くり坊のひとりごと（blog版）

建築・街並み

(2)

Profile

くり坊　1号

フォローする

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

蕎麦アレルギーの木… 蕎麦アレルギーさん

Comments

くり坊　1号 @ Re[1]:アイアン+OLD ASHIBA（杉足場板古材）キッチンシェルフ(03/07) 石澤真理子さんへコメントがほとんどない…

Freepage List

2011/11/11

ショップがオープンしてから、連日、オーダー家具の見積もり依頼をいただいています。
ショップのスタッフがお客様の要望を「見積もり依頼書」に記入して本社にFAXしてくるのですが、その頻度がだんだんと高まって、一日に何枚も来るようになりました。
実物を見るとイメージが膨らんでくるのでしょうね。
我が家のあの場所に、この家具があったら・・・・。
と、実物を見るとシュミレーションがしやすいです。

通常の見積もり依頼に加えて、ショップからの見積もり依頼が増え、私の仕事もだんだんとタイトな状況になってきました。
このまま見積もりに忙殺されてしまうと、これからの商品展開とか、もろもろの打つ手が遅れてしまいます。

見積もりというのは、単純に価格を出すだけじゃなくて、結局は「企画」を練ってるんですよね。
だから、見積もりの中の作業部分と、クリエイティブな部分というのは分けて考えないといけません。
作業はしっかりと合理化して、クリエイティブな部分は次なる商品企画の元にもなるので、しっかり検討しないといけないですね。

そんなことは今回のブログのテーマではなくて、ショップから来たご注文品のご紹介でした。
ご注文者は「Ｎ様」。
扉が上からぶら下がった「下駄箱」です。
普通は締まるように作りますが、お客様のご要望は「締まらないように作ってほしい」というものでした。
扉を上でこんな風に吊ると、重心の関係で扉は微妙にボックスに当たらない位置で安定します。
頻繁に開閉する下駄箱で、尚且つ、中の靴を見えるままにしておくのは抵抗がある、という場合にはとっても実用的です。
なおかつ、扉の厚み分が斜めに外に出っ張っているので、中に棚の奥行きも有効に使えます。

そして、こうしてショップの階段したなどのスペースに置いておくと、他のお客様の目にも止まって「これいいわね」なんてこんとになって、新たな見積もり依頼をいただいたりします。

忙しいのですが、見積もりの方もがんばりますので、よろしくお願いいたします！