい。ヘトヘトになっちゃう。
そこで、除草剤を使うことにしたんだけど。
除草剤を、うまく、正しく使ううえで、どの様な注意をしたらよいのか。
「試験場」は公けの機関ですから、どの除草剤は良いとか、ダメだとかは、聞けないんですが。
すくなくとも、使用するにあたって、どの様な注意をして、どの様に効果的に使うか、
そんなごく一般的なことなんですが、
言いにくそうでしたが、それとなく基本をアドバイスしていただいたんですね。
この除草作業というのは、みかん農家にとって、畑管理の基本中の基本問題ですね。
農協の「栽培カレンダー」にも、それは掲載はされているし、
農家の人は、それぞれの判断で、除草剤を使用しているんですが、
私などにとっては、これまでのあり方を、基本を変えることですから。
知識やまわりの人たちの経験も、いろいろ集めてみたいと思っています。
ということで、私などの管理しているみかん畑ですが、
みかんの周辺では、これまでどおり、草刈り機をつかっての草刈りですが、
写真にもあるように、隣接する荒廃地から覆いかぶさってくるクズやヤブカラシにたいしては、これからは、除草剤の使用を試してみることにしました。
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