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石澤真理子@ Re:アイアン+OLD ASHIBA(杉足場板古材)キッチンシェルフ(03/07) こんにちは。こちらのデザインでキッチン…

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2011/11/09
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カテゴリ: 仕事に関連して
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東京出張の際に、新しく中目黒にオープンした、 TRAVELER'S FACTORY  に行って見ました。
社長が以前ブログで紹介 しておりますが、「トラベラーズノート」という、こだわりの手帳などを売っている会社です。
足場板古材でご縁をいただいて、商品の一部や記念品に使っていただいてますが、 WOODPRO Shop&Cafe にも、こちらの商品を置かせてもらってます。

とはいえ、販売も仕入れも私の担当ではありませんので、よく知っているわけではありません。

ということで、ニュートラルな立場から、感想を書き留めておきたいと思います。

このお店は、「TRAVELER'S FACTORY」という名の通り、旅に特化したところがいいですね。
旅の記憶というのは、それが過ぎ去った直後であっても、なぜか郷愁を誘います。
旅の思い出を自分らしい形で残しておきたい、と思うのは誰しも共通でしょう。
旅先で読んだ本。
公園のベンチに腰掛けて眺めていた風景。
飛行機を降りたときに感じた風の匂い。
クラクションの音や、壊れた蛇口までが懐かしく感じられます。

このお店は、単純にいうと、そういうノスタルジーを呼び覚ましてくれるようなお店です。
置いてある商品は「こだわり」だけあって、決して安くはありません。
ただ、それが一人ひとりの「旅の記憶」や、これからの「旅への期待」「出会いの予感」などの感情と結びつくことで、「決して高くない」と思わせてくれます。

手帳を買うことによって、「何かが始まる期待感」も一緒に買っているのでしょうね。

デジタルの時代ですから、撮った写真はその場で見れるし、携帯からすぐにアップロードしてしまえば、旅の記録などわざわざ手帳に記さなくても構わないはず。
手帳を取り出すのも面倒だし、どこかに忘れたら大変だ。
思い出はすべて、デジタル化して「クラウド」の中に・・・。

でも、パソコンの電源が入らないだけでパニックになったり、携帯の電池が切れただけで孤島に取り残されたような気持ちになる現代人。

そういう時代だからこそ、こういったアナログなものに惹かれるのかなあ、という気もします。
「人生は旅」といいますが、ここの来ると、人間は人生の旅人であるということを思い出す、そういうお店です。

そんな風に考えると、やっぱりこのお店はどこか懐かしい、こんなお店になるべくしてなったのでしょう。

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たまたま通りかかるということはありえないような、裏路地の突き当たりにあるお店です。
こういう場所を選ばれたのかどうか分かりませんが、路地裏にこそ旅の醍醐味があるのも事実ですね。
本当の暮らしは裏通りにあるものです。

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本日もご訪問ありがとうございます。





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Last updated  2011/11/10 07:36:12 AM
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