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2010/12/12
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インテリアーコーディネーターという資格を取ったのは、1989年。
通産省の認定試験で、「これからの住宅産業はインテリアが大事だ!」ということで、ひとつのブームにもなっていました。
今から21年前ですね。
当時私は,住建産業(現 ウッドワン)の横浜営業所で営業マンをしていました。
新婚間もなく、スピード違反などで免停になった上、人身事故を続けて起こしたために免許取り消し・・・・。
当然営業車にも乗れないので、電車やバスで移動しつつ、スポーツバックのような鞄に建材のサンプルを詰めて営業することに・・・。
それは自業自得なんですが、せっかくの移動時間を有効に使おうということで買ったのが「インテリアコーディネーターの用語解説」みたいな本でした。
そこから独学で勉強しまして、学科試験、実技試験も見事合格して晴れてインテリアコーディネーターに。
というか、正確には、インテリアコーディネーターになったわけではなく、資格をとっただけ。

実は、インテリアコーディネーターの資格がなければできない仕事というものは全くありません。
そして、5年に一回更新があり、その際には、講習を受け、更新料を支払わねばなりません。

そして、6年前の平成16年。
3回目の更新をしなかったため、私は「インテリアコーディネーター」の資格はありません。

インテリアコーディネーターの資格は、当初、通産省の認定資格でした。
それがいつの間にか、「社団法人インテリア産業協会」の認定に。

受験料が13600円。更新料は20000円近く。
受験料はともかく、5年に一度支払う更新料は高い・・・。
どうせ、天下り役人の給料を払うためだろう・・・・、という気分にもなる。
私の場合は、仕事にも直接関係がないので、家の家計に負担をかけるのも忍びない。
かといって、私の小遣いから出すのもきつい・・・・。
やーめた。
ということになってしまいました。

では、私は今、インテリアコーディネーターではないのでしょうか?

先にも書きましたが、インテリアコーディネーターでなければできない仕事というのはありません。
インテリアのコーディネートは誰がしてもいいわけですし、それを仕事としている人は、資格を持っていようが持っていまいが、インテリアコーディネーターだといえます。

私はというと、インテリアコーディネートの仕事としていないので、インテリアコーディネーターではありません。

私のインテリアコーディネートの能力は資格の有無と無関係です。
さらに、自動車免許のように適正の確認が必要なわけでもない。

では一体何のために更新する必要があって、更新料を20000円も払う必要があるのでしょうね。
確かにインテリア産業協会には人がいて、「活動」はしているのでしょう。
でも、その活動が本当に必要かどうか・・・・。
一旦組織ができて動き始めれば、やっぱり縮小よりも増殖をしたがるのが本能なのでしょう。

お金を払って講習に行けば「資格」を維持できたわけですが、どうも納得がいきませんね。
いわば、「お墨付き料」として、5年に一回更新料を払わないと資格は剥奪されるわけです・・・。
しかし、資格はなくても「インテリアコーディネーター」になることは簡単です。自分が「インテリアコーディネーター」であると言えばいいのです。

ただ、資格もなく「インテリアコーディネーター」を名乗るには、しっかりとした「プロ意識」が必要です。
なんでもそうです。
どんな職業でも、大事なのは、資格の有無ではなくて、「プロ意識」の有無ですね。

※写真は、すでに失効した「インテリアコーディネーター証」です。
いまから11年前に作られたもの。
有効期限は、平成16年3月31日までとなっています。
当然写真も若いのですが、恥ずかしいので、ちょっと画像処理しました。
なお、免許取り消しから1年後、再度免許を取得しましたが、それ以後は無事故。
違反も、シートベルトの一回だけです。














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Last updated  2010/12/13 12:46:02 PM
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