みかんの木を育てる-四季の変化

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2023年10月07日
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​早生みかんの味見と栗の朝市​

朝晩は少し寒さを感じる季節となりました。

10月7日(土)の東京・多摩の団地朝市は、栗の朝市でした。



小田原からいろいろな産物をあずかってきました。
カボチャ、ミョウガ、キウイなどがあったんですが、途中で販売しちゃったんです。
人気のない朝の商店会では、客待ちして時間を費やすのももったいないですから。

永山商店会には、10月21日(土)の「サンマ祭り」の案内板がたてられてました。



毎年、恒例となっている永山団地の「サンマ祭り」です。
10月21日(土)は、この広場も朝からにぎやかになります。

今回、早生みかんを、味見用に3個だけ採ってきました。



これが、今年最初のみかんで、味見用です。

まだ、秋晴れの日照時間が少ないので、私などは「今いち」と思うんですが、しかし、一般の消費者の人たちには、きっと歓迎されるだろう味の段階にきています。

おそらく、10月21日(土)の「サンマ祭り」には、
その前座として、早生みかんの朝市をひらけると思います。

さて、今回のみかん園での作業ですが、
10月4日(水)は、夜半から雨が降っていたんで、表作業は出来ませんでした。

​そこで、
この機会に小田原市役所の農政課をたずねて、
「小田原市農業(新規就農)研修事業」について説明してもらいました。
これは、新規就農者と、農業技術を指導する農業者とを、小田原市が仲介しつないでくれるというもの。
私などはまったくの手探りでみかん栽培を始めだしたもので、実際のところみかん栽培の仕方は素人なんです。ですからベテランのみかん農家の方から技術指導で教えてもらうことは、大事なことじゃないですか。この研修は、12カ月以上、最長24カ月とのことですが。
しかし、一方では、農家の人たちだって毎日忙しいわけですから、簡単には研修計画を立てたり、面倒な指導に時間をとられるなんて、そんな余裕はないはずなんです。
他方では、私などの状況が、はたして「新規就農者」として認定されるかどうか、これもまた、わからないわけですが。​一応、とにかく検討してもらうことには、なりました。

この質疑をつうじて、2つのことを知りました。

​一つは、市としては、みかん栽培の技術については、技能もスタッフもなく、ノータッチでした。
その代わり、 「農業技術センター足柄地区事務所」の「普及指導課」です
根府川に事務所があって、ここがみかん栽培について、アドバイスしてくれるとのことでした。

​​ もう一つは、「農用地利用権設定について」です。
本来、農地を貸し借りするには「農地法」によって許可が必要だということです。それは農地を守るためでしょうが。同時に、地主と耕作者とが農地を貸し借りする場合、「農業経営基盤強化促進法」にもとづいて「利用権の設定」との制度があるということなんです。私などは、園主と耕作者としての私との、民・民の口約束でやってきているんですが。この制度は、市がはいって地主と耕作者との関係を契約的な形にする。それにより市としては農地の実態が把握できるし、なにかトラブルがおきたときに、市も間にはいって「調停」的なことが出来るようにして、問題を解決するということでしょう。
民・民の口約束から、「利用権の設定」の契約に移行する、それは気持ちの上でも、簡単なことではないと思うんですが、必要なことだとは思います。
以上は、私なりの、まったくの推測ですが。

あとは、引き続いてのみかん畑の草刈りです

今回も​援農者が来てくれました。
その力を借りて、みかんの木に巻きついたクズの蔓を剥がし、周辺の草刈りです。
上の方から押し寄せてきている雑草を草刈りして、おし返しました。​




みかんの木にクズやヤブカラシが​覆いかぶさったままでいると、
みかんの木は陽が当たらなくなって、葉がなくなっちゃいます。
そして木は枯れちゃいます。
以前には、この上の段の草刈りもしたんですが、今や雑草に覆われてしまい、木は枯れちゃってました。
しかし、今回の作業したことで、4本のみかんの木が復活し、生育できるようになりました。
雑草の自然力が勝つか、人間の手入れが勝つか、その攻防戦がきびしく展開されてます。



少なくとも、今現在、生きているみかんの木だけは、
巻き付いたつる草をはらって、みかんの木を復活させるつもりです。


今回は、早生みかんは味見用の試しの収穫でした
いよいよ早生みかんの本格的な収穫が始まります。
しかし収穫を始める前に、
もうあとひと踏ん張り、この草刈り作業の大仕事がもとめられています。​






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Last updated  2023年10月07日 11時30分23秒
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